かぼすの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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料理に、豊かな風味をプラスしてくれるかぼす。

すだちと似ていますが、かぼすのほうがやさしくマイルドな風味が特徴です。

日本で一番多く生産しているのは大分県、ほかにも愛媛、宮崎でも生産されています。

さわやかで、独特の味と風味で、料理の深みが増し料理の味が引き立ちますね。

かぼすは、鍋、お刺身、天ぷら、シャーベットなど色々な使い方があります。

またお風呂に入れて、香りを楽しむことでリラックス効果が期待できます。

かぼすは、クエン酸やビタミンCなどを多く含み、食欲不振のとき、風邪のときに食べると効果的。

あまり使うことがない方は、かぼすの正しい保存方法がわからないのではないでしょうか?

ここでは、かぼすの消費期限、保存方法、かぼすのおすすめレシピを紹介します。

かぼすはどのくらい日持ちする?賞味期限は2週間!

かぼすの保存方法は、丸のままだと冷蔵庫の野菜室で、2週間程度です。

かぼすを選ぶときに注目するのは、香り。

かぼすのいい香りがするものを選んでください。

また、見た目では緑色が濃いもの、つやがあるもの、持ったときに重量を感じるものを選びましょう。

かぼすは、1年中出回っていますが、9月、10月が出荷のピークです。

秋の旬のさんまと旬のかぼすをあわせると、とてもおいしいですよね。

かぼすの保存方法!

かぼすを買うとき、ほとんどの方は1個のばら売りのものを買うので、使い切って保存することがないかもしれません。

旬の時期に、まとめてかって上手に保存することで、長い期間おいしいかぼすを楽しむために、かぼすの保存方法を紹介します。

かぼす冷凍保存方法

かぼすを冷凍保存するときは、横半分に切ってくし型にします。

この切り方だと、絞ったときに果汁が飛び散らなくて使いやすいです。

くし型に切ったカボスを保存袋、もしくは保存容器に入れて、冷凍保存します。

またかぼすを絞ったものを、製氷皿に入れて保存する方法もあります。

冷凍したかぼすを使うときは、冷蔵庫で自然解凍して使います。

およそ1ヶ月の消費期限です。

かぼすの冷蔵保存方法

かぼすは、すぐ使う場合は、丸のままひとつひとつをラップで包み、保存袋に入れて野菜室で保存します。

冷蔵の場合は、2週間くらい長持ちします。

ただ切ったときは、切り口にラップをして、保存袋に入れて保存。

切ったものは、3日くらいで食べきってください。

また、絞って冷蔵保存することもできます。

かぼすの果汁は、炭酸水で和って飲むとおいしいですし、ポン酢に加えたり、ドレッシングやレモン水の代わりにもなります。

その他の方法

かぼすは、すぐに使う場合は、常温で保存することもできます。

常温で保存する場合は、どんどん熟していき、色が緑色から黄色に変わりますので、早めに食べてください。

ワンポイントアドバイス

料理で使った後や、古くなったかボスは、お風呂に入れてかぼす風呂を楽しむのがおすすめです。

ビタミンCがたっぷり入っているので、お肌がすべすべになる効果が期待できますし、柑橘系の香りがいいのでリラックス効果もあります。

冷凍しておいたかぼすを使った4つのメニュー

冷凍したかぼすは、料理にそのまま使うか、自然解凍して使います。

冷凍かぼすのおすすめメニューを紹介します。

柑橘鍋

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鍋に柑橘類をたっぷり入れることで、爽やかで食べやすい鍋になります。

