赤ちゃんは離乳食でオムライスをいつから食べて大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ

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子どもだけでなく、大人も大好きなオムライス♪

オムライスは、たんぱく質や野菜もしっかりと摂ることができるメニューで、

野菜が苦手な乳幼児にもおすすめの料理です。

美味しさだけでなく、見た目もとても可愛いので、お誕生日やイベントなどでも、

食卓を彩ってくれます。

食材やソースを変えることで、毎回違ったオムライスを作ることができます。

「赤ちゃんはいつからオムライスを食べていいの?」

「アレルギーの心配はない?」

「赤ちゃんでも食べられるおすすめレシピが知りたい!」

離乳食に取り入れたいオムライスについて、色々知っておきたいですね。

  • 離乳食のオムライスはいつから?
  • 離乳食のオムライスの4つの注意点
  • モグモグ期のおすすめレシピ
  • カミカミ期のおすすめレシピ
  • パクパク期のおすすめレシピ

離乳食のオムライスはいつから取り入れてよいのか、作るときなどの注意点、

また月齢別のおすすめレシピをご紹介していきます。

離乳食のメニューで頭を抱えているお母さんの手助けになればと思います♪

赤ちゃんはオムライスをいつから食べて大丈夫?

オムライスは、ご飯の硬さや、具材の大きさなどを調節することで、

離乳食中期のモグモグ期から食べさせることができるようになります。

オムライスには欠かせない卵ですが、卵黄が食べられるようになるのがモグモグ期から、

卵白が食べられるのがカミカミ期からを推奨されています。

どちらも半熟ではなく、しっかりと火が通っていなければなりません。

赤ちゃんはまだまだ免疫力が弱いので、生ものはアレルギーだけでなく食中毒の心配もあるからです。

赤ちゃんにオムライスを食べさせるときの4つの注意点

卵が含まれる料理なのでアレルギーの確認をすること

まず、卵黄を食べたことがない赤ちゃんにオムライスを食べさせるときには慎重にしてください。

卵黄は、離乳食開始後、2ヶ月以降に食べることができます。

卵は栄養価がとても高く、成長にはとてもありがたい食材なのですが、

アレルギーを起こしやすい特定原材料7品目のひとつに挙げられます。

初めて食べさせるときは、午前中に一口分だけ食べさせて、赤ちゃんの様子を観察しましょう。

何か異変があるときには、病院に相談できるように、必ず午前中に食べさせることがポイントです。

味付けのケチャップは使ってもいいの?

オムライスは、中のご飯の味付けや、飾りつけにケチャップを使うことが多いのですが、

そのケチャップはカミカミ期から食べることができるので、

モグモグ期はケチャップの代わりに、塩分や糖類が入っていないトマトピューレを使いましょう。

離乳食完了期以降は、大人の分と取り分けて食べさせることも増えてくるのですが、

できるだけ赤ちゃんにあげる分は薄味にするように心がけてください。

味が濃いと、塩分も高くなり内臓に負担がかかりますし、素材そのものの味が分からなくなってしまいます。

冷凍保存はできる?

離乳食作りも毎日すると、なかなか大変なものですよね。

少しでも手間をなくすために、多めに作って冷凍保存される人も多いかと思います。

オムライスも、冷凍保存ができます。

保存の方法としては、具材を混ぜたご飯と卵は別々に冷凍して、温めてから一緒に盛るようにしましょう。

卵はすぐに解凍でき、ご飯との解凍時間が違うので、別々がおすすめです。

多めに冷凍保存しておくと、温めてさっとオムライスを出すことができるので、とても助かるメニューです!

