歩を使った名前41選~歩の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「歩」という漢字について

字画数:8画
音読み:ホ・ブ・フ
訓読み:ある(く)・あゆ(む)
主な名乗り:あゆみ・すすむ

「歩」の意味や由来や成り立ちと特徴

「歩」という漢字は、左右の足跡の象形からできました。

左右の足を交互に出して進むこと。「あるく」という意味があります。

「あるく」という意味では、「散歩」「公園を歩く」「世界を歩く」というように「移動する」という意味で使われます。

月日が経過することも意味し、「歩んできた人生を振り返る」というようにも使われます。

また、進歩すること、物事の進み具合を示すこともあり「進歩」「開発への歩み」という使い方がその例えです。

「一歩二歩」のように踏み出した回数を数える時の単位としても使用されます。

そして、「足元」を意味することから「立つところ」という意味を持つ「譲歩」「地歩を固める」というようにも使われます。

音読みでは「ホ」と読むのが現在では一般的になっています。

かつては「ブ」という読み方でもつかわれていましたが、現在では「ブ」という読み方をするときには「分」の当て字のような使われ方をされ、「歩合」「歩留まり」など割合を意味する時に使われる程度になりました。

「歩」という漢字を名付けに使う時に込められる思い

「歩」という漢字は、「あるく」という意味があります。

そのため、「歩」という漢字を名付けに使うときには、

「前向きな子になるように」
「向上心のある子になるように」
「困難なことも自分の力で乗り越えていけるように」
「自分のペースで歩いていけるように」
「周りの人と協力して進んでいくことができるように」
「協調性のある子になるように」

という意味を込められます。

「歩」という漢字から受ける印象

「歩」という漢字は、「あるく」という意味があります。

足を交互に出して前へ進むことを意味しますが、「走る」とは違ったイメージがあります。

同じく前へ進むことを意味しますが、「走る」には、勢いや強さを感じます。

一方「歩」は、しっかりと一歩ずつ踏みしめながら、確実に進んでいくという慎重さ、ゆっくりと進むことから奥ゆかしさや優しさも感じます。

男の子の名前にも女の子の名前にも人気があるのは、前向きで成長する力を感じさせるだけでなく、奥ゆかしさや協調性という印象も受ける字だからでしょう。

「歩」という漢字は、名付けでは、「ほ」「ふ」「あゆみ」「あゆむ」「あゆ」と読ませることができます。

「ほ」という響きには、安心感と居心地のよい温かさを感じます。

「ふ」という響きには、ふわっとした柔らかさと癒しを感じます。

「あゆみ」「あゆむ」「あゆ」という響きには、未来への希望や開放感を感じます。

「歩」という漢字は男女どちらの名付けにも使われる漢字です。

また「あゆみ」「あゆむ」という読み方も男女どちらでも使います。

そのため、性別が分かりにくいと感じることもあるでしょう。

中性的な名前にしたいという場合にはピッタリだと思いますが、「歩」という漢字を使って性別をはっきりさせたいという場合には、組み合わせる漢字に工夫することが必要です。

例えば「あゆみ」という名前も「歩」だと性別が分かりませんが、「歩美」とすると女の子っぽい雰囲気になりますね。

「歩」を使った熟語

歩合(ぶあい)

受け取った額や徴収された額の割合のこと。

歩月(ほげつ)

月の光が当たる中歩くこと。

七歩の才(しちほのさい)

七歩歩く間に良い知恵を出す才能のこと。

規行矩歩(きこうくほ)

規は、定規のこと。矩は、指矩のこと。

どちらも長さを計る道具であることから、行いや行動がきっちりとしていて、規則正しいという意味。

邯鄲の歩(かんたんのあゆみ)

うまくいている他人の真似をしてうまくいかず、本来の自分のものを忘れてしまい、結局うまくいかないこと。

「歩」の説明の仕方

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電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「歩」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇愛歩といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あいほさんですね。「あいほ」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、歩の部分の説明の仕方としては、

・A「ほは、歩くという漢字です。」
・A「ほは、散歩の歩です。」
・A「ほは、歩幅の歩です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「歩」を使った名前の有名人・芸能人

伊藤 歩さん
伊藤 歌歩さん
岩本 南歩さん
押田 歩さん
佐々木 歩夢さん
立枝 歩さん
豊田 果歩さん
西田 美歩さん
二宮 歩美さん
福原 歩さん
南 果歩さん
山口 果歩さん

「歩」を使った名付け候補

愛歩(あいほ)
明歩(あきほ)
歩侑(あゆう)
歩花(あゆか)
歩佳(あゆか)
歩南(あゆな)
歩羽(あゆは)
歩美(あゆみ)
歩(あゆむ)
歩来(あゆら)
歩莉(あゆり)
歩都(あると)
郁歩(いくほ)
一歩(かずほ)
佳奈歩(かなほ)
佳歩莉(かほり)
果歩(かほ)
香歩梨(かほり)
季歩(きほ)
紗歩(さほ)
静歩(しずほ)
志歩(しほ)
詩歩李(しほり)
歩夢(すすむ)
涼歩(すずほ)
知歩(ちほ)
夏歩(なつほ)
菜歩美(なほみ)
歩宇(ふう)
歩未(ふみ)
歩和梨(ふわり)
歩乃香(ほのか)
歩波(ほなみ)
真歩(まほ)
鞠歩(まりほ)
瑞歩(みずほ)
美奈歩(みなほ)
未歩(みほ)
李歩(りある)
璃歩(りほ)
瑠歩(るほ)

まとめ

足を交互に出して、前へ進んでいくという意味を持つ「歩」という漢字をご紹介しました。

一歩ずつ着実に進んでいく前向きで未来を感じさせる素敵な字です。