育児相談窓口の使い方と相談方法~子育ての悩みを一人で抱え込まないために!無料で24時間対応の育児相談窓口を活用しよう

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子育てをしていくと、ちょっとしたことが気になることがよくあります。

誰かに相談するにしても、病院に行くまでではないし、ママ友にも聞きづらい。

また、周りに相談する人がいないという理由などから、1人で孤独に悩むお母さんも多くいます。

しかし、特に初めての子育ては分からないことも多く、考え込んでしまいがちです。

そんなときには、気軽に電話で相談できる育児相談窓口を利用してみましょう。

赤ちゃんの急な発熱や子どもの急な異変が夜中に起こってしまった場合でも、24時間対応できる育児相談窓口があります。

「ネットで情報を検索すればいいんじゃないの?」
「ちょっとしたことを相談できる窓口はあるの?」
「自治体が運営や管理をしている相談窓口ってある?」

など、24時間対応の育児相談の電話窓口について、疑問や不安を持っている人もいますね。

最近は、子育ての悩みをネットで検索したり、質問したりして解決する時代になってきました。

しかしながら、ネットで情報検索をするには、デメリットもあるので、悪い部分も把握したうえで活用することをおすすめします。

今回は、そんな疑問を解消すべく、育児相談窓口についていろいろご紹介していきます。

・子育ての悩みをネットで検索するデメリット
・どんなときに電話で育児相談をするのか
・おすすめの育児相談窓口 選

赤ちゃんや子どもたちの子育てに悩んでおり、相談する相手に困っている人や、夜中などにも対応してくれる連絡先を探しているお母さんなどの参考になればと思います。

子育ての悩みをネットで検索するのが主流になってきている⁉そのデメリットについて

核家族化や少子化、共働きが増えるなど社会の変化から、子育てをする上で孤独になるお母さんが増えてきています。

赤ちゃんと同じ部屋で1日中ずっと過ごす日々を送るので、社会から切り離されたように感じることもあります。

そんな中、どのように社会とかかわり、周りの方法を得るかというと、現代では、やはりインターネットに頼ってしまいますね。

インターネットで子育ての疑問や不安をぶつけるSNSや質問箱、掲示板、芸能人たちの子育てブログ、育児に関する記事など、様々な情報が載っており、育児をしていく上で勉強になることが多くあります。

しかし、ネットに頼りすぎすべてを信じ込んでしまうのはおすすめできません。

ネットの情報は、信憑性にかけているものが多くあります。

産婦人科や医療現場などの公式HP、ベネッセやNHKなどの大きな企業の記事においては、専門家の意見も多く、信憑性が高いものがほとんどです。

しかし、それ以外の一般人が執筆している記事は、専門家でもないうえに、個人の意見も載っています。

子育てには、個人個人の意見や育児での経験はとても参考になりますが、すべてが本当であると信じ込まないようにしてください。

中には、うわさ話や、本当ではない話、また誹謗中傷的な文面などもみられるので、不安解決のために調べているお母さんが、逆に不安が増してしまうという事態になることがあります。

「本当かどうかは別として、情報を得るために調べてみよう!」といった軽い気持ちで検索してみてください。

子育ての悩みは人それぞれ違い、子どもの年齢や月齢、体調や育つ環境も違います。

その中での情報なので、自分の子どもと照らし合わせすぎないことが大切です。

どんなときに電話で育児相談をしてもいいの?

育児の悩みを相談したいけど、どのような悩みであれば相談できるのかなと思ってしまいます。

「最近、離乳食を食べてくれなくなった。」
「転んで、少し頭をぶつけてしまった。」
「お母さん、大嫌い!と言われるようになった。」
「子どもが、学校に行きたくないと言い出した。」

など、子育ての悩みには誰かに相談するべき内容ほどではないのかなと思ってしまうものもあります。

本当であれば、両親や幼稚園や保育園、小学校の先生、ママ友などに相談したいところですが、環境や状況においては、できないこともあります。

そんなときに利用してほしいのが、育児相談窓口です。

確かな答えや心が軽くなる言葉をいただくことができます。

「どんなときに?」「どんな質問でもいいの?」「変に思われない?」と考えますが、匿名で質問できる機関や、専門家が在住している機関などがあるので、どんな内容でもOKなのです。

何より大切なのは、1人で抱え込まないこと。

ちょっとしたことでも不安になってしまう子育てだからこそ、たくさん活用してほしいと願います。

では、その連絡先やサポート体制についてご紹介していきますね。

おすすめの育児相談、電話窓口7選

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いくつかの相談窓口をご紹介していくので、自分に合ったものを探す参考になればと思います。

これいいな~と思うものがあったときには、電話帳に登録するか、スケジュール帳などに電話番号を記載して、緊急の際にも電話ができるように、準備しておくと安心ですね。

育児のことを相談したいときにはエンゼル110番

妊娠中から、就学前までの赤ちゃんや子どもの育児の悩みについて相談することができます。

病気の診断や家族関係の相談などでは対応できないことがあるので、日々の気になることなどを質問しやすい窓口とも言えますね。

インターネットをひらくと、「ママのためのよむ薬」と題したコラムがあり、育児に追われたお母さんが、ちょっとほっとできるような、読み物があります。

また、おじいちゃんやおばあちゃん向けの相談できる部屋もあり、とても充実しています。

他には、これってウチだけ⁉というコーナーがあり、「おむつ替えが大変!」「寝ているときに大声でうなる」など、育児でよくある悩み事などの紹介もあります。

電話相談はフリーダイヤルがあり無料ですが、24時間対応ではなく時間がきまっています。

受付時間は、月曜日から土曜日の10時から14時までで、日曜祝日と年末年始を除いた時間となります。

電話番号は、0800⁻5555-110です。

―参照 エンゼル110番HPよりー

日本保育協会 子育てホットラインママさん110番

保育協会ってご存知ですか?

