牛肉の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と2つのメニュー

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子供から大人まで、みんなが大好きな牛肉。

ステーキにしゃぶしゃぶ、すき焼きなど、色々な料理に使われています。

牛肉と一口で言っても、種類、どこの肉か、加工の仕方によって、使い方や保存方法はいろいろ。

ひき肉やスライス肉、ブロック肉と形によって、保存方法が違ってきます。

牛肉は、日本産のものやアメリカ産、オージービーフなど、色々な種類がありますよね。

お肉は、私たちの健康に欠かせない食材、いつまでも若く体を保つためにも、牛肉をしっかり取りたいですね。

ここでは、牛肉の消費期限、部位や形状ごとの保存方法、冷凍した牛肉のメニューなど、詳しく紹介しますので、参考にしてください!

牛肉はどのくらい日持ちする?賞味期限は2~5日!

牛肉は部位や形によって、冷蔵での保存期間が変わってくるのをご存知でしょうか?

かたまりの肉でしたら5日程度、スライスしたものは3日、ひき肉は2日、この日にちを目安に冷蔵保存するようにしてください。

鶏肉、豚肉と比べると、牛肉は一番傷みにくい肉です。

レアや生で食べられるのも牛肉ですよね。

牛肉は、他の肉と比べると、水分の量が少ないので傷みにくいのです。

また肉は空気に触れると酸化が始まります。

ひき肉が一番保存期間短いのは、空気に触れる面が多いからです。

牛肉の保存方法!

牛肉は、冷蔵でも冷凍でも保存することができますが、加工した形によって保存方法も保存期間も変わってきます。

みんな共通しているのは、空気に触れさせないように保存すること、水分をしっかりふき取って保存することです。

牛肉は一般的に他の肉と比べると高いですよね。

高いお肉だからこそ、正しい保存方法でおいしく食べてください。

牛肉の保存方法を紹介します。

牛肉の正しい冷凍保存方法

肉の加工方法によって冷凍の保存方法が異なる牛肉。

形態ごとの冷凍保存方法を紹介します。

○ 薄切り肉、細切れ肉

一番色々な料理に使いやすい薄切り肉ですが、薄くて空気に触れる面が多いので、酸化しやすい特徴があります。

保存するときは、表面の水分をキッチンペーパーでしっかりふき取り、ラップに密着させてくるみます。

ラップにつつんだら、冷凍用の保存袋に入れて、保存袋の空気も抜いて保存します。

冷凍の消費期限の目安は、2~3週間です。

また薄切り肉は味付けして冷凍するのもおすすめ。

すぐに料理することができますし、野菜と一緒に冷凍してもいいですね。

味付けして冷凍する場合も、好きなたれにもみこんで、ラップにぴったりと包み、空気を抜いて、保存袋で保存します。

なるべく平らにして入れるようにしてください。

○ ステーキ用肉

ステーキ用に厚く切られている牛肉、すぐに焼けるようにカットされているので、保存もそのまま冷凍します。

ステーキ用の牛肉も、ラップをぴったり張って冷凍します。

中までしっかり冷凍させるために、ラップでつつんだ上からアルミホイルで包み冷凍するのがおすすめ。

肉汁や旨みを閉じ込めて、冷凍保存することができます。

使用するときは自然解凍してから、料理に使います。

保存期間は1ヶ月が目安です。

○ かたまり肉

牛肉のかたまり肉は、空気に触れる面が狭いので、薄切り肉に比べると長期間保存することができます。

表面の水気をよくふいて、ラップで密着させながら包み、ステーキ肉と同じようにアルミホイルにつつんで保存します。

かたまり肉の解凍方法も、自然解凍が一番いいのですが、かたまり肉の場合大きいので中までなかなか解凍されません。

自然解凍するときは、なるべく長い時間冷蔵庫で解凍して中まで解凍するようにしましょう。

保存期間は1~2ヶ月です。

○ ひき肉

ひき肉は一番雑菌が繁殖しやすく、保存期間が短い肉です。

ひき肉を冷凍保存するときは、買ってきたトレイから出して、保存袋になるべく平らにして入れて、空気を抜き冷凍保存します。

冷凍保存に入れて平らにしたときに、へらなどで薄く線を入れておくと、使うときにそこから割って、必要な分だけ簡単に使うことができます。

冷凍保存期間は2~3週間、早めに使うようにしましょう。

また、ハンバーグのタネとして作って保存することもできますし、ハンバーグを焼いて冷凍保存することもできます。

お弁当のときにすごく便利なのでおすすめ。

ハンバーグのタネとしては3週間、焼いたハンバーグは2ヶ月の期間冷凍で保存することが可能です。

牛肉の正しい冷蔵保存方法

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牛肉の形態ごとの冷蔵保存方法を紹介します。

○ 薄切り肉、細切れ肉

すぐに使って未使用ならパックのまま、温度の低いチルド室に保存してもいいですが、やはりトレイから出してラップに密着してつつんで、保存袋に入れて保存するのがおすすめ。

