ママ必見!水族館トリビアで家族旅行がもっと楽しく!海の生き物の不思議を紹介♪

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夏のレジャーとして人気の水族館!

子供達も目を輝かせながら、あの魚は何?なんであの場所にいるの?食べられるの?など、どんどんと好奇心が膨らみ、たくさん疑問が出てきます。

しかし、水族館の生き物は、深海生物たちのように、初めて見るばかりか聞いたことも内容な生き物もたくさんいます。

そこで今回は、水族館にいるとよく聞く、子供達が疑問に持ちやすい内容を厳選し、質問と答えをセットにした形式でご紹介します。

家族でお出かけする時にもきっと役立つ、つい人に話したくなるような水族館トリビアとなっています!

その1:水槽の魚は大きな魚に食べられてしまわないの?

水族館で大きなサメなどが小さな魚と一緒に泳いでいる水槽を眺めていると、誰もが一度は「小魚はサメに食べられてしまわないの?」と思ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、ご安心ください、基本的にはそのようなことが起こらないように水族館ではきちんと工夫がされています。

当然ですが魚達は食事をしないと生きていくことができないため、水族館の飼育スタッフは水槽内で魚同士が襲うことがないように、定期的にエサを与えています。

魚達は余計な体力を使わないように、お腹が空いていなければ他の魚を襲うことはありません。

たまに水槽内で見かける衝突も、縄張り争いなどで追い出そうとしているだけのことが多いです。

最近では、このエサやりを一つのパフォーマンスとして楽しむことのできるイベントも多くの水族館で観られ、子供達に大人気の見どころとなっています。

特に迫力があるのは、魚の仲間でも一番大きなジンベエザメのエサやりパフォーマンスで、立ち泳ぎしながらエサを勢いよく吸い込む姿は圧巻です!

また、イカが魚を食べる姿など、珍しい姿を観られることがあるのも水族館の魅力の一つです。

結論は「魚は無駄な争いをしない。きちんとエサが与えられているから、大きな魚が小さな魚を食べてしまうことは滅多に無い。」でした!

その2:深海生物には水圧をかけているの?

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多様な生き物の宝庫である海の中でも、特に変わった生き物がたくさん生息している深海。

水族館では、深海ブームと言えるほど深海の生き物は人気で、その火付け役でもあるオオグソクムシ(ダイオウグソクムシ)は、子供達の間で相変わらずの人気を誇ります。

しかし、深海といえば生身の人間では潜ることができないほど水圧が高いはず。

深海の生き物を飼育・展示している水槽では、水圧はどうなっているのでしょうか?

実は、水族館の水槽では特に水圧はかけていません

なぜかといえば、深海生物は水圧に耐えられる身体というだけで、水圧が無いところでは生きていけないというわけではないのです。

生物を捕まえる時に、ゆっくりと身体を慣らしながら捕獲することで、深海生物たちは水圧が高くなくても生きることができます。

なお、深海では水圧だけでなく、水温や水質なども異なるため、新江ノ島水族館のように、「化学合成生態系水槽」という世界初の特別な飼育・展示を行う水族館などもあります。

深海生物の展示に特化した沼津港深海水族館が成り立つように、大多数の水族館に深海エリアがありますので、ぜひこのトリビアも頭に入れながら楽しんでみてくださいね!

結論は「深海の生き物は、水圧が無いと生きられないのではなく、水圧があっても生きられるというだけ。ゆっくりと身体を慣らせば、水圧が無くても大丈夫。」でした!

その3:魚が病気になったらどうするの?

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水族館では、いつも魚たちが元気に活動していますが、生き物たちも病気になったり怪我をしたりするはずです。

そのような時、水族館には、お客さんの目に触れない場所に予備の水槽(バックヤード)があり、そこで薬を与えるなどの必要な治療を行います。

確かに、水槽の中で薬品などを使う場合、健康な魚にも影響を与えてしまいますもんね。

また、野生の魚を水族館の水槽に入れる時にも、急な環境変化とならないよう、少しずつ身体を慣れさせたり、他の生き物の影響を無くすことで安心して繁殖を行ったりする時にもバックヤードが活躍します。

最近では、このバックヤードを「水族館の裏側」として、見学ツアーをしたり、常に観られる状態にしたりすることも増えていて、連日、子供達で賑わっています!

