赤ちゃんの布団は必要?いらない?おすすめベビー布団7選と選び方

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赤ちゃんが生まれる前に準備しておいたほうが良いもののリストの中に、必ずと言って良いほどあるのが赤ちゃん用の「ベビー布団」です。

赤ちゃんが長い時間過ごすお布団は、良いものを選んであげたいと思う反面、ベビー布団は種類やセット内容が豊富でどれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

今回は、はじめて赤ちゃんの布団を選ぶときによく疑問に上がることを、以下3つのポイントにまとめて紹介します。

  • 赤ちゃんのベビー布団の必要性
  • 赤ちゃんのベビー布団の選び方
  • 赤ちゃんのベビー布団おすすめ7選

赤ちゃんは、生まれて間もない頃はほぼ1日中、生後6ヶ月を過ぎても1日の半分以上は眠って過ごします。

そんな赤ちゃんの眠りを快適にするために、赤ちゃんの布団についての理解を深めて、良いものを選んであげましょう。

目次

赤ちゃん用の布団は必要?ベビー布団の良い点と、使わない場合の注意点

赤ちゃんが生まれる前に準備しておくと良い「出産準備品」のリストに、当たり前のようにリストアップされているベビー布団ですが、お布団は必ずしも赤ちゃん用のものを準備する必要があるのでしょうか。

家庭によっては、ベビー用の布団を購入せずに、ママやパパのお布団で一緒に添い寝をしたり、自宅にもともとある大人用の布団セットで代用したりすることもあるようです。

そこで今回は、赤ちゃん用の布団が必要かどうかを考えるために、赤ちゃん用の布団の良い点と、赤ちゃん用の布団を使わない場合には何に注意すれば良いのかについて説明します。

赤ちゃん用のベビー布団の良い点

赤ちゃん用の布団を用意すると、金銭的にはコストがかかりますが、赤ちゃん専用に作られたものであるため、赤ちゃんの睡眠にとっては良い点がたくさんあります。

具体的には、主に以下5点がメリットとして挙げられます。

①掛布団が軽いため、赤ちゃんが窒息しづらく、また自由に寝返りをしやすい。

②敷き布団が硬めのため、赤ちゃんが窒息しづらく、また背骨の変形などを防ぐことができる。

③肌が敏感な赤ちゃんでも安心な綿やガーゼ素材で作られている。

④汗っかきの赤ちゃんのために通気性の良い素材になっている。

⑤汗やミルク、おしっこで汚れても洗濯しやすい。

このようにベビー布団は、小さい赤ちゃんでも窒息などの危険がなく、快適に寝ることができる素材で作られています。

また、赤ちゃんは汗っかきですし、ミルクの吐き戻しやおむつ漏れでお布団がすぐに汚れてしまいます。

そんなときも、小さめサイズのベビー布団であれば、頻繁に洗濯をしたり干したりできるので、衛生的に扱いやすいという利点もあるでしょう。

赤ちゃん用のベビー布団を使わない場合に注意すること

赤ちゃん用のベビー布団は購入せずに代用品でまかないたい、あるいは、ベビー布団を用意したけれど添い寝じゃないと寝ついてくれないので、結局大人と同じお布団で寝ているという家庭もあると思います。

このように赤ちゃん用のベビー布団を使用しない場合は、赤ちゃんが安全に快適に眠ることができるように、以下の5つのポイントに注意すると良いでしょう。

①重い掛布団は使わず、軽い羽毛布団やタオルケットを使う。

②敷き布団やマットレスは硬めの素材のものを使う。

③赤ちゃんの下に汗取りパッドやバスタオルを敷き、こまめに取り換えることで清潔を保つ。

④寝返りの多い兄弟姉妹がいる場合は赤ちゃんから遠いところで寝かせる。

⑤ベッドの場合は転落防止のガードをつけたり、ベッド下にクッションなどを置いておく。

赤ちゃん用のベビー布団がなくても、以上のポイントに注意をして窒息などの危険を防ぎ、赤ちゃんの快適な眠りや清潔を保つことができていれば問題ないでしょう。

大人と赤ちゃんでは快適な室温も異なってきますので、赤ちゃんにとって暑すぎたり寒すぎたりしないかどうか、常に寝室やお布団内の環境をチェックするように心掛けましょう。

参考 眠りのプロショップSawada「赤ちゃんのためのベビー寝具」

赤ちゃん用の布団を選ぶときの6つのポイント!赤ちゃんが快適な布団の選び方とは?