ラップにつつむときは、できるだけ薄くして保存袋に入れましょう。

ラップも保存袋も両方、空気をしっかり抜いてください。

薄切り肉は、チルド室で3日が保存期間です。

○ ステーキ用肉

ステーキ用肉も同じようにトレイからだし、水気をしっかりふいて、ラップで空気が入らないようにぴったりつつみます。

保存袋に空気が入らないように入れて、チルド室に保存します。

保存期間は、3~4日。

必ず1枚ずつ包んで保存してください。

○ かたまり肉

かたまり肉もステーキ肉と同じように、水気をふいてラップにぴったりと包み保存袋に入れます。

かたまり肉は中が冷たいままだと、中まで熱が通らず表面だけ焼けるのでおいしくなくできてしまいます。

かたまり肉をそのまま焼くときは、使う30分くらい前に常温に出しておきましょう。

かたまり肉の冷蔵保存の目安は、5日。

○ ひき肉

ひき肉は、一番傷みやすい肉です。

できれば購入したその日に全部使い切るか、使いきれない部分は冷凍して保存するのがおすすめ。

冷蔵で保存する場合は、表面の水分をふいて、ラップに密着させて包み、保存袋に入れてチルド室で保存します。

2日の保存期間を目安に使ってください。

ワンポイントアドバイス

肉を保存するときは、とにかく空気に触れさせないように空気を抜くのがポイントです。

空気に触れることで酸化がはじまります。

冷凍保存のときも冷蔵保存のときも、必ず買ってきたトレイから出して、ラップで空気が入らないようにぴったりとつつんで保存するようにしてください。

きちんと処理して保存することで、冷凍してもおいしく食べることができます。

冷凍しておいた牛肉を使った2つのメニュー

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冷凍した牛肉は、冷蔵庫で自然解凍してから使います。

肉が厚いとなかなか解凍できないので、時間に余裕を持って冷蔵庫に入れましょう。

冷凍した牛肉を使ったおすすめのメニューを紹介します。

ビーフステーキ

焼き方は好みで、レアやミディアム、ウエルダンと調整します。

【材料】

冷凍ステーキ肉 4枚
クレソン 適量
レモン 適量
にんにくの薄切り 1欠
バター 大さじ1

・赤ワインソース

★ 赤ワイン1カップ、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ2、みりん大さじ4

① 冷凍した牛肉は自然解凍して、焼く前に室温に戻しておきます。

② 肉と脂身の間の筋を包丁で切ります。

③ フライパンにサラダ油大1をいれ、にんにくをいため、肉をいれます。

④ 塩コショウを少々かけ、好みの固さに焼きます。

⑤ ★の材料はステーキを焼いたフライパンに入れて、とろみがついたら赤ワインソースのできあがり。

⑥ クレソン、レモン、バターを添えて、赤ワインソースをかけて出来上がりです。

牛肉とブロッコリー炒め

中華風の炒め物、ブロッコリーは茎の部分も薄切りにして使います。

【材料】

冷凍牛もも薄切り肉 240g
ブロッコリー 500g
ねぎ 1本
にんにく1かけ
下味(酒大1、しょうゆ小2)
片栗粉 小さじ3

★ 酒 大さじ2
★ 砂糖 小さじ2
★ 醤油 大さじ3
★ こしょう 少々

① 牛肉は自然解凍して、細切りにします。

下味を肉につけます。

② にんにくは薄切り、ネギは1cmに斜め切り

③ ブロッコリーは小分けにして、サラダ油を熱したフライパンでさっと炒めます。

お湯を1/2カップ入れて、蒸しゆでにしてザルにあげます。

④ サラダ油でにんにくを炒め、肉に片栗粉をまぶして加えます。

肉の色が変わったら、ネギとブロッコリーを入れて、★の調味料を混ぜて味をつけます。

まとめ

牛肉は、色々な料理に使えて肉汁のジューシーさと味がおいしいので、みんなに人気の肉です。

その牛肉の保存方法が、肉の加工形態によってこれほど違うのは驚きですね。

今までは何の気なしにトレイのまま、冷蔵・冷凍保存していたのではないでしょうか?

肉は空気に触れると酸化していきますし、雑菌も入りやすくなるので、保存方法が本当に大切です。

おいしく食べるためにも、正しい保存方法で、保存の期間を必ず守って食べてください。