ハイハイミルクの口コミから知るホントの評価〜栄養素や値段と飲ませ方

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子育て中のお母さんにとって、赤ちゃんにあげるミルク選びはとっても重要。

赤ちゃんの口に入るものですから、安全なものを選びたいというのが本音ですよね。

でも、中には「子育てが初めてでどんなミルクを選んだらいいかわからない」というお母さんもいるはず。

そんなあなたにおすすめなのがはいはいミルクという商品です。

はいはいミルクの特徴や栄養素、値段から飲み方まで全てをまとめます!

はいはいミルクはどんな商品?

はいはいミルクは、1917年に和光堂から発売された、国産初の赤ちゃん用粉ミルクです。

1917年はまだ大正時代。

100年もの歴史を持った、信頼のあるブランドです。

成分を母乳に近づける研究を重ねて作られており、赤ちゃんの体にも負担が少ないのが特徴です。

和光堂ミルクの歴史

和光堂の前身である、「和光堂薬局」ができたのは明治39年(1906年)のこと。

日本の小児科医学の創始者である「弘田博士」によって設立されました。

その後、その意志を引き継ぎ現在の和光堂を立ち上げたのが、初代社長「大賀」。

大賀は、当時乳幼児の死亡率が高かったことに胸を痛め、赤ちゃんたちの栄養不を解消したいと考えていました。

当時、赤ちゃんたちが母乳以外の栄養源としていたのが牛乳。

しかし、冷蔵庫もない時代だったので保存ができず、中には悪くなった牛乳を飲んで命を落としてしまう赤ちゃんもいたのです。

大賀は、「なんとかして長期保存できるミルクを作りたい」という一心でミルクの粉末化に挑戦。

度重なる失敗を経た末、1917年、国産ミルク第一号である「キノミール」が誕生しました。

これが、現在の「はいはいミルク」の原点となっています。

はいはいミルクのラインナップ

オーソドックスな缶タイプ

まずはオーソドックスな缶タイプです。

缶タイプは、810g入りのものと、300g入りの2種類。

価格は、店舗によっても異なりますが、

810g 2,000円前後
300g 1,000円前後

で売られています。810g入りの方が断然オトクなので、私はいつもこちらを購入していますよ。

スティックタイプもある

はいはいミルクには缶タイプ以外にも、使いやすいスティックタイプがあります。

13gずつ小分けにされているので、お出かけするときなど持ち運びに便利ですね。

希望小売価格は520円となっていますが、実際は500円弱で売られているところが多いです。

粉ミルクのメリットは?

そもそも粉ミルクのメリットってなんなのでしょう?

もちろん、お母さんの母乳で赤ちゃんを育てられるに越したことはありません。

しかし、中には体質的に母乳が出なかったりするお母さんもいるはず。

粉ミルクは、そういう場合の貴重な栄養源になります。

それ以外にも粉ミルクには、

  • 母乳が少ないお母さんの精神的な負担を軽減してくれる
  • 母乳と併用できるので、状況に応じて使い分けられる
  • お父さんでも授乳ができる
  • 場所にとらわれず授乳ができるので、お出かけしやすい
  • 母乳と違って、赤ちゃんが飲んだ量がわかりやすい

などのメリットがあります。

出るのであれば母乳をあげるのが一番でしょうが、授乳はなかなか大変。

授乳室がなかったりすると、トイレで授乳をしなくてはいけません。

そんな時もしトイレが無かったら…なんて考えるとかなり面倒ですよね。

母乳と併用してはいはいミルクを使えば、そういう心配もなくなりますよ!

