赤ちゃんが泣き止まない!子供が泣く原因と今すぐ出来る7つの対策

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お腹も空いていないはずだし、オムツも替えたばかり。抱っこしても、手足を突っ張ってますます激しく泣いてしまってどうしたらいいのか分からないなんてこと、どんな赤ちゃんでもあります。成長とともに収まるものと分かってはいても、毎日のことですから疲れてしまいますよね。

特に初めてのお子さんだったら、お母さんも初めてのことばかりで赤ちゃんを目の前に泣きたくなってしまうなんて状況にもなってしまうかもしれません。2人目、3人目でも、赤ちゃんそれぞれに個性があって、泣く時間帯、音量、お気に入りの泣き止ませ方が違って最初は手こずるものです。

どうして赤ちゃんは泣いているのか、そして赤ちゃんが泣き止む方法を探っていきましょう。

赤ちゃんが泣いている理由

赤ちゃんが泣いているのには原因があるのは分かっていて、それを取り除いたはずなのに泣きやまないから困っている、という場合がほとんどでしょう。代表的なものは次のようなものでしょうか。

でも、意外にちょっとしたことで赤ちゃんが泣きやむということもあるので、思い当たることがあれば試してみましょう。

  • お腹がすいている

オッパイもたっぷり飲んだばかり、という場合は大丈夫でしょうが、気をつけたいのは離乳食への移行時期。たくさん食べて残していても、喉が渇いていたり、少しオッパイを飲みたいという欲求があって泣いていることもあります。特に母乳でオッパイ大好きという赤ちゃんの中には、いくら食べてもオッパイをしたい子もいます。

  • オムツが気持ち悪い

オムツを替えて、気持ちよくなってすぐにオシッコしてしまう赤ちゃんって、案外たくさんいます。替えたばかりなのに濡れているかもしれません。

また、夏場の暑い時期などは、オムツが汗で気持ち悪いことも。ねんねの時期には少し外しておしぼりで拭いてあげたり、しばらく外してあげると気持ちよさそうにすることがあります。

  • 暑い・寒

赤ちゃんは体温調節がうまくできません。室温(25℃前後)や服装、寝具などで調節してあげましょう。

特に冬は寒いからと言って着せすぎて、汗疹になる赤ちゃんがいるんです。冬場は、お母さんが着ているよりも1枚薄めにしましょう。

夏場は、クーラーのあたりすぎに気をつける一方で、逆に暑すぎる場合にはクーラーを入れてあげるといいですね。お座りができるようになったら、お風呂とは別に、お昼間にぬるめのお湯で水浴びをさせてあげると汗も予防にもなって、水遊びにもなりますから、喜ぶことがあります。

  • お腹が張っている、気持ち悪い

特に新生児の赤ちゃんは、上手にゲップをしたり、うんちをいきんだりできませんから、お腹が張っていて、泣いていることがあります。オッパイやミルクの後に泣いていたら、縦抱きにしてあやしてあげるなどしましょう。

うんちが1日出ていなかったら綿棒浣腸したり、下腹部を優しくマッサージして張りをほぐしてあげるといいでしょう。

  • 甘えたい

お母さんに抱っこして欲しかったり、横抱きを縦抱きにして欲しかったり、ということを主張している場合があります。ゆったりとした気持ちで抱っこしてあげましょう。

赤ちゃんに抱きぐせがつくなんて心配はいりません。泣いたら抱っこしてくれる、という自分の声にきちんと答えてくれるお母さんの気持ちに“自己肯定感”が育つと最近では言われているんですよ。

  • 眠い

抱っこしてユラユラ、オッパイを飲みながら、お母さんの二の腕をムギュムギュしながら…。赤ちゃんそれぞれに眠い時にして欲しいことって違います。いつも寝入り時にしていることって何ですか? いつもの“アレ”をしてほしい!とねだっているのかもしれません。

それでも泣き止まない! そんな時の7つの対策

ミルクも飲まないし、オムツもきれい、横抱きにして寝かせようとしたら体を起こそうとしたり、手足を突っ張り、ますます大声を張り上げる。近所迷惑だし、どうしよう…。

原因もなく赤ちゃんが夕方になると決まって泣く“黄昏泣き”をするという時期もありますし、夜中に泣き止まないという赤ちゃんもいます。普段は大人しい子なのに、今日に限って泣き止まないということもありますね。

そんな時に赤ちゃんが泣き止む方法があります。どの方法でも泣き止むというわけではありません。赤ちゃんそれぞれにお気に入りの方法がありますので、色々と試してみて、赤ちゃんが泣き止む方法を試してみましょう。

