妊娠検査薬の確率は90%!?陽性反応が出ても妊娠をしていない可能性

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妊娠検査薬は、薬局やドラックストアで手軽に購入することができて検査方法も非常に簡単です。

こんな手軽さで検査結果の信憑性は高いのか不安になってしまいますよね。

ましては、妊娠を強く望む人にとって妊娠をしているかどうかは非常に重要なことです。

そこで今回は、妊娠検査薬の結果から妊娠である確率はどれくらいなのか?信憑性は高いのか?

陽性反応が出ても妊娠をしていないケースや早期妊娠検査薬との比較をご紹介します。

  • 妊娠検査薬の結果。陽性の確率はどれくらい?
  • 陽性反応が出ても妊娠をしていないケース
  • 早期妊娠検査薬と妊娠検査薬との比較

市販されている妊娠検査薬には使い方が丁寧に書かれています。

使うタイミングと正しい使い方を事前にしっかりとチェックをしましょう!

妊娠検査薬の結果から妊娠確率はどれくらい?

妊娠検査薬はチェックワンファストやドゥーテストなど…様々な種類が販売されています。

妊娠検査薬を適切なタイミングかつ正しい使用方法で検査した結果、陽性反応が出た場合は99%妊娠していると考えて良いでしょう。

市販されている妊娠検査薬は手軽に購入して検査ができます。また99%の高確率で判定をすることができるのです。

受精卵が子宮に着床してから、3日から4日位でhCGホルモンが尿に出始めます。

ただし、尿内のhCGホルモンの濃度が基準値50mlU/mlに達するスピードは個人差があります。

早い人は、次の月経予定日よりも前に検出できる場合もありますが、正しいタイミングで検査をしなかった場合の検査結果の信憑性は低くなるのでご注意下さい。

きちんとした検出結果を確認するためには、適切なタイミングで検査することが大切です。

99%と精度は高いですが、100%妊娠を証明しているわけではありません。

最終的な確定判断は、お医者さんが超音波検査や問診、尿検査の総合的な判断で結果を出しますので自己判断はしないようご注意下さい。

妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、なるべく早めに病院へ行くようにしましょう!

関連記事⇒妊娠検査薬はいつ頃使ったらいい?妊娠検査薬4つのポイントと正しい使い方や注意点

陽性反応が出ても妊娠をしていないケースもある。

妊娠検査薬を適切なタイミングかつ正しい使用方法で陽性反応が出た場合であっても妊娠をしていない可能性もあるのです。

妊娠をしていなくても陽性反応がでてしまう原因は下記の通りです。

子宮外妊娠

正式には「異所性妊娠」と呼ばれています。

通常であれば、受精卵が子宮内膜に着床しますが何らかの原因で子宮内膜以外の場所に着床してしまい、妊娠の継続が出来なくなってしまいます。

正常妊娠と同様にhCGホルモンが分泌をされるので、妊娠検査薬にも陽性反応が出てしまいます。

胞状奇胎(ほうじょうきたい)

受精卵が子宮に着床すると、胎盤の元となる絨毛が生えてきます。

絨毛細胞が異常に増殖をしてしまい水泡状のブツブツになり、やがて子宮内を覆いつくしてしまう先天性の病気です。

子宮外妊娠と同様に妊娠を継続することは難しいと言えます。

これもまたhCGホルモンが分泌されるため、妊娠検査薬にも陽性反応が出てしまいます。

絨毛(じゅうもう)がん

妊娠をすると受精卵が子宮に着床して胎盤の元となる絨毛が生えてきます。

そして、胎盤を形成するために絨毛細胞ができます。

絨毛細胞がガン化したものを絨毛がんと言います。

絨毛がんの約半数が胞状奇胎後に発症する、妊娠に伴って起きるガンです。

閉経期

閉経後は黄体ホルモンの分泌量が多くなります。

黄体ホルモンは、hCGホルモンと似ているため妊娠検査薬に陽性反応が出てしまう場合があります。

正常な妊娠だけでなく上記のような病気が原因で検査薬が陽性になってしまいますので注意が必要です。

陽性反応が出た場合は、正常な妊娠をしているかどうかの確認のためにも早めに病院へ行くようにしましょう。

関連記事⇒高温期20日目!妊娠の可能性は?陰性から陽性になることもある?受診するタイミングは?

早期妊娠検査薬と妊娠検査薬との比較

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妊娠したかもしれないと思ったら出来るだけ早く確認したいのが本心ですよね。

そんな方にお勧めなのが「早期妊娠検査薬」です。次の月経予定日の数日前から検査が可能です。

しかし、判定の確率は通常の妊娠検査薬の方が高いと言われています。

【早期妊娠検査薬と妊娠検査薬との比較】

検査薬 検査可能なタイミング 判定可能なhCGの分泌量
早期妊娠検査薬 次の月経予定日またはその数日前 25mlU/ml以上
妊娠検査薬 次の月経予定日の1週間後 50mlU/ml以上

hCGの分泌速度には個人差があります。

生理不順で月経周期が不安定な人が使用するには注意が必要です。

また、早期妊娠検査薬のほとんどは海外製品ですのでネットで購入する事が多いです。

外国製品は、説明書が英語で書かれていることが多いので英語が苦手な方は注意しましょう。

最近では日本製の物も販売されているので、購入の際は薬剤師さんに相談してみると良いですね。

まとめ

妊娠初期は、赤ちゃんの身体が作られる大事な時期です。

妊娠を知らずに薬やアルコールを飲んだりすると、お腹の赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

妊娠検査薬を適切なタイミングかつ正しい使い方で検査をして陽性反応が出た場合は、妊娠をしている可能性が非常に高いと言えます。

市販で販売されている妊娠検査薬は99%の高確率の精度です。

とは言えども100%妊娠を証明しているわけではありませんし、正常な妊娠ではない事もあります。

陽性反応が出た場合は、妊娠の確定判断はお医者さんがしますので、自己判断をせずにお腹の赤ちゃんのためにも早目に病院へ行くようにして下さいね。