妊婦と風疹6つのポイント~妊娠中の風疹の影響と予防策、感染した時の対策

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全国的な流行が起こる事もある感染症、風疹。

子供がかかりやすいというイメージですが、大人も注意が必要です。

特に妊娠中に風疹に感染した場合、赤ちゃんへの影響は大丈夫なのか気になりますよね。

今回はそんな風疹に関して、リスクや予防策、感染時の解決策など、妊婦さんが気になるはしかの情報をまとめてみました。

  • そもそも風疹って?
  • 妊娠中に風疹にかかる事で生じるリスクや赤ちゃんへの影響は?
  • 風疹に感染しても症状が出ない場合がある?
  • 感染してしまった場合の治療法はある?
  • 妊婦さんは風疹抗体検査をするべき?
  • 風疹を予防するにはどうしたらいい?

そもそも風疹って?

風疹は別名で三日はしかとも呼ばれています。

風疹ウイルスによる感染症のひとつで、急性熱性発疹性疾患といい、高熱と発疹、場合によっては様々な合併症も引き起こされる恐ろしい病気です。

子供も大人もかかる可能性がある病ですが、大人の場合は子供よりも症状が重くなる傾向にあります。

2~3週間の潜伏期間を経て、1~5日の間に初期症状として頭痛や微熱、倦怠感など風邪と間違いやすい症状と、痛みを伴わない口蓋斑点が現れます。

成人の場合は90%以上に初期症状と同時にリンパ節の腫れが見られます。

その後、顔や耳の後ろなどから徐々に赤い発疹が体中に広がり、3~5日で症状が治まります。

発疹は色素沈着を起こすこともあり、跡が残る事もあります。

妊娠中に風疹にかかる事で生じるリスクや赤ちゃんへの影響は?

妊婦さんが風疹にかかってしまうと、お腹の赤ちゃんへも影響があるとされています。

特に妊娠初期の感染は注意が必要で、4~5週にかけては50%以上の危険があります。

逆に、妊娠20週目以降の感染に関しては、ほどんど問題視はされていません。

赤ちゃんへ起こりうる影響としては、耳が遠くなってしまう難聴や、目が白く濁り見えづらくなる白内障、心臓構造異常などが挙げられます。

これらの障害が風疹が原因で起きた場合は、先天性風疹症候群と呼びます。

風疹に感染しても症状が出ない場合がある?

稀に、感染したとしても発疹や熱などの症状が出ないケースがあります。

これは再感染だった場合や風疹の抗体が低かった場合などで、症状が出ない風疹に関しては赤ちゃんへの影響やリスクは大幅に下がります。

感染してしまった場合の治療法はある?

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風疹に関しては現在残念ながら特効薬などの効果的な薬はなく、症状の緩和を試みる対症療法しかありません。

発熱や関節炎などの症状が出ている場合は、解熱鎮痛剤などを投与するケースもあります。

即座に効果が出る治療法がない以上、風疹に関してはやはり予防が第一でしょう。

妊婦さんは風疹抗体検査をするべき?

風疹の抗体の有無は、簡単な血液検査で調べる事ができます。

この血液検査は妊娠中でも行うことができるため、妊娠初期の検査項目にも入っています。

妊娠が発覚してからはわざわざ個別で検査する必要はありませんが、妊娠を希望している人は前もって検査しておくと安心でしょう。

HI法という検査結果では、8の倍数で抗体の値が示され、以下のように判断することができます。

8倍未満…免疫なし(感染しやすい)

8倍、16倍…免疫はあるが不十分

32倍~126倍…十分な免疫があり安心

256倍以上…最近風疹にかかった恐れがある

この検査で32~126倍と、抗体が十分にあるようでしたら、まず風疹に感染することはないでしょう。

逆に8未満から16倍までの抗体しかない方は注意が必要です。

HI法の他には、EIA法という検査方法も存在します。

風疹を予防するにはどうしたらいい?

風疹は幼いころに感染した経緯があるか、予防接種を行っていれば、大人になってからの感染を殆ど防ぐことができる病気です。

過去に予防接種を行っていない人は風疹ワクチンの接種が一番の予防となりますが、妊娠中には摂取できませんので注意が必要です。

風疹ワクチンを接種するには、妊娠していないことを確認した上で、接種後は二ヶ月間避妊が必要です。

発疹やリンパ節の腫れ、関節痛など、ワクチンによる副作用も報告されていますが、いずれも軽度で全体の1~2%以下と発症率は極めて低いので、妊娠中に風疹にかかるリスクを考えれば、妊娠を希望していて予防接種を行っていない方は、早めに摂取しておくべきでしょう。

一度のみのワクチン接種でも効果はあるとされていますが、一回のみの場合はその後の抗体の低下や人によっては免疫が付かないケースもありますので、風疹ワクチンは二回打っておくことが現在では望ましいとされています。

ワクチン以外の予防策としては、妊娠初期から妊娠20週にかけては外出時の人込みを避ける事や、同居している家族の中で風疹に感染するリスクがある人(ワクチン接種が完了していない人や、医療機関従事者、教育機関への出入りがある人など)も感染しないように気を付けるなど、家族の協力も必要です。

また、家族に既に感染している人がいる場合はなるべく接触は避け、排せつ物の処理や性交渉、歯磨きなど、体液に触れる事が無いよう気を付けてください。

食事に関してもしっかりと加熱したものを摂取しましょう。

風疹は流行する感染症のひとつでもありますので、住んでいる地域で風疹が流行していないかをインターネットで検索して情報を頭に入れておくのも、予防対策の一つになるでしょう。

風疹に関しての赤ちゃんの障害リスクが大幅に下がる20週までは、およそ5か月と妊娠期間の約半分ですし、20週が過ぎた後でも感染しないに越したことはないので、妊娠前にしっかりと抗体を調べたり、ワクチンで予防するのが効果的で一番安心ですね。

まとめ

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妊娠中に風疹に感染してしまうと、赤ちゃんへの健康被害や障害に繋がってしまう恐れがあり、風疹の抗体の無い妊婦さんは要注意という事がわかりましたね。

風疹に怯えてしまっては、せっかくのマタニティライフも楽しめません。

妊娠中はできる対策が限られてきますので、抗体の検査やワクチンの接種で妊娠前にしっかりと予防対策をしておくよう心掛けましょう。



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