干しえびの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

スポンサードリンク

干しえびは、中華料理のだし、炒め物、つくだ煮などさまざまな料理に使われますが、実は種類によって、使われ方が違います。

さくらえびは、国産だけではなく外国産のものも多く、炒め物、つくだ煮など食材として使用することが多い干しえび。

芝えびを煮干しにして、殻をむいたシャーミーは、中華系のだしとしてよく使われる素材です。

中華食材の干しえびは、戻すと旨みがすごく出て、おいしい風味が特徴的。

料理によってあう種類が違うので、おいしく食べるためには使い分けることがポイントです。

干しえびは、乾燥しているので長期間保存ができると思いがちですが、実は水分を多く含んだ食材。

水分を多く含んでいるので、傷みやすくきちんと保存しないとすぐに劣化してしまいます。

ここでは、干しえびの正しい保存方法、消費期限、おすすめの干しえびを使ったメニューを紹介しますので、参考にしてくださいね。

 干しえびはどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!

見た目は乾燥して見える干しえび、水分を多く含んでいるのは驚きですね。

開封前は記載されている保存期間の間保存することができますが、開封後は傷みやすく1ヶ月を目安に食べきるようにしてください。

実はえびに限らず、魚介類を干したものには多くの水分や油を含んだものが多いです。

これがおいしさや風味の元になるので、保存するときは乾燥に注意して保存しましょう。

購入する時は、使う料理に合わせて選ぶことも大切。

干しえびには、生のまま干した素干しと塩水でゆでた煮干しと干し方に違いがあります。

殻のついていない煮干しが使いやすくておすすめ。

選ぶときは、大きさは料理に合わせて、表面の色がくすんでいないもの、ツヤのあるものがおいしいです。

また、ジッパーがついている保存袋は、保存するときに便利ですね。

できるだけ賞味期限が遠いものを選ぶようにしましょう。

 干しえびの保存方法!

干しえびは、乾物だからといって常温で適当に保存すると、すぐに傷んでしまいます。

では、風味を失わずに保存するためには、どのように保存すればいいのでしょうか?

干しえびの正しい保存方法を紹介します。

 干しえびの正しい冷凍保存方法

干しえびは水分が多く傷みやすいので、冷凍保存がおすすめ。

特に開封後、残った場合、すぐに食べない場合は冷凍保存して、風味を落ちないようにします。

干しえびを冷凍保存するときは、未開封ならパッケージのまま、開封後は密封できる冷凍用の保存袋に入れて保存します。

使いやすい量を分けて保存するといいですね。

あらかじめジップがついている保存袋なら、密封して保存ができるので便利です。

冷凍した干しえびは、2~3ヶ月と長期間保存できます。

 干しえびの正しい冷蔵保存方法

干しえびは未開封の場合は常温保存でも大丈夫ですが、光に弱く変色することが多いので、未開封でも開封済でも冷蔵保存がおすすめです。

乾燥や湿気に弱いので、密封できる容器に入れて保存してください。

10度以下状態で保存するのがベストです。

干しえびは未開封の状態では、記載の賞味期限の期間内。

開封後は2ヶ月の保存が可能です。

 その他の方法

干しえびは、未開封の状態なら常温保存が可能です。

ただし、水分が多いので常温だと傷みやすいし、乾燥、湿気だけではなく光にも弱いので、保存するときは、湿気がたまらなくて光が当たらない冷暗所に保存してください。

できれば冷蔵、もしくは冷凍で保存するのがおすすめです。

未開封の場合、6ヶ月は保存が可能です。

 ワンポイントアドバイス

干しえびは、乾物なので常温で長期間保存できると思いがちですが、傷みやすいのでできれば未開封でも冷蔵、もしくは冷凍保存がおすすめ。

特に光に弱くて、直射日光はもちろん、室内の証明でも変色してしまうので、保存場所に注意してください。

開封後は、風味が落ちる前に早く食べきってしまいましょう。

 冷凍しておいた干しえびを使った4つのメニュー

冷凍した干しえびは、すぐに使うことができます。

冷凍した干しえびを使ったおすすめのメニューを紹介します。

 かぶとさくらえびの塩もみ漬物

スポンサードリンク


さくらえびの旨みがしっかりとでる、おいしい塩もみ。しかもとても簡単です!

