陣痛促進剤の費用ってどのくらいかかるの?保険適用になる?陣痛促進剤の効果とリスク

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赤ちゃんがお腹の中ですくすくと育ち、いよいよ出産!

無事に生まれてくることだけを願ってお腹の中で育ててきたお母さんにとって、出産は待ちに待った瞬間です。

しかし出産にはトラブルがつきもの。

「予定日を迎えたけど陣痛がくる気配がない」
「陣痛促進剤を使うことも考えたほうがいいのかな?」

出産は予定通りにいかないことだってあります。

予定日を過ぎても陣痛がこないと陣痛促進剤を使って出産を促進するケースは珍しいことではありません。

陣痛促進剤を使うとなると、リスクも気になりますが費用も気になりますよね。

・陣痛促進剤ってなに?
・陣痛促進剤を使うと費用が多くかかるのでは?
・陣痛促進剤は保険適用になる?

など気になることもたくさんあります。

私も予定日を過ぎてからの出産になったため、

「次の健診までに陣痛がなかったら陣痛促進剤を使うことも考えておいてね」

と言われ、ちょっとだけびくびくしたことを覚えています。

陣痛促進剤を使った場合、

・かかる費用は個人差があり3~20万円ほど
・一般的には保険適用外
・保険が適用されるケースもある

費用面では上記のことが一般的です。

気になる陣痛促進剤の費用と併せて、陣痛促進剤の基本的なことや使用した時のリスクなども紹介します。

陣痛促進剤を使うことになった場合に備えて、基本的なことを学んでおきましょう。

陣痛促進剤って?i

陣痛促進剤について皆さんはどのくらいの知識があるでしょうか。

私は実際に陣痛促進剤を使うかもしれないということに直面した時に、初めて陣痛促進剤がどのようなものなのかを知りました。

ここでは陣痛促進剤とはどのようなものなのか、見ていきましょう。

陣痛を人工的に促すための薬

陣痛促進剤とは、

・陣痛誘発剤
・子宮収縮剤

などと呼ばれることもあり、名前のとおり薬を投与することで人工的に

・陣痛を誘発
・分娩を促進

させます。

陣痛促進剤には錠剤による内服薬と点滴の2種類ありますが、これについてはあとの項目で詳しく紹介しますね。

陣痛促進剤を使うことでお産がスムーズに進み、赤ちゃんとお母さんの負担を軽くするという役目もあります。

陣痛促進剤を使うかどうかは医師の診断によって決まります。

陣痛促進剤を使うことが決まったら医師から詳しい説明がありますから、しっかり聞いておきましょう。

ある程度のリスクもある

陣痛促進剤は全くリスクがないわけではありません。

・頭痛
・めまい
・吐き気
・発汗
・血圧が不安定になる
・手足のしびれ
・呼吸しにくくなる
・過強陣痛

主な副作用は上記のとおりですが、特に気を付けたいのは『過強陣痛』です。

陣痛促進剤によって陣痛が強くなりすぎてしまい、

・子宮破裂
・子宮頸管裂傷
・胎児機能不全

といったリスクもゼロではありません。

こんな時に陣痛促進剤が使われる!

陣痛促進剤はどのようなときに使われるのかも気になるところですよね。

私の場合、出産予定日の健診で、翌週まで陣痛がこなければ陣痛促進剤を使って出産をするという説明がありました。

結局健診の2日後に陣痛がきたので、陣痛促進剤を使うことはありませんでした。

陣痛促進剤は

・予定日超過
・微弱陣痛が続く
・破水したのに陣痛がこない
・お母さんと赤ちゃんの状態が悪い時

などのほかに、

・お産が長引いているとき
・胎盤の状態が悪いとき
・バルーンなどをしても陣痛が強くならないとき

などお母さんや赤ちゃんにとって陣痛促進剤が必要だと判断された場合に投与されます。

予定日から2週間になると陣痛促進剤を使う

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妊娠41週6日までは正期産の範囲とされていて、予定日から2週間になるまでは自然に陣痛が起こることを待ちます。

