3ヶ月赤ちゃんの授乳間隔はどのくらい?おっぱいとミルクで差はある?

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赤ちゃんが生後3ヶ月になると、お母さんも赤ちゃんのお世話にようやく慣れてくることですね。

ミルクやおっぱいの飲みも良くなり、体つきもますますぷくぷくとしていきます。

そこで気になるのが、おっぱいの量や授乳間隔。3ヶ月の赤ちゃんは、おっぱいを飲む量や授乳間隔に個人差があるとわかっているものの、気になりますよね。

「周りの3ヶ月の赤ちゃんはどのくらいおっぱいを飲むの?」

「授乳間隔が短いような気がするけど大丈夫かな?」

など、ちょっとしたことも気になるのがお母さんの心情ではないでしょうか。

私も娘が3ヶ月のころは、おっぱいの飲みが少なく回数が多かったです。

これでいいのか心配な日々が続いたことをよく覚えています。

みんなと同じじゃないのはわかるけど周りが気になる、という人のために、3ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔について詳しく調べてみました!

3ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は

・授乳間隔が4時間~5時間と開いてくる
・1日の授乳回数は5回~10回と幅広い
・ミルクの場合は1日5回~6回

このように赤ちゃんによって大きく違うようです。

なぜこんなにも差があるのかちょっと気になりますね。

理由を含め、3ヶ月の赤ちゃんの様子について詳しく見ていきましょう!

生後3ヶ月の赤ちゃんの様子

まずは生後3ヶ月頃の赤ちゃんの様子から見ていきましょう。

新生児のころよりも体つきはしっかりし、抱っこするのも楽に感じるようになるのが3か月頃です。

かわいらしさも増し、お世話も楽しくなる時期ですね。

生後3ヶ月赤ちゃんの体重や身長は?

生まれた時は、

身長・・・44cm~52cm
体重・・・2,100g~3,700g

ほどだったのが、生後3ヶ月にもなると

身長・・・56cm~66cm
体重・・・4,840g~8070g

とずいぶん大きくなります。

身長や体重は性別でも多少の差がありますが、生まれた時に大きさにもまだ左右される時期。

大きければいい、小さいとダメ、なんてこともありませんよ。

目安としては体重は生まれた時の2倍、身長は+10cm程度が目安です。

このころから体重の増加が緩やかになり、授乳間隔も少しずつ開いていく時期です。

生活のリズムが出てくるのも3ヶ月頃から。

喃語(なんご)がでるように

生後3ヶ月になると、目もしっかり見えるようになります。

「この人はお母さん、この人はお父さん。この人はたまに見る人」など人をなんとなく判別することもできるようになるとか。

そして3か月頃から「あーうー」というような『喃語(なんご)』を喋るようになります。

声を出して笑うようになるのも生後3か月頃からです。

動きもダイナミックに

体つきがしっかりし、首が座り始めるのも生後3か月頃から。

手足の動きもダイナミックになるころです。

ガラガラなどのおもちゃをつかめるようになったり、自分の手をじっと見つめたりするようにもなります。

手をなめたり見つめたりするのは、手が自分の体の一部と認識し、使い始める第一歩といわれています。

生後3か月の赤ちゃんの授乳間隔

新生児のときと比べるとずいぶん動きもダイナミックになり、お世話もしやすくなりますよね。

3ヶ月になると新生児のときよりは授乳回数が減る赤ちゃんが多いですが、まだまだ頻回です。

「本当に足りてる?」

「みんなは何時間おきに授乳してる?」

など、3か月赤ちゃんの気になる授乳間隔や頻度を詳しく紹介します。

授乳間隔は何時間おき?

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まず気になるのは授乳間隔。

私の場合ですが、完母で育てたので授乳間隔は娘が3ヶ月になっても授乳間隔は短めでした。

授乳間隔は大体2時間~3時間おき。

娘が泣いておっぱいを欲しがれば飲ませる、という毎日でしたね。

では一般的にはどうなのでしょう。

赤ちゃんが3ヶ月になると、

・1回で飲める量が増える
・夜寝る時間が長くなる

という赤ちゃんが増え、授乳間隔が開くケースが多いようです。

3時間~4時間おきに授乳し、夜の授乳はなし・もしくは1回になることも。

1日の授乳回数は?

授乳間隔が開き始めることと併せて、1日の授乳回数が少なくなるというのも生後3ヶ月頃の赤ちゃんの特徴。

1日の授乳回数についても個人差が大きいですが、5回~8回程度という赤ちゃんが多いようです。

私の場合、先にも紹介したように授乳間隔が開かなかったこともあり、生後4ヶ月頃までは6回~10回でした。

授乳間隔は5時間おきが良いって本当?

