赤ちゃんは離乳食でクッキーをいつから食べて大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ

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赤ちゃんは、子どもや大人と同じようにおやつが大好きです。

甘いビスケットやクッキー、甘い塩味のおせんべいなど喜んで食べてくれます。

赤ちゃんが喜んで食べてくれるので、ついついたくさんあげてしまいたくなりますが、食事に影響しない量を大人がコントロールしてあげましょうね。

おやつの中でも人気の、口どけがよいクッキーやビスケットに着目してみましょう。

「クッキーはいつから食べていいの?」

「何か気を付けたほうが良い事ってある?」

「クッキーを手作りしたい!」

赤ちゃんへのおやつも手作りしたいのが親心ですね♪

お砂糖やアレルギー食品も気になるクッキーについて次のことをご紹介していきます。

  • 赤ちゃんとクッキー
  • クッキーを食べさせるときの4つの注意点
  • カミカミ期のおすすめレシピ
  • パクパク期のおすすめレシピ

離乳食を迎えて、そろそろおやつも食べさせてあげたいなと考えているお母さんたちへ、少しでも参考になれば嬉しいです♪

赤ちゃんはクッキーをいつから食べられるの?

まず、赤ちゃんがおやつを食べられるのは、生後9か月以降のカミカミ期からになります。

それまでは、基本的にはおやつは不要で、手づかみの練習に少し与えてもいいかなくらいです。

カミカミ期は、おやつを楽しむ程度に食べますが、1歳以降のカミカミ期は、赤ちゃんの運動量も増えてくるので、本格的におやつを開始しましょう。

さて、クッキーですが、市販のものは砂糖や塩分が含まれているので、パクパク期から2枚程度でスタートし始めます。

口どけもよく歯が生えていない赤ちゃんでも、口で溶かしながら食べることはできますが、カミカミ期までの赤ちゃんには適していません。

クッキーは噛んで食べることもできるので、歯固めにもおすすめのおやつです。

手作りしたもので、塩分や砂糖に気を付けたものを作ると、カミカミ期からでも、クッキーを楽しむことはできます。

また、油で揚げたものは与えないようにしましょう。

大丈夫?赤ちゃんにクッキーを食べさせるときの注意点4つ

食べさせすぎないようにする

初めて出会う甘いおやつの味に喜び、たくさん欲しがる赤ちゃんも多いでしょう。

しかし、前提として頭にいれておきたいことは、「ご飯や離乳食を食べること」を大切にしましょう。

よく、「おやつを食べすぎてご飯を食べなかったのよ~」と、お母さんたちとの話でも、持ち上がるほど、赤ちゃんはたくさん食べたがりますよ。愛らしいですが、我慢してくださいね!

カミカミ期におやつを食べさせるときには、毎日ではなく、たまにごく少量であげるようにしましょう。

アレルギー源に注意が必要

クッキーには、卵や小麦粉などアレルゲンになりやすい食品が含まれています。

離乳食で、卵や小麦粉のアレルギーの有無を確認していれば安心してもよいのですが、初めて食べさせるときには、午前中に一口食べさせて午後まで様子をみてみましょう。

いつもと違う症状(肌に赤い斑点ができる、かゆがる、咳がでる、鼻水がでるなど)を見つけたら、早めにかかりつけ医に相談し、アレルギー検査を受けるようにしましょう。

市販のクッキーは成分表を確認しよう

市販のクッキーには、アンパンマンなどのキャラクターものや、カルシウム入りのものなど、様々な種類があり、子どもたちも喜んで食べてくれます。

しかし、中には、添加物が入っているものもあるので注意が必要です。

赤ちゃんの内臓は、添加物に対する働きが未熟なので、添加物の有無、安全性の高いクッキーを選びましょう。

大人や子ども向けのクッキーは赤ちゃんに不向き

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市販のクッキーは、赤ちゃんだけでなく子どもや大人も食べますが、それは赤ちゃんには食べさせないでください。

