自転車の後ろ乗せはいつから何歳まで?注意点やチェア選びのポイントを紹介♪

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子どもがある程度大きくなると、移動手段を徒歩から自転車に変えるという人も多いと思います。

私の周りでも近場の移動なら自転車を利用するという人はとても多く、特に保育園や幼稚園の送迎に使っている人が多いです。

そこでちょっと疑問なのが、

「自転車の後ろ乗せはいつからOKなの?」
「何歳まで自転車の後ろ乗せをしていていいの?」
「どんなチェアを用意すればいいのかわからない」
「自転車の後ろ乗せするときの注意点があれば知りたい!」

ということですよね。

子どもが生まれるまでは、自転車に二人乗りをするという機会がなかったという人もいるでしょうから、いきなり自転車の後ろ乗せをするのは不安を感じます。

自転車の後ろ乗せは、

・1歳ころから後ろ乗せOK
・法令では6歳ころまで
・安全性の高いものを選ぶ
・「こんなことがあるかも」という想定をしよう

ということに気を付けて乗せるのがポイントです。

「どんな後ろ乗せチェアを用意すればいいのかわからない」という人のために、おすすめの自転車用チャイルドシートも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自転車の後ろ乗せって何歳から何歳まで?

赤ちゃんのうちは移動手段はほとんどが徒歩という家庭も多いと思います。

私が住む地域では公共の乗り物が充実していないので車がないと暮らせないのですが、それでもやっぱり自転車は便利!

「早く自転車移動をしたい!」
「自転車の前乗せが怖いから早く後ろ乗せにしたい」

と思っている人もいると思います。そこで気になるのが

「自転車の後ろ乗せはいつからOK?」

ということですよね。

ここでは自転車の後ろ乗せがいつからいつまでOKなのか、詳しく紹介していこうと思います!

メーカーによって異なることが多い!

自転車の後ろ乗せ用のチェアは様々なメーカーから販売されています。

後ろ乗せできる年齢については、メーカーによって異なることが多いのです。

・1歳以上6歳未満
・2歳から5歳くらい
・15kgくらいまで
・20kgくらいまで

など、年齢で目安を定めているメーカーもあれば体重を目安としているメーカーもあります。

まずは検討しているチャイルドシートの推奨年齢をチェックし、何歳ごろまで後ろ乗せをする予定かを考えたうえで、どのチャイルドシートを購入するか検討してみてくださいね。

法令では6歳未満までがOK!

もうひとつ気になるのは、

「保育園や幼稚園の送り迎えで自転車を利用したいんだけど・・・」

ということ。

メーカーによっては5歳までの利用を推奨しているものもありますよね。

そうすると卒園まで使うことはできないということになってしまいます。

実は、道路交通法では

16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた自転車に6歳未満の幼児を1人に限り乗車させることができます。

さらに運転者は幼児1人を子守バンド等で背負って運転できます。

(引用:警視庁│自転車の交通ルールより

となっています。意外と知られていない事実ですが、6歳未満つまり6歳になったら後ろ乗せをすることができなくなるということ!

私の娘は5月生まれなの誕生日を迎えてから後ろ乗せをすると法律違反ということになるのですね。

年長さんの体格は個人差が大きいので何とも言えませんが、法律で決められている以上は守るべきなのかな、と感じます。

が、やはり現代のニーズには合っていないと考えるのが今の現状なのかもしれません。

年齢よりも体重を目安にしたほうがいいケースも

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前の項目でも少し触れましたが、同じ5歳でも大きい子もいれば小柄な子もいますよね。

私の娘は5月生まれではあるものの、華奢で小柄でした。

一つ下の学年の子のほうが大きいということも普通にあったので、我が家は年齢よりも体重を重視して利用するようにしています。

自転車だけでなく車のチャイルドシートも同様です。

小柄なので小学校に入った今でも車のチャイルドシートはジュニア用のものを着用しています。

年齢だけでなく体重や身長を目安に、自転車用のチャイルドシートも選ぶことをおすすめします。

1歳だとまだ自転車の後ろ乗せはNG?

後ろ乗せができるようになるのは1歳ころからとしているメーカーが多いですが、実際は、1歳になったばかりの子どもを後ろ乗せするのってすっごく不安ですよね。

・体がグラグラしないか
・手を離さないか
・子どもの様子を確認できないのが不安
・何かあった時にとっさに助けてあげられない

など、ひとつ考えてしまうとあれもこれも心配になってしまいます。

ぶっちゃけ1歳から自転車の後ろ乗せをするのってどうなのでしょう。

1歳でもOKとあるけど・・・

多くのメーカーでは

『1歳ころから利用できる』

と記載しているものがほとんど。しかし私の考えでは、

『利用できることと安全かどうかは別』

というのがあります。メーカーサイドも

『利用はできるけど2歳ごろからがおすすめ』

とか

『お子さんの体格などに合わせて・・・』

などといったことが追記されているものも少なくありません。

お子さんの体格や大人の言っていることをどの程度理解できているかによって、後ろ乗せするかどうかを決めてみてもいいかもしれませんね。

2歳までは前乗せのほうが安心かも!