しかし予定日から2週間を過ぎると、

・赤ちゃんが大きく成長してしまう
・赤ちゃんが産道を通りづらくなる
・胎盤の機能が低下する
・難産のリスクがある

といったことが考えられます。

出産予定日から2週間経っても陣痛がこないと、陣痛促進剤を使って分娩を促します。

微弱陣痛から進まない場合

出産予定日間近になると、自然と陣痛が起こることがほとんどです。

陣痛が起こったにも関わらず、本陣痛につながらなかったり微弱陣痛のまま陣痛が強くならなかったりすると、陣痛促進剤を使います。

微弱陣痛が続いている場合、お母さんの体力が消耗してしまい、お産のための体力が残っているかどうかも心配です。

帝王切開を避けるために陣痛促進剤を使ったほうがいいと判断された場合、微弱陣痛で陣痛促進剤を使うことがあります。

入院後赤ちゃんの様子を見ながら投与される

陣痛促進剤は、お母さんが入院した後に急きょ使うことが決まるケースがほとんどです。

・破水したのに陣痛がこない
・赤ちゃんの状態が良くないとき

など、お母さんと赤ちゃんの様子を見ながら陣痛促進剤を使うかどうかを決めます。

早めに赤ちゃんをお腹の外に出してあげたほうがいい場合や、お母さんの体に何かトラブルが見られた場合にも、陣痛促進剤を使うかどうか検討されます。

計画分娩のケースもある

家庭の事情やお母さんの体の状態などによっては、計画分娩をすることもあります。

この場合、あらかじめ入院日を決めて陣痛促進剤を投与し出産に結びつけます。

・入院日を決める
・入院したら陣痛促進剤で陣痛を誘発させる

計画的に分娩をしますから、できるだけ平日の日中に出産できるようにするといいですね。

休日や深夜だと割増費用が発生することがあります。

計画分娩には医師としっかり相談することをおすすめします。

陣痛促進剤の種類

陣痛促進剤の投与方法には、

・錠剤
・点滴

錠剤による内服薬と点滴による投与の2種類があります。

さらに陣痛促進剤の種類は

・オキシトシン
・プロスタグランジン

この2つが主流です。

投与方法や薬剤の種類によって効果の違いがあるのかも気になりますよね。

ここでは陣痛促進剤の種類について詳しく紹介しますね。

錠剤と点滴で効果は違うの?

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まずは

・内服薬
・点滴

この2つの陣痛促進剤の投与方法によって効果が違うのか見ていきましょう。

<内服薬>

何らかの理由で陣痛促進剤を使う場合、まずは錠剤による内服薬から行うケースがほとんどです。

内服薬は

・陣痛の効き目が緩やか
・子宮頸管を柔らかくする
・内服した日に生まれることは少ない

などの特徴があります。

薬の効き目には個人差があるため、効き目が緩やかだといっても急にお産が進むこともあります。

錠剤は投薬量を細かく調整することができません。

飲み始めには注意が必要です。

<点滴>

点滴は、

・内服薬で効果があらわれない場合
・分娩がある程度進んでから

上記の状態の場合使用されます。

初めは少量から薬剤が投与され、陣痛の進み具合に合わせて投薬量が調整されます。

点滴を初めて数分で強い陣痛が起こる人もいれば、点滴をしてもなかなかお産が進まないという人もいます。

薬の種類で効果は違うの?

次に

・オキシトシン
・プロスタグランジン

この2つの薬の種類に効果の違いがあるのか見ていきましょう。

<オキシトシン>

オキシトシンは陣痛促進剤でもっとも使われている薬です。

別名『幸せホルモン』とも呼ばれる女性ホルモンの一種で、

・母乳を出す
・子宮の収縮を促す
・自律神経を整える
・免疫力を高める

などの効果があるといわれています。

自然陣痛に近い形で陣痛を起こすことができるとされています。

ある程度お産が進んでから点滴によって投与されます。

<プロスタグランジン>

プロスタグランジンもオキシトシンと同じく、体内から分泌される物質と同じ成分のものです。

プロスタグランジンは点滴と内服薬の2種類があり、オキシトシンと比べると効き目に個人差が少ないことが特徴です。

オキシトシンよりも効き目がやや緩やかで、プロスタグランジンから投与されるケースが多いです。

陣痛促進剤の費用が気になる!

