妊婦が食べちゃダメな果物って?妊娠中のフルーツ3つの注意点と胎児への影響

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妊娠中って、食べ物に対して制限が多くなりますよね。

その中で今回注目するものはフルーツです。

甘かったりすっぱかったり、みずみずしかったり、食べ応えがあったり。

種類も豊富な果物は、毎日日替わりで食べても飽きることがありません。

ところで妊婦が食べちゃダメな果物ってあるの?

妊娠中の果物がおやつ変わりになる事もあるので、果物について色々心配事が出てきますよね。

この記事では妊娠中のフルーツの注意点とは?というような気がかりになる果物についての疑問にお答えしていきますね。

 妊婦が食べちゃダメな果物って?

実際のところは妊娠中に摂取してはダメな果物はありません。

積極的に摂りたい所ですが、肥満や冷えの原因となってしまうので、過剰摂取には気を付けましょうね。

妊婦が果物を毎日食べていいの?

 果物には普段の食事だけでは不足がちなビタミンC、ミネラル、ポリフェノールやカノテノイドが補給できますので、全く摂らないのは体に良くありません。

果物は毎朝適量を食べるのがおすすめです。

妊娠中は次に述べる順に優先的に摂ると良いでしょう。

  1. 主食(パン、ご飯、麺類)・・・体の基礎となるエネルギーを生成します。
  2. 副菜(野菜類)・・・ミネラル、ビタミンなどを補給します。
  3. 主菜(卵や肉、大豆類)・・・筋肉や血液を生成します。
  4. 乳製品(ヨーグルトやミルク類)・・・カルシウムが豊富で骨の形成を行います。
  5. 果物

厚生労働省のHPの「妊産婦のための食事バランスガイド」からは、妊婦は果物を常日頃から摂りいれるように推薦されており、カナダのアルバータ大学の研究では、「妊婦が果物を摂ると、1歳児の時の学習能力や発育状態にとても有効である」との結果が出ています。

今すぐの栄養だけではなく、子供の将来的な成長にも有効的なので、果物をバランス良く摂り入れると良いですね。

妊婦が食べる果物の中の成分には

果物には、妊娠中に必要なミネラル、ビタミンや便秘に良い食物繊維が豊富に入っています。

その他にも妊娠中のママに必要な成分が沢山入っているのでご紹介していきます。

 妊娠中に摂りたい葉酸

葉酸が妊娠中に摂りたい成分ということは有名ですよね。

厚生労働省も先天性神経疾患のリスクを軽減させるため、妊娠中に適量を摂るように推薦しています。

葉酸は極端に摂らないのも摂りすぎてもダメなので、妊娠中は気にかけながら必要分摂るようにしましょう。

参考記事⇒葉酸サプリランキング2018~市販vs通販!妊娠中におすすめ葉酸サプリ35選

妊娠中に摂りたいビタミンC

ビタミンCとは肉類や魚類などの主菜の中にはあまり多く含まれていませんので、常日頃から注意して摂取したい栄養分となります。

妊娠中は特に貧血を起こしやすいので、ビタミンCは鉄分の吸収を向上させて免疫機能も上昇させてくれるのです。

妊娠中に摂りたい食物繊維

妊娠中はどうしても便秘になってしまいがち。

妊娠前は便秘知らずだった方も、妊娠中期を過ぎると便秘に悩まされる事は少なくはありません。

そんな時に、便秘を改善してくれるのは果物にも入っている食物繊維です。

便を軟らかくしてくれるので、痔に悩まされている方にも良いでしょう。

そして、つわりによって酸っぱいものを味わいたい時には、酸味のある果物を味わってみると栄養分も摂り込めますね。

これだけではなく、フルーツにはカルシウムの吸収を良化するビタミンD等も入っていますので、胎児の骨や歯の生成をサポートしてくれます。

中でもドラゴンフルーツは、スーパーフードと呼ばれるだけあって、上記のような栄養素がたっぷり含有されているので、妊婦さんにはオススメ。

 妊婦が食べていい1日の果物の量は?

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妊娠中に摂りたい果物の摂取量は1日200gを目安にバランス良く摂るようにしましょう。

【100gあたりの果物摂取量】

・キウイフルーツ …大1個

・イチゴ …中5個

・バナナ …中2/3本

・リンゴ …中1/3個

・ミカン …小2個

くれぐれも食べ過ぎには注意が必要です。

肥満や冷えの原因となります。

妊婦に冷えは大敵ですので気をつけましょうね。

 妊娠中のフルーツ3つの注意点と胎児への影響

妊娠中の果物を食べる際に注意する点はあるのでしょうか?

注意する点には、以下事が挙げられます。

食べ過ぎ

肥満や冷えの原因となりますので、食べ過ぎには注意が必要です。

感染症

トキソプラズマなどの感染症の予防の為にも皮ごと食べる場合には、しっかりと洗い流しましょう。

関連記事⇒妊婦はトキソプラズマ症に注意!妊娠中のトキソプラズマの影響と9つの予防策

冷え

メロン、スイカ、梨、パイナップルなどの夏が主力の果物は体が冷え易いようになっていますから、少量に抑えましょう。

特に感染症は、胎児の発育にも影響しますので十分に注意が必要です。気を付けましょうね。

関連記事⇒妊婦の冷えは大敵!妊娠中の冷え、胎児への影響9つの理由と対策

 妊婦が食べるつわりにいい果物は?

妊娠中はつわりで全く食べることができない!といった方もいますよね。

しかしながら、「果物なら少しは食べられた!」といった方も大勢いるのです。

少しの量でもつわりの時に容易に食べられるおすすめの果物は、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘系の果物です。

そのまま切って食べるのも良いですし、ジュースやスムージーにして飲むと、つわりで食する事が厳しい時期でも口に入れやすいですよ。

 妊婦が果物を食べる時!気になるカロリーを教えて

妊娠中にダイエットはお勧めできませんが、果物には甘いものが多いのでカロリーは気になりますよね。

好きな果物がどのくらいのカロリーがあるのかを把握しておきましょう。

把握しておくことで、食べ過ぎを予防しやすくなりますよ。

【100gあたりの果物のカロリー】

  • すいか・・・37kcal
  • 桃・・・40kcal
  • バナナ・・・86kcal
  • みかん・・・45kcal
  • なし・・・43kcal
  • キウイ・・・53kcal
  • ぶどう・・・59kcal
  • かき・・・60kcal
  • マンゴー・・・64kcai
  • りんご・・・54kcal
  • いちご・・・34kcal
  • 伊予間・・・46kcal
  • ドラゴンフルーツ・・・50kcal

バナナやマンゴー、かき等の冬メインの果物は、カロリーが高めですね。

冬の妊娠中にはカロリーに気をつけてくださいね。

上記のカロリー表を参考にして食べ過ぎには注意しながら、果物を食べていきましょう。

 妊婦は果物を食べましょう

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妊娠中は色々カフェインや食事の制限をしないといけないので、ストレスも貯まりますよね。

毎日のお菓子を果物に変えてバランスの良い食事を心掛けましょうね。