ビン詰食品の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と4つのメニュー

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缶詰と同じように、保存食として保存していることも多いビン詰食品。

種類も多く、手軽に食べることができて、値段も安いのでとても便利ですよね。

ビン詰食品のメリットは、なんといっても瓶が透明なので中身の状態が見えること。

色や保存状態が確認できるのは、缶詰にはないメリットです。

ビン詰食品は、缶詰と一緒で密封殺菌しているので、保存性が高いですが、瓶詰めのほうが保存期間は短く設定されています。

つくだ煮やジャム、塩辛などいろいろな種類の瓶詰めがありますが、中身によって賞味期限が変わってきます、

また開封後に食べられる期間も変わってきますので、注意が必要ですね。

ここではビン詰食品の正しい保存方法、消費期限、ビン詰食品を使ったお勧めのメニューを紹介しますので、参考にしてください。

 ビン詰食品はどのくらい日持ちする?賞味期限は1年!

ビン詰食品は、缶詰と同じく年単位で保存できるものがほとんどで、保存期間が長いのが逆に安心につながり、うっかり忘れてしまうこともあるので注意。

保存場所もどこでもいいわけではないので、瓶に記載されている保存場所を確認して保存します。

中身によって、保存期間が違いますし、開封した後はぐっと短くなるので注意!

またメンマなどの瓶詰め食品を取り分けるときは、きれいな箸で取り分けないと、菌が繁殖して、腐敗やカビの原因となる可能性があります。

基本的には、缶詰より短い賞味期限が設定されていますので、保存食として買いためるときは、買いすぎに注意してください。

 ビン詰食品の保存方法!

ビン詰食品は、中身によって賞味期限が変わります。

代表的なビン詰食品の消費期限と、正しい保存方法を中身の種類ごとに紹介します。

 ビン詰食品の正しい冷凍保存方法

ビン詰食品は冷凍保存に向きません。

冷凍するまで時間がかかるので、品質が悪くなる可能性がありますし、解凍するときは電子レンジに入れると割れてしまいます。

解凍に時間がかかりますので、冷凍保存は避けたほうがいいでしょう。

ビン詰食品は開封前は常温で、開封後は冷蔵で保存しましょう。

 ビン詰食品の正しい冷蔵保存方法

ビン詰食品は、開封した後は冷蔵庫で保存します。

中身によって保存期間が違うので注意が必要。

中身ごとの賞味期限を紹介します。

・鮭フレーク

ごはんにかけたり料理に使ったり、幅広く使える鮭フレークですが、開封後は冷蔵で保存して、1週間以内に食べきってください。

開封前は常温で1年間保存が可能、保存食に最適ですね。

使うときは、必ず清潔な箸を使ってとりましょう。

・いかの塩辛

イカの塩辛は、開封前の賞味期限が他のビン詰食品よりも短く、3ヶ月。

開封前でも常温で放置しないで冷蔵庫で保存してください。

開封後は冷蔵保存で1週間以内に食べきります。

ビン詰食品の中でも傷みやすく、時間が経過するといかから水が出たり、細くなるので注意。

食べきれる分だけ小皿にとって食べるのがいいですね。

・かにみそ

ビン詰食品のかに味噌は値段もお得で、手軽に、かに味噌が食べられるのでとても人気。

開封後は冷蔵で保存、1週間を過ぎると傷みはじめるので、開封後はなるべく早く食べきりましょう。

開封前は6ヶ月が賞味期限です。

・キャビア

塩漬けされているので保存がききそうですが、生ものなので保存期間が短く開封後は1~2日で食べきりましょう。できれば開けた当日に食べきるのがいいですね。

開封前は4ヶ月保存が可能で、冷蔵で保存しましょう。

・のりのつくだ煮

ビン詰食品といわれて最初に思いつくのが、のりのつくだ煮ではないでしょうか?

