赤ちゃんはさやえんどうをいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

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栄養価が高く、可愛い形で食べやすい大きさなのでお弁当にも最適なさやえんどう。

緑黄色野菜に分類され、別名、絹さやとも呼ばれ、春になると旬を迎えます。

カロテンが多く含まれている他、ビタミンCや食物繊維、必須アミノ酸などを含んでいます。

このように栄養たっぷりなので、赤ちゃんにも食べさせてあげたいですね。

ちなみに、スーパーでよく見かけるようになった「豆苗」は、さやえんどうの若葉なのですよ。

若葉も栄養たっぷりなので、豆の部分も栄養がたくさん含まれています。

しかし、いざ食べさせようとしたときに、下準備などの調理法やアレルギーなどの心配が出てきます。

「赤ちゃんは、さやえんどうをいつから食べられるの?」

「さやえんどうを食べさせるときに気を付けることって何?」

「さやえんどうを使った離乳食のレシピが知りたい!」

など、赤ちゃんとさやえんどうについての色々な疑問や不安を、今回は解消していきましょう!

次のような内容で、ご説明していきますね。

  • 赤ちゃんがさやえんどうを食べられる時期
  • さやえんどうを食べさせるときの3つの注意点
  • モグモグ期のおすすめレシピ
  • カミカミ期のおすすめレシピ
  • パクパク期のおすすめレシピ

彩の良い離乳食作りのために、赤ちゃんが無理なく食べられるために、そして離乳食作りに悩んでいるお母さんのために、少しでも参考になれば嬉しいです。

赤ちゃんはさやえんどうをいつから食べても大丈夫なの?

さやえんどう、名前の通り、「さや」がついている豆です。

豆はえんどう豆として、色々な料理に使われており、大人が食べる場合にはさやも一緒に食べることもあります。

豆の部分はやわらかく茹でることにより、薄皮を剥くと、すりつぶすことができます。

優しい味わいなので、赤ちゃんも喜んで食べてくれることが多く、離乳食にも向いています。

トロトロに調理することは難しいので、基本的には離乳食中期のモグモグ期から食べさせるとよいでしょう。

しかし、えんどう豆を使ったポタージュなど、調理法を工夫し、味付けをしない状態であれば。

ゴックン期からでも赤ちゃんが楽しむことができる食材です。

鮮やかな緑色なので、赤ちゃんの目にも止まりやすいですね。

また、指先を使う練習にもなる「手づかみ食べ」などに、とてもおすすめです。

調理方法や食べさせ方など、少し注意点もあるので、合わせてみてきましょう。

赤ちゃんにさやえんどうを食べさせるときに気を付けてほしい3つのこと

下処理を忘れないこと

さやえんどうを買った場合には、まず細い筋をとり、そしてさやから豆を取り出します。

大人はさやも一緒に食べるのですが、さやは調理しても、繊維が多いため、赤ちゃんには食べにくく、口に残りやすいので、離乳食期にはあまり向きません。

離乳食期には、さやえんどうの豆だけを使うようにしましょう。

豆にも薄皮がついているので、パクパク期の前くらいまでは、薄皮も摂る必要があります。

少し、調理に手間がかかるのですが、豆の部分は簡単にすりつぶすことができるので、さやから外すことと薄皮を剥くことの下処理を忘れないことを覚えておきましょう。

豆のまま食べさせたら誤飲する危険性がある

赤ちゃんは、まだまだ食道も細く、柔らかい豆だとしても、歯茎ですりつぶさず飲みこんでしまう場合があり、喉に詰まらせる危険性があります。

パクパク期になると、しっかりとすりつぶして飲みこむという動作ができるようになってくるので、それ以前までは、小さく刻んだり、つぶしたりして、喉に詰まらせないような工夫が必要です。

アレルギーの心配性は低い

豆類の中では、大豆は食物アレルギーを起こしやすいとされています。

同じ豆類なので、心配される人も多いようですが、さやえんどうはアレルギーを比較的起こしにくいと言われています。

しかし、絶対にアレルギーを起こさないとは断定できないので、初めて食べさせるときには、午前中に一口だけ食べさせ、一日赤ちゃんの様子を確認しておく必要はあります。

赤ちゃんにもアレルギー症状が出ずに、普段通りの様子であれば、少しずつ量を増やしながら食べさせてあげてください。

モグモグ期(生後7~8ヶ月頃)のおすすめレシピ

えんどう豆の米粥

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<材料>

  • さやえんどうの豆 3g
  • 炊いたご飯 25g
  • 水 250㏄

<作り方>

  1. さやから出したえんどう豆を、やわらかくなるまで茹でます。
  2. えんどう豆を取り出し、薄皮を剥いてからフォークなどで潰します。
  3. 炊いてあるご飯と水を鍋に入れ、お粥の状態になるまで煮ます。
  4. 3にえんどう豆をいれて、混ぜ合わせ、軽く煮詰めたら出来上がりです。

