赤ちゃんの作り方を中学生や小学生に説明する4つのポイントと注意点

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先日、息子に「赤ちゃんってどうやって産まれてくるの?」と聞かれたらどう答えようかなと、ぼんやりと考えたことがありました。

みんなはどうやって教えているんだろうと興味をそそられたので、先輩ママたちに聞いてみると、

「コウノトリが運んでくるのよ」という、お約束のおとぎ話系から「ママとパパが愛し合った結果、赤ちゃんは産まれてくるのよ」という少し直球的なものまで。

いろいろな答えが返ってきたんですが、それぞれの家庭で伝え方が違うのがとても興味深かったです。

この記事では、子供にどんな性教育をしたらいいか、参考となる伝え方を年代別にご紹介していきます。

ポイントは4つです。

  • 伝え方のポイント2つ
  • 幼児に赤ちゃんの作り方を教える方法2つ
  • 小学生に赤ちゃんの作り方を教える方法2つ
  • 中学生に赤ちゃんの作り方を教える方法

突然お子様に訊かれて答えに困ってしまわないよう、この記事で予習をしておくと安心ですよ。

ぜひ、参考にしてくださいね。

赤ちゃんの作り方を説明する前の、2つの注意点

まず、訪ねられて答えるときは、できるだけパパとママ、両親が一緒に話すことをおすすめします。

理由は、幼児の場合でもパパとママふたりがいなきゃできないこと、愛し合ってできるんだなというイメージが、なんとなくではありますが、湧きやすい環境といえます。

2つめは、照れて恥ずかしがったりせずに、真面目な話として伝えましょう。

大人はどうしたってこのテの話にいやらしさを覚えてしまいがちですが、子供にとっては『勉強』です。

勉強を教えるのににやにやしたり恥ずかしがったりする人はいませんし、その必要もありません。

赤ちゃんはどうやって作るのか?というセンシティブな内容ほど、伝える側の教え方一つで話の捉え方も変わってくるもの。

いやらしいイメージを沸かせないよう、赤ちゃんのでき方を真面目に話しましょう。

幼児に赤ちゃんの作り方を教える方法

幼児はまだはっきりと伝えても理解はできない時期です。

ただ、何の前触れもなく『赤ちゃんはどうやって作るの?』と聞かれた経験があるママやパパも少なくはありません。

しかし、小学生にあがるまえの子供の場合ここで無理に赤ちゃんの作り方を説明する必要はありません。

ですので、誤魔化してもいいですし、ぼんやりと伝えるという手も。

具体的にご紹介しますと、

①おとぎ話風に答える

お約束の『コウノドリが運んでくるんだよ』というおとぎ話系や、

『さあ?どこから来るんだろう?』と誤魔化して話を打ち切ってしまうという方法も。

※個人的には、上記のように誤魔化さずぼんやりと伝えるほうがいいかなと感じていますが、

まだ幼いころからしっかりと教えるのは無理な話ですので、誤魔化してもありだと思います。

②幼児にもわかるように説明する。

性行為の説明をしても、まったく理解できない時期ですので、ぼんやりと伝える方法です。

『パパとママが仲良しだったから、〇〇ちゃんが産まれてきたんだよ』とか、

『パパの赤ちゃんの種がママの赤ちゃんの卵にくっつくと、赤ちゃんができるんだよ』など。

赤ちゃんの作り方を小学生に説明する方法2つ

低学年と高学年では伝え方が違ってきますが、最近の小学生は性についてちょっとマセぎみの子もいるようです。

いやらしい行為だと認識してしまう前に教えておくのがベストと感じますが、親たちから話すこともちょっと……と、躊躇する話題ですよね。

もし「赤ちゃんはどうやって作るの?」訊ねられたとき、その子の状況に合わせた伝え方をすることをオススメします。

①単純にどうしてできるのか質問してきた場合は、

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『パパの赤ちゃんの種をママのお腹の中に入れると、赤ちゃんができるんだよ』など、幼児のときよりさらに具体的に。

もし、「赤ちゃんはどこから出てくるの?どうやって種を入れるの?」と質問されたら、

『おしっこするところとお尻の穴の間に出入り口になる穴が空いているんだ』と教えましょう。

②少し知識を得てしまって、にやにやしながらなど、からかい口調で質問してきた場合は、

真面目な顔で、『面白いことではない』こと。

『この世にいる人たちは皆、そうやって産まれてくること』『子供を作るのはとても大切なこと』という、

性交渉の根本的な部分をしっかりと伝えるようにしましょう。

赤ちゃんの作り方を中学生に説明する方法

中学生になると性教育も授業で受けていたりするので、ここで親が赤ちゃんのでき方を教えるということはまずなさそうではあります。

しかしもしも訪ねられたら、図や本などを用いてでも構いませんので、しっかりと説明するようにしましょう。

ただ、伝え方には注意が必要です。

お子様によっては性行為に『嫌悪』を示してしまう子も。

いやらしいものというよりも、『子供を産むために必要なこと』だというイメージをもってもらえるように伝えることが大切です。

お子様の様子を見ながら、言葉を選んで伝えるようにしましょう。

激しく嫌悪を抱いているようなら、もう少し大人になってからお話することにしようねと切り上げてあげるのも優しさかもしれません。

高校生まで子供が成長しているのであれば、もう責任もある大人の一歩手前の状態です。

興味本位や性欲に任せて性行為をすることで赤ちゃんができるかもしれないということも含めて、知っておくべき事実。

赤ちゃんができることは本来喜ばしいことですが、年齢や環境によって、自分も大切な相手の人生も大きく変えてしまいかねません。

濁すのではなく、高校生のお子さんにはしっかりと伝えてあげるのが良いでしょう。

赤ちゃんの作り方の説明は子供の性格によって選ぶようにしよう

お子様の教育の中で、性教育が一番頭を抱えてしまう事柄ではないでしょうか。

私は息子が大きくなったとき、上記のように伝えようとは考えておりますが、上手くできるかどうか、正直自信はありません。

ですが、こうして伝えようと心構えをしておくだけで、少し気持ちが楽になります。

こういったデリケートな事柄は、事前準備をしておくことがとても大事。

上記でお伝えした方法を参考に、お子様にあった答えを準備しておいてくださいね。