はいはいミルクの特徴

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では、はいはいミルクの特徴について見ていきましょう。

母乳に近いミルク

はいはいミルクは、母乳に近い成分で作られています。

例えば、母乳中に含まれている「ラクトフェリン」を配合。

初乳中に多く含まれるラクトフェリンが、100gあたり90mg入っています。

また、赤ちゃんの発育に欠かせない「DHA・アラキドン酸」も含まれているのが特徴。

DHA・アラキドン酸は共に母乳中に含まれている成分です。

はいはいミルクでは、母乳中と同じバランスでこの成分を配合しています。

はいはいミルクにはオリゴ糖が使用されていますが、これも母乳中に含まれている「ガラクトオリゴ糖」という成分。

そして、乳糖の含有量を母乳とほぼ同じ6.7%にするなど、徹底してお母さんのおっぱいに近い成分に仕上げられています。

最近では、

  • 母乳に含まれる成分、「セレン」を配合
  • 赤ちゃんの発育に必要なビタミンである「ビオチン」配合
  • 母乳に含まれる「ヨウ素」を配合
  • 赤ちゃんの発育に欠かせない「イノシトール」を強化
  • 「ビタミンK」を強化

などの改良が行われ、さらに母乳へと近づけられています。

母乳と同じ成分であれば、お母さんも安心して飲ませることができますね。

赤ちゃんの負担に配慮している

「赤ちゃんの負担を軽減している」というのも、はいはいミルクの特徴です。

赤ちゃんは大人と違って、消化機能がまだ十分ではありません。

そのため、消化しづらいものを摂ってしまうと、下痢や便秘になってしまう可能性もあるのです。

そういった赤ちゃんの負担を軽減するため、はいはいミルクには以下のような工夫がなされています。

  • 「β-ラクトグロブリン」の低減
  • 母乳に近いタンパク質バランス
  • 水に溶けやすい性質

βラクトグロブリンとは、本来母乳に含まれていないタンパク質の一種。

これは牛乳由来の成分で、体内で消化されにくい成分です。

牛乳を原料にしているため完全な排除は難しいですが、はいはいミルクではこの成分の低減に成功。

βラクトグロブリンが、本来の79〜95%の量になっています。

はいはいミルクの原料となる牛乳のたんぱく比率は、「乳清たんぱく20%、カゼイン80%」。

しかし、このままのバランスでは赤ちゃんが消化不良を起こす可能性があります。

なぜなら、カゼインは胃の中で凝固してしまうため、消化を妨げる一因になるからです。

はいはいミルクはこのたんぱく質バランスを母乳と同じ「乳清たんぱく60%、カゼイン40%」に調整。

そうすることで、赤ちゃんの消化に負担がかからないようにしています。

また、赤ちゃんの消化にとっては、「水に溶けやすいミルク」というのも重要。

ミルクのだまが残ったものを飲ませると、消化に負担がかかります。

その点、はいはいミルクは水に溶けやすく泡立ちも少ないので、消化しやすいです。

はいはいミルクの成分表(100g中)

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熱量 518kcal ビタミンB₁₂              1.5µg β-カロテン              40µg イノシトール      75mg ヌクレオチド      8mg
たんぱく質11.2g ビタミンC              60mg 亜鉛       3.0mg リノール酸         4.0g オリゴ糖             2.3g
脂質       27.8g ビタミンD              7.0µg カリウム

480mg

α-リノレン酸      0.4g ラクトフェリン90mg
炭水化物              56.2g ビタミンE              4.5mg セレン   7µg アラキドン酸      40mg β-ラクトグロブリン          0.2~0.8g
ナトリウム              140mg ビタミンK              25µg 鉄          6.0mg ドコサヘキサエン酸(DHA)    80mg 塩素       320mg
ビタミンA              420µg ナイアシン              3.5mg 銅          0.32mg リン脂質             230mg 灰分       2.4g
ビタミンB₁              0.4mg 葉酸       100µg マグネシウム          40mg カルニチン         15mg 水分       2.4g
ビタミンB₂              0.6mg パントテン酸              4.0mg ヨウ素   60µg シスチン             190mg
ビタミンB₆              0.3mg ビオチン              10µg リン       210mg タウリン             25mg

