赤ちゃんのおでこにたんこぶが出来た!乳幼児のたんこぶ2つの対処法

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寝返りやハイハイ、あんよが出来るようになると、赤ちゃんは予想もしない行動にでるときがあります。

まだ手が届かないだろうと思っていた棚から、物を落として頭にぶつけたり、転んでおもちゃやテーブルにぶつかったり……。

そのたびにぎゃん泣きをしてだっこを求める姿はとても可愛らしく愛らしいものですが、ママやパパはそれだけではすみません。

たんこぶができていないか心配し、もしかしたら脳がダメージを受けていないかなど、最悪のことまで考えてしまうことも。

私は昔から心配性だったので、息子が歩き始めた当初、頭をぶつけるたびに最悪のことまで考えてしまっていました。

でも、赤ちゃんの頭って私たちが思うよりずっと頑丈にできているんですね。

何度かたんこぶができた息子と接しているうちに、過度な心配をすることはなくなりました。

しかし、まだ二歳になったばかり。

日々元気に走り回っているので、これから危険なたんこぶができてしまう可能性が充分あります。

この記事ではたんこぶができたときにママやパパはどう対応したらいいかをご紹介します。

ポイントは5つです。

  • 赤ちゃんが頭をぶつけてしまった時にすることは?
  • たんこぶの処置方法は?
  • たんこぶで病院に行くべき?
  • たんこぶがあるときお風呂に入ってもいい?
  • たんこぶの予防法って?

最後まで読んでいただければ、我が子が頭をぶつけてしまっても慌てずに対処ができるようになるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

赤ちゃんが頭をぶつけてしまった時にすることは?

まず、慌てずに『落ち着いて』赤ちゃんの様子を確認するようにしましょう。

頭をぶつけても『脳や身体に問題のない場合なのか』、『一刻も早く病院に行き処置をしてもらわなければならないのか』それを見極めることが大切です。

見極めるポイント1 赤ちゃんが泣いているか、泣いていないか。

頭をぶつけたら多くの赤ちゃんがギャーと泣きます。ぶつけてからすぐの子もいれば、少し間があいてから泣きだす子も。

泣いている場合は、ひとまず安心してもいいケースが多いです。傷の止血やたんこぶを冷やす処置をしてあげてください。(下記の処置方法参照)

強く打ったのにも関わらず、全く泣かない場合は危険です。

脳や身体になんらかの影響を受けてしまっている可能性があるので、すぐに病院へ連れて行きましょう。

しばらく泣いて痛みが引いてくると、徐々に泣きやみ遊び始めます。そうなると、ひとまずは安心。

しかし、30分~数時間経って、ぐったりし始めたり、急に意識を失ったり、けいれんおこす場合があります。

この症状は脳への損傷が疑われます。

見受けられた場合には、すぐに病院へ行ってください。

また、強く頭を打った場合には、睡眠中もこまめに様子を見るようにしましょう。

48時間(丸2日)は注意深く様子を見守るようにしましょう。

この期間内に吐いたり機嫌がずっと悪かったりした場合は、身体の中でなんらかの変化が起こっている合図です。

念のため病院に診てもらうことを強くおすすめします。

たんこぶの処置方法は?

まず切り傷などの外傷がある場合は、止血をしましょう。

ガーゼや清潔なハンカチなどで患部を圧迫して血を止めます。

血が止まったら今度は消毒をして冷やします。

しばらく冷やしておきたいので、抱っこ紐でだっこするなど、赤ちゃんの動きを制限したほうが確実です。

たんこぶで病院に行くべき?

たんこぶは、二種類に分かれます。

硬いたんこぶとやわらかいたんこぶ。

どちらも受診の緊急性はなく、徐々に小さくなっていくのですが、打ったところが頭なので、パパやママは心配になりますよね。

病院で一度診てもらうと、傷の具合や脳が傷ついていないかなどはっきりとわかると思いますので、心配のようなら受診をしましょう。

たんこぶがあるときお風呂に入ってもいい?

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頭を打ってから48時間は様子を注意深く見守るべきだと考えられています。

数時間~数日経ってから症状が出たりするケースが脳の場合はあるからです。

そのため、強く頭をぶつけた時は丸2日、48時間はお風呂には入れないようにしたほうがいいでしょう。

たんこぶの予防法って?

赤ちゃんに転ぶなというのは無理な話です。

見たものすべてが新鮮で楽しいので、どうしたって動きたくなってしまいます。

それが普通の赤ちゃんなのです。

周囲の大人たちが赤ちゃんが転ばないように、そして万が一転んでも大怪我にならないようにしてあげることが大切というわけですね。

これだけは必ず実践してほしい予防法を2つ紹介しますね。

①テーブルや棚の角にはクッション材などを貼っておき、床にはクッションマットやカーペットを敷いて強打や外傷を防ぐ。

貼っておくのとおかないのでは雲泥の差があります。

ぜひ、ハイハイを始めるようになったら設置を検討してください。

②室内では靴下を履かせず、裸足で過ごさせる。

ただでさえ足元がおぼつかない赤ちゃんです。

靴下を履いたまま歩くことによって、転倒度が二倍……いや、それ以上になってしまいます。

歩きやすさナンバーワンの裸足で過ごさせてあげましょう。

冬など寒い場合は、カーペットや床暖房などを設置して冷え対策をしてあげてください。

たんこぶができたら慌てずよく観察して対処しましょう。

赤ちゃんがたんこぶを作るのは、一度や二度ではありません。

よくあることではありますが、記事でもお伝えしたように危険な状態になっている可能性もあります。

私のように何度か我が子のたんこぶの処置をしているうちに、「ああこれは大丈夫なたんこぶだ」とわかってきたりするのですが、

個人で判断したくない、脳に損傷がないか心配でたまらない、そういった不安があるときは、迷わず小児科を受診してくださいね。