妊娠初期はガス抜きポーズでお腹の張りを改善!5ステップで妊娠中のガス溜まり対策♪

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妊娠中はホルモンバランスが乱れる為、便秘になる人が多いようです。

もとから便秘という女性も少なくないですよね。

また不快な症状の1つとして、お腹の張りやガス溜まりが挙げられます。

今回は妊娠中のガス抜きについてお伝えします。

  • 妊娠初期にお腹が張る3つの理由と便秘になりやすくなる4つの理由
  • 食物繊維別の効果と食べ物と便秘解消に効果的な食べ物
  • ガス溜まりの4つの改善方法とガス抜きポーズの5つのステップ

妊娠すると不快な症状があっても薬の服用ができず、我慢するしかないのかな?と思う妊婦さんも多いでしょう。

ガス溜まりは、普段の生活にちょっとの工夫を取り入れるだけで改善することができます。

本文の最後には妊娠中に有効と言われている、ガス抜きポーズのやり方を動画と共に解説しています。

妊娠初期の不快なお腹のガスをできるだけ早く改善していきましょう。

それでは解説をしていきます♪

妊娠初期にお腹が張る!妊娠中のガス溜まり3つの原因

妊娠すると、見えない体内で変化が起きています。

その変化に伴ってお腹の張りを感じることがあるのです。

以下は妊娠初期にお腹が張っていると感じる原因です。

  1. 子宮が大きくなっている
  2. 靭帯が引っ張られている
  3. 便秘

妊娠すると卵くらいだった大きさの子宮が大きくなっていきます。

この子宮自体が大きくなることがお腹の張りに感じられることも。

また子宮を支える靭帯も子宮が大きくなるにつれ、引っ張られていきます。

これもまた人によっては腹痛に感じたり、胃の張り、お腹の張りを感じたりするのです。

妊娠初期だけでなく、中期、後期にかけてもお腹の張りが止まらない方も多いです。

女性は元から便秘な方が多く、妊娠したら便秘になったという妊婦さんも多くいます。

便秘やガスだまりは、お腹の張りとして感じるのです。

妊娠初期は便秘になりやすい!?妊娠中に便秘になりやすくなる4つの理由

今までは便秘とは無縁だった人でも、妊娠をきっかけに便秘になる方も多いようです。

では妊娠するとなぜ便秘になるのでしょうか?

  1. 水分不足
  2. ホルモンバランスの変化
  3. 子宮の成長
  4. ストレスや疲労

妊娠初期の便秘には上記のような原因が考えられます。

妊娠初期はつわりなどで、思うように食事や水分が取れないことが多くなります。

水分不足は便秘を引き起こす大きな要因です。

妊娠すると体内のホルモンバランスに変化が起きることはご存知ですよね。

実は女性ホルモンの1つである黄体ホルモンの分泌量が増えることで、胃腸の機能が弱まります。

これが便秘を引き起こすのです。

この黄体ホルモンの分泌は妊娠初期から分泌が増え、出産まで増量していきます。

妊娠期間中をとおして便秘になる方が多いのは、黄体ホルモンが原因なのです。

妊娠すると子宮は徐々に大きくなり、周りの臓器を圧迫していきます。

もちろん腸にも同じことが言えます。

子宮に圧迫された腸が上手く機能できずに、便の排出機能が弱まってしまうのです。

妊娠初期には体調が安定しないことが多く、制限も多くなります。

自分が思っている以上に疲れやすくなることやストレスに感じることが増えていきます。

この疲労やストレスもやはり便秘の原因となってしまうのです。

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妊娠初期のガス溜まりの4つの改善方法

妊娠初期にお腹にガスの溜まりを感じたら、なるべく早めに改善していきましょう。

  1. 妊娠初期の薬の服用は必ずと医師と相談する
  2. 食物繊維を多くとる
  3. 水分補給をする
  4. 体をあたためる
  5. ガス抜きポーズやストレッチを行う