中には、水槽を観られるというだけでなく、かなり大規模なエリアになっていることもあるんです。

さらに、特にイルカやアザラシ、アシカなどの哺乳類や、ペンギンなどの鳥類には、獣医さんが健康管理や治療を行うことも多いです。

大きな水族館などでは、水族館専任の獣医さんを雇ったり、レントゲン室があったりなど、病院さながらの準備がされていることまであります。

水族館に行った際には、ぜひバックヤードの見える場所を探して、中の様子をじっくり見てみてくださいね!

結論は「水族館には、私たちからは見えないところにバックヤード(予備水槽)がある。体調が整わない魚は、バックヤードで他の魚に影響が無いように治療されている。」でした!

その4:水族館の魚はどこから来たの?

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水族館の水槽を泳ぐ生き物たち、主に海や川に生息する生き物であることは分かりますが、海外の生き物もたくさんいますし、実際にはどのような方法で水族館にやってきているのでしょうか?

水族館に生き物がやってくるルートとしては、主に以下のようなパターンがあります。

  • 水族館のスタッフが自分で採集する
  • 漁師さんなどから頂く(購入する)
  • 水族館の中で繁殖させる
  • 他の水族館と交換する
  • 専門の業者から購入する
  • 捨てられるなどした場合に保護する

水族館の飼育スタッフが自分で捕獲するのは限界もあるので、世界中の生き物を取引している業者に依頼したり、漁師さんの漁がある時にお願いをしたり、情報共有したりなどされているんです。

また、捕まえた生き物は、運搬用の車などに乗せて、水族館の水槽に搬入をします。

とりわけ、珍しい生き物を捕まえた時には、特別なパネルなどを使って紹介されていることもありますよ。

中でも特殊なのが、大型のジンベエザメ

かごしま水族館では、一定の大きさになったら海に放流することで調査・研究をしており、ジンベエザメが水族館にやってくるまでを詳細に紹介などしています。

水族館では昔から「繁殖賞」といった方法でノウハウを集めており、水族館での繁殖も水族館にとっての大切な仕事となっています。

水槽を泳ぐ魚が、どこの魚なのか?などにも意識して観ると、きっと水族館がさらに楽しくなりますよ^ ^

結論は「地元で捕まえたり、専門の業者から購入したりすることが多い。また、水族館で繁殖を行ったり、水族館同士で交換したりすることも大切。」でした!

その5:水族館でクジラは観られるの?

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全国各地に様々な水族館がありますが、大きな水族館では巨大水槽の中にジンベエザメなどの大きな生き物もたくさんいます。

そうなると気になるのが、水族館では自然界で最大級の大きさの生き物であるクジラを観ることができるのか?ということです。

その前に、水族館の人気者であるイルカは、クジラの仲間ということはご存知でしたか?

イルカとクジラは「鯨類」と呼ばれ、おおよそ4mよりも大きいものは「クジラ」に分類されます

そのため、水族館でも観ることのできるシャチやシロイルカ(ベルーガ)などは、「クジラ」ということになります。

なお、シャチとシロイルカについては、日本全国でも以下の水族館でしか観ることができません。

  • シャチ:鴨川シーワールド(千葉県)、名古屋港水族館(愛知県)
  • シロイルカ:鴨川シーワールド(千葉県)、名古屋港水族館(愛知県)、横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)、上越市立水族博物館うみがたり(新潟県)、アクアス(島根県)

こうしたことから、一般的にクジラと言ったときに想像される大きなクジラは、骨格の形でしか観ることができません。

骨格とはいえ、水族館ではその進化の過程や特徴を紹介するパネルを置いていることも多く、鯨類のことを深く知ることができます。

結論は「イルカとクジラの基本的な区別の方法は大きさ。水族館でも「クジラ」を観ることはできる。」でした!

まとめ

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水族館トリビアはいかがだったでしょうか^ ^

水族館でよく聞く、多くのお子様が疑問に感じるような疑問について、その答えをご紹介しました。

ちょっとしたトリビアを知ることで、水族館を観るときの面白さがさらに深まります!

今回のトリビアで身につけた知識を使って、お父さん・お母さんのすごいところをぜひお子様に見せつけてあげてくださいね!(≧∀≦)