フライパンはできるだけ油なしで調理できるものを選ぶ

オムライスを作るときには、薄焼き卵やご飯を炒める際に、フライパンを使うことがあります。

そのときに、油をしかないと調理できないフライパンですと、赤ちゃんには不向きです。

赤ちゃんは内蔵機能が未熟なので、離乳食完了期までは、できれば食用油を使わない方が無難です。

オリーブ油などで代用するようにしましょう。

できれば、油を使わなくても調理が可能なフライパンを一つ準備しておくと安心ですね。

モグモグ期(生後7~8ヶ月頃)のおすすめレシピ

ゴックン期は、卵黄も卵白も、赤ちゃんは食べることができないので、モグモグ期からのおすすめのレシピをご紹介していきますね♪

モグモグ期は、まだ卵が卵黄のみを利用して作っていくので、卵を調理するときには、注意が必要です。

トマトとささみでオムライス風お粥

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<材料>

  • 7倍粥 子ども茶碗3分の1
  • トマト 小さじ2
  • 卵黄 小さじ1
  • ささみ 小さじ1

<作り方>

1.トマトは湯むきで皮をむいて、種の部分を取り除き細かく刻みます。

2.ささみは5分ほど茹でてすり鉢などで潰してほぐします。

3.卵は固ゆでして、卵黄を取り出し潰しておきます。

4.お皿にお粥とトマト、ささみをいれて混ぜ、最後に真ん中に卵黄を飾れば完成です。

見た目はオムライス!オムライス風お粥

<材料>

  • 7倍粥 大さじ4
  • トマトピューレ 大さじ1
  • 玉ねぎ 大さじ1
  • 卵黄 大さじ1
  • しらす 大さじ1
  • 粉ミルク 小さじ1

<作り方>

1.玉ねぎをみじん切りにして、レンジで柔らかくなるまでチンします。

2.しらすは、茶こしなどをつかって熱湯をかけて塩抜きをします。

3.トマトピューレを小鍋にいれて加熱し水分を飛ばします。

4.卵黄に、お湯で溶いた粉ミルクを混ぜて耐熱容器に入れ、ラップをしてレンジで温めます。

5.4が少し加熱出来たら、一度取り出して混ぜ、またレンジで温めるを繰り返して、しっかり火を通します。

6.玉ねぎとしらす、トマトピューレ(半量)をお粥と混ぜ合わせます。

7.最後に玉子をのせて、残ったトマトピューレをかければ完成です。

カミカミ期(生後9~11ヶ月)のおすすめレシピ

卵黄に慣れて、卵白にも挑戦できるカミカミ期♪

ご飯に混ぜる食材の種類も増えてくるので、アレンジの幅が広がってきますね。

また、カミカミ期は鉄分が不足しやすい時期なので、オムライスの具材に、

鉄分が含まれているものを入れることで効率アップが期待されます。

具材も全部混ぜちゃうオムライス

<材料>

  • 5倍粥 大さじ3
  • 卵 2分の1
  • ミックスベジタブル(他の野菜でもOK) 人参とグリーンピースを5個ずつ
  • ケチャップ 少々
  • 砂糖(三温糖) 少々

<作り方>

1.お皿に卵と砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。

2.1にミックスベジタブルや野菜をいれ、お粥も入れて混ぜます。

3.フライパン(油がいらないので、できればテフロン加工のもの)に2を流しいれ、

オムライスの形になるように焼いていきます。

4.しっかりと火が通ったら、盛り付け、ケチャップをかけて出来上がりです。

味付けは無添加野菜ジュースで!オムライス

<材料>

  • 5倍粥 80g
  • 卵 3分の1
  • 鶏ささみ 少量
  • ほうれん草 少量
  • 無添加野菜ジュース(無添加トマトジュースやトマトピューレでも可)大さじ2
  • 飾り用人参 1枚

<作り方>

1.フライパンを熱し、卵を入れて薄焼き卵を作ります。

2.飾り用人参は輪切りにしたものお花やハートで型抜きし、柔らかくなるまで茹でておきます。(レンジもOK)

3.ほうれん草とささみを小さく切り、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで加熱します。

4.お粥に無添加野菜ジュースを加えてよく混ぜます。

5.ほうれん草とささみをお粥に混ぜ合わせます。

6.お皿に4をいれて薄焼き卵をのせ、飾り用人参をのせて完成です。

電子レンジでミニトマト使用のオムライス

<材料>

  • ピーマン 大さじ1
  • じゃがいも 大さじ1
  • ミニトマト 1個
  • 卵 2分の1
  • ケチャップ 少々
  • ミルク 小さじ1
  • 5倍粥 大さじ4

<作り方>

1.小さく刻んだじゃがいもと、薄皮を剥いて刻んだピーマンを耐熱容器にいれて電子レンジで2分加熱します。

2.ミニトマトを湯剥きして、種をとり小さく刻んで電子レンジで1分加熱します。

3.1と2の野菜とお粥、少量のケチャップを混ぜ合わせておきます。

4.溶き卵にお湯で溶いた粉ミルクを混ぜて、広めのお皿にいれ、電子レンジで1分半加熱します。

5.3に卵をのせて出来上がりです。

手づかみ食べができるオムライス

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<材料>

  • 5倍粥 80g
  • ケチャップ 少々
  • 水溶き片栗粉 小さじ1
  • 卵 2分の1個

<作り方>

1.お粥にケチャップを混ぜ合わせます。(ケチャップはごく少量で。)

