妊婦は激辛料理を食べちゃダメ?妊娠中の辛い物3つの注意点と影響や効果

スポンサードリンク

妊娠中は食べ物にとても気を使いますよね。

食べちゃいけない食材や量にも注意をしなければならず、食事をするにも大変です。

さて、今回は食事の中でも激辛料理にフォーカスしてみました!

韓国料理やタイ料理、インド料理など本格的な激辛料理が好き!という妊婦さんも多いですよね。

ですが、妊娠中に辛い物って食べても良いのでしょうか?

今回はそんな妊婦さんの為に3つのポイントをまとめました。

・妊婦さんはなぜ激辛料理を食べる事が心配されるの?

・激辛料理を食べることで何か悪影響があるの?

・激辛料理には実は嬉しい効果も!?

この記事を読めば、妊娠中の激辛料理について全て分かるようにまとめています!

ぜひ参考にしてみてくださいね♪それでは解説をしていきます!

妊娠中に激辛料理は食べちゃダメ?

「激辛ラーメンが食べたい!!」

無性に辛い物を食べたくなる時ってありますよね。

なかにはつわり中に辛いラーメンを欲する人もいるほど。

妊娠中に辛いものを絶対に食べてはいけない!というわけではありません。

毎日激辛料理を食べて続けることで、栄養の偏りがでてしまう事が心配されるのです。

妊娠していない方でも、毎日辛い物を食べ続けていると、健康被害を引き起こしてしまうことがありますよね。

注意するポイントは、塩分が多く含まれていることです。

激辛料理はどちらかというと、胎児よりも母体への影響の方が大きいと考えられて居ます。

激辛料理の妊婦さんへの悪影響って?

・妊娠高血圧症候群の恐れがある

激辛料理には塩分が多く含まれており、

塩分を摂取しすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群を引き起こしてしまうことがあります。

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降に高血圧を発症し、悪化すると早産や低出生、最悪の場合は死産の可能性も。

発症した妊婦さんは、リスクの高い分娩になることが多いので、十分に注意しましょう。

厚生労働省が発表している成人女性の1日あたりの食塩摂取目標量は7.0g未満です。

塩を計ってみるとわかると思いますが、実は一日の食塩を7.0g未満にするというのはなかなか難しく、かなりの薄味を意識しなければなりません。

意識的に塩分を控えるようにしましょう。

関連記事⇒妊娠高血圧症候群とは?原因や症状と治療方法、4つの予防策

・腹痛や下痢を起こす恐れがある

辛い物を食べて、お腹を壊してしまった。という経験がある方も多いのではないでしょうか。

その原因は、刺激物と呼ばれる料理に多く含まれている、唐辛子にあります。

唐辛子には、カプサイシンという成分が含まれています。

このカプサイシンを多量摂取してしまうと、胃酸が過剰に分泌されてしまい、胃や食道を痛めてしまうのです。

妊婦さんは、普段通りに市販の胃薬などを飲むことはできませんので、痛みにひらすら耐えるしかなくなってしまうので注意しましょう。

・食欲増進で体重増加につながる事も

激辛料理には、食欲増進効果のある香辛料が使われていることが多いです。

特に、辛い料理には、白いご飯が良く合います。

食欲が沸いてきて、ついついご飯を食べ過ぎてしまった・・・なんて事も。

体重コントロールは妊婦の最大の関門です。

体重が増えすぎてしまうと出産時に難産などのリスクが高くなってしまう事に加え、

妊娠高血圧症候群になってしまう場合もあります。

体重コントロールは十分に注意したいポイントです。

実は激辛料理には良い効果も!?

・適度に食べる事で体調改善?

刺激物を食べ過ぎると悪影響がありますが、

適度に食べる事で、悪阻などの体調不良を改善出来ることがあります。

香辛料には、食欲不振解消の効果が期待されていますので、悪阻で気持ちが悪くてご飯が食べられないという方でも、辛い物であれば少しは手が付けられると言うことも。

また、キムチは乳酸菌を多く含む発酵食品ですので、多くの妊婦さんが頭を悩ませる便秘を解消してくれる食材ともいえます。

便秘に悩んでいる方は、一日の食事に少しプラスしてみると良いでしょう。

キムチを選ぶ際には、できるだけ塩分の少ないものを選ぶようすることで、一日の塩分摂取量を抑えることができます。

関連記事⇒妊婦はキムチを食べても大丈夫?妊娠中のキムチ5つの栄養素や効果と胎児への影響

・辛すぎない物を食べてストレス解消

辛い物が好きな方にとっては、食べたい物を制限されるという事はとてもストレスに感じます。

ですが、妊娠中という事もあり、多少の制限は必要です。

いつもより辛さを少しおさえ、毎日食べていたという方は一週間に一度など、少しずつ回数を減らしていく努力が必要でしょう。

辛い物を食べると汗をかくこともできますので、スッキリしてリフレッシュ効果も期待できます。

【まとめ】

刺激物を食べ過ぎると悪影響がありますが、適度に食べる事で、悪阻などの体調不良改善に効果が期待できます。

からいものが好きな方にとっては、食べたい物を制限されるという事はとてもストレスに感じるでしょう。

ですが、産まれてくる赤ちゃんの為に食べる回数を制限する事も必要です。

何より激辛料理は、塩分が多く含まれていることが注意するポイントです。

どちらかというと、胎児よりも母体への影響の方が大きいと考えられて居ます。

十月十日の妊娠生活をよりよい物にするためにも、周りの家族と協力しながら、

無理なく過ごすようにしましょう。