三色どんぶり

<材料>

  • 7倍粥 大さじ3
  • サーモン(刺身用) 1切れ
  • とうもろこしフレーク 小さじ1
  • 絹さや 少量

<作り方>

  1. 絹さやの筋をとり、茹でて豆の薄皮を剥いてから細かく刻みます。潰してもOK。
  2. サーモンの刺身は、茹でて小さくほぐします。
  3. とうもろこしフレークをお湯で溶き、ペースト状にします。
  4. 7倍粥に、さやえんどうとサーモン、とうもろこしフレークを綺麗に盛り付けたら出来上がりです。

カミカミ期(生後9~11ヶ月頃)のおすすめレシピ

ひじきと絹さやのおかゆ

<材料>

  • 5倍粥 適量
  • ひじき ひとつまみ
  • にんじん 2㎝輪切り1枚
  • 絹さや 1つ
  • みそ汁の上澄み

<作り方>

  1. 戻したひじきと筋をとった絹さやとにんじんを、だし汁に入れやわらかくなるまで茹でます。
  2. やわらかくなったら、取り出して細かく刻みます。
  3. 5倍粥に2の野菜を混ぜ合わせます。
  4. みそ汁の上澄みを少しかけたら出来上がりです。

絹さやの卵とじ

<材料>

  • さやえんどう 3つ
  • にんじん 2㎝輪切り1枚
  • 卵 3分の1
  • 赤ちゃん用粉末だし ひとつまみ

<作り方>

  1. さやえんどうの筋をとり、軽く下茹でをします。人参は細切りして一緒に茹でます。
  2. 卵に赤ちゃん用の粉末だしをいれて、混ぜ合わせておきます。
  3. さやえんどうを小さく刻みます。
  4. フライパンに少量の油をひき、さやえんどうとにんじんを軽く炒め、卵を流し込みます。
  5. かき混ぜながら炒め、卵にしっかりと火が通ったら出来上がりです。

パクパク期(1歳~1歳半頃)のおすすめレシピ

初節句やお祝いにも♡筑前煮

<材料>

  • にんじん 適量
  • 大根 3㎝
  • ごぼう 5㎝
  • 鶏肉(ひき肉でも大丈夫です) 20g
  • 絹さや 1つ
  • だし汁 適量
  • 醤油 少々
  • 砂糖 少々
  • かつお節 少々

<作り方>

  1. 大根とにんじんは皮を向き、小さくカットします。人参はひとつ飾り用にお花をかたどりましょう。
  2. ごぼうは皮をむいて、みじん切りにし、酢水につけておきましょう。
  3. 絹さやは筋をとります。
  4. 鍋にだし汁をいれて、野菜をすべていれ、野菜がやわらかくなるまで煮ます。
  5. 鶏肉を入れ、火が通ったら、醤油と砂糖で味を付けて軽く混ぜます。
  6. 最後にかつお節をまぶし、軽く混ぜたら出来上がりです。

冷凍保存できる!子どもカレー

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<材料>

  • 合いびき肉 大さじ4
  • かぼちゃ 8分の1カット
  • ミニトマト 3個
  • にんじん 3分の1本
  • さやえんどう 4つ
  • ブロッコリー 2房
  • 水 適量
  • カレー粉 3振り
  • ケチャップ 小さじ2
  • 醤油 少々
  • 水溶き片栗粉 適量
  • サラダ油 少量

<作り方>

  1. 野菜は全部粗みじん切りにします。さやえんどうは筋をとります。かぼちゃは潰すので大きくても大丈夫です。
  2. 小鍋に、油を少しひき、合いびき肉を炒めます。
  3. 肉の色が変わってきたら野菜を全て入れます。
  4. 3に野菜が浸かるくらい水を入れて沸騰させ、灰汁を取ります。
  5. 野菜がやわらかくなるまでゆでたら、かぼちゃをフォークなどで潰しましょう。
  6. カレー粉、ケチャップ、醤油をいれて味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつけたら出来上がりです。

まとめ

さやえんどうは、生後7ヶ月以降のモグモグ期から食べさせることができます。

筋をしっかりとって、初めは中の豆の部分から食べさせてみてくださいね。

慣れてきて、よく噛む力がついてきた頃に、さやの部分も一緒にやわらかく茹でて、小さく切って食べさせることができます。

ただし、ゆで汁に塩を加えるのはやめましょう。

また、料理にいれることもありますが、お誕生日プレートやイベントなどの飾りとしても、緑が映えてとても綺麗なプレートができあがるので、飾りとしても使ってみてくださいね。