「赤ちゃんが3ヶ月になったら授乳間隔は5時間程度に」

ということを聞いたことがある人もいるでしょう。

これはあくまでも目安。絶対に5時間以上授乳間隔を開けないといけないというわけではありません。

赤ちゃんは3か月頃から満腹感がわかるようになり、自分で飲む量を調節し始めるともいわれています。

授乳間隔が5時間くらい開くときもあれば、3時間で欲しがる時もあると考えていいでしょう。

あまり時間にこだわらず、赤ちゃんの様子に合わせた授乳間隔を目指すのがおすすめです。

完母とミルクで授乳間隔に違いはある?

完母だと、

「赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいを飲ませてもいい」

といいますよね。

私も完簿だったので、主治医や助産師さんからこのように教わりました。

ただしミルクの場合、きちんとした管理が必要だとか。

ここでは完母とミルク、混合それぞれの授乳間隔や上手な飲ませ方について見ていきましょう。

完母の場合

先にも触れたように完母の場合は赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいを飲ませましょう。

お腹がすいたときはもちろん、

・寝かしつけに
・水分補給の代わりに
・スキンシップ
・赤ちゃんの気分転換

などなど。お母さんのおっぱいの量が安定してくるのも3か月頃からといわれています。

それに合わせて赤ちゃんの飲む量も増えます。

たくさん飲めるようになると自然と欲しがることも減る赤ちゃんもいますし、甘えるためにおっぱいを吸いたがる赤ちゃんもいます。

お母さんが

「4時間くらい授乳間隔を開けなくちゃ!」

と焦る必要はありません。

赤ちゃんが欲しがれば授乳間隔が2時間程度でもおっぱいを飲ませてあげましょう。

ミルクの場合

粉ミルクは安定した栄養を与えることができることが最大のメリットです。

栄養価が高いため、赤ちゃんの月齢に合わせて飲ませる量や授乳間隔をコントロールすることがポイント。

生後3ヶ月の赤ちゃんは、

・1回の授乳で180ml~200ml
・1日5回~6回程度

これが目安となります。

大きく生まれた赤ちゃんはミルクを多く飲む傾向にあります。

あくまで目安ですので、赤ちゃんが飲み足りなさそうにしていたら少し増やしてもいいでしょう。

1回で飲む量が減る場合もありますが、1日通して目安量を飲めていれば問題ありません。

ミルクは母乳に比べて消化がゆっくりなので、授乳間隔は3時間以上あけるのが好ましいです。

混合の場合

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母乳とミルクの混合育児の場合、少し悩むところですね。

職場復帰などを目指して生後3か月頃から混合育児に切り替える人も少なくありません。

混合の場合は、

・母乳のあとにミルクを足す
・ミルクだけ与えるタイミングがある

この2つのようにどうやって母乳やミルクを与えるかによってちょっとだけ変わってきます。

①母乳のあとにミルクを足す・・・30ml~40mlのミルクを母乳の後に飲ませる
②ミルクだけを与える・・・1回のミルクは180ml程度にし、母乳を飲ませるときは赤ちゃんの様子を見る

といったように、ミルクの与え方に気を付けましょう。

これからミルクに切り替えたい場合は①を、母乳よりの混合育児をしたい場合は②など、お母さんのライフスタイルに合わせた授乳をすることが大切ですよ。

授乳間隔の長さが気になる!

生後3か月頃の授乳間隔は、まだまだ個人差が大きいです。

私のように授乳間隔が短い人もいれば、5時間以上授乳間隔が開くこともあるという人もいます。

「授乳間隔が開きすぎて心配」

「授乳間隔が開かなくて授乳がつらい」

など、悩みや不安を感じている人もいるかもしれませんね。

授乳間隔が長くて心配

授乳間隔が5時間程度開いてしまうと、

「お腹がすいていないのかな?」

「体重の増加が気になる」

など心配事が増えていきますよね。

先にも紹介したように、3ヶ月頃になると赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲む量を自分で調整するようになります。

1回に飲む量が増えるので、ちょこちょこ飲まなくても大丈夫という赤ちゃんもいるのです。

・順調に体重が増えている
・特にぐずったりするわけではない
・飲みたいときにはしっかり飲む

体重がしっかり増え、欲しがる時にしっかり飲むことができていれば授乳間隔が開いても問題ありませんよ。

赤ちゃんの様子に合わせて授乳をするようにしましょう。

授乳間隔が短くてつらい

反対に授乳間隔があまり開かないという赤ちゃんももちろんいます。

赤ちゃんの成長とともに授乳間隔が開くと思っている人も多いですから、3ヶ月を過ぎても授乳が頻回だとお母さんも疲れてしまいますよね。

私もそうでした。

授乳に20分、2時間寝て起きたらまた授乳。

その後はしばらく開くけど夕方にはまた頻回授乳といった生活をしていた時期もありました。

おっぱいの場合は、赤ちゃんが欲しがるだけあげることが基本です。

お母さんはちょっと大変かもしれませんが、もうひと月ほどすれば頻回授乳からも解放!

