赤ちゃんのまつげが長い!乳幼児のまつ毛が長い・短い原因と切る?切らない?3つの注意点

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あなたのお子様のまつげは長いですか?それとも短いですか?

私の息子はパパに目元がそっくりなので、まつげもまったく同じ生え方をしています。

長くてくるるんとしていて、まるでまつげパーマやエクステをしているかのようで、私はうらやましいかぎりです。

ところで、赤ちゃんって産まれたときからまつげって生えているのでしょうか?

生え方は遺伝するのでしょうか?

残念なことに、私は出産に丸3日かかり精根尽き果てた状態だったので、息子のまつげが生えているかいないかまで見ている余裕がありませんでした。

ちなみに、まつげの生え方によっては目やにの原因になることもあるので、少々注意が必要な場合も。

この記事では赤ちゃんのまつげについて詳しくご紹介します。

ポイントは全部で5つです。

  • まつげはどんな役割をする?
  • まつげが長い・短い原因
  • まつげの生え方って遺伝するの?
  • 逆さまつげは治療したほうがいい?
  • まつげに関する3つの注意点

この記事を最後まで読んでいただければ、赤ちゃんのまつげに関してもう知らないことはない!といっても過言ではないかも?

ぜひ、子育ての参考にしてくださいね。

まつげはどんな役割をする?

まつげは空気中のホコリやゴミなどの異物を目の中に入らないように防ぐために生えています。

他に風を遮ったり、目の乾燥を防いだりする役目もあり、まつげは瞳を守るためにさまざまなことをしているのです。

通常、上まつげは上に向かって、下まつげは下へと向かって生えています。

産まれたばかりの赤ちゃんはというと、まつ毛が生えていないことが多いです。

正確には、『もしかしたら生えている子もなかにはいるかもしれませんが、短いか、顔がむくんでいるからで見えない』です。

そんな赤ちゃんたちも、生後2か月ぐらいからまつげが生えているのが確認できるようになります。

生え方には個人差がありますので、2か月で生えていなくても心配はいりません。生後5か月ぐらいまでには確認できるでしょう。

赤ちゃんの頃にまつげが長くても、大きくなるにつれて短くなる場合もあります。逆もしかりです。

まつげが長い・短い原因

上のポイントでもお伝えしたように、まつげの長い短いは個人差が大きく、長さによってまつげの機能が向上や低下することはありません。

全てのまつげは、瞳を守る役割をしっかりとまっとうしてくれています。

二重や一重が関係しているのではと言う方がいるようですが、根拠は確証されていません。

「うちの子まつげが短いから伸ばしてあげたい」と、まつげ美容液やまぶたを刺激したりはしないでください。

赤ちゃんの肌は大人よりも敏感です。不必要な薬剤や摩擦で荒れて肌が真っ赤になったり、ばい菌が入ってしまい目の病気になることも。

女の子だとまつげの長さは特に気になるかもしれませんが、小さいうちから伸ばすためになにか対策をすることはおすすめしません。

大人になってからコンプレクスになっているようでしたら、まつげを伸ばすためのお化粧や育毛剤、エクステなどを提案してあげましょう。

まつげの生え方って遺伝するの?

親から子へと遺伝するのは以下になります。

  • 目の色やまつげの長さ
  • 髪の毛の質や色(くせ毛など)
  • 鼻の形や鼻の下
  • 耳たぶやえくぼ

ということは、まつげの長さは遺伝するということです。

パパとママ両方、またはどちらか一方でもまつげが長いと、子供も長くなります。

親が長ければ長いほどその確率が高くなり、長くもなるようです。

逆さまつげは治療したほうがいい?

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逆さまつげとは、『まつげが目の方に向いて生えてしまっている状態』です。

まつげが目を刺すので、チクチクしたり目やにが多くなってしまうのが特徴。

通常、治療は特にせず経過を観察しますが、目が充血しだしたり目やにで不快な状態が続いたりしたら、病院に行って適切な処置をしてもらいましょう。

自宅で逆さまつげを抜いたりするのは危険です。

いくら手や抜く器具を清潔にしたと思っていても、雑菌やばい菌が付着していることもあります。

なにより、たとえばピンセットで抜こうとした時、誤って赤ちゃんの目を刺してしまったら大変です。場合によっては失明の危険にもなりかねません。

必ず、医療機関を受診し、逆さまつげの治療をしてくださいね。

まつげに関する3つの注意点

①まつげは切らないで

『まつげが長すぎて邪魔そう』『まつげを切ると長くなるって話があるから』そんな理由から赤ちゃんのまつげをむやみに切ってしまわないようにしてください。

予想もしない行動に出る赤ちゃんに、ハサミを使用するのはとても危険です。

ましてや、目のすぐ近くに刃物をもっていくとなると、重大な事故を起こしたとき、失明などの取り返しのつかない結果になってしまう可能性が高くなります。

まつげの長さには個人差があります。

長い短いで役割が不利になることはありませんし、邪魔そうだとしても成長と共に長さが変化していきます。

大人の勝手な判断では、ぜったいに切らないようにしてください。

②抜けたまつげが目に入った場合

まつげが赤ちゃんの目に入ったら、指でとるのはバイ菌が入る可能性があるのでやめましょう。

無理にとることはしなくても大丈夫です。

瞬きで涙を流したりして自然にいつの間にか取れます。

赤ちゃんが不快そうで何かしてあげたいのでしたら、メンソールなどの成分が含まれていない無添加の目薬をさしてあげてください。

赤ちゃんの白目が赤く充血してきたり目やにが多くなったりしたら細菌感染の疑いが高いので、眼科を受診しましょう。

③根本に白いできものができた場合

『ものもらい』の可能性が高いので、眼科に行ってみてもらってください。

ものもらいになると、赤ちゃんがかゆがって目をこすってしまったり、目やにが多くなることがあります。

また、痛みで不機嫌になることも。

病院に行く間、冷たいタオルで目の周辺を冷やしてあげたり、湿らせた清潔なガーゼで目やにを優しく拭ってあげてくださいね。

まつげの生え方は個人差が大きく、成長過程で長さも変化します。

特に女の子のお子様がいるママは、まつげの長さや多さが気になるかもしれません。

『お人形さんのようにまつげが長くて多くてお目目ぱっちりに』そう思う親心、わからないわけでもありません。

ですが、記事で何度もお伝えしたように、まつげの長さは遺伝が関係していて個人差があり、成長と共に変化していきます。

まつげの『短い・長い・多い、少ない』はひとまずおいて、お子様の成長を楽しむようにしましょう。

ここでポイントなのは『他の子と比べないこと』です。

これはまつげに関することだけではなく、子育てのすべてにおいて重要になります。

そうはいってもなかなか難しいことですが(私もついつい比べてしまいがちに)、その気持ちを持っていることが大事です。