冬を使った名前30選~冬の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「冬」という漢字について

字画数:5画
音読み:トウ
訓読み:ふゆ

「冬」の意味や由来や成り立ちと特徴

四季の“ふゆ”を表す漢字です。

また、四季の終わりであることから、“おわり”を意味することもあり、古文ではよくこの使われ方をしていました。

漢字の成り立ちは、両端を結んだ状態の糸の絵から生まれたという説があります。

また、「泉」という漢字と深い関係があり、「冬」の「夂」の部分は泉の水の流れを止まる様子を表しており、下の部分は水が凍ったあとの氷のかたまりを表しているのではないか、という考え方もあります。

読み方ですが、「冬季(トウき)」「冬(ふゆ)休み」などのように、音読みも訓読みも辞書通りに読まれることが多いです。

ただし、「今冬」「昨冬」などは辞書では「こんとう」「さくとう」と読みますが、実際の使われ方としては「こんふゆ」「さくふゆ」となることも多いです。

名づけで使われるときは「かず」「と」「とし」と読ませることができます。

「冬」という漢字には、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「冬」や「氷」のイメージが強い映画に、世界中で大ヒットした「アナと雪の女王」がありますね。

ディズニーが設定した本来の主人公はアナでしたが、少女たちの間では、エルサのほうが人気が高かったようです。

「冬」は厳しい、冷たい、といった側面がある一方で、透明感や神秘性を感じさせ、人を惹きつけるカリスマ性のようなものを備えています。

その冬を体現しているのがエルサではないでしょうか。

また、子どもが産まれた季節を、そのまま名づけに使うケースも多く、名前から「ああ、この人は冬生まれなんだな」と想像ができます。

このような名づけの仕方も素敵ですね。

女の子の名前で「冬」を使う場合は、「ふゆ」や「ふ」と読ませる場合がほとんどでした。

「ふゆ」の音の響きには、さらさらとした粉雪が舞うような繊細さがあります。

一方、唇の摩擦音である「ふ」は、ふわっとした幻想的なイメージです。

つかみどころがなく、そこが不思議な魅力となって、人をとりこにする女の子になるでしょう。

最近では、ボーイッシュで中性的なイメージのある「と」という読ませ方も人気があります。

「冬」を使った名付け候補でも多くご紹介していますので、興味のある方は、ぜひ参考になさってください。

「冬」を使った熟語

寒冬(かんとう)

意味:いつもの年に比べて、ことさら寒さの厳しい冬のことを言います。

忍冬(すいかずら)

意味:山や野に生えているスイカズラ科の木。

楕円の形をした葉っぱは、冬でも枯れずに残るため、忍冬 (にんどう) ともいわれます。

茎葉や花には解熱作用や解毒作用があるため、漢方で用いられています。

冬化粧(ふゆげしょう)

意味:雪が降り積もって、辺り一面が真っ白な景色になり、女性が化粧をしたかのようにみえることから、このように表現します。

冬夏青青(とうかせいせい)

意味:節操を守り、常に変わらないことをたとえていう。

松などの常緑樹が、夏でも冬でも色を変えることなく、青々と生い茂っている様子からできた四字熟語。

「冬」の説明の仕方

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例えば電話で自分の名前を名乗った際に、「どういう漢字を使われますか?」と尋ねられることがあります。

あらかじめ、分かりやすい例えを考えておくと、いざという時に慌てなくてすみますね。

※ 例「冬美(ふゆみ)」の場合

・A「ふゆは、冬休みの冬です」
・A「ふゆは 季節の冬です」
・A「ふゆは、真冬の冬です」

「冬」は誰にでも伝わりやすい漢字です。

困ることはあまりないかも知れませんが、参考にしていただければ幸いです。

「冬」を使った名前の有名人・芸能人

松井 冬子さん(日本画家)
白石 冬美さん(女優・声優・ラジオパーソナリティ)
緒乃 冬華さん(声優)
宮西 真冬さん(作家・脚本・エッセイスト)
池原 冬実さん(タレント・モデル)
小堀 美茄冬さん(タレント)
齋藤 冬優花さん(歌手・タレント)
上坂 冬子さん(ノンフィクション作家)
惣領 冬実さん(漫画家)
坂本 冬美さん(演歌歌手)
松方 冬子さん(日本史学者)
安藤 美冬さん(実業家・社会起業家)

「冬」を使った名付け候補

冬紗(かずさ)
冬未(かずみ)
綺冬(きふゆ)
景冬(けいと)
小冬(こふゆ)
咲冬(さと)
白冬(しらふゆ)
千冬(ちふゆ)
冬空(とあ)
冬愛(とあ)
冬子(とうこ)
冬奈(とうな)
冬魅(とうみ)
冬佳(としか)
冬帆(としほ)
冬夢(とむ)
冬羽(とわ)
冬月(ふづき)
冬華(ふゆか)
冬雪(ふゆき)
冬菜(ふゆな)
冬楽(ふゆら)
真冬(まふゆ)
舞冬(まふゆ)
湊冬(みなと)
美冬(みふゆ)
夢冬(むと)
柚冬(ゆと)
冬実香(とみか)
冬萌子(ともこ)

まとめ

「冬」という漢字を、意味や成り立ちも含め、詳しくご紹介しました。

「冬」は字面も綺麗ですので、冬生まれの女の子には特におすすめの漢字です。

冬に生れた特権を活かして、素敵な名前をお子さまにプレゼントしてあげてください。