いろいろな種類が販売されていて、賞味期限も6ヶ月~2年とかなり長い期間保存が可能です。

開封後は2週間で食べ切るようにします。

開封前も開封後もマイナス10度以下で保存なので、冷蔵庫で保存しましょう。

・めんま

メンマもビン詰で売っていることが多いですよね。

メンマはたけのこを乳酸発酵させて作ったもので、1年半と長い期間保存が可能です。

開封後は、1週間で食べきるといいですね。

開封前は常温で保存が可能ですが、開封後は冷蔵で保存してください。

・果物のシロップ付け

果物の缶詰は良く見ますが、実はビン詰食品でも果物は保存されています。

常温で1年保存することができますが、開封後は冷蔵庫で1週間の消費期限です。

 その他の方法

ビン詰食品は、開封前は常温で保存できることが多いです。

ただ常温でもどこでもいいわけではありません。

直射日光が当たる場所は避け、コンロや暖房の近くなど熱を発する場所も避けて、冷暗所に保存します。

なるべく一箇所に保管したほうが、在庫状態も消費期限の管理もしやすいのでおすすめです。

 ワンポイントアドバイス

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ビン詰食品は、光の影響を受けやすい特徴があります。

瓶のガラスは缶詰と違って透明なので、光を通します。

光の当たる場所に長時間置いておくと、色が変色する可能性があるので、暗い場所に保存しましょう。

ただし、瓶の中には光の影響を受けないビン詰食品もあります。

ガラスに緑色や茶色などの色をつけている場合は、透明の瓶に比べると、光を遮断するため光の影響を受けにくく作られています。

色のついたビン詰食品は中身の品質が、とても安定しています。

 ビン詰食品を使った3つのメニュー

ビン詰食品は種類がいろいろありますが、シンプルに食べるだけではなく、料理にも使うことができます。

ビン詰食品を使ったおすすめのメニューを紹介します。

 のりのつくだ煮のパスタ

残ったのりのつくだ煮のアレンジメニューです

【材料】

パスタ 1束

生クリーム 150ml

のり 3枚

のりのつくだ煮 大さじ1

しょうゆ 大さじ1/2

塩コショウ 少々

オリーブオイル 大さじ1

塩昆布 お好みで

① たっぷりの熱湯に塩とパスタを規定時間より短めにゆでます。

② パスタにオリーブオイルを混ぜます。

③ 生クリームと細かく切ったのりを入れて火にかけます。

④ しょうゆ、のりのつくだ煮を入れて混ぜます。

⑤ 塩コショウで味を調えて出来上がり。

 鮭フレークチャーハン

チャーハンの具がないときに、すぐにできるチャーハンです。

【材料】

ごはん 250g

卵 1個

油 大さじ1

鮭フレーク 大さじ2

塩 少々

めんつゆ 適量

ごま塩 適量

ねぎ 適量

① フライパンに油を敷いて熱し、溶き卵を流しいれます。半熟の状態でごはんを入れて、手早くかき混ぜます。

② 全体的に混ざったら、鮭フレーク、めんつゆ、ごま塩を加えて、ねぎを入れて炒めて出来上がり。

 塩辛の薬味和え

【材料】

塩辛 40g

みょうが 1個

しょうが 1/2かけ

万能ねぎ 5g

★ ごま油 6cc

★ 醤油 2cc

★ 酢1cc

★ 砂糖 3g

① 万能ねぎは細かく小口きりします。

② みょうがは千切り、しょうがは薄くスライスします。

③ 材料をすべて混ぜて出来上がり。

 ビン詰食品の作り置きメニュー

ビン詰食品はいろいろな種類があるので、保存がきくものも多いですね。

おすすめのビン詰食品の作り置きメニューを紹介します。

 メンマとこんにゃくの中華炒め

【材料】

ごま油 大さじ2

メンマ 200g

つきこんにゃく 1袋

塩 少々

中華味の素 小さじ1

料理酒 大さじ1

醤油 小さじ1

黒いりごま 大さじ1

粉山椒 少々

① こんにゃくは下ゆでして水気をきります。

② フライパンに油を熱して、メンマとこんにゃくを炒めます。

③ 調味料を加えて汁気がなくなったら、ごまと山椒を加えて出来上がり。

 まとめ

ビン詰食品の正しい保存方法、消費期限、メニューを紹介しました。

たいていのビン詰食品は、未開封の場合は1年以上の賞味期限を設定していますが、イカの塩辛や、かに味噌、キャビアなどは、未開封でも冷蔵保存で、消費期限も短いので忘れないように注意してください。

またビン詰食品は、光にとても影響を受けやすいので、保存するときは光が入らない冷暗所で保存してください。

ビン詰食品を、上手に料理に役立ててくださいね!