【材料】

かぶ 8個

かぶの葉 2個分

冷凍さくらえび 40g

★ 酢 少々

★ 砂糖 少々

★ 塩 少々

① かぶは葉をつけ根から切って、皮をむいて薄い半月きりにします。水と塩少々を振って手でもみ、しんなりさせます。

② かぶの葉はゆでて水にとり、水気を絞って2cmくらいに切ります。

③ ボールに★の材料を入れて混ぜます。

④ 別のボールに、かぶとさくらえびを入れて、③を加えてよく混ぜます。10分くらい置くと味がなじみます。

⑤ 食べる直前にかぶの葉とあわせて出来上がり。

 もやしとさくらえびの炒め物

【材料】

もやし 1/2袋

万能ねぎ 1/2束

卵 2個

冷凍さくらえび 20g

① 万能ねぎは3cmくらいの長さに切ります。

② 卵は割りほぐして、酒大さじ1、塩少々を加えて、炒めていきます。

もやし→ねぎ→冷凍さくらえびの順番にいれて炒めます。

③ 卵を入れて炒りつけ出来上がり。

 干しえびのスープ

干しえびとわかめがよくあう、おすすめのスープです。

【材料】

水 700cc

酒 大さじ1

干しえび 大さじ2

だしの素 大さじ1

塩 小さじ1

わかめ 適量

白ごま 適量

① 干しえびは、すり鉢ですって細かくします。

② 鍋に水、酒、① 、だしの素、塩を入れて火にかけます。

③ 沸騰したら、わかめとごまをいれて出来上がり。

 オクラと干しえび炒め

すぐに食べられる、時短おかず。忙しいときにおすすめ。

【材料】

オクラ 3本

冷凍干しえび 大さじ1

サラダ油 適量

塩コショウ 少々

① オクラはヘタをとって半分に切ります。フライパンにサラダ油と干しえびを入れて弱火にかけて、こんがり炒めます。

② オクラを入れて、炒めて全体に油がまわったら、塩コショウ、醤油を入れて出来上がり。

 干しえびの作り置きメニュー

干しえびは、だしをとるのに使うものもありますし、食材として使うこともできます。

おすすめの干しえびの作り置きメニューを紹介します。

 干しえびの炒め物

甘くいためた干しえびは、作り置きにぴったり!おすすめの常備菜です。

【材料】

干しえび 50g

おろしにんにく 小さじ1/2

おろししょうが 小さじ1/2

砂糖 大さじ1鮭 大さじ1

醤油 大さじ1/2

ごま油 少々

ごま 小さじ2

① 干しえびはフライパンで乾煎りします。乾燥してパリパリになってきたら、キッチンタオルにあけて、食べやすいようにえびの足を取り除きます。

② フライパンに油を敷いて、にんにく、しょうが、酒、砂糖、しょうゆをいれて火にかけます。煮立ったらえびを入れて中火で炒めます。

③ 絡まったら火からおろして、ごま油とごまをふり出来上がり。

 食べるラー油

色々な料理に使うところができる、食べるラー油。瓶に作り置きして冷蔵庫に常備してあるととっても便利です。

【材料】

★ フライドガーリック 50g

★ 干しえび 15g

★ かつおぶし 5g

★ 白いりごま 大さじ1

ごま油 120cc

粉末とうがらし 少々

しょうが みじん切り 大さじ1

ながねぎみじん切り 1/2本分

濃い口醤油 120cc

① ★の材料をグラインダーで粗く砕き混ぜます。瓶に入れます。

② 熱したごま油にみじん切りにした長ねぎとしょうがを入れて、粉末とうがらしを入れて火を止めます。

③ ②がまだ熱いうちに直接瓶に注ぎます。ジュワッと揚がったら、落ち着くまで待ちます。醤油を加えてよく混ぜて出来上がり。

 まとめ

干しえびの正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。

乾物なのであまり気にせず常温で保存していた人は、常温だと傷みやすいことに驚いたのではないでしょうか?

光に弱いので、すぐに変色してしまいますし、水分が多いので傷みやすいので、できれば冷凍か冷蔵で保存して、開封後はなるべく早く食べてくださいね。

干しえびは色々な使い方があるので、おすすめのメニューもぜひ作ってみてください!