メーカーによっては2歳からOKのチャイルドシートもあります。

私も後ろ乗せするなら2歳以降が適しているのではないかな、と感じます。

その理由としては、

・体つきがしっかりする
・大人の言っていることをある程度理解できるようになる
・子どもが言っていることが理解できる

ちう3つが大きなポイント。危ないということや、やってはいけないということもだんだんわかってくる年頃ですよね。

「ママは後ろが見えないから、立ったり手を離したりしないでね」

と、きちんとお約束ができるようになったら後ろ乗せに挑戦してみてくださいね。

子どもの様子を見ながら後ろ乗せに挑戦!

自転車の後ろ乗せができる年齢や体重などは目安としてありますが、やはり最終的には我が子の様子を見るのが一番!

何度言い聞かせても立ち上がってしまったり、体を揺らしてバランスがとりにくくなったりするようであれば、まだ後ろ乗せをするのは早いのかもしれません。

後ろ乗せをするときにも、きちんと子どもと話し合うことが大切です。

・運転中は立ち上がってはいけない
・手を離してはいけない
・体を揺らしてはいけない
・ベルトをはずしてはいけない

などなど、守ってもらいたいことをわかりやすいように伝えてあげられるといいですね。

自転車の後ろ乗せようのチェアはこう選ぶ!3つのポイント

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子どもを後ろ乗せにするとなると、後ろ乗せ専用のチャイルドシートが必要になりますね。

「どんなものを選べばいいの?」
「3年くらいしか使わないから安いのでもいいかな」
「できれば安全性の高いものがいいんだけど」

などなど、どのようなものを選べばいいのか迷ってしまいます。

最近は後ろ乗せ用のチャイルドシートはとても種類が豊富で値段もお手頃なものから高価なものまでさまざま!私がおすすめするのは、

1.安全なチャイルドシートを選ぼう!
2.ベルトは子どもがはずしにくいものがベスト!
3.子どもが乗らないときはかごになると便利♪

この3つを押さえたものをチョイスするということ。

やはり値段よりも安全が優先!

いろいろなものを実際に見てみて、値段と安全面に納得がいったものを購入できるといいですね。

値段よりも安全性をとるのがおすすめ!

短い期間しか使わないものだと、どうしても安価なものを選びがち。

私も娘が使うものは、正直安いに越したことはないと思っています。

しかし子どものものとはいえ、自転車に子どもを座らせるということは、子どもの命を守るものでもあるのです。

・ホールド感はあるか
・倒れてしまった時の安全性
・背もたれの長さ
・実際に子どもを乗せた時の安定感

など、いろいろな面から安全性をチェックしてみてくださいね。

しかしひとつ知っていてほしいのは、必ずしも安いものが悪いものではないということ。

お手頃価格のものでも安全基準を満たしたものも多いですし、反対に高価なものでも使いにくく感じることもあります。

ベルトは子どもがはずせないものを選んで転落防止!

意外と多いのが、子どもが見ていない間に安全ベルトをはずしてしまったというケースです。

最近のものは子どもの力では簡単に外すことができないようになっていますが、中にはちょっとした力の入り具合で外れてしまうこともあるようです。

ベルトが体にしっかりフィットしていないと、ベルトを脱ぐようにしてはずしてしまうことも。

ベルトは子どもの命を守る命綱!

子どもが簡単に外すことができないものを選ぶのがおすすめです。

子どもが乗らないときはかごになるものがおすすめ♪

保育園や幼稚園の送迎に自転車を使うと、片道は誰も乗っていないということになりますよね。

子どもを送った帰りに買い物をして帰りたいという人もいるでしょう。

子どもが乗らないときにはかごになるという優れもののチャイルドシートもありますよ。

これならちょっと多めに買い物をした時でも安心です。

子どものためのチャイルドシートではありますが、利便性のいいものを選ぶのもひとつのポイントです。

自転車の後ろ乗せはこんなことも想定しよう!

子どもがある程度大きくなり、4~5歳にもなれば親も安心して子どもを後ろに乗せることができます。

しかし2~3歳のうちは、まだまだ目が離せませんし想定外のことが起こるかもしれません。

いくら注意をしていても、防げることと防げないことがありますよね。

1.寝てしまうことがあるかも!
2.雨が降ることもあるかも!

この3つに関してはどんなに注意をしても防ぐことが難しいです。

そんな想定外のことにもしっかり対応できるチャイルドシートを選んでくださいね!

運転中に子どもが寝てしまうことも

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意外と多いのが自転車に乗っているときのお昼寝。

「自転車に乗りながら寝ることなんてないでしょ!」

と思うかもしれませんが、私も実際に自転車の後ろ乗せで寝ている子どもをよく見かけます。

幼稚園はお昼寝がありませんし、公園でたっぷり遊んだあとも眠くなるタイミングです。

移動時間が10分もあれば寝てしまうことだってありますよね。

もし子どもが寝てしまっても安心なように、背中とサイドをしっかりホールドしてくれるものを選ぶのがおすすめ!

