コンドームを着けても妊娠する?様々な理由や確率と正しいつけ方を学ぼう!

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避妊をするための方法はいくつかありますが、もっともポピュラーで手軽な避妊法と言えば、コンドームですよね。

コンドームをすれば妊娠を確実に防ぐことができると思っている人も多いと思います。

「コンドームを着ければ妊娠することはないでしょ!」
「射精するときだけ着けておけば大丈夫!」

なんて思っている人もいるかもしれませんね。

実はコンドームを着けていても妊娠する可能性があるんですよ。

実際、私の周りにもコンドームを着けていたのに妊娠したという人がいます。

「ちゃんと着けていたのに何で?!」
「コンドームを着けても妊娠する理由は何?」

と思ってしまいますよね。

コンドームを着けていても妊娠してしまう理由は、

1. コンドームのサイズが合っていない
2. 着け方が間違えている
3. 射精後挿入したままにしている
4. コンドームが劣化している
5. 着ける前に挿入してしまった
6. コンドームに穴が開いていた

といったことが挙げられます。

予期せぬ妊娠を防ぐためにはコンドームの正しいつけ方を学ぶことも大きなポイントとなります。

コンドームを着けても妊娠する理由をしっかり理解して、正しくコンドームを使うことが大切です。

コンドームを着ければ妊娠しないって本当?

冒頭でも触れたように、

「コンドームを着けていれば妊娠しないよね!」

と思っている人はとても多いと思います。

確かにコンドームは手軽に購入することができるので身近な避妊アイテムですよね。

しかしコンドームを着けていても妊娠を100%防ぐことはできません。

コンドームでの避妊予防率は100%ではない

コンドームを装着することのメリットは、

・妊娠を防ぐ
・性感染症の予防

この2点が大きいと思います。

性感染症の予防よりも妊娠を防ぐ目的で使用しているという人のほうが多いかもしれませんね。

しかしコンドームを着けても妊娠を100%防ぐことはできません。

コンドームを着けても妊娠してしまう理由については、あとの項目で詳しく紹介しますね。

コンドームを着けていても妊娠する可能性がある

100%妊娠を防ぐためには、コンドームでは不十分と言えるでしょう。

絶対に妊娠を防ぎたいのであれば、低用量ピルを正しく飲むことがもっとも有効とされています。

低用量ピルと併せてコンドームを着けることによって、妊娠の可能性がさらに下がり性感染症の予防にもつながります。

コンドームを着けても妊娠する3つの理由

コンドームを着ければ妊娠しないと信じていた人にとっては、コンドームでは100%妊娠を防ぐことができないことに衝撃を受けている人もいるかもしれませんね。

コンドームを着けていても妊娠してしまう大きな理由は、

1. サイズが合っていない
2. 着け方が間違えている
3. 射精後すぐに抜かない

といった3つが主な原因だといわれています。

この3つの理由をしっかり押さえることが大切です。

コンドームのサイズが合っていないと精液が漏れる可能性

「コンドームのサイズってどれも同じでしょ!」

と思っている人は要注意!

実はこれがコンドームを着けていて妊娠してしまう大きな理由なのです。

コンドームにはS・M・Lといったようにサイズがあり、男性器の大きさに合わせたコンドームを使用することが大きなポイントです。

これは女性にはなかなかわからないものですから、男性がきちんと自分のサイズを認識して正しいサイズのコンドームをチョイスすることが大切になってきます。

コンドームのサイズが合っていないと、

・コンドームのサイズが小さい場合・・・破れる原因になる
・コンドームのサイズが大きい場合・・・挿入口から洩れる原因になる

ということが起こり、精液が膣内に漏れ出してしまい妊娠につながってしまうことも。

コンドームの着け方が正しくないと精液が漏れる

コンドームの正しい着け方って知っていますか?

