授乳中はいくらを食べても大丈夫?イクラの母乳や赤ちゃんへの影響と8つの注意点やレシピ

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授乳中は母乳に成分が出てしまうことがあるので、ママが口にするものにも気をつけなければいけません。

ママが食べたもので赤ちゃんによくない影響が出たり、母乳がまずくなる、乳腺炎になるなどのトラブルが起こることがあります。

授乳中に食べないほうが良いものや食べ過ぎてはいけない食材などを知って、対策することは赤ちゃんのためにも大事なことです。

今回のテーマは、海の宝石と呼ばれる「いくら」。

お寿司やいくら丼など美味しくて人気のある食材ですが、

いくらは授乳中に食べても大丈夫なのでしょうか?

授乳中にいくらを食べる時には注意してほしいことが幾つかあります。

今回はいくらを授乳中に食べる時の注意点をご紹介していきます。

この記事でのポイントは以下の3つです。

  • 授乳中のいくら、母乳や赤ちゃんに与える影響とは?
  • 授乳中にいくらを食べる時の8つの注意点
  • 授乳中にオススメのいくらのレシピ

それでは詳しく解説をしていきますので、参考にしてみてくださいね♪

授乳中のいくら、母乳や赤ちゃんに与える影響とは?

授乳中にいくらを食べると赤ちゃんや母乳、ママの体にはどのような影響があるのでしょうか?

考えるリスクは以下の3つです。

1.コレステロールが高くなる

いくらはコレステロールが高い食材なので、食べすぎると体によくありません。

ママのコレステロールが高くなると、母乳から赤ちゃんにも移行し、動脈硬化を促す「高脂血症」になってしまう危険性があります。

2.食べ過ぎは乳腺炎の原因になる

コレステロールの高いものを食べすぎると、母乳がつまりやすくなり、「乳腺炎」になってしまうことも。

乳腺炎になるとママは胸が痛くて辛い思いをしますし、乳腺炎になっているおっぱいの母乳は味が変わって美味しくなくなります。

赤ちゃんが嫌がることも考えられますね。

3.食中毒になる危険性

いくらは生で食べることが多いので、食中毒の心配があります。

妊娠中に生ものを控えていたママさんは多いと思いますが、実は授乳中も、生ものはやめておいたほうが正解。

母乳の成分が悪くなることはありませんが、もし生ものを食べて食中毒になってしまった場合には、思うように授乳できなくなってしまうので控えたほうが良いでしょう。

赤ちゃんに感染してしまうこともあります。

せっかく軌道に乗った母乳育児を自分の体調不良で、できなくなってしまうのは勿体ないですよね。

できれば授乳中も生ものは控えて、可能な限り食中毒のリスクを減らしましょう。

以上のように、授乳中にいくらを食べることによって、トラブルが発生することもあります。

しかし、授乳中は絶対にいくらを食べてはいけない!というわけではありません。

幾つかの注意点を守れば授乳中でも美味しくいくらを食べることができます。

関連記事⇒授乳中は明太子を食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

授乳中にいくらを食べる時の8つの注意点

授乳中にいくらを食べる時は以下の8つの注意点を守って食べるようにしましょう。

①食べ過ぎない

いくらを食べすぎるとコレステロールの取りすぎになるのでよくありません。

また、いくらを食べすぎることで乳腺炎になる危険もあります。

食べる時は少量に留めておきましょう。

②火を通す

生ものは授乳中であってもあまりお勧めできません。

できればいくらにも火を通して食べるようにしましょう。

③鮮度の良いものを食べる

鮮度の悪いいくらを食べると、食中毒になる危険性があります。

なるべく信頼のおける店で鮮度の良いいくらを買って、すぐに食べ切りましょう。

④味付けを濃くしすぎない

味付けが濃すぎるとママの体が心配です。

塩分の摂り過ぎは高血圧や病気になりやすくなります。

体に優しい薄味を心がけましょう。

⑤保存の仕方に注意する

いくらを買ったらすぐに冷蔵庫で保存しましょう。

常温に出しっぱなしにしておくと食中毒になる危険があります。

⑥調理器具を清潔に保つ

自宅でいくらを調理する時は食中毒予防のため、清潔な調理器具で調理しましょう。

まな板などは熱湯消毒しておくと安心ですね。

⑦調理に油を使いすぎない

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授乳中に油をたくさん使った料理を食べると、乳腺炎になる可能性があります。

いくらを調理する時は脂っこいメニューは避けましょう。

⑧体調の悪い時はやめておく

体調の悪い時は食あたりを起こしやすくなるので、やめておきましょう。

食あたりになると、しばらくご飯が受け付けなくなってしまい、育児中のママの体に負担がかかってしまいます。

授乳中の食事は母乳に大きく関係するので、しっかりと栄養のある食事を規則的に摂れるように心がけましょう。

関連記事⇒授乳中にマグロを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの注意点やレシピ

授乳中にオススメのいくらのレシピ

授乳中にいくらを食べる時は、火を通すと安心でしょう。

ここでは授乳中でも食べられるお勧めのいくらレシピをご紹介します。

いくらの親子雑炊

【材料】

・いくら

・鮭

・ご飯

・だしの素

・醤油

【作り方】

⑴鮭を焼いて骨と皮を取りほぐしておく。

⑵鍋にご飯とかぶるくらいの水を入れ煮立たせる。

⑶だしの素と焼いた鮭、いくらを入れる。

⑷醤油で味を整えて完成。

いくらの鍋焼きうどん

【材料】

・人参

・しいたけ

・かまぼこ

・いくら

・ほうれん草

・長ネギ

・うどん

・めんつゆ

【作り方】

⑴人参、かまぼこ、しいたけ長ネギは食べやすいように切っておく。

⑵ほうれん草は下ゆでして切っておく。

⑶土鍋にめんつゆと水を入れて沸かす。

⑷煮立ったら硬い野菜から入れていき、火が通ったらうどんを入れる。

⑸いくらも入れてうどんが煮えたら完成。

いくら茶漬け

【材料】

・いくら

・ご飯

・お茶漬けの素

【作り方】

⑴茶碗にご飯のお茶漬けの素を入れます。

⑵その上にいくらをのせます。

⑶上からいくらを湯通しするような感じでお湯を注いで完成です。

どのレシピもいくらに火が通り、味付けもさっぱりして脂っこくないので、授乳中におすすめです!

作り方も簡単ですので、ぜひ作ってみてくださいね♪

まとめ

口に入れた瞬間にプチプチとはじけるいくら。

「どんぶり一杯にいくらをのせて思いっきり口の中にかきこみたい!」なんて思うほど、いくら好きなママさんも中にはいますよね。

火を通したいくらであれば、授乳中でも我慢する必要はありません。

むしろ無理していろいろ制限していると、ストレスがたまってしまい、かえって体に良くないことも。

「いくらが食べたいな〜・・・」

と思った時は、8つの注意点を守って、体調の良いときに食べることをおすすめします♪