赤ちゃんはハーブティーをいつから飲んで大丈夫?4つの注意点

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妊娠中、皆さまはなにを飲んでいましたか?

私は友人からもらったルイボスティーをリラックスしたいときに飲んでいました。

ノンカフェインということもあり、妊娠中や授乳中はかなりお世話になったお茶です。

このルイボスティーをはじめ、ハーブティには色々な種類がありますよね。

ジャスミン茶にローズヒップ、レモングラス……どれも香りが良く、それでいて身体にも良いし安眠効果など嬉しい効果があり、女性にとても人気です。

そんなハーブティーですが、赤ちゃんにも良い飲み物なのでしょうか?

この記事では、ハーブティーについて詳しくご紹介していきます。

ポイントは7つです。

  • ハーブティーってどんな飲み物?
  • ハーブティーの栄養価
  • 離乳食に使用するハーブティーの選び方
  • 赤ちゃんはハーブティーをいつから飲んでもいい?
  • ハーブティーを飲ませる時の4つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

最後まで記事を読んでいただければ、ハーブティーを上手に活用できること間違いなし、です。

ぜひ参考にしてくださいね。

ハーブティーってどんな飲み物?

生のハーブか乾燥したハーブを用いて作るお茶です。

カモミール、ジャスミン、ルイボス、ローズヒップなど、数多くのハーブティーがあります。

缶やティーバッグが市販されていますが、自分で作ることもでき、特に女性に人気のあるお茶です。

また、健康に良い成分が入っているものが多く、健康食品として注目されています。

ハーブティーの栄養価

ハーブティーは種類が100種類以上もあります。

ここでは、代表的なハーブティーについての効能をご紹介します。

カモミール茶

胃腸の調子を整える効果があります。

食べ過ぎや下痢などの時に飲むと症状の改善に一役かってくれるでしょう。

ストレスを軽減し、リラックス作用もあります。

そのほか、女性には嬉しいホルモンバランスを整えてくれるようです。

ジャスミン茶

リラックス効果があり、イライラの改善などに役立ちます。

気分を高揚させる働きがあるので、落ち込んだ時に飲むと気持ちを前向きにと導いてくれるでしょう。

性機能障害の改善にも役立つとされているので、不妊症の方におすすめのお茶と言えます。

ルイボス茶

アレルギーを軽減する作用があります。

花粉症やアトピー、喘息などに役立つとされているハーブティーです。

そのほか、アンチエイジングに効果が期待でき、冷え性や便秘の改善にも良いとされています。

ノンカフェインのため、妊娠中や授乳中のママの飲み物として安心して飲めます。

また、子供も飲んでも大丈夫なハーブティーでもあります。

レモングラス茶

殺菌効果があり、風邪の初期に飲むと、発熱や頭痛などを改善してくれます。

胃腸の調子を整える効果も。貧血にも有効とされていて、レモンに似た爽やかな香りが、リフレッシュ効果があると入れています。

ネトル茶

貧血予防や血液をキレイにしてくれる効果があります。

また、抗アレルギー作用があるので、花粉症の人が飲むと症状を改善してくれるでしょう。

ぜんそくなどにも効果的です。

ローズヒップ茶

ビタミン類が豊富で、特にビタミンCはレモンの20倍ほど含まれるとされています。

シミの予防や美白効果、肌の弾力を保つ効果など、女性には嬉しいハーブティーです。

離乳食に使用するハーブティーの選び方

ハーブティーは赤ちゃんの飲み物としては適していないので、与えないでください。

種類によっては赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうものもあり、別のもので水分補給をしたほうがよいといえるでしょう。

どうしてもというときは、ノンカフェインの『ルイボスティー』などを飲ませてあげてください。

赤ちゃんはハーブティーをいつから飲んでもいい?

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離乳食で飲ませるのはNGです。

ノンカフェインで安心なものもありますが、内臓への負担があるものもあるので、赤ちゃん向けの飲料とは言えません。

どうしても飲ませるときは、パクパク期(1歳~1歳半)から、ごく少量を水などで薄めて与えましょう。

赤ちゃんにオススメのお茶は『麦茶』です。ミネラルも豊富でノンカフェイン。一番良い飲み物ですので、麦茶を飲ませてあげるようにしたほうが安心ですよ。

ハーブティーを飲ませる時の4つの注意点

①アレルギーに注意が必要です!