2.溶き卵に水溶き片栗粉を混ぜて、フライパンで薄焼き卵をつくります。

(今回は手づかみ食べなので、薄焼き卵が破れにくいように片栗粉を入れましょう。)

3.まな板に薄焼き卵を広げて、半分にお粥を敷きます。

4.お粥をのせていない側の卵をかぶせて、はさみや包丁で一口サイズに切りましょう。

5.お皿に盛ったら出来上がりです。

鉄分補給!ひじき入りオムライス

<材料>

  • 5倍粥 80g
  • 玉ねぎ 15g
  • ひじき 2g
  • 卵 2分の1個
  • 牛乳 少々
  • バター 少々
  • ケチャップ 少々

<作り方>

1.ひじきは水でもどして細かく刻み、柔らかく茹でます。

2.玉ねぎはみじん切りにして、バターで透き通るまで炒めます。

3.2にお粥をいれて、ケチャップで味付けをし、お皿に取り出します。

4.溶き卵に牛乳とひじきを入れて、フライパンに入れて弱火でしっかり火を通します。

5.ケチャップライスに薄焼き卵をのせて、ケチャップをかけて出来上がりです。

パクパク期(1歳~1歳半)のおすすめレシピ

パクパク期は、赤ちゃんは味だけでなく、見た目も楽しむようになってきます。

黄色と赤のコントラストで色どり豊かなオムライスを、赤ちゃんに作ってあげましょう。

見た目も可愛いハートのオムライス

<材料>

  • 軟飯 子ども茶碗1杯
  • カットトマト缶 大さじ2
  • バター ごく少量
  • 卵 2分の1個
  • 牛乳 大さじ2
  • 粉ミルク 小さじ1
  • 塩 ほんの少し

<作り方>

1.軟飯にカットトマト缶のトマトと、バターを混ぜて、ラップをしてレンジで1分加熱します。

2.そのまま2分ほど蒸らしましょう。

3.卵に牛乳と粉ミルク、塩を入れて良く混ぜ、フライパンでスクランブルエッグを作ります。

4.2のご飯をハート型の型抜きを使って成形し、その上に卵を飾り付けて完成です。

茶巾絞りで♪手づかみオムライス

<材料>

  • 軟飯 90g
  • 卵 2分の1個
  • 人参と玉ねぎなど好きな野菜 適量
  • しらす 10g
  • ケチャップ 少量

<作り方>

1.しらすは茶こしなどをつかって、熱湯をかけて塩抜きをし、細かく刻みます。

2.卵をとき、フライパンで薄焼き卵を作ります。

3.柔らかく茹でた(レンジで加熱した)野菜と軟飯、ケチャップを混ぜてさらにレンジで加熱します。

4.卵を8㎝角ほどに切り分けます。

5.ラップに卵をのせ、その上にご飯をのせて茶巾絞りをしてお皿に盛り付ければ出来上がりです。

キラキラ星が可愛いオムライス

<材料>2人分

  • 軟飯 茶碗2杯分
  • 鶏肉 20g
  • 玉ねぎ 8分の1個
  • ミックスベジタブル 20g
  • 卵 1個
  • ケチャップ 大さじ5
  • 醤油 小さじ2
  • 酒 大さじ1

<作り方>

1.玉ねぎをみじん切りにします。

2.鶏肉をみじん切りにして酒をかけておきましょう。鶏ひき肉でもOK。

3.フライパンで鶏肉を炒め、一度取り出しておきます。

4.玉ねぎを透き通るまで炒めて、ミックスベジタブルを加えて加熱します。

5.フライパンに鶏肉を戻して、軟飯とケチャップを入れて混ぜ合わせます。

6.お茶碗でまるく形をつくり、お皿にのせます。

7.溶き卵を、星形のシリコン(100円ショップのもの)を置いたフライパンに流し込み、火を通します。

8.7に星形の薄焼き卵を乗せたら完成です。

まとめ

離乳食のオムライスと言っても、手づかみ食べできるものや雑炊風のもの、可愛い形のものなど、

様々なバリエーションで飽きが来なく、また、赤ちゃんも楽しんで食べられるものですよね。

卵を使うのでアレルギーには注意が必要です。

赤ちゃんの様子を見ながら、旬の具材を入れ込んだオムライスを作ってあげてくださいね。