もう少しの辛抱と思って頑張りましょう。

ミルクの場合は、あまり授乳間隔が開かないとミルクの量が足りていないこともあります。

1回の量を少しだけ増やすなど、体重の増加と合わせてミルクの量を決めてみてください。

生後3か月の赤ちゃんチェックポイント

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「おっぱいが足りているかわからない」

「ミルクを作った分だけ飲んでしまう」

「夕方になると泣くことが多い」

おっぱい・ミルク・混合に関わらず、お母さんは赤ちゃんへの授乳で迷ったり悩んだりするものです。

授乳間隔が開かなければおっぱいが足りていないのか心配になりますよね。

たくさん飲んでもあまり飲まなくても心配になるのが親心。

3ヶ月頃の赤ちゃんの授乳で迷ったら、次のことを参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの体重の増えで判断!

ミルクならどのくらい飲んだかが一目瞭然。

しかし母乳はどのくらい飲んでいるのかわかりにくいですよね。

しかも完母は授乳間隔があまり開きません。

赤ちゃんがたっぷり母乳を飲んでいるかどうかを知るには、体重の増え方を参考にするのが基本です。

・おっぱい足りてないんじゃない?と言われる
・赤ちゃんがおっぱいを探すしぐさをすることが多い

こんなことがあっても、赤ちゃんの体重が順調に増えていれば心配なし!

  1. 毎日7回以上の排尿と1回以上の排便がある
  2. 1日に20g、1ヶ月で500g~1,000g程度の体重増加
  3. 機嫌がいい

上記の3点を目安にするといいでしょう。

20分以上飲み続けるときはいったん切り上げる

おっぱいの場合、片方のおっぱいで10分、両方で20分以内が授乳時間の目安となります。

ミルクの場合も15分から20分くらいが目安です。

どちらの場合も20分以上経ってもおっぱいを飲み続けたり、哺乳瓶を吸い続けたりするときはいったん切り上げましょう。

これは量が足りていないのではなく、

「口の中に何かを入れておきたいという生理的欲求」

と考えられています。大人でもなんとなく口寂しく感じることってありますよね。

要はこれと同じです。

「お母さんに甘えるためにおっぱいを吸っていたい」

「哺乳瓶を加えていると安心する」

といった理由でしょうか。

ミルクが足りないのかと思って足すことはせず、おしゃぶりや歯固めなどを与えてみてください。

気になる!夜間の授乳はどうしてる?

3ヶ月の赤ちゃんは、睡眠のサイクルがついてくる時期でもあります。

朝と夜がわかってくるのもこのころから。

そのため、夜はぐっすりと眠る赤ちゃんも増えてきます。

3ヶ月の赤ちゃんは、夜間の授乳はどうしたらいいのでしょう。

起こして飲ませたほうがいい?

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まず気になるのは、

「赤ちゃんを起こしてミルクやおっぱいを飲ませたほうがいいの?」

ということですよね。

私も娘が4か月頃になると朝まで寝ることがたまにありました。

お腹がすいたらかわいそうと思い、初めは起こして飲ませていました。

3か月健診のときに助産師さんに相談したところ、

「わざわざ起こさなくていいよ。お腹がすけば泣いて起きるから」

というお答えをいただきました。

助産師さんによると、大人だって寝ているところを起こされたら嫌でしょ?ということでした。

体重の増加がきちんとあれば、寝かせておいていいそうですよ。

お母さんも一緒にぐっすり眠りましょう!

泣いて起きるたびに飲ませてもいい?

反対に夜泣きのように頻繁に泣いて起きるという赤ちゃんもいます。

赤ちゃんが泣いて起きるたびに飲ませてもいいのか心配になりますよね。

おっぱいの場合は、あまり気にせずに飲ませてあげましょう。

ミルクの場合は4時間ほど経っていればミルクを飲ませます。

3時間経たずに泣いて起きてしまった場合は、少し様子を見ましょう。

泣き止まずにお腹がすいているようならミルクを飲ませてかまいません。

まとめ

3ヶ月の赤ちゃんはお世話がしやすくなったとはいえ、まだまだ授乳回数は多いですし授乳間隔もそこまで開きません。

赤ちゃんによっても大きく変わることも特徴ですね。

毎日赤ちゃんのお世話に追われていると、

「うちばかり大変なのでは・・・?」

と心配になってしまうこともありますよね。

授乳間隔や回数に関しては、

・赤ちゃんによって個人差が大きい
・おっぱいは飲ませたいだけ飲ませる
・ミルクは4時間程度の授乳間隔を目安に
・体重の増えをチェックしよう

この4点を念頭に、赤ちゃんのお世話をしてみてくださいね。