お母さんたちが食べていると、赤ちゃんも食べたそうにしてしまい、ついついあげてしまうこともありますね。

なぜ、だめなのかというと、ベビー用のクッキーやビスケットに比べて、高エネルギー、高脂肪、高塩分のものや多く、赤ちゃんには負担がかかるからです。

お母さんたちがクッキーを食べる時には、赤ちゃんが寝ているときや、赤ちゃん用のクッキーも準備してから、一緒におやつの時間を楽しむようにしたいですね。

カミカミ期のクッキーおすすめレシピ3つ

ゴックン期やモグモグ期はおやつは不要なので、カミカミ期からのレシピをご紹介します。

カミカミ期(生後9~11ヶ月)は、おやつは楽しむ程度の少量分を食べさせてくださいね。

口どけが良い♪やさしいクッキー

<材料>天板2枚分

  • 薄力粉 80g
  • 片栗粉 80g
  • 卵黄 1個(卵無しでもOK)
  • 牛乳 50㏄(初めのうちは豆乳や粉ミルクもおすすめ♪)
  • 砂糖 30g
  • 無塩バター 30g

<作り方>

1.薄力粉と片栗粉をボウルにいれて、混ぜ合わせます。オーブンを180度に予熱しておきます。

2.バターは常温で柔らかくしておき、別のボウルに砂糖、卵黄、牛乳と混ぜていきます。

3.2がよく混ざったら、1を3回に分けて入れ、しっかり混ぜます。

4.生地がまとまったら、綿棒で5㎜に伸ばし、型抜きなどで成形していきます。

5.オーブンで12分焼いたら、出来上がりです。

卵無し!粉ミルク消費!サクサククッキー

<材料>

  • 薄力粉 70g
  • 粉ミルク ミルクスプーン3杯(スティック1本)
  • 砂糖 25g
  • オリーブオイル 25g
  • 水 大さじ1

<作り方>

1.ビニール袋に、薄力粉・砂糖・粉ミルクをいれて、振ります。

2.オリーブオイルを入れて、よく揉みます。ここで粉っぽければ、水を入れましょう。

3.まとまったら、ビニール袋の上から、綿棒で4㎜の厚さに伸ばしましょう。

4.オーブンを140度に予熱しておきます。

5.ビニール袋を切り、生地を成形します。

6.オーブンで20分焼いて、そのまま冷ましたら出来上がりです。

ほうれん草で鉄分補給!グリーンカラーのクッキー

<材料>

  • 薄力粉 50g
  • 片栗粉 30g
  • 砂糖 20g
  • ほうれん草のペースト 20g(人参やサツマイモペーストなど、離乳食の残りでもOK)
  • オリーブオイル 20g
  • 卵黄 1個

<作り方>

1.ボールに片栗粉、砂糖、ほうれん草のペースト、オリーブオイル、卵黄をいれてよく混ぜます。

2.薄力粉を一度ビニール袋にいれて軽く振ってから、1のボールに入れ、よく混ぜます。

3.生地を5㎜厚に長方形に綿棒で伸ばして、冷蔵庫で30分休ませます。

4.オーブンを180度に予熱します。

5.生地を型抜きして、オーブンで12分焼けば完成です。

パクパク期のクッキーおすすめレシピ6つ

運動量が増えて、離乳食だけでなお腹も減ってしまう1歳以降、おやつはエネルギー源となってきます。

しかし、まだまだ与えすぎには気を付けて、食べる量は大人がコントロールしてあげましょう。

栄養たっぷり♪きな粉入りクッキー

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<材料>天板1枚分

  • 薄力粉 130g
  • きなこ 10g
  • 卵 1個
  • 砂糖 30g
  • サラダ油 10g(カミカミ期はオリーブオイルで代用可能です!)

<作り方>

1.袋に、砂糖、卵、サラダ油を入れてよく揉んでおきます。

2.1に薄力粉ときな粉を入れて、袋の口を閉じ、さらに揉んでおきます。

3.ひとまとまりになったら、そのまま冷蔵庫に入れて30分休ませます。

4.オーブンを180度に予熱しておきましょう。

5.予熱している時間に、生地を厚さ5㎜ほどに伸ばして、適当や大きさに切ります。

(手づかみしやすい長方形がおすすめです。フォークでつんつんと穴を開けても可愛いです。)