はいはいミルクの作り方と飲ませ方

はいはいミルクの作り方は、以下の7ステップです。

①消毒した哺乳瓶に、必要量の粉末を入れる
②一度煮沸した70度以上のお湯を、出来上がり量の3分の2くらいまで注ぐ
③乳首、フードをつけ瓶をよく振ってミルクを溶かす
④フードを付けたまま乳首を外し、出来上がり量まで70度以上の湯を注ぐ(目盛りは泡の下で合わせる)
⑤乳首、フードを被せ、再度瓶をよく振る
⑥ミルクが混ざったら、哺乳瓶を流水や氷水で人肌くらいまで冷ます
⑦最後に腕の内側にミルクを一滴垂らし、体温くらいになっていることを確かめる

ミルクを作る際の注意点

はいはいミルクを作るときには、以下の点に注意しましょう。

  • 濡れたスプーンは使用しない(粉ミルクに凝固した粉末が混ざる可能性があるので)
  • 沸騰直後のお湯は、やけどの恐れがあるので使用しない
  • 哺乳瓶の外側だけが冷めていることもあるので、しっかりと自分の肌で温度を確認する
  • 清潔な場所で作ること。また、作ってから2時間以上たったものは赤ちゃんに飲ませない
  • 開封後はきちんと蓋をして、乾燥した清潔な場所に保管する
  • 開封後は、できるだけ早く消費する(目安は30日以内)
  • 電子レンジの加熱は避ける

はいはいミルクの飲ませ方

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はいはいミルクの飲ませ方をご紹介しておきます。

  • 赤ちゃんの月齢、体重に合わせて使用量を調節する。

標準的な使用量は以下。

生後月齢 平均体重 1回の調乳量 授乳回数(1日)
スプーン 出来上がり量
〜1/2ヶ月 3.0kg 4杯 80 7
1/2〜1ヶ月 3.7kg 5杯 100 7
1〜2ヶ月 4.6kg 7杯 140 6
2〜3ヶ月 5.6kg 8杯 160 6
3〜4ヶ月 6.4kg 10杯 200 5
4〜5ヶ月 7.0kg 10〜11杯 200〜220 5
5〜6ヶ月 7.4kg 10〜11杯 200〜220 4
6〜9ヶ月 7.7〜8.2kg 10〜11杯 200〜220 3
9〜12ヶ月 8.4〜8.8kg 10〜11杯 200〜220 2
  • ミルクを作った後は速やかに冷まし、あげる前には必ず体温くらいになっていることを確認する。
  • 1回ずつ調乳して飲ませる。衛生上の観点から、作りおきは絶対にしない。
  • 赤ちゃんの体質、体調に応じて医師などに相談する。

子育て中のお母さんには基本中の基本ですが、授乳の際には、赤ちゃんが空気を吸い込んでしまわないように哺乳瓶を傾けましょう。

また、飲み終わったら赤ちゃんを縦抱きにして背中を軽く叩き、ゲップをさせてください。

ゲップをさせないと、消化が悪くなったり、赤ちゃんが息苦しくなってしまいます。

そして最後には、口や顔を清潔なタオルでキレイにしてあげることも忘れないで下さいね。

申込みで50mlの大容量スプーンがもらえる!

だんだん赤ちゃんが大きくなってくると、それだけミルクの量も増えるのは当然。

生後10〜12ヶ月の赤ちゃんだと、スプーン10杯分もの量を消費します。

これ、いちいちスプーンで計って入れるのはかなり面倒ですよね…。

そんなお母さんたちのために、和光堂では通常よりも大きいサイズの計量スプーンを無料提供しています。

はいはいミルクに付属している軽量スプーンは25g用ですが、申込みでもらえるスプーンは50mg。

これなら、何回も粉をすくう必要がなくなりますね。

ただ、この大容量スプーンをもらうには、和光堂が運営する「わこちゃんカフェ」に会員登録する必要があります。

登録はもちろん無料。

お得な情報が届くメールマガジンも配信されていますので、ぜひ登録してみてください。

登録フォームはこちら⇛http://community.wakodo.co.jp/community/about/registration/

はいはいミルクはなぜ安いのか?

