赤ちゃんの添い乳のやり方6ステップ!新生児の添い乳はいつからいつまでOK?

スポンサードリンク

産まれたばかりの赤ちゃんは、しばらくのあいだ3時間おきに母乳やミルクをあげなければならず、常にママは寝不足状態。

私も息子が夜中に起きるたび、眠い目をこすりながらおっぱいをあげたものでした。

そんな夜中の授乳を、ちょっと楽にしてくれる方法があります。

それは『添い乳』です。

簡単にいうと、赤ちゃんにおっぱいをあげながら寝ちゃうことができるという優れもの。

この添い乳は、赤ちゃんもママの温もりをたっぷりと感じて安心することができます。

おまけに、お腹いっぱいになってといいことづくしなのですが、注意しなければならない点がいくつかあります。

この記事では『添い乳』について知っておいて欲しいポイントをわかりやすくお伝えします。

ポイントは4つです。

  • 添い乳とは?
  • 添い乳のやり方
  • 添い乳はいつからいつまでやってもいい?
  • 添い乳するときの注意点

最期まで記事を読むと、添い乳に必要な知識が身につくはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

添い乳とは?

まずは『添い乳』とはいったいどういったものなのかを説明するとしましょう。

漢字のとおりで、『ママが横になった状態で赤ちゃんにより添いながらお乳をあげること』です。

夜中の授乳のときや身体が本調子じゃないときに、この添い乳はとても効果的なやり方で、そのまま眠ることも可能というママには嬉しい方法。

ただし、眠ってしまうとこんな危険があるので注意してくださいね。

おっぱいを出したまま眠ってしまうので、身体が冷えてしまい風邪をひいたり、旦那さんが起きたときや帰ってきたときにびっくり&苦笑される可能性もあります(笑)

他にはちょっと深刻な注意点もあるので、それは下記の注意点というポイントで詳しくお伝えしますね。

添い乳のやり方

  1. 赤ちゃんと向かい合うかたちで寝転がります。
  2. 肘に赤ちゃんの頭を乗せ、おっぱいへ近づけます。
  3. 赤ちゃんの上の方から乳首へと口をもっていき、乳輪が見えなくなるぐらい深く咥えさせましょう。
  4. しっかりと咥えて飲んでいるのを確認できたら、肘を伸ばします。
  5. 赤ちゃんの背中を上になっている手で支えます。この時、呼吸を遮らないように注意してください。
  6. 両方のおっぱいを吸わせるのが理想ですが、そのままママが眠ってしまったら、次回の授乳時に吸ってもらっていなかった方のおっぱいから飲ませるように。

添い乳はいつからいつまでやってもいい?

いつからというのは、決まっていません。

私の場合は、産まれてから3日ぐらいから添い乳をしていました。

息子を出産後、3時間ごとに起きないといけないという責任感からなのか、連日なかなか眠ることができず、寝不足と体力消耗が激しくなってきていました。

そんな時、ベテランの助産師さんが添い乳のやり方を教えてくれたんです。

それから夜中の授乳は添い乳を採用。ほんの少しではありますが、まとまった睡眠をとることができるようになりました。

しかし、この添い乳、新生児はおっぱいを飲むのに慣れていないため、上手く飲むことができない場合も。

上手に乳首を咥えられるようになり、しっかりと飲めるようになってからのほうが安心で安全ではありますので、やりはじめる時期は、ママや赤ちゃんの様子で決めてくださいね。

いつまでというのも決まってはいませんが、1歳になったらそろそろ卒乳を考える時期です。

歯が生えてくると虫歯になるリスクが高くなります。

添い乳で寝かしつけると、なかなか卒乳ができなくなる傾向があるので、10ヶ月ぐらいまでがよいのではないかと考えます。

しかし、いつからいつまでとは明確に決まっていませんので、ママと赤ちゃんの良いタイミングで始めて止めるようにしてください。

添い乳するときの注意点

スポンサードリンク


1番注意してもらいたいのが『窒息の危険』です。

まだ手足を自由に動かすことができない赤ちゃんは、顔にかかったものを振り払ったり押しのけたりすることができません。

ママのおっぱいで呼吸が苦しくても、伝える術をもっていないのです。窒息しないよう注意をする必要があります。

おっぱいの他にも、タオルや布団など、顔にかかったら窒息の危険があるものは、赤ちゃんの傍に置かないことが鉄則です。

2番目は『中耳炎になる可能性がある』です。

耳や咽頭が未完成な赤ちゃんが横になりながら母乳やミルクを飲むと、耳に流れ込んでしまう可能性があります。

頭を少し高くするとそのリスクも多少は軽減します。

リクライニングベッドならば上体を斜めにしたり、敷布団の下に座布団などを敷いて高さをつけたり、斜めになる工夫するとよいかもしれません。

3番目は『ママが乳腺炎になってしまう可能性がある』です。

添い乳は、母乳を均等に飲むことができないので、おっぱいが張る原因となります。

1日中添い乳で授乳すると確実にそのリスクが増えますので、夜中の授乳のみなど、するときを決めることをおすすめします。

添い乳はママの頼もしい味方です。

育児に寝不足はつきものだと息子を産む前から先輩ママたちから教えられてきましたが、これほどまでに眠れないのかと驚きました。

添い乳はそんな寝不足ママの疲れを、ほんのちょっとではありますが軽減してくれる頼もしい味方です。

特に夜の授乳には重宝しますので、記事のポイントでお伝えした注意点に気を付けつつ、かしこく添い乳を活用してくださいね。