カモミールなど、ハーブティーにはアレルギー症状が出やすいハーブが含まれます。

初めて飲ませるときは、注意深く子供の様子を見守る必要があるでしょう。

まずはスプーン一杯から。アレルギー症状が出ていないかを見ながら量を増やすようにしてください。

目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れたら、アレルギーを疑いましょう。

重篤な症状になると、呼吸困難などになってしまうこともあるのでくれぐれも注意してください。

たとえ呼吸困難などの症状がなく緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしましょう。

②急性カフェイン中毒に注意してください。

ハーブティにはカフェインを含むものがあります。

子供がカフェインをたくさん飲むと、急性カフェイン中毒になってしまうことがあります。

興奮して眠らなくなったり、じっとしていることができなくなったりする症状が起こります。

また、動悸が激しくなったり、いつもよりも感情の起伏が激しかったりすることも。

カフェインが身体から排出されれば、症状は落ち着きますので、水分をたっぷり飲ませるようにしてください。

心配であればかかりつけ医に相談し、アドバイスを受けると安心です。

③母乳育児のママは以下のハーブは控えてください。

母乳育児の場合は、赤ちゃんが直接ハーブティーを飲む時だけではなく、ママ自身もハーブティーを飲む時に気をつけなければいけません。

なぜなら、母乳を通して赤ちゃんに影響が出る危険性があるから。

母乳育児中に控えたほうがいいハーブは以下の通りです。

  • アーニカ
  • イエロードッグ
  • ウィロウバーク
  • ウワウルシ
  • エフェドラ
  • エレキャンペイン
  • オレゴングレープ
  • カバ
  • キャッツクロー
  • グーグル
  • グレーターセランディン
  • ゴールデンシール
  • コルツフット
  • コンフリー
  • シャバラル
  • ジャマイマカンドッグウッド
  • スージャ
  • セージ
  • セントジョーズワート
  • センナ
  • ダンジー
  • ティロフォラ
  • パスクフラワー
  • バーベイン
  • バーベリ―
  • バレリアン
  • ビタースウィート
  • ブラダーラック
  • ブラックコホシュ
  • ブルグウィード
  • ペニーローヤル
  • ボークルート
  • ボルド
  • ヤロー
  • ワイルドレタス
  • ワームウッド

ハーブティーを購入する際には、上記に当てはまるものがないか、商品表示を必ずチェックするようにしましょう。

④身体を冷やしすぎないように注意しましょう。

アイスハーブティーをたくさん飲ませてしまうと、身体を冷やしてしまいます。

下痢などお腹を下す原因になるので、飲ませすぎには注意しましょう。

カフェインの摂りすぎも気になりますので、飲ませるときはひとくちふたくち程度にしたほうがよいでしょう。

赤ちゃんに飲ませる飲み物は常温が基本です。

冷蔵庫から取り出したばかりのものは、ママの気持ちに余裕があれば湯煎するなどして常温に戻してあげると、赤ちゃんの胃に優しいですね。

離乳食時期別オススメレシピ

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パクパク期(1歳~1歳半)

・ルイボスティゼリー

材料:ルイボスティー400ml、粉ゼラチン5g

↓作り方↓

①小鍋にルイボスティーを入れて煮立たせます。

②火を止めてボールに移し、粉ゼラチンを加えて混ぜながら溶かしましょう。

③お好きな器に移します。

④冷蔵庫で2、3時間冷やして固まったらできあがりです。

※お好みで牛乳を加えて、ゼリーを崩しながら一緒に食べても美味しいです。

ハーブティーはあくまで大人の飲み物です。

一部のハーブティーは赤ちゃんにとって比較的安心なものもありますが、あくまでもハーブティーは大人の嗜好飲料です。

一歳前の赤ちゃんには、飲ませないほうがいいと言えるでしょう。

しかし困ったことに、赤ちゃんはママが飲んでいるものを飲みたがります。

ハーブティー好きのママは困ってしまうことになるかも。

そんなときは、ママは好きなハーブティーを飲んで、赤ちゃんは色が似ている『麦茶』を与えて誤魔化しちゃいましょう。

ノンカフェインで赤ちゃんにも安心でいる成分のものでしたら、一緒に少量を楽しんでも大丈夫ですので、上手にハーブティーを楽しんでくださいね。