赤ちゃんに水道水を飲ませてしまった!対処法と新生児の水道水3つのリスク

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赤ちゃんに水道水を飲ませてしまった!対処法と新生児の水道水3つのリスク

完全母乳で赤ちゃんを育てているお母さんもいらっしゃいますが、母乳とミルクの混合で育てていたり、ミルクのみで育てていたりと子育ての方法は様々です。

赤ちゃんの口に入るもの、体内に吸収されるものは特に気を遣っているというお母さんも多いでしょう。

私自身がそうだったので気持ちがよくわかるのですが、自分には良いものは買わないけれど、子どもの為にといって品質の良い物を選んでしまう事も多くなってきますよね。

そんな中、皆さんが毎日飲用する「水」はどうでしょうか?

今回は赤ちゃんが口にする「水」についてまとめてみました!

  • 新生児に水道水を飲ませるのは良くない?
  • ミルクを作るときに水道水を使ってはいけないの?
  • 水道水を飲ませる事によって何かリスクはある?

実はあまり知らないことが多い「水道水」。

赤ちゃんに飲ませても大丈夫なのでしょうか?

知ると恐ろしい事もありますので、是非参考になさってくださいね♪

水道水を飲む事が心配される理由は?

個人差があるかもしれませんが、水道水を飲むのに少し抵抗がある・・・という方は多いのではないでしょうか。

私自身も水道水を水分補給に飲む事は少し抵抗があります。

水道水自体がどんな物なのかを知っておくと、少し考え方が変わってくるかもしれません。

水道水に含まれるカルキ

水道水を雑菌から守る為に、水道水にはカルキや塩素などが含まれています。

しかし、日本の水道水に含まれているカルキや塩素の量は、摂取しても人体に健康被害の出ない量とされているので、特に心配はありません。

とはいえ、できれば摂取はしたくないものでもありますので、気になる方は煮沸処理をしてから飲用する事をオススメします。

現在の水道水は基本的に問題ない

カルキなど様々な物質が含まれてはいるものの、日本の水道水は水道法によりしっかりと水質が管理されている為、基本的には飲んでも問題はないのです。

海外などでは水道水はなかなか安心して口にする事はできませんが、日本の水道水は水質管理が徹底されているので、毎日飲んでも安心という訳ですね。

ただし、個人差がありますので全ての人が飲んでも全く問題ないという訳ではありません。

お腹が弱い人にとっては、少しの水道水でも体に影響が出てしまう場合があります。

万が一新生児に飲ませてしまった場合

「赤ちゃんに水道水を飲ませてしまった!どうしよう!」

と心配してしまうお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、正直そこまで心配する必要はないでしょう。

新生児に水道水を飲ませる事はオススメできませんが、飲んでしまっても赤ちゃんが元気であれば特に問題はありません。

中にはお腹を壊してしまう赤ちゃんがいるかもしれませんので、心配な時には病院を受診しましょう。

ミルクの調乳に水道水を使うのは良くない?

赤ちゃんに与えるミルクを作るときには、水道水は使わない方が良いの?と不安になる方も多いでしょう。

ミルク育児をしている場合は、一日に何度もミルクを作りますよね。

赤ちゃんの栄養になるものですので、できるだけ良質な物を与えてあげましょう。

水道水を沸騰させれば問題はない?

ミネラルウォーターを使う事ができれば手軽で安心ですが、お金もかかるしなかなか手が出せないという方も多いでしょう。

そんな時には、水道水を煮沸処理してからミルクに使用すると安心です。

10分程度沸騰させる事で、カルキなどを大幅に減らす事ができますし、電気ポットを使用する方は「カルキ抜き」機能を使用するのもオススメです。

関連記事:赤ちゃんはイオン水をいつから飲んで大丈夫?2つの注意点と選び方

新生児は特に安心安全を重視して

新生児にとっては全ての事が初めてで、それに加え、体や消化器官もまだまだ未熟な部分ばかりです。

そんな新生児に大切な事は「安心安全な物」を与えてあげる事。

大人の感覚でこれくらい大丈夫だろう。と思っている物でも新生児にとっては負担が大きい物もたくさんあります。

とにかく、新生児期は特に安心安全を考慮してあげる事が大切です。

水道水が新生児に与えるリスクとは?

新生児に水道水をそのまま飲ませてしまったときに気になるリスクについてお話します。

考えられるリスクは2つです。

1.カルキが体に悪影響を与える場合も

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水道水には塩素などの有害物質を少なからず含んでいます。

そして、その有害物質と水分中の有機物が反応すると、トリハロメタンという物質ができるのです。

実は、このトリハロメタンは発がん性物質で、大量に摂取してしまうと喘息やアトピー性皮膚炎などといった様々な症状を引き起こしてしまう場合もあります。

2.お腹を壊してしまう可能性も

私達大人にとっては何ともない事でも、小さな小さな赤ちゃんにとっては害となってしまう事もあるのです。

水道水の中にはカルキなどが残っているので、消化器官が未熟な新生児はお腹を壊してしまう事があります。

生後3ヶ月からは水道水をそのまま与えても問題はないとされていますが、一度煮沸処理を行ってからの方が安心して飲ませる事ができますよ。

まとめ

新生児にとって、水道水をそのまま飲むという事は少々負担が大きいように感じます。

しっかり煮沸処理を行うか、赤ちゃん用のミネラルウォーターを使うと安心ですね。

だんだんと赤ちゃんが成長していくと、水道水も飲めるようになります。

赤ちゃんの体調や成長をしっかりと見ながらチェンジしていくと良いでしょう。

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