「ただするっと被せればいいんだよね!」

と思っているなら、もう一度正しいつけ方を学ぶ必要がありそうです。

コンドームの正しいつけ方についてはあとの項目で詳しく紹介しますが、実は正しいつけ方をしていない人は結構多いそう。

コンドームを正しく装着できていないと、

・空気が入って破れる
・途中で取れてしまう
・細かい傷がついてしまう

といったことが起こり、精液が膣内に入ってしまいます。

射精後そのままにしていると精液が漏れることも

コンドームのサイズも合っている、着け方も正しい、なのに妊娠してしまったという場合、射精後の外し方に問題があったのかもしれません。

射精後膣内に男性器を入れっぱなしにしていると、男性器からコンドームが外れやすくなってしまいます。

根元から精液が漏れ出す可能性も!性交が終わったら速やかに性器を膣から抜くことが大切なんですね。

コンドームを着けても妊娠するのはほかにもこんな理由がある!

コンドームを着けていても妊娠してしまう理由はまだまだあります。

・コンドームの使用期限が切れていた
・コンドームが劣化していて破れた
・コンドームを着ける前に挿入した
・コンドームに穴が開いていた

などが理由として挙げられるでしょうか。

「使用期限が切れているとどうなるの?」
「劣化するってどういうこと?」
「穴が開いていることなんてあるの?!」

と思うかもしれませんが、実はこれらもコンドームを着けていたのに妊娠してしまったという理由として多いのです。

使用期限が切れたものは破れやすくなる

コンドームには使用期限があることをご存知ですか?

コンドームはゴム製なので経年とともに劣化していくものです。

使用期限が切れているものはゴムが性交の摩擦に耐えられず、破れやすくなってしまいます。

使用の前に一度使用期限をチェックしてみてくださいね。

使用期限がまだ残っていても、「あとわずか!」というときは新しいものを用意すると安心ですよ。

保存状態が悪く劣化していると破れやすい

使用期限がまだまだ先だったとしても、保存状態はどうでしょうか。

コンドームを日当たりのいい場所に置いていませんか?

コンドームが日光に長くあたると、使用期限内だったとしても劣化が進んでいます。

潤滑剤が蒸発していることもありますから、保存状態が悪いものも使用は避けたほうがいいですね。

コンドームを着ける前に挿入するのも理由のひとつ

「コンドームを着けるのは射精のときだけでいいや!」

といって、射精をしないからといってコンドームを着けずに挿入するのも妊娠する理由のひとつです。

射精をする前でも、男性器からはわずかながら精液が出ているんですよ。

いわゆる『ガマン汁』というものですね。

これに精液が含まれているなんて!

妊娠率としては低いのかもしれませんが、実際にこれが理由で妊娠した人は少なくありません。

ラブホのコンドームは要注意!穴が開いているかも!?

これもかなり驚きの事実!

ラブホテルにはコンドームが用意されていますよね。

前の人が使用しなければ、備品類はそのまま次に回しているということも多いようです。

とても悪質ないたずらですが、前に利用した人がコンドームに穴を開けてそのままにしている!

なんていうこともあるとか。

都市伝説のひとつともいわれていますが、よく考えてみれば誰が用意して誰が触ったかわからないものを使うのはリスクがありますよね。

必ず自分で用意したものを使いたいものです。

予期せぬ妊娠を防ぐにはコンドームの正しいつけ方を学ぶのがカギ!

妊娠を希望している場合はコンドームを使うことはそもそもありませんが、妊娠をまだ望んでいないという人はコンドームがマストアイテム!

ここまで紹介してきたように、コンドームはただつければいいというわけではありません。

ここではコンドームの正しいつけ方を紹介しようと思います。

・コンドームの準備
・着けるタイミング
・装着の仕方
・外し方

大きく分けて上記の4つについて詳しく紹介しますね!

女性も男性ももう一度コンドームの使い方について見直してみるチャンスです。

コンドームは自分で用意しよう!

前の項目でも触れましたが、コンドームは絶対に男性が自分で用意するのがおすすめ!

自分で用意しないと、

・もしかしたら穴が開いているかも!
・いつ購入したかわからない!
・保存状態が悪いかも!
・自分のサイズに合わないかも!

といったことが起こり、妊娠を防ぐことができないかもしれません。

また爪もきちんと切っておくことをおすすめします。

コンドームを着けるタイミングも妊娠を防ぐポイント!

