仁を使った名前30選~仁の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「仁」という漢字について

音読み ジン・ニン・ニ
訓読み

主な名乗り きみ・さと・と・ひと・み・めぐみ・よし

画数 4画

「仁」の意味や由来や成り立ちと特徴

部首はにんべんです。

にんべんは人を表します。

仁という字は人の横に2つの線が引いてあります。

これは重ねた座布団を表していていて、座布団に座る人からできた漢字です。

「仁」は、儒教の5つの教え「仁、義、礼、智、信」の1つです。

孔子によって、人を慈しみ、思いやりをもつという心構えとして説かれました。

「仁義」「仁愛」などがその例です。

人の心を表す漢字として使われています。

また、人そのものを指す「御仁」という言葉もあります。

そして、仁はとても大切なものというところから、果物の種という意味もあります。

杏仁豆腐がその例です。

杏仁は「杏の種」という意味です。

「仁」という字を名づける時に込められる思い

「仁」は儒教の教えの中でも最も大切なものの1つです。

思いやりの心。

慈しみの心。

という意味があるので、「思いやりのある子になって欲しい」「人の気持ちのわかる子になって欲しい」「心優しい子になって欲しい」「器の大きな頼られる人になって欲しい」という思いを込めて名付けられます。

「仁」という音の響き

「仁」という字は男の子にも女の子にも使われる漢字です。

主な読み方は「じん」ですが、女の子の名付けでは「じん」とは読ませません。

「ひと」「に」「めぐみ」「きみ」「さと」「よし」と読むことが多いです。

「ひと」という響きは、パワフルな中に冷静さと情熱を併せ持ち、周りの人をまとめるカリスマ性を感じます。

「に」という響きには、人懐っこく、キュートな印象を持ちます。

周りの人から大切に愛されるような響きです。

「めぐみ」という響きには、おっとりとしていて品のある印象を持ちます。

「きみ」という響きには、知性派でキリッとしたクールな印象を持ちます。

「さと」という響きには、颯爽とした憧れと、落ち着いた雰囲気を感じさせます。

「よし」という響きには、しっかり者で、懐の深い印象を持ちます。

「仁」を使った熟語

仁愛(じんあい)

人を慈しみ、心から思いやること。

例文「仁愛の心を持ちたい。」

仁義(じんぎ)

道徳上守るべきこと。

義理。

例文「彼は仁義に堅い人物だ。」

仁徳(じんとく)

人を思いやる心。

人を慈しむ心。

例文「彼女は仁徳の厚い人だ。」

仁王(におう)

寺門の左右にある金剛力士像のこと。

一体は口を開け、一体は口を閉じている。

例文「仁王は、怖い顔をしていてとても迫力がある。」

志士仁人(ししじんじん)

志士は、道や学問に高い志を持っている人のこと。

仁人は、器が大きく、優れた人格の徳のある人のこと。

志士仁人は、学徳を備えた立派な人のこと。

例文「彼は勉強も運動もできて、人柄がよくまさに志士仁人のような人だ。」

一視同仁(いっしどうじん)

一視は、1つのものとして見るということ。

仁は、愛するということ。

思いやること。

一視同仁は、一人一人平等に、同じように愛するということ。

例文「一視同仁の心で人と接することができる人になりたい。」

寛仁大度(かんじんたいど)

寛仁は、慈悲深いこと。情が厚いこと。

大度は、器が大きいこと。

懐が深いこと。

寛仁大度は、器が大きく、小さなことにこだわらず、情に厚い人のこと。

例文「彼は寛仁大度で、とても頼れる存在だ。」

「仁」の説明の仕方

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電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「仁」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇仁といいます。」

と伝えると、

B「〇〇めぐみさんですね。「めぐみ」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、仁の部分の説明の仕方としては、

・A「めぐみは、仁義の「仁」です。」
・A「めぐみは、人偏に数字のニです。」
・A「めぐみは、仁愛さんの「仁」です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「仁」を使った名前の有名人・芸能人

相澤 仁美さん
新垣 仁絵さん
麻木 久仁子さん
安西 仁美さん
伊坂 仁美さん
伊藤 久仁子さん
今淵 仁音さん
金子 仁美さん
近内 仁子さん
佐倉 仁菜さん
鈴木 真仁さん
中村 仁美さん
吞山 仁奈子さ

「仁」を使った名付け候補

仁(めぐみ)
愛仁(あきみ)
絵仁(えと)
仁加(きみか)
仁実(さとみ)
沙仁(さに)
智仁(ちさと)
仁唯奈(にいな)
仁希(にき)
仁胡(にこ)
仁咲(にさき)
仁菜(にな)
仁絵(ひとえ)
仁那(ひとな)
仁美(ひとみ)
仁女(ひとめ)
紅仁(べに)
仁岬(みさき)
魅仁(みと)
実仁(みに)
柚仁(ゆに)
仁華(よしか)
仁埜(よしの)
仁実(よしみ)
玲仁(れに)
亜仁衣(あにい)
久仁子(くにこ)
仁伊奈(にいな)
仁歩子(にほこ)
萌仁花(もにか)

まとめ

「仁」という字は人を慈しみ、思いやる心を表す漢字です。

男の子にも女の子にも名付けには使われる字です。

秋篠宮悠仁さまもこの字を使われています。

「仁」という字にはたくさんの読み方があります。

そのため、いろいろな読み方に当てることができます。

「思いやりがあって、情の深い、優れた人になって欲しい」という親の大きな思いを名前に込めて贈ることができる字です。