野菜もたっぷり入れて食べるのがおすすめ。

夏にも食べたい鍋ですね。

【材料】

鶏もも肉 300G
豚しゃぶ用肉 19g
輪切りにして冷凍したかぼす 4個分(柚子やすだちを混ぜてもおいしいです。)
野菜は好きなものを入れてください。

白菜、白ネギ、かぼちゃ、水名、えのき、まいたけ、にんじん、豆腐など

① 土鍋に塩鍋用のつゆを入れます。

水200ccを足して沸騰させます。

② 鶏肉、かぼちゃ、凍ったままのかぼすをいれ3分ほど炊きます。

③ 白菜の芯、豚肉、豆腐にんじん白ネギなど、煮えにくいものから野菜を入れていきます。

④ 煮えたら、塩コショウで味を調えます。

アクをしっかりとしましょう。

最後はラーメンで締めるとおいしいですね。

かぼすラーメンになるのでおすすめです。

かぼすご飯

かぼすのメニューで人気が高いのがかぼすご飯。

しぼりやすく、くし型に切ったカボスを使います。

すごく簡単なのでぜひ一度試してほしいメニューです。

【材料】

ご飯 お好みの量
くし型に切って冷凍したかぼす 1個分
ごま油 適量
塩 少々

① かぼすは冷蔵庫で自然解凍しておきます。

② ボウルに食べる分のご飯をよそいます。

③ ごはんにかぼすを、ジュワっと絞ります。

④ ごま油を適量まわしいれます。

香り付け程度で入れすぎないように注意してください。

⑤ 塩を適量かけ、全体をよく混ぜます。

⑥ わっぱなどの入れ物に入れて、薄切りしたかぼすをのせて出来上がり。

かぼす以外のかんきつ類(柚子やライム、すだちなど)を入れてもおいしいです。

お弁当やおにぎりにもおすすめ。

おにぎりにするときは、ごま油少なめで。

かぼすうどん

香りもおいしいカボスうどん。

夏にぴったりのうどんでさっぱり食べられます。

【材料】

うどん 1玉
めんつゆ 適量
冷凍輪切りかボス 1個分
冷凍くし型かぼす 半個分
大葉 適量
ごま 適量

① めんつゆを濃い目で作ります。

めんつゆに自然解凍したくし型のかぼすを絞ります。

② うどんをゆでて、冷水でしめ、水切りして器に入れます。

③ 輪切りのかぼすを冷凍のまま浮かべます。

薬味はゴマ、ネギなどお好きなものを入れてください。

かぼすジュース

かぼすの爽やかなジュースも、ビタミンいっぱいで女性におすすめ。

【材料】

絞って冷凍したかぼす 1個分
蜂蜜 小さじ3
水 150cc
氷 適量

① かぼすは自然解凍しておきます。

② かぼすをコップに入れて、蜂蜜を入れ、水をそそぎます。

よくかき混ぜて氷を入れて出来上がり。

飾り用の輪切りのスライスカボスをのせても、とてもおしゃれ。

お客様用にもおすすめです。

かぼすの作り置きメニュー

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たくさんかぼすを買ったときや、もらったときに覚えておくと便利な作り置きメニュー。

かぼすの常備菜を紹介します。

蜂蜜かぼす

かぼすをはちみつに漬けるだけの簡単作り置きメニュー。

【材料】

かぼす8個
はちみつ 300g

① かぼすは皮をよく洗って、皮をふいて輪切りにします。

② 煮沸消毒した清潔な瓶を用意します。

③ 蜂蜜とかぼすを交互に入れて、瓶にいっぱいにします。

1週間くらいで出来上がり。

そのまま食べてもおいしいですし、お湯割りや炭酸で割ってもおいしいです。

蜂蜜はおしいものを使うのがおすすめです。

かぼすシャーベット

かぼすを大量消費するおすすめのメニュー。

簡単でおいしいシャーベットが作れます。

【材料】

かぼす 6玉分
はちみつ 大さじ6
砂糖 大さじ10
煮冷まし かぼす汁の倍量

① かぼすは皮を丁寧に水洗いして、汚れをとります。

② かぼすの皮を包丁でむきます。

皮をむいたかぼすを二つに割り絞ります。

③ 絞り終わったら、茶こして漉して種を取り除きます。

茶こしはすぐに洗わないとさびるので注意。

④ 保存袋に入れて、かぼすの絞り汁、蜂蜜、砂糖を入れてよく混ぜます。

⑤ 全体の量の2倍から4内になるように、冷ましたお湯を入れてさらにかき混ぜます。

⑥ フリーザーに入れて凍らせます。

食べるときはフォークで削ってシャーベットにして食べます。

ポイントは、皮をむいてから絞ること。

かぼすは皮をむいて絞ったほうが、最後まできちんと絞れるのでおすすめです。

まとめ

かぼすは、いろいろな料理に使うことができ、絞るだけでおいしいのでとても便利でおいしい食材です。

かぼすの産地大分県の方がお勧めの食べ方は、ご飯にかぼすをジュッとかけて食べる「かぼす丼」!

一度食べてみたいですね。

すぐに使わない場合は、きって冷凍、もしくは果汁を絞って冷凍してください。

おすすめのメニューもぜひ参考にしてくださいね。