6.180度のオーブンで20分焼きましょう。しっかり冷ましたら出来上がりです。

材料3つ!オーブントースターでサクほろのクッキー

<材料>

  • 薄力粉 200g
  • 砂糖 65g
  • バター 130g

<作り方>

1.薄力粉、バター 砂糖をフードプロセッサーに30秒ほどかけます。(泡だて器やビニールでまとめてもOK)

2.まとまったらスイッチを切りましょう。

3.取り出してまとめます。

4.天板の上に網(ホイルをしわしわにしておいても良い)を敷き、クッキングシートを敷きましょう。

5.生地を天板の大きさに合わせて伸ばします。

6.オーブントースターで6分焼き、アルミホイルをふんわりかけてから、さらに7分焼きます。

7.天板から取り出して、冷ましたら包丁で切って切り口を上にして並べ直します。

8.さらに、トースターに戻して5分ほど焼きましょう。

9.そのまま冷ましたら出来上がりです。

米粉で♪スノーボールきなこ入りクッキー

<材料>

  • 米粉 100g
  • 砂糖 30g
  • きなこ 20g
  • サラダ油 60㏄
  • 牛乳 50㏄
  • 粉砂糖 適量

<作り方>

1.砂糖ときなこ、米粉、サラダ油をボウルにいれてよく混ぜます。

2.1に牛乳を少しずつ入れながら混ぜます。

3.まとまってきたら、手でひとまとめにしましょう。

4.16等分に分けたら、一つずつコロコロとまるく成形します。

5.天板に並べて、180度に予熱したオーブンで20分焼きます。

6.冷めたら、粉砂糖を茶こしで振りかけて可愛いスノーボールの出来上がりです。

ごま入りで栄養たっぷりのクッキー

<材料>

  • バター 20g
  • 砂糖 10g
  • 薄力粉 40g
  • 片栗粉 10g
  • すりごま スプーン1杯

<材料>

1.バターと砂糖をよく混ぜます。

2.ごまと薄力粉、片栗粉を加えて、さらによく混ぜます。まとまらない時は少し水をいれて調節しましょう。

3.ラップで棒状にくるんだら、包丁で一口サイズに切っていきます。型抜きでもOKです。

4.オーブンシートを敷いた天板に並べたら、トースターで10分焼きます。

5.冷めたら出来上がりです。

高野豆腐でヘルシークッキー

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<材料>

  • 高野豆腐 長方形1個
  • 小麦粉 80g
  • 片栗粉 小さじ2
  • マーガリン(バター) 15g
  • 牛乳 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1

<作り方>

1.ボールにマーガリンと砂糖をいれて、白っぽくなるまで混ぜましょう。

2.1にふるった薄力粉と片栗粉、おろしがねですった高野豆腐を入れて混ぜます。

3.牛乳をスプーンで少しずついれながら、生地をまとめていきます。

4.ビニール袋にいれて、2㎝の厚さにして、冷蔵庫で30分休ませましょう。

5.袋の上から、綿棒で5㎜厚になるまで伸ばして型抜きをします。

6.トースターで10分焼いたら完成です。

砂糖不使用!バナナクッキー

<材料>

  • 薄力粉 大さじ2
  • 片栗粉 大さじ2
  • きな粉 大さじ1
  • バナナ 大さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ベーキングパウダー ひとつまみ(無しにするとサクサククッキーになります。)

<作り方>

1.オーブンを160度に予熱しておきましょう。

2.材料をすべてボウルに入れて、バナナをつぶすように混ぜていきます。

3.粉っぽければ、バナナを少し足して調節してみましょう。

4.天板にクッキングシートを敷き、生地を置いて、5㎜厚に伸ばします。

5.一口サイズにカットします。

6.オーブンで13分焼き、粗熱が取れたら出来上がりです。

まとめ

赤ちゃんには、月齢に合った量と食材のクッキーを食べさせるようにしましょうね。

砂糖不使用や卵不使用など、アレルギーの赤ちゃんでも食べることができるレシピもたくさんあるので、

参考にしてみてください♪

市販のクッキーも赤ちゃんは大好きですが、お母さんの手作りクッキーも喜んで食べてくれると思います!

赤ちゃんのお昼寝時間などを使って、時間があるときに、ぜひ挑戦してみてください。