妊婦は午後の紅茶を飲んじゃダメ?妊娠中の午後ティー2つの注意点と影響

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妊婦は午後の紅茶を飲んじゃダメ?妊娠中の午後ティー2つの注意点

妊娠中は、口にするものに敏感になりがちですが、ノンカフェインの水や麦茶ばかりでは飽きてしまうのが本音。

やはり、紅茶も飲みたくなりますよね。

自動販売機やコンビニなどで簡単に手に入る午後の紅茶が好きな妊婦さんも多いはず!

この記事では、妊婦さんが午後の紅茶を飲む時に注意したいカロリーとカフェインの2つのポイントについてまとめました。

・午後の紅茶のカロリーとカフェイン量の一覧(キリンHPから商品情報を抜粋)
・妊娠中でも少しのカフェインなら大丈夫
・妊娠中はバランスが取れた食事でカロリーを取りたいので、飲み物のカロリーは抑えて

こうした流れで注意点を紹介していきます。

では、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

午後の紅茶のカロリーとカフェイン量の一覧

手軽に美味しい紅茶が飲める「午後の紅茶」は数多くの商品が出ています。

キリンの公式サイトを見ると、カロリーやカフェイン量が表になって紹介されていました。

こうした情報は妊婦さんにとって嬉しいものですね。

商品同士を比較してみると、カロリーとカフェインの量はかなり違いがありました。

一覧表にしてみましたので、参考にしてください。

(参考:商品一覧|KIRIN

表は100ml中のカロリーが多いものから並べています。

カロリーは0~44kcal、カフェインも0~54kcalと、かなり商品によって違いがあります。

妊娠中でもカフェインが0のデカフェなら安心して飲むことができます。

また、ゼロでなくてもカフェインが少ない商品も多いので、事前にチェックすれば妊娠中でも午後の紅茶を飲むことができますよ。

妊娠中のカフェイン摂取量は少量に抑えよう

妊娠中の飲み物を選ぶ上で大きなポイントになるのがカフェインです。

コーヒーや紅茶には必ずと言っていいほど含まれているので躊躇しますよね。

筆者もカフェイン入りの飲料がとても好きなので、妊娠中は我慢するのが本当に辛かったです。

ただ、カフェインは絶対ダメ!と思うと、それ自体が強いストレスになり、イライラの原因になってしまいます。

そこで、カフェインの具体的な影響と、妊娠中どれくらいなら飲んで大丈夫なのか。

調べてみました。

カフェインのリスク

カフェインを摂取すると、目が覚めるとか、頭がスッキリするなど、プラスの効果がある他、定期的に一定量を適切に摂取していると、ガンのリスクが下がるといった研究結果もあります。

しかし、デメリットもあります。

農林水産省のHPに注意喚起の記事がありました。

カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。

長期的な作用としては、人によってはカフェインの摂取によって高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。

(引用元:カフェインの人に対する影響|農林水産省

妊娠中は、つわりや便秘で胃腸の調子が悪くなりがちです。

さらに妊娠中に高血圧になると、流産などのリスクも高まります。

なによりも胎児に悪影響が出る可能性があるので、やはり、カフェインの摂取は注意が必要ですね。

カフェインは、午後の紅茶だけでなく、コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶、コーラ、エナジードリンク、ココア、チョコレートなどにも多く含まれています。

こうしたもの、全部合わせたカフェインの量を少なくするべきなので、口にするもの全般に注意を払ってくださいね。

妊娠中にとっていいカフェインの量

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注意が必要なカフェインですが、日本ではカフェインの影響は個人差が大きいため、1日の摂取目安量や上限量が決められていません。

しかし、海外では基準量が示されています。

欧州食品安全機関(EFSA)が2015年に示した基準は次のとおりです。

大人では、カフェイン摂取量が3 mg/kg体重であれば急性毒性の懸念はないとし、これから、体重70 kgの大人であれば、1回当たり200 mgのカフェイン摂取であれば健康リスクは増加しないとしています。また、習慣的なカフェイン摂取に関しては、妊婦を除く大人では1日当たり400 mgまでであれば健康リスクは増加しないとしています。

妊婦及び授乳婦については、習慣的なカフェイン摂取に関し、1日当たり200 mgまでであれば、胎児や乳児の健康リスクは増加しないと評価しています。

(引用元:カフェインの過剰摂取について|農林水産省

ここで注意したいのが、1日200mgというのは体重70kgの人の目安量ということ!