陣痛促進剤を使うとなると、普通の分娩では使わない薬を投与することになります。

費用面でも心配になってしまいますよね。

私も陣痛促進剤を使うかもしれないと聞いたときに、やはり気になったのは費用でした。

・どのくらいの費用がかかるの?
・出産一時金で間に合う?

などが気になったポイントでした。

ここでは費用について詳しく見ていきましょう。

どのくらい投与されたかで費用が変わる

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陣痛促進剤の費用は、

・何錠投与されたか
・どのくらいの量の点滴を投与したか

によって変わります。

投与の量が少なければ費用も安く済みますし、陣痛促進剤がなかなか効かずに投与量が増えればそれだけ費用もかかるということです。

持ち出し費用は3~20万円ほど

陣痛促進剤を投与した場合、どのくらいで聞き始めるかは個人差があります。

前の項目でも触れましたが、

・投与量が少なければ費用が安い
・投与量が多ければ費用は高い
となります。

具体的な費用は、内服薬1度だけとなると数千円ですし、内服薬から点滴まで段階ごとに陣痛促進剤を投与したり、数日にわたって投与を続けたりした場合、10万円を超えるケースもあるようです。

具体的な費用が気になる場合は、陣痛促進剤の説明を受けるときに費用のことも医師に確認しておくと安心ですね。

高額療養費制度が利用できるケースも

陣痛促進剤を使用した場合でも高額療養費制度を利用することができるケースがあります。

微弱陣痛により赤ちゃんの状態が悪くなったために陣痛促進剤を使用した場合、高額療養費制度の対象となります。

ただし、保険が適用された分だけとなりますから注意が必要です。

陣痛促進剤だけでなく出産では

・子宮頸管無気力症
・重症なつわり
・前置胎盤や逆子の検査
・妊娠高血圧症候群
・前期破水
・流産
・早産
・吸引

などが対象となります。

領収書が必要となりますので、すべて取っておきましょう。

陣痛促進剤の費用は保険適用になる?

前の項目で、

『微弱陣痛のときには保険が適用される』

と紹介しましたが、

「それ以外で陣痛促進剤を使うと保険適用外なの?」
「保険適用になるケースはほかにないの?」

と思う人もいるでしょう。

ここでは陣痛促進剤が保険適用になるのかならないのか、詳しく紹介します。

正常分娩の場合は保険適用外

通常正常なお産にかかる費用は、すべて保険適用外となります。

陣痛促進剤を使うケースでも、自然分娩を促すために投与された場合は保険適用外です。

緊急処置のために使う場合は保険適用

前の項目で触れたように、微弱陣痛が長引き本陣痛にならない場合の陣痛促進剤は保険適用となります。

ここでのポイントは、

・赤ちゃんとお母さんの状態が悪い
・緊急処置で使用した場合

この2つです。

あくまでも赤ちゃんとお母さんを守るために『医療行為』として陣痛促進剤が必要だった場合、保険の適用となります。

ただし、保険が適用されるのは

・陣痛促進剤の薬代
・治療費

飲みとなります。

ベッド代など入院費に関しては実費となるため注意が必要です。

加入している健康保険によって異なるので要確認!

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保険適用になるケースがあると紹介しましたが、保険適用になるかどうかは加入している健康保険によって変わります。

ご自身もしくは旦那さんが加入している健康保険組合に確認し、保険が適用されるか確認することをおすすめします。

まとめ

陣痛促進剤を使うことで費用が掛かることなどを含め、

・副作用が怖い
・陣痛が強くならないか不安
・それでも陣痛が強くならなかったらどうしよう

といったマイナスイメージを持っている人も少なくないでしょう。

陣痛促進剤は赤ちゃんとお母さんの負担を軽くするとともに、スムーズなお産に導いてくれる薬です。

費用面でも微弱陣痛によるものであれば保険適用となります。

少ない回数で分娩に結びつけば、持ち出し費用も数千円から1万円程度で済むことがほとんどです。

それでもできることなら陣痛促進剤を使わずに済むのが一番ですよね。

予定日を超えないように、予定日が近づいたら体を動かすなどしてみてくださいね!