雨が降った時にはカバーがあると安心

雨が降っているときも移動手段は自転車のみという人も多いと思います。

傘さし運転は危険なので絶対にNG!

ママはレインコートなどを着ますが、子どもはレインコートだけだとちょっと心配ですよね。

そんな時には自転車用の雨除けカバーを使うのがおすすめ。

雨をしっかりシャットアウトしつつも通気性がいいものを選んであげてくださいね。

子どもを自転車に後ろ乗せするならこんなことに気を付けて

自転車に乗るときは、歩行者にも車にも気を付けなければいけませんよね。

ひとりで乗るときにも注意が必要なのですから、子どもを後ろ乗せするときはより慎重に乗る必要があります。

子どもを自転車に後ろ乗せするなら、

・子どもがぐずったら自転車から降りよう
・でこぼこ道はバランスを崩しやすい

という2つのことに気を付けて乗るようにしてくださいね。

子どもがぐずったら自転車から降りるのがおすすめ

眠い時間帯やおなかがすいたなど、子どもが小さければ小さいほどグズグズすることもあるでしょう。

ぐずった時の子どものパワーはとってもすごい!

時には自転車のバランスが崩れるほどぐずってしまうこともあるかもしれません。

バランスを崩して転倒する前に、自転車から降りて子どもをなだめてあげるといいですね。

でこぼこ道も自転車から降りて押そう

子どもを後ろ乗せして乗ると、思っている以上にバランスを崩しやすいものです。

「このくらいの坂道なら大丈夫でしょ!」

「ちょっと凸凹するけどこれくらいなら平気!」

と思っていると、ちょっとした段差でバランスを崩すことだってあります。

子どもとはいえ、後ろに10kg以上の重さが掛かっていることになりますから、坂道だってとっても危険です。

「まだいける」と思った時点で自転車を降りて押すという選択をするのがおすすめ。

自転車の後ろ乗せにおすすめ!人気チェア3選

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これから子どもを自転車に後ろ乗せをしようと考えている人もいるでしょう。

「人気の自転車用チャイルドシートを知りたい!」
「おすすめはあるの?」
「どんなものが人気なのかな」

ということが気になるところ。

ここではこれから自転車用チャイルドシートを選ぶという人のために、おすすめのチャイルドシート3選を紹介します。

1.OGK ヘッドレスト付きコンフォートうしろ子供のせ
2.ブリヂストン ルラビーデラックス2リア用
3.OGK うしろ子供のせ

予算や仕様の頻度、用途に合わせて選んでくださいね。

ヘッドレストが伸びる!OGK『ヘッドレスト付きコンフォート』

カラーバリエーションが豊富で、小さな子どもも乗るのが楽しみになっちゃうチャイルドシート!

2歳から5歳までの体格差を考慮して、

・伸びるヘッドレスト
・4段階のアジャスター
・5点式シートベルト

が特徴の後ろ乗せ用チャイルドシートです。

お子さんが気に入ったカラーを選ぶのもいいですし、自転車に合わせてシンプルなカラーを選ぶのもおすすめ!

ホールド感があるのでうっかりお昼寝をしてしまった時でも安心です。

(参照:楽天市場Amical│OGK ヘッドレスト付きコンフォート

スタイリッシュでおしゃれ!ブリヂストン『ルラビーデラックス2』

子どもを乗せるものでも、やっぱりおしゃれでスタイリッシュなものを選びたいというパパママも多いでしょう。

そんな人におすすめなのがブリヂストンのチャイルドシート。

・外れにくいベルト
・5点式シートベルト
・深めのヘッドレスト
・簡易バスケットになる

といった特徴があります。

シンプルなチャイルドシートなので子どもを乗せていないときも普通に走れますよ!

(参照:楽天市場Amical│ブリヂストン ルラビーデラックス2

値段で選ぶならこれ!OGK『うしろ子供のせ』

「できるだけ安く済ませたい」
「短時間しか乗らないからベーシックなものがいい」

という人におすすめなのがこちら!価格も4,000円台と手ごろなのでおすすめです。

シートベルトは腰回りのみとなりますので、ある程度子どもが大きくなってから使用したいチャイルドシートですね!

圧迫感がないので子どもも乗りやすさを感じるというメリットがあります。

(参照:楽天市場Nostyle│OGK うしろ子供のせ

まとめ

自転車の後ろ乗せができるようになると、移動距離もぐっと伸びますし保育園や幼稚園の送迎もとっても楽になりますよね!

子どもも自転車になれると乗るのを楽しみにする子も多いです。

でもやっぱり安全面には気を付けたいところ。

・二人乗りは6歳未満まで!
・ホールド感のあるチャイルドシートを選ぶ
・子どもがはずせないシートベルトがおすすめ
・乗せるのは2歳を過ぎてからがベター
・用途や値段を合わせて検討しよう

後ろ乗せ用のチャイルドシートはたくさん販売されていますが、やっぱり安全性の高いものを選びたいものです。

自転車の事故で多いのは、二人乗りをしているときだというデータもあるそうです。

子どもの命を守るためにも、安全なチャイルドシートを選ぶこととヘルメットをきちんと正しく着用することを徹底してくださいね!