つわり中に牛乳が飲みたい!おすすめの飲み方と3つの注意点

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妊娠すると、多くの人がつわりの症状に悩まされます。

つわりの症状は人それぞれですが、「水すら飲めない」という人や「特定のものしか受け付けない」という人など様々です。

そんなつわりですが、「牛乳でつわりを乗り切った!」という人も少なくありません。

牛乳は栄養価が高いイメージがあり、つわり中の栄養補給にも良さそうですが、実際はどうなのでしょう。

・つわり中に牛乳が飲みたい!たくさん飲んでも大丈夫?
・つわり中の牛乳で気を付けたいことを知りたい!
・つわり中に牛乳を飲むならコレ♪おすすめの飲み方

私も妊娠初期にはつわりの症状に悩まされ、よくホットミルクを飲んでいました。

どのくらい飲んでもいいのか、注意点はあるのか、など、つわり中の牛乳の取り入れ方で気になることを詳しく調べてみました。

つわり中に牛乳を飲むときの参考にしてみてくださいね。

つわり中に牛乳が飲みたい!量や栄養価が気になる!

つわり中はホルモンバランスの影響で、味覚が変わることが多いです。

私もつわりの症状が始まったとたんに、今まで好んで食べていたものが食べられなくなったり、今まで特に好きではなかったものが食べたくなったりと、味覚の変化に戸惑ったことを覚えています。

そのひとつが牛乳でした。

特にホットミルクに砂糖を加えたものが好きで、空腹を満たすためにも飲んでいました。

牛乳はつわり中でも問題なく飲むことができますが、量や栄養価が気になりますよね。

まずは1日に飲んでもいい牛乳の量や栄養価について見ていきましょう。

牛乳の栄養価

牛乳の主な栄養成分は、

・炭水化物
・タンパク質
・脂質
・ナトリウム
・カルシウム

となっています。

そのほかにビタミンAやビタミンB群が含まれていて、健康を維持するために必要な栄養素を含んでいることがわかります。

つわり中は食事量が極端に少なくなったり、ほとんど食べられなかったりすることもあります。

そんな時にコップ1杯の牛乳を飲むことで、適当なカロリーと栄養を摂取することができますね。

1日に飲んでもいい牛乳の量はコップ1杯

牛乳にはカルシウムが多く含まれていて、妊娠中はカルシウムを多く摂取することが好ましいとされています。

妊娠中に関わらず、カルシウムの摂取目安量は1日に650mg。

牛乳1杯にはおよそ220mgのカルシウムが含まれていて、3杯ほど飲めばカルシウムの目安量を超えますね。

しかし厚生労働省が発表した資料によると、1日に摂取する乳製品の量は牛乳だと200ml程度とされています。

(参照:厚生労働省|食事バランスガイドより)

乳製品の摂取目安は、妊娠中期までは非妊娠時と同量ですが、妊娠後期は300ml程度に量を増やして飲むことが好ましいとされています。

(参照:厚生労働省|妊産婦のための食事バランスガイドより)

つわり中に牛乳を飲むときに気を付けたい3つのポイント

つわり中でも安心して飲むことができる牛乳ですが、より安心して飲むためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここではつわり中に牛乳を飲むときの3つのポイントについて紹介します。

  1. 飲みすぎはNG!
  2. 賞味期限に気を付けよう!
  3. 無理に飲む必要はない!

牛乳の飲みすぎに注意!

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先にも紹介しましたが、牛乳からはカルシウムを多く摂取することができます。

しかし飲みすぎはやはりNG。

牛乳を飲みすぎることで、

・腹痛
・吐き気

などの症状が出ることがありますし、毎日継続して大量の牛乳を飲んでいると、

・骨粗しょう症のリスクが高まる
・貧血のリスクが高まる

などが確認されています。

牛乳に関わらず、ヨーグルトなどの乳製品を食べた時にもお腹を壊すことがあるという人は、特に注意が必要かもしれません。

カルシウムを多く摂取するために牛乳を飲んでいるという人は、牛乳以外からもカルシウムを摂取できるように心がけましょう。

牛乳の賞味期限にも注意!

