赤ちゃんの離乳食に桜えびをいつから食べられる?3つの注意点と簡単レシピ

スポンサードリンク

エビは離乳食後期、赤ちゃんが1歳を過ぎたころから食べられる食材です。

エビにはいろいろな種類がありますが、「桜えびも同じ感覚で食べさせていいの?」と気になるところです。

赤ちゃんに初めての食材を与えるときは、どんなお母さんもちょっとだけナーバスになってしまうもの。

赤ちゃんに食べさせていいのかをしっかり調べてから与えたいですよね。

私の場合、桜えびのようなあまり食卓に上がらない食材こそ、きちんと調べてから与えたいタイプでした。

  • 赤ちゃんが桜えびを食べられるのはいつから?
  • 桜えびはアレルギーに気を付けよう
  • 赤ちゃんに桜えびを与える際の3つの注意点
  • とっても簡単♪桜えびを使った赤ちゃん向けレシピ2選

この記事では、

「何歳から桜えびを与えていいの?」

「どんなことに気を付けて赤ちゃんに桜えびを与えればいいの?」

「桜えびアレルギーってあるの?」

という疑問をお持ちのお母さんに向けて、桜えびを赤ちゃんに与えるポイントを紹介します。

赤ちゃんは桜えびをいつから食べられる?

桜えびは独特のうまみと香ばしさが特徴で、主に風味づけやダシとして使うことが多い食材です。

丸ごと食べられるためカルシウムも豊富で、100gあたりのカルシウムは牛乳の約6倍にもなります。

車エビや甘エビなどは1歳以降から与えることが目安となっていますが、桜えびは赤ちゃんの咀嚼力がアップする生後9か月以降。

『カミカミ期』から与えることができるようになります。

赤ちゃんに食物アレルギーの心配がある場合は与えない

桜えびは、車エビと成分自体はあまり変わりません。

そのため、甲殻類アレルギーに気を付けたい食材としても挙げられています。

離乳食を始めて、ほかの食品で赤ちゃんにアレルギー症状が現れた場合は、桜えびを与えるのはまだ控えたほうがいいでしょう。

エビのアレルギーは比較的症状が現れやすいです。

桜えびを食べさせて次のような症状があらわれたら医療機関を受診することをおすすめします。

  • 口の周りが赤くなったり発疹が出たりした場合
  • 手や足を中心に、全身にじんましんが出た場合
  • 下痢や嘔吐
  • 呼吸が苦しそう

初めて桜えびを食べさせた後は、アレルギー症状が出ていないかしっかり確認をすることが大切です。

私は口の中を見たり、背中やお腹の肌の様子を見たりして、変化がないかチェックしましたよ。

赤ちゃんに桜えびを与えるときには3つのポイントに気を付けよう

赤ちゃんに桜えびを与えるときに、どのようなことに気をつけたらいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

気を付けたいポイントは以下の3つです。

  1. 初めて与える際は平日の午前中に
  2. 塩抜きをして与えよう
  3. 風味づけとして少量を与えよう

では、順番に見ていきましょう。

1.アレルギーが出やすいことを理解して平日の午前中に与える

先にも紹介したように、エビなどの甲殻類はアレルギーが出やすい食材です。

桜えびもエビの一種ですので、同様にアレルギー症状が出るリスクがあります。

アレルギーが出やすい食材であることを理解したうえで、もしも症状が出てしまった場合はすぐに受診できるよう準備しておくことが大切です。

初めて桜えびを与える際は、医療機関がやっている平日の午前中に与えるようにしましょう。

2.桜えびは塩抜きをしてから与える

スポンサードリンク


乾燥えびは塩分含有量が多く、赤ちゃんにそのまま与えるには不向きな食材です。

サクラエビだけではなく、干しエビも同様です。

離乳食に桜えびを取り入れる際は、熱湯をまわしかけて塩抜きをしてから調理するようにしましょう。

我が家では乾燥桜えびを熱湯でしばらく戻してから使用していました。

戻した汁は味噌汁のだし汁としても使えますよ。

離乳食が完了した1歳半を過ぎれば塩抜きをせずに使用しても問題ありません。

3.桜えびは風味づけ程度に少量を使用

赤ちゃんに桜えびを与えるときは、おかずの風味アップや香りづけなどのために、少量を使用することがポイントです。

おひたしに加えたり、炊き込みご飯に加えたりすれば、味付けをほとんどしなくてもおいしくいただけます。

我が家ではミキサーで細かくして、ふりかけとして使うことが多かったです。

関連記事⇒赤ちゃんの塩分摂りすぎは死亡リスクあり?乳児の塩分目安量と3つの注意点

桜えびを使ったおすすめ離乳食レシピ2選

ここでは桜えびを使った、赤ちゃんでも安心して食べられるレシピを2つ紹介します。

9か月頃から食べられるレシピと、1歳以降から食べられるレシピを紹介しますので、お子さんの月齢に合わせて参考にしてみてくださいね。

桜えびと青のりの和風リゾット

9か月頃から食べられる桜えびと青のりの和風リゾットの作り方を紹介します。

塩をプラスすれば、大人でもおいしく食べられるのでおすすめですよ。

我が家では離乳食後期に大活躍したメニューです。

○材料(赤ちゃん1人分)

ご飯・・・50g

だし汁・・・大さじ4

桜えび・・・小さじ半分

青のり・・・2つまみ

○作り方

1.分量外のお湯に桜えびを入れてふやかしておきます。

2.鍋にだし汁を入れてひと煮立ちさせ、ご飯を加えて柔らかくなるまで煮ます。

3.細かくカットした桜えびと青のりを加えてさらにひと煮立ちさせたら完成です。

桜えび香る野菜たっぷり豆腐お好み焼き

1歳以降の完了期から食べられる、お好み焼きのレシピを紹介します。

生地に味付けはしないので、大人と一緒に楽しめるレシピです。

大人は食べる前にソースやマヨネーズ、しょうゆなどをお好みでかけて食べてくださいね。

○材料(500円サイズ6枚分)

小麦粉・・・大さじ3杯

豆腐・・・40g

キャベツ・・・1枚

ニンジン・・・輪切り1cm

桜えび・・・小さじ1杯

○作り方

1.豆腐をボウルに入れ、泡だて器でペースト状になるまでかき混ぜます。

2.ペースト状の豆腐に小麦粉を少量ずつ加え、ダマにならないようによく混ぜましょう。

3.生地が硬すぎる場合は、水を少量加えて調整してください。

4.キャベツは粗めのみじん切りに、ニンジンは5㎜角にカットしてレンジで30秒ほど加熱しておきましょう。

5.桜えびは細かくカットするか、すり鉢で細かくしておきます。

6.生地に野菜と桜えびを加えて混ぜ、分量外の油を薄く塗ったフライパンで両面を焼いたら完成です。

関連記事⇒赤ちゃんの離乳食で海老はいつから食べて大丈夫?3つの注意点とエビレシピ

まとめ ~桜えびはアレルギーに気を付けながら1歳を目安に~

桜えびは9か月頃のから食べられる食材として紹介されていますが、赤ちゃんのアレルギーの有無や赤ちゃんの離乳食の進み方によっては1歳以降にしたほうがいいケースもあります。

幼児食として桜えびを加えるのも良いですね。

我が家では1歳頃にご飯に混ぜて食べさせたのが最初でしたが、風味が増すのか苦手なご飯もたくさん食べてくれるようになりました。

アレルギーもなく、順調に離乳食が進んでいる赤ちゃんなら、新しい食材にどんどんチャレンジしてみるのもおすすめですよ。