1.お散歩に行く

夜中に散歩に行くというわけにはいかないでしょうが、車に乗せてドライブをすると必ずぐっすり眠るという赤ちゃんや、外の空気、川の流れる音、電車が行き交う音などにピタッと泣き止む子など、様々です。パパがいる時間だったら、夜にドライブするのもいいですね。

2.ゆらゆら踊る

赤ちゃんが泣いているのに踊る?と思われそうですが、海外のテレビなどを見ていると、ゆったりした音楽をかけて、赤ちゃんとチークダンスなんて光景が見られます。お母さんはご機嫌に踊れますし、赤ちゃんはゆらゆらとゆっくりと揺られて眠ってしまうということがあります。

もちろん、子守唄を歌いながら、お腹の中にいる時に赤ちゃんが揺られていたのをイメージしながら、抱っこしてゆーらゆら、でもいいのです。

3.胎内を再現する

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新生児の赤ちゃんの場合、お腹の中にいた環境に似た状況にしてあげると泣き止むということがあります。例えば、おくるみでしっかりくるんで抱っこしてあげる、ホワイトノイズを聴かせるというものです。テレビのシャーという音がその音にあたるようですが、口の中で「シー」と言ったり、スーパーの袋をクシャクシャさせる音も効果的のようです。

うつぶせ寝が好きな赤ちゃんもいます。ただ新生児期にはSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険性がありますので、うつぶせ寝をさせた場合にはそばを離れないようにしましょう。

4.パパに抱っこしてもらう

ママが疲れている時にはパパに抱っこしてもらうと、赤ちゃんにとっても気分転換になっていいですよ。ママとは違う、大きな胸と腕に安心感を感じる赤ちゃんも多いようです。

5.音楽を聴かせる

好きな音楽が鳴るとピタッと泣き止む赤ちゃんもいます。『お母さんと一緒』の童謡や、ママの好きな曲を聞かせてみてもいいですね。お母さんの心音を聞かせるおもちゃも最近はありますね。

6.おしゃぶり

おしゃぶりが大好きな赤ちゃんもいます。月齢に合ったおしゃぶりを与えると、それで落ち着いて泣き止んだり、そのまま寝てくれる子もいます。

7.鏡を見せる

首が据わった頃から、赤ちゃんに鏡を見せると泣き止むことがあります。一時的に気が紛れるだけなので、鏡から離れると再び泣き出すこともありますが、何度も見せたり、いないいないばあをしたりして遊んでいると、泣いていたことを忘れてしまう赤ちゃんもいます。

もしかして体調が悪い?

何をしても激しく泣いて、泣き止まないという場合には、どこかが痛かったり、体調が悪かったりということがあるのかもしれません。鼻づまりをしていて寝れないということもあるでしょうが、激しく泣く場合には脱臼していたり、高い熱が出る前兆ということがあるので、気をつけて赤ちゃんの様子を見ましょう。

体温を計り、顔色や唇の色などを観察して、熱が出てきたり、呼吸が苦しそうだったり、オッパイを吐くなど具合が悪そうであれば、病院へ行った方がいいかもしれません。

泣き止ませないとダメ?

体調不良の場合を除き、赤ちゃんを泣き止ませないとダメ、ということはありません。

一番ダメなのは、ママがイライラして赤ちゃんを強く揺さぶったり、その結果、赤ちゃんが不安になったり怪我をしたり、ということ。

寝不足で疲れていたり、イライラが絶頂!というときには、少し赤ちゃんのそばを離れて一息いれましょう。パパがいる時間帯であれば、ドライブに行ってもらったり、少し抱っこしてもらって休むといいですね。

育児休暇中で家にいるからって、すべての育児を一人でしなくちゃと力んでしまうと、ママは24時間休みなしですから、気持ち的にも体力的にも限界が来てしまいます。誰かに相談する、頼るということもママをずっと続けていくためには必要なことです。

まとめ

新生児の時、首が据わって主張するようになる4カ月以降では泣き方も違いますし、赤ちゃんが好む泣き止ませ方も変わってきます。赤ちゃんそれぞれでおしゃぶりが好きな子も、音楽が好きな子もいますから、「どれが正解かな~?」と楽しむような気持ちで、その赤ちゃんが好きな泣き止ませ方を探ってみてください。

また、いつでも赤ちゃんが泣いたらすぐに飛んでいくというのではなくて、「泣くのも腹筋のトレーニング」くらいにゆったりとした気持ちを持っていると、よく泣く赤ちゃんであっても楽に育児ができます。

赤ちゃんが泣くと慌てるママが多いですが、意外と周りは気にしていないもの。誰もが赤ちゃんだった時期を持っているのです。決して「迷惑だから泣き止ませないと」なんて考えずに、泣くことでしか主張できない時期の赤ちゃんとの、今しかない時間を楽しんでくださいね。