はじめての赤ちゃん用のお布団選びとなると、どんなものを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

赤ちゃん用のベビー布団を選ぶときに、意識すると良いポイントを6つ紹介します。

1. いつまで使うかによってサイズを選ぶ

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赤ちゃん用の布団には主に、ミニサイズと普通サイズの2種類があります。

ミニサイズのベビー布団は、約90cm×60cmで、約120cm×70cmの普通サイズのものよりひとまわり小さくなっています。

1歳~1歳半頃までは赤ちゃんがはみ出ることもなく使えるサイズですが、それよりも長く使う場合は、普通サイズのお布団が必要になります。

1歳頃までは赤ちゃん用のお布団を使い、それ以降はママやパパとの添い寝に切り替えるという場合は、ミニサイズを選んでも良いでしょう。

反対に、赤ちゃんが2~3歳になるまで長く使う予定がある場合は、普通サイズのお布団を用意しておいても良いです。

2. 掛布団は軽めの素材のものを選ぶ

赤ちゃんのうちは、掛布団が重いと赤ちゃんが窒息してしまったり、寝返りを打つことができる月齢になっても、お布団が重くて自由に寝返えりができなかったりします。

また、赤ちゃんは大人よりも暑がりで汗っかきです。

軽いお布団であれば体温調整がしやすく、また暑くなったら自分でお布団を剥ぐこともできるでしょう。

赤ちゃん用の掛布団は一般的にそれらのことを踏まえて、軽めの素材で作られています。

3. 敷き布団は硬めの素材のものを選ぶ

敷き布団が大人用の布団のように柔らかいと、うつぶせ状態になったときに赤ちゃんが窒息してしまうリスクがあります。

また、赤ちゃんは骨や関節がやわらかいため、敷き布団が柔らかすぎると背骨のゆがみなど発育に悪影響を及ぼす恐れもあります。

そうしたことを踏まえて、一般的な赤ちゃん用の敷き布団は、硬めの素材で作られています。

4. 洗濯しやすいものを選ぶ

赤ちゃんは、寝ているときにミルクを吐き戻してしまったり、おむつからおしっこやうんちが漏れてしまったりするため、お布団が汚れてしまいやすいです。

また、大人とくらべて汗っかきのため、湿気取りのためにも頻繁に洗濯や天日干しをする必要があります。

よって、清潔を保つためにも洗濯機で丸洗いできるものや、軽量でママでも簡単に干すことができるものを選ぶと良いでしょう。

5. 掛布団、敷き布団以外にも防水シーツや汗取りキルトパッドなど必要なものを準備する

赤ちゃん用のベビー布団を用意する場合は、掛布団、敷き布団だけではなく、汗っかきでお布団を汚しやすい赤ちゃんの性質を考えて他にも良いすべきグッズがあります。

例えば、赤ちゃんが汗をかきやすい夏の時期であれば、汗でお布団がびしょびしょになってしまうと赤ちゃんも不快なので、汗取り用のキルトパッドなどを敷き布団の上に敷くと良いです。

また、赤ちゃんがミルクを吐き戻したり、おしっこが漏れてしまっても大丈夫なように、通常のシーツの下に防水シーツを敷く場合もあります。

これらのお布団の付属グッズは、自宅にあるタオルケットやバスタオルなどでも代用可能なため、何が必要なのかを考えて、必要なものを購入しておくことができると良いでしょう。

6. 何を準備したら良いか迷ったときは「ベビー布団セット」を購入し、足りないものを後で買い足す

赤ちゃん用の布団は、敷き布団や掛布団の素材選びから、付属品の購入まで考えることが多く、何を用意したら良いのかわからなくなってしまう人も多いと思います。

そんなときは、赤ちゃん用品店はもちろん雑誌やインターネット通販でもよく見かける「ベビー布団10点セット」、「ベビー布団7点セット」と言ったセット商品を1つ購入すると良いでしょう。

ベビー布団セットなので、素材は赤ちゃんにとって良いものでできていて安心できますし、汗取りキルトパッドや防水シーツなどの付属品も含まれているので、初めてベビー布団を購入する人にはおすすめです。

セットでの販売の場合、1点あたりは割安になっていることも多いですよ。

何を買ったら良いかわからない場合はセット商品を1点買い、その後、汗取りキルドパッドの洗い替えが必要になったり、新たに毛布が必要になったりした場合は、その都度買い足していくという方法も良いのではないでしょうか。

参考:【完全ガイドシリーズ195】ベビー用品完全ガイド (100%ムックシリーズ)  / 晋遊舎 / 2017年10月6日

赤ちゃん用布団おすすめ7選 ~ お手頃価格なものからデザインが魅力的なものまで!