これも前の項目で紹介しましたね。

コンドームを着けるタイミングもとても大切なことです。

間違ってもコンドームを着ける前に挿入しないようにしましょう。

「中で射精しないから大丈夫!」
「口でしてもらうだけだから大丈夫!」

こんなことを言われたとしても、必ずコンドームを着けてもらいましょう。

オーラルセックスでものどに感染してしまうこともあります。

安全日だからという理由でコンドームを着けないのもNGですよ!

挿入前に正しく着けよう!

コンドームは挿入前に『正しく』着けることが大切です。

コンドームの正しいつけ方は、

1. 袋から取り出す時はコンドームを端に寄せて、切った部分は切り離そう!
2. 精液が溜まる部分をつまんで空気を抜き、性器の先に被せよう!
3. 性器の皮を剥いて根元までコンドームを下ろそう!
4. 一度皮を上げ、再びコンドームを巻きおろしたらOK!

たったこれだけですよ。

慣れてくればすんなりと着けることができるようになるはずです。

妊娠を防ぐとともに性感染症を防ぐためには大切なグッズです。

女性が着ける場合もこの手順で着けてみてくださいね。

上手に外して捨てよう!

射精が澄んだら速やかに外して捨てるのがカギ!

前の項目で紹介したように、男性器が萎えるまで膣内に挿入していると、せっかくコンドームで受け止めた精液が流れ出てしまいます。

膣から抜くときはコンドームの根元をしっかりと押さえ、膣内で取れないようにして抜きます。

精液が漏れないように口を縛り、ティッシュなどで包んでから燃えるごみとして捨てましょう。

トイレや洗面所で流すのはNGですよ!

妊娠中の性交もコンドームがマスト!その理由は?

もうひと月になるのは、

「妊娠していればコンドームを使わなくてもいいんだよね!」

ということ。

すでに妊娠しているのだから、コンドームは使わなくてもいいような気がしますよね。

しかし妊娠中もコンドームを使うのがマスト。

その理由としては、

1. 精液には子宮を収縮させる作用がある!
2. 感染症のリスクを防ぐ!

といったことです。

妊娠中もきちんとコンドームを着けて性交しましょうね。

早産を防ぐためにコンドームを着けよう!

妊娠中でも妊娠前と変わらずに性交をする人は少なくありません。

「妊娠中はコンドーム着けなくてもいい?」

と疑問に思いつつも、こういったことってなかなか周りの人には聞きづらいんですよね。

精液には子宮を収縮させる作用があることを知らないという人も多く、コンドームを使わずに性交する人もいます。

妊娠中に性交すること自体は問題ありませんが、精液が刺激となり早産につながってしまうリスクがあることを知っておきましょう。

コンドームを着けていれば子宮内に精液が入ることはありません。

妊娠中は必ずコンドームを着けましょう。

妊娠中はデリケート!コンドームで感染症を防ぐ!

妊娠中は体も心もデリケートになります。

特に感染症はちょっと怖いですね。妊娠することで免疫力が低下しがちになります。

今までは免疫が働いて感染せずにすんでいたのが、妊娠とともに免疫力が下がり細菌に感染しやすくなることがあります。

・性器ヘルペスウイルス感染症
・性器クラミジア感染症
・カンジダ膣園

などは特に気を付けたい感染症です。

性交だけで感染するものではありませんが、性交によって感染する可能性も高いです。

コンドームをきちんと着けて感染症も要望しましょう。

まとめ

コンドームを着けても妊娠することがあるなんてびっくりですよね。

私の周りにも実際にコンドームを着けていたのに妊娠した人がいるので、100%防げるわけではないんだなと実感しました。

コンドームを着けていても妊娠してしまう理由は、

・サイズが合っていない
・正しいつけ方をしていない
・使用期限が切れている
・コンドームが劣化していた
・穴が開いていた

などがいえるようですね。

コンドームを使う前は、使用期限や劣化をきちんと確認することも大切です。

望まぬ妊娠をしないように、正しくコンドームを使いましょう。