ネットでもよく見かけるのが「なぜはいはいミルクは安いのか?」というママたちの声。

はいはいミルクの価格は810gで2,000円弱。確かにこの価格はかなり安いです。

他のメーカーで同じ量のものを買うと、1.5倍くらいするものがほとんどですからね。

安いのはありがたいことですが、「手を抜いているんじゃないの?」とか「体に良くない成分を使ってるんじゃ…」なんて心配になってしまうのがママたちの本音。

結論から申し上げると、品質に関しては何ら問題ありません。

安全なものを使用していますし、赤ちゃんへの負担も軽減されています。

では、なぜこのような低価格を実現できているのか?

その答えは、「広告宣伝費をかけていないから」です。

はいはいミルクを製造している和光堂では、大規模な宣伝活動をほとんど行っていません。

つまり、広告宣伝費がかかっていないので、その分商品の価格を下げられるということ。

削減できた経費を、お母さんたちに「子育て応援プライス」として還元しているわけですね。

放射能の心配はない

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赤ちゃんにあげる粉ミルクで最も大事な要素は「安全性」です。

異物混入などの問題も怖いですが、一番恐ろしいのが「放射能」。

東日本大震災が起こってから、食品への放射能物質混入が問題になっていますよね。

2011年には明治が販売する赤ちゃん用の粉ミルクから22〜31ベクレルのセシウムが検出され大騒ぎになりました。

当時、赤ちゃん用粉ミルクの安全基準は「200ベクレル以内(現在は50ベクレル以内)」。

なので一応基準はクリアしていたわけですが、それでも心配なものは心配です。

赤ちゃんは大人よりも細胞分裂が活発で、放射性物質の影響を受けやすい生き物。

放射能とは無縁のミルクを飲ませたいというのがママたちの意見でしょう。

はいはいミルクに関して言えば、震災後から今まで放射性物質が検出されたことは一度もありません。

震災直後から検査を行っており、安全性は実証済です。

はいはいミルクで便秘や下痢になることがあるの?

よく、「はいはいミルクは下痢や便秘になりやすい」という口コミを見ることがあります。

確かに、赤ちゃんは消化器官が弱いですし、体調や体質でそういう症状が出てしまうこともあるでしょう。

しかし、それなにもはいはいミルクに限ったことではありません。

どのメーカーの粉ミルクでも起こりうることです。

はいはいミルクは赤ちゃんがスムーズに消化できるように作られていますし、むしろ下痢や便秘が起こる可能性は低いです。

はいはいミルクの口コミや感想

続いて、はいはいミルクを使ってみた感想や口コミについてです。

コスパが最強!

はいはいミルクは、やはり価格が安いです。

安全性はもちろんですが、価格が安いというのもミルク選びには欠かせないポイント。

家計にはありがたいですよね。

以前よりも2〜300円価格が上がってしまいましたが、それでも他社のものよりは安いです。

水に溶けやすい

私は他社製品からはいはいミルクに乗り換えたのですが、使ってみて感じたのは「水に溶けやすい」ということ。

以前飲ませていたものとは段違いでした!

サラッと溶けて、だまになりません。

また、味も甘すぎず飲みやすいでの、ごくごく飲んでくれます!

まとめ

はいはいミルクの特徴や栄養素、値段や口コミなどをまとめました。

はいはいミルクは、日本で一番古い歴史を持つ粉ミルクです。

100年を掛けて培われた安全性や飲みやすさは、他社のものより一枚上手です。

初めての粉ミルク選びに迷っている、また、今の粉ミルクに不満のあるママは、ぜひはいはいミルクを手にとってはいかがでしょうか?