賞味期限とは、

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。色やにおい、味などをチェックして異常がなければ、まだ食べることができます。

(引用:農林水産省|消費期限と賞味期限より)

とあります。

牛乳には賞味期限が記載されていて、上記のことを踏まえると品質に変化が見られなければ飲んでもよいということになります。

しかし妊娠中は免疫力が低下しており、食中毒などのリスクも普段よりも高まります。

特につわりの症状があるときに食中毒になってしまっては、体力がさらに落ちてしまうでしょう。

そういったリスクを避けるためにも、つわり中に牛乳を飲むなら賞味期限を守り、開封したらなるべく早く飲み切るようにしましょう。

口に合わなければ無理に飲まなくてもOK!

「妊娠しているのだからカルシウムを摂らないと!」と、牛乳をがんばって飲んでいるという妊婦さんもいるかもしれません。

つわり中はにおいや味に敏感になっていて、今まで平気だったものも苦手になったり、昨日までは食べられたのに急に嫌になったりと、その日の気分によっても味覚が変わってしまいます。

牛乳が口に合わないと感じたら、無理に飲む必要はありません。

先にも触れましたが、カルシウムは牛乳以外の乳製品や海藻、魚介類、野菜などからも摂取することができます。

つわり中は食べられるものを見つけながら、上手に栄養バランスを整えていきましょう。

つわり中でも飲みやすい!おすすめの牛乳の飲み方

つわり中だけど牛乳が飲みたい、でもそのままではちょっと飲みにくい、と感じている人のために、つわり中でも飲みやすいおすすめの牛乳の飲み方を紹介します。

ぜひ試してみてくださいね。

やっぱりホットミルク!

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つわり中は体を冷やすことは厳禁です。

普段の飲み物もできるだけ温かいものか常温のものを取り入れたいところです。

つわり中に牛乳を飲むなら、やっぱり温かいホットミルクがおすすめ。

ホットミルクはレンジで加熱することで簡単に作ることができますし、ゆっくり飲めるので飲みすぎを防ぐこともできます。

お好みで甘さをプラスすれば、風味が変わって飲みやすくなりますよ。

・はちみつ
・メープルシロップ
・黒糖
・ジャム
・甘酒

白糖よりも三温糖やきび糖などを使うと、体を温める効果がアップするのでおすすめです。

レモン果汁プラスでとろっとおいしく!

冷たい牛乳に、レモン果汁をティースプーンに2杯ほど加えてみてください。

牛乳にとろみがつき、まるで飲むヨーグルトのようなフレーバーに!

さっぱりとした口当たりとレモンの風味が爽やかで、つわり中でも飲みやすくなりますよ。

甘みが欲しい場合はガムシロップを少量加えてください。

フルーツと一緒にブレンドしよう!

もしご家庭にミキサーがあれば、ぜひ旬のフルーツと牛乳をミキサーにかけ、ブレンドしてフルーツミルクにして飲むのがおすすめです。

・バナナ
・いちご
・キウイ
・メロン
・リンゴ
・パイナップル
・オレンジ
・ブルーベリー
・マンゴー

牛乳に合いそうなフルーツなら何でもOK!

牛乳にフルーツをプラスすることで、より多くのビタミンやミネラルを摂取することができますね。

いくつかのフルーツをミックスしてもいいかもしれません。

旬のフルーツがなかなか手に入らない場合は、冷凍のフルーツを使うのもおすすめ。

マンゴーやパイナップル、ブルーベリーなどは冷凍のものが便利です。

冷凍のままミキサーにかければ、シェイクのように飲むこともできますよ。

ただし、飲みすぎには注意です!

まとめ

つわり中に牛乳を飲むときには、

・飲みすぎに気を付ける
・賞味期限内に飲むようにする
・無理に飲む必要はない

など、いくつかのことに気を付けながら取り入れたいですね。

牛乳はただ飲むだけでなく、料理にも使うことができます。

料理に牛乳を取り入れることで、つわり中でも牛乳を摂りやすくなるかもしれませんね。

冷たい牛乳の飲みすぎは体を冷やしたりお腹を壊したりするリスクがあります。

冷たい牛乳はほどほどにし、そのまま飲む場合はできるだけ温かいホットミルクを飲むようにしましょう。