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赤ちゃん用のベビー布団として筆者がおすすめする商品を7点紹介します。

セット売りでお手頃価格で入手できるものから、素材はもちろんデザイン性も高く魅力的なものまで、さまざまなパターンの赤ちゃん用ベビー布団をピックアップしました。

価格など紹介する商品内容は、楽天市場での人気ランキング・レビューと、ムック誌『【完全ガイドシリーズ195】ベビー用品完全ガイド』の内容を参考にしています。

1. 西松屋「洗えるカバーリング布団10点セット(ヒヨコ)」

 

参考価格:¥9,799(税込)

セット内容:掛布団(厚・薄)/枕/敷き布団/汗取りパッド/枕用汗取りパッド/掛布団カバー/フィッテイングシーツ/枕用カバー/洗濯ネット

10点セットで1万円以下という値段で購入することができるお得な赤ちゃんお布団セットです。

素材には、綿のほかにポリエステルも使われていますが、肌触りは滑らかで赤ちゃんの肌にも安心です。

価格が安いですが、しっかりと品質も保たれた商品です。

2. アン・ドゥ・ドゥ「オーガニックコットンベビー布団11点セット」

参考価格:¥12,958(税込)

セット内容:掛布団カバー/掛布団中芯2点/まくらカバー/まくら中芯/固綿敷き布団/フィッテイングシーツ/ベビーまくら/防水シーツ/汗取りパッド/洗濯ネット

楽天市場で5年連続ベビー布団の年間ランキングで1位を獲得している商品です。

素材はオーガニックコットンのダブルガーゼ地で、敏感な赤ちゃんのお肌にも安心な素材です。

お布団のデザインはシンプルでありながら、月や雲、犬など20種類のデザインから好きなものを選択することができます。

3. ココデシカ「はじめてママのベビー布団5点セット ミニサイズ」

参考価格:¥8,424(税込)

セット内容:枕/掛布団(厚)/掛布団カバー/固綿マット/フィットシーツ

「セット商品を買ったけれど不要なものがあった」「必要最低限で済ませたい」というママのために、最低限必要な5点だけを揃えたお布団セットです。

素材は無添加のダブルガーゼで、すべて丸洗いOKです。買い足しアイテムも販売されているので、まずこのセットを買い、後で必要なものを買い足しても良いでしょう。

4. ディバイス「洗えるベビー布団セットオーガニックコットン8点ボヤージュ」

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参考価格:¥14,040(税込)

セット内容:ヌード厚手掛布団/ヌード薄手掛布団/固綿敷き布団(洗濯不可)/枕/掛カバーリング/フィッテイングシーツ/枕カバー/ベーグルピロー

赤ちゃんに触れる部分は全てオーガニックコットンのダブルガーゼでできた素材にこだわったお布団セットです。

敷き布団は固綿のためしっかりとした硬さで赤ちゃんも安心です。

敷き布団以外は全て、洗濯することもできるので清潔を保つ上でも便利な商品です。

5. サンデシカ「ベビー布団セット丸ごと洗えるマカロンぞう7点セット」

参考価格:¥24,840(税込)

セット内容:掛布団カバー/ヌード掛布団(厚)/フィッティングシーツ/洗える固綿マット2枚/王冠枕/キルトパッド/防水シーツ

7点セット全てを洗濯機で丸洗いすることができます。

無添加コットンのカバーが付属されており、赤ちゃんの肌にも安心して使うことができるお布団セットです。

掛布団にはかわいらしいぞうの刺繍が入っており、お部屋が華やかになってママの気持ちも弾むでしょう。

6. 赤ちゃん本舗「京都西川 ラジカルメッシュ組布団8点セット カラフルベアー」

参考価格:¥26,784(税込)

セット内容:掛布団/掛カバーリング/ローズラジカル敷き布団/敷き布団用シーツ/防水シーツ/キルトパッド/ヌード枕/枕カバー

赤ちゃん本舗と京都西川が共同開発した、赤ちゃん本舗でしか買うことができないオリジナル商品です。

汗っかきな赤ちゃんのために開発された商品で、小さな赤ちゃんにフィットする形ですが、蒸れなくソフトな肌触りです。

カラフルなクマのプリントでママも楽しくなるでしょう。

セット8点全て洗濯可能です。

7. グランドール「ランデブー カバーリング布団セット」

参考価格:¥37,584(税込)

セット内容:掛けカバー/掛布団/コットンブランケット/キルトパッド/防水シーツ/枕/フィットシーツ2枚/固綿マット

掛布団カバーとフィッティングシーツには、抗菌・防臭のため天然コラーゲンの保湿成分がプラスされています。

お布団のサイドにはたっぷりフリルがついておりデザイン性も高いです。

少し値段は高くなりますが、高機能・高デザインのお布団を求める方におすすめの商品です。

赤ちゃんの布団は安全でお手入れが簡単なものを選び、赤ちゃんの睡眠をサポートしよう!

赤ちゃん用のベビー布団は、窒息などの危険を防ぎ、通気性や肌ざわりが良い素材で赤ちゃんの快適な眠りをサポートできる内容になっています。

赤ちゃん用のベビー布団を用意しない場合でも、危険を防ぎ、赤ちゃんが体温調整を上手くして眠ることができるよう自宅にあるお布団やタオルケットなどを使って工夫するようにしましょう。

また、赤ちゃんのお布団は汗やおしっこで汚れやすいため、ママが洗濯しやすいものを選ぶのも重要なポイントです。

たくさんの種類のベビー布団がありますが、欲しい機能をよく考えて、赤ちゃんの良い睡眠をサポートできるような商品を選んであげましょう。