赤ちゃんの離乳食でじゃがいもはいつから食べて大丈夫?注意点とおすすめレシピ

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毎日赤ちゃんの栄養や食べ飽きないようになど、いろいろ考えて離乳食を準備するのは一苦労ですね。

そんな中で、季節を問わず手に入りやすい食材は自然と登場回数も増えると思います。

そこで今回は、身近な野菜の1つじゃがいもについて。

記事のポイントは3つです。

  • 赤ちゃんはじゃがいもをいつから食べて大丈夫?
  • 赤ちゃんがじゃがいもを食べるときの注意点
  • 離乳食におすすめなじゃがいもレシピ

それでは解説していきます。

参考にしてみてください。

赤ちゃんはいつからじゃがいもを食べて大丈夫?

赤ちゃんがじゃがいもを食べられるようになるのは、離乳食初期からです。

じゃがいもは炭水化物を多く含み、主食にもなります。

さらに、米やうどんからは摂れないビタミンCも含んでいます。

火が通りやすく、離乳食の各段階に合わせた形態の調整もしやすいですね。

レシピも豊富で、大人用からの取り分けもできるのでとても便利です。

赤ちゃんがじゃがいもを食べるときの3つの注意点

じゃがいもを食べるとき、よりおいしく食べるためのポイントが3つあります。

それでは1つずつ見ていきましょう。

皮、芽を取り除く

じゃがいもには所々くぼみがありますよね。

この部分には小さな芽があり、長期間放置すると芽が成長して大きくなってきます。

その芽にはソラニンなどの毒が含まれており、多量に摂取すると食中毒様の症状やめまい、呼吸困難なども引き起こす可能性があるのです。

これは、緑色に変色してきた皮の部分にも同じことがいえます。

体が小さく、各器官の機能が未熟な赤ちゃんにとっては、少量の毒素も体の負担になってしまいます。

調理の際は皮を厚めにむき、芽の部分を包丁の刃元などでくり抜くようにしましょう。

購入後はなるべく早く使うことが1番ですが、すぐに使わない場合は暗く、涼しいところで保管するようにすると発芽や変色を防ぐことができます。

アクを抜く

赤ちゃんがより食べやすくなるよう、調理前にはあく抜きをすることもおすすめします。

方法としては、切ったじゃがいもを全体が水に入るようたっぷりの水に浸し、10分程度置いておくだけです。

あまり水長く浸しすぎると、ビタミンも流れ出てしまうので気をつけましょう。

保存するときはマッシュポテトにする

素早く離乳食を準備するには、下ごしらえをしてストックしておくととても便利です。

しかし、何でも冷凍しておけば良いわけではありません。

じゃがいもの場合、生のままでも、蒸したり焼いたりしてあっても、固形のままの状態で冷凍すると食感が悪くなってしまうのです。

じゃがいもを冷凍する場合は、茹でてすり潰してからにしましょう。

離乳食におすすめなじゃがいもレシピ

ここで、離乳食各期に合わせたじゃがいものおすすめレシピを紹介します!

離乳食初期

野菜たっぷりマッシュポテト

材料

  • じゃがいもペースト、15g
  • 野菜ペースト、10g (にんじん、玉ねぎ、ほうれん草など)
  • だし汁、大さじ1(調整したミルクでも可)

作り方

①じゃがいもは芽と皮をのぞき、水にさらす

②じゃがいもが柔らかくなるまで茹でて、すり潰す

③②にお好みの野菜ペーストとだし汁を混ぜ合わせて完成

(水分が足りなければだし汁で調整する)

離乳食中期

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しらすとじゃがいものおやき

材料

  • じゃがいも、半分
  • しらす、大さじ1
  • にんじん、2㎝程度
  • 豆腐、1/4丁
  • 片栗粉、大さじ1/2

作り方

①じゃがいもは芽と皮をのぞき、水にさらす

②じゃがいもが柔らかくなるまで茹でて、すり潰す

③にんじんは細かく刻み、柔らかく茹でる

④しらすは熱湯を回しかけ、塩抜きする

⑤②③④を混ぜ合わせ、片栗粉と豆腐を加える

⑥食べやすい大きさに成形したら、油を薄く敷いたフライパンで焼きあげて完成

離乳食後期

肉じゃが

材料

  • じゃがいも、1個
  • 玉ねぎ、半分
  • にんじん、半分
  • ひき肉、50g
  • だし汁、150cc
  • 醤油、小さじ1

作り方

①じゃがいもは芽と皮をのぞいて細かく切り、水にさらす

②にんじんは皮をむいて細かく切る

③①と②をレンジで5分加熱する

④玉ねぎは細かく刻み、ひき肉と炒める

⑤④に③を加えて炒める

⑥火が通ったらだし汁と醤油を加え、煮込んだら完成

じゃがいもは固さや合わせる具材を変えるだけで、離乳食のどの時期でも取り入れることができます。

成長発達、離乳食の進み具合に合わせてぜひ試してみてください!

まとめ

赤ちゃんはじゃがいもを離乳食初期から食べることができます。

じゃがいもは炭水化物が豊富で、米などの主食からは摂れないビタミンCが含まれています。

火を通すと柔らかくするのも簡単で、離乳食向きの食材です。

ただし、芽が出ていたり、皮が緑に変色している部分には、ソラニンなどの毒素が含まれているので調理に注意が必要です。

芽はくり抜き、皮を厚めに剥くようにしましょう。

また、切った後に10分程度水にさらしておくと、あく抜きができて食べやすくなります。

固形のまま冷凍すると食感が大きく変わってしまうので、マッシュポテトにしてから冷凍するのがおすすめです。

じゃがいもは年中手に入りやすく、レシピも豊富なのでどんどん活用していきましょう!