保育に関する専門図書や、園長や保育士の研修会、国会への要請活動など、保育に関する活動を、日々行っている協会です。

保育に関するプロが集まっているので、0歳から就学前の子どものあれこれについての知識をもっています。

また専門的な知識があるので、ちょっとした疑問なども的確に答えてくれます。

電話相談は無料で、相談時間は月曜日から金曜日の10時から16時までです。

電話番号は、03-3222-2120です。

―参照 子育てホットラインママさん110番|社会福祉法人日本保育協会HPよりー

小児救急電話相談

小児科などに行くと、アンパンマンのポスターで目につく小児救急の電話相談。

実は、厚生労働省が事業を立ちあげ、各自治体で活動をしています。

時間帯は自治体によって違いますが、基本的に夜間の急な子どもの発熱や異変に対応するもので、夕方18時前後から翌朝の9時まで対応しているところが多くあります。

土曜や日曜を含む休日も対応しているので、本当に急な場合に電話をすることができます。

24時間365日対応している自治体もあるので、各自治体で調べておくとよいでしょう。

例えば、夜間や休日の子どもの症状に対応ができずに困っており、救急病院に連れていくべきか悩むとき、その後の行動や受診すべきなどを、その地域の医師や看護師によって返答いただけます。

通話料がかかりますが、適切なアドバイスや24時間対応してくれるという点から、ぜひ電話帳に登録してほしい電話番号です。

電話番号は「#8000」です。

―参照 子ども医療電話相談事業について|健康・医療|厚生労働省公式HPよりー

よりそいホットライン

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よりそいホットラインは、国の「寄り添い型相談支援事業」による補助金を受けて、毎年選定された事業者が、行っている電話相談事業です。

東日本大震災の翌年に設立され、子育てや夫婦関係など幅広い相談に対応してくれます。

一般社団法人ですが、厚生労働省のホームページにも紹介されています。

子育てしているお母さんだけでなく、誰もが対象者で、暮らしでの問題、気持ちの悩み、女性問題、自殺を考えるほど辛い人、被災者で悩んでいるひと、外国語による相談などを受け付けています。

さらに、嬉しいのが、24時間電話で対応してくれで、通話料も無料です。

ゆっくりと時間をかけて相談したい場合には、こちらがおすすめです。

電話番号は0120-279-338です。

―参照 よりそいホットラインHPよりー

日本助産師会 電話相談(子育て・思春期・更年期)

女性を対象とした専門窓口で、日本助産師会がボランティアで運営しています。

育児によるお母さんの不安などを相談することや、妊娠や出産に関する悩み、また子どもの思春期の悩みや更年期の悩みなど幅広い分野で対応してくれるのが特徴です。

無料電話で相談することができ、毎週火曜日の10時から16時受付となっています。

緊急の相談などに対応することは難しいのですが、女性ならではの悩みについて、丁寧に相談を受けてくれ、また保健指導を行ってくれる専門家が答えてくれます。

少し相談しにくい不妊や性の悩みなども、親切に答えてくれるので、ぜひ活用してみてください。

電話番号は03-3866-3072です。

―参照 電話相談(子育て・思春期・更年期)|日本助産師会よりー

明治 赤ちゃん相談室

お菓子や食品で有名な株式会社明治は、赤ちゃんの食事と栄養に関する相談窓口を設けています。

生後間もない赤ちゃんから、1歳児くらいまでの赤ちゃんの栄養について相談を受け付けています。

離乳食の悩みやミルクなどの悩みなど、食に関する悩みがある場合には、専門に質問するのが1番ですね。

相談に応じてくれるのは管理栄養士や栄養士さんです。

相談は、第3火曜日を除いた月曜から金曜日までで、10時から15時までとなっています。

電話番号は0570-025-192となっています。

基本的には電話での受付ですが、メールでの問い合わせや手紙での問い合わせも可能です。

―参照 「明治赤ちゃん相談室」のご案内|株式会社明治よりー

NPO法人日本子育てアドバイザー協会 子育てネット 子育て相談室パティオ

電話での相談もちょっと気が引けるというときには、メールやインターネットでの相談もおすすめです。

一般的な質問する場ではなく、専門家がいるところへの質問をするとよいでしょう。

子育てネットは、特定非営利活動法人の日本子育てアドバイザー協会が運営しています。

相談室では、小児科医や幼稚園教諭、保育士、栄養士、助産師、看護師、お受験アドバイザーからの、返答があることもあり、専門知識も豊富です。

掲示板なので、自分の質問が掲示されることもありますが、匿名となっております。

ネット掲示板であれば、いつでも記載することができるので、空いた時間でちょっと質問することが可能です。

しかし、すぐに返事が得られないこともあるので、注意して利用して下さいね。

―参照 子育て相談室パティオ 子育てネット NPO法人日本子育てアドバイザー協会よりー

まとめ

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育児相談ができる公式の電話相談窓口をご紹介しました。

緊急に対応した電話相談先、女性ならではの悩み、子育てのちょっとした悩みなど、悩みの種類に応じて、連絡先も変わってきますし、無料の機関や、24時間うけつけているところなども、それぞれ違うので、相談する際には把握したうえで電話してみましょう。

どのような質問でも、気になっているのであれば聞いたらすっきりします。

悩みの大小にかかわらず、ぜひ活用してみてくださいね。