妊娠初期はお腹の赤ちゃんの細胞分裂が盛んで、薬による影響が大きい時期です。

自己判断で市販薬などを使用することが絶対にないようにしましょう。

必ずかかりつけの産婦人科医と相談して、下剤などを処方してもらうようにして下さい。

ガスの排出には食物繊維を多く摂ることが大切です。

食物繊維には、水様性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あります。

どちらの種類もバランスよく取ると良いでしょう。

水分不足では便が硬くなり、うまく排出されません。

寝起きに一杯の水や白湯を飲むことで、腸を刺激することができます。

日々の水分補給に加えて、寝起きの水分補給も習慣にしていきましょう。

また体が冷えていると内臓機能が弱まります。

妊娠中に冷えは厳禁。

体の内部から温まるように冷たいものは控えて、温かいものを食べたり飲んだりするようにしましょう。

また体が冷えないように、露出を少なくしたり、湯船に浸かって温まることを意識しましょう。

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食物繊維別の効果&食べ物でガス抜きの効果を高める!

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食べ物でガス抜きの効果を高める事も可能だと言われています。

現代の成人女性の食物繊維摂取量は一日14g程です。

ですが、妊娠中の食物繊維摂取量は18gが目安となっています。

積極的に食物繊維を取っていく必要がありますね。

食物繊維には水様性食物繊維と不溶性食物繊維があります。

以下にそれぞれの特徴をまとめました。

①水様性食物繊維

水様性食物繊維は便が硬くて便秘になっている時に効果的です。

善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる効果もあります。

ワカメ、もずくなどの海藻類、こんにゃく、オクラやなめこに多く含まれています。

②不溶性食物繊維

運動不足による便秘に効果的です。

食べる量が少ないために便秘になってしまったり、腸の動きが悪いために便秘になってしまったりした時にオススメです。

不溶性食物繊維は便の水分も吸収する為、食べる時には水分も一緒に取るようにしましょう。

しいたけやしめじなどのキノコ類や、モロヘイヤやアシタバなどの葉物野菜、ドライフルーツなどに多く含まれています。

基本的に妊娠中のガス溜まりの解消には水様性食物繊維が効果的ですが、人それぞれガス溜まりの原因が異なるので、自分に必要な食物繊維を意識して摂りましょう。

ガス溜まりや便秘解消に効果的な食べ物

ガスがたまる原因の一つに便秘があります。

妊娠中は便秘になりやすいので、便秘解消効果のある食べ物を積極的に取り入れていきましょう。

以下は便秘解消に効果のある食べ物です。

  • ヨーグルト
  • オリゴ糖
  • ルイボスティー

上記の3つは妊娠中にもオススメです。

ヨーグルトにバナナやドライフルーツ、オリゴ糖を入れて食べる妊婦さんも多いようです。

またルイボスティーはノンカフェインで、ミネラルや食物繊維も含んでいる為、妊娠中の水分補給にぴったりです。

積極的に取り入れて便秘解消に努めましょう。

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妊娠中のガス抜きポーズのやり方5ステップ

ガス抜きのポーズを毎日寝る前や起きる時に習慣的に取り入れていきましょう。

  1. 仰向けに寝ます。
  2. 片足の膝を曲げて上半身に近づけ、両手で抱え込むようにします。
  3. そのままの状態でゆっくり腹式呼吸を10回程します。
  4. 足をゆっくりもとに戻します。
  5. 仰向けの姿勢に戻ったら反対側の足も同様に行います。

ゆったりとした気持ちでリラックスして行いましょう。

ガス抜き体操や軽いストレッチは、妊娠中の運動不足の解消にもなります。

妊娠中のお腹の張りが気になる方は、ぜひ試してみてくださいね。

ただし、切迫流産と診断されたり、出血がある場合には控えましょう。

※動画でチェックしながらやってみると分かりやすいですよ♪

女性は元から便秘になりやすく、妊娠するとさらに体の変化からガスが溜まりやすくなります。

妊娠中は服用ができない薬もあるので、整腸剤や下剤が必要な時には必ず医師と相談して処方してもらいましょう。

日常生活では水分補給や食物繊維などに注意して、食生活から改善していくのがよいでしょう。

またガス抜きのポーズを習慣化することで、お腹の張りの改善へと繋がります。

ガス溜まりや便秘は不快な症状の1つです。

できるだけ早めに改善していきましょう。