日本人は欧州の人に比べると体が小さく、カフェインの代謝力も低いことが知られています。

厚生労働省の平成28年国民健康・栄養調査報告によれば、20~29歳の日本人女性の平均体重が52.8kg、30~39歳は53.6kgです。

ですから、私たち日本人は200mgではなく、1日150mgまで(体重50kg)なら大丈夫と考えるといいでしょう。

この基準を元に考えると「キリン 午後の紅茶 ティー ウィズ ミルク(500mlペットボトル)」1本なら、飲んでも大丈夫(ただし、この午後の紅茶以外でカフェインは取らないこと)ということになります。

妊娠中のカロリー摂取方法の注意点

さて、午後の紅茶を飲む時にもうひとつ気になるのがカロリーです。

妊娠中は水を飲んでも太る!というくらい、栄養を貯め込む体質になります。

このため食事制限しがち!ただ、栄養不足のリスクを考えると、食事は極力制限すべきではありません。

午後の紅茶も商品によっては500mlのペットボトル1本で185kcal(菓子パン半分くらいのカロリー)を取ることになります。

妊娠中はなにからどれくらいのカロリーを摂取するのか「口にするものの質」に気を配り、飲み物で取るカロリーは抑えていきたいものです。

カロリーを取りすぎた場合のリスク

妊娠中は、ホルモンの影響で脂肪が付きやすい体質になっています。

それは、産後の授乳に備えて体に栄養を蓄えようとするから。

カロリーを考えずに食べたい物を食べたいだけ食べていると、あっという間に体重が増えてしまいます。

妊娠中に必要以上に体重が増えると、胎児が大きくなりすぎて難産になったり、妊娠高血圧症候群や糖尿病のリスクがアップ!

このため、妊娠中に増えていい体重について厚生労働省から次のような目安が示されています。

妊娠全期間を通してすすめられる体重の増加は、妊娠前の体重に応じて、やせている人(BMI 18.5未満)で9~12kg、普通の人(BMI 18.5以上25.0未満)で7~12kg、肥満の人(BMI25以上)では個別に対応する

(引用元:妊産婦のための食生活指針|厚生労働省

考え方としては、臨月の時の胎児が3~4kg、羊水・胎盤や妊娠中に増えた血液量の合計が2kg、産後の授乳に必要な脂肪が3kgくらい。

健康的なマタニティライフと、安全な出産を考えてカロリーの摂取量をコントロールしていきましょう。

バランスが取れた食事が大切

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妊娠中は、タンパク質やビタミン、ミネラルなど、しっかり取りたい栄養素が沢山あります。

加えて、妊娠が初期・中期・後期と進むにつれて、妊娠前よりも多くの栄養素が必要になります。

栄養素が不足すると、むくみ、貧血、疲労感が抜けない、骨粗鬆症予備軍など、妊婦さん自身の体調不良に繋がってしまうことに!

酷い場合は、胎児も栄養失調に陥ることがあります。

妊娠中に必要な栄養素を食事でまかなうには、主食・主菜・副菜・乳製品・果物のバランスを考え、食べる食品の数を多くする必要があります。

厚生労働省では、妊娠中におすすめの食事について、食事バランスガイドで説明しています。

(引用元:妊産婦のための食事バランスガイド|厚生労働省

このパンフレットに書かれているバランスが取れた食事内容だと、1日約2200kcalのカロリーを取ることになります。

2200kcalというと「多い!」と感じませんか?

当然ながら、このバランスガイドの中に午後の紅茶のようなカロリーを含む清涼飲料水は含まれていません。

午後の紅茶を飲むとさらにカロリーが上乗せに!

もし、午後の紅茶のカロリーを食事から差し引くようにすると、食事のバランスが崩れて一部の栄養素が不足する可能性がでます。

栄養バランスとカロリーを考えると、午後の紅茶のような飲み物から多くのカロリーを取ることは控えたいもの。

完全にゼロにする必要はありませんが、できるだけ量を少なめにしたいですね。

妊娠中の午後の紅茶はカフェインとカロリーに注意

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妊娠中でも息抜きやリラックスは必要で、午後の紅茶だって飲みたいものです。

完全にゼロにする必要はありませんが、カフェインとカロリーに配慮しましょう。

カフェインは1日約150mg以下を目安として考え、カロリーもできるだけ少ないものを選んで飲むようにしてください。

バランスが取れた食事が欠かせない妊娠中は、食品から取るカロリーを優先して、午後の紅茶のような飲み物から取るカロリーは少なめにするのがポイント。

口にする物の質を考えて、健康で安心・安全なマタニティライフと出産に備えるようにしましょう。



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