基礎体温の正しいつけ方を知りたい!3つのポイントと正確に測る5つの方法

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妊娠を目指す女性の第一歩となるのが基礎体温の把握です。

私の周りにも妊活中に基礎体温を付けている人がたくさんいました。

妊娠するために自分の基礎体温を知ることは大切だといいますよね。

「基礎体温ってどうやって測ればいいの?」

「基礎体温の正しいつけ方って?」

「基礎体温をつけることでどんなことがわかるの?」

など、基礎体温についてはなんとなくしか知らないという人もいるかもしれません。

基礎体温とは、

・寝ているときや安静にしているときの体温
・高温期と低温期のサイクルを知る
・排卵日や生理日を予測できる
・妊娠しやすい日を予測できる

といったことが特徴です。

基礎体温は正しいつけ方をしないと、知りたい情報を正しく知ることができません。

これから基礎体温を付けてみたいと思っている人のために、基礎体温の正しいつけ方やポイントなどを詳しく紹介します!

基礎体温って?

まずは基礎体温の基本的な知識から学んでいきましょう。

冒頭でも触れたように、基礎体温とは、

・寝ているときの体温
・安静にしているときの体温

のことです。

少しでも体を動かすと正しい基礎体温をつけることができません。

そのため、起きてすぐ体を動かす前に測ることになっています。

基礎体温をつけてわかること

基礎体温をしばらくつけていると、

・低温期
・高温期

に分かれていることがわかります。

体温の差が0.3度以上になると低温期から高温期へ、そして高温期から低温期へと変化したということができます。

低温期と高温期がわかることで、

・卵胞期・・・卵巣内で卵子が育つ
・排卵期・・・育った卵子が卵巣から排出される
・黄体期・・・妊娠しやすい時期

をある程度把握することができるようになるのです。

基礎体温はどうやって見ればいい?

基礎体温をつけるときは、体温だけでなくグラフ化することが好ましいです。

グラフをつけると、低温相と高温相に分かれていることが目に見えてわかります。

グラフをつけることで、

・妊娠しやすい時期
・排卵しているかどうか
・次の生理日の予測

がわかるようになります。

低温相の時期は卵巣で卵子が育っている時期のため、まだ排卵は行われていません。

低温相から高温相に切り替わる時期に排卵が行われます。

この時期に性交をすると、妊娠の確率がアップします。

高温相から低温相に切り替わると生理がきます。

高温相が生理予定日を超えても続く場合、妊娠している可能性が高いというわけです。

基礎体温をつけてダイエットに役立てる!

基礎体温の高温期と低温期がきちんと推移していることがわかれば、これをダイエットに役立てることもできるんですよ!

・低温期・・・痩せやすい時期
・高温期・・・痩せにくい時期

卵胞ホルモンが多く分泌している低温期は体調も良く、基礎代謝もアップしやすい時期です。

生理終了後から排卵が行われるまでの時期はダイエットの効果が出やすいとされています。

効率よくダイエットに取り組むなら、低温期に運動や食事制限を取り入れます。

高温期には体を休め体調を整える時期というように、ダイエットを計画してみてはいかがでしょう。

基礎体温のつけ方を知りたい!

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基礎体温は適当に測って適当に付ければいいというわけではありません。

正しいつけ方をしないと、正確な基礎体温が測れず妊活にも役立たないでしょう。

ここでは正しい基礎体温のつけ方を学びましょう。

基礎体温はいつ測るのが正解?

前の項目でも紹介したように、基礎体温は寝ているときや安静にしているときの体温のことを指します。

そのため、活動しているときに測った体温は基礎体温とはいえませんから注意が必要です。

基礎体温を測るのは、

・朝起きてすぐ
・体を動かす前

に測りましょう。

基礎体温のつけ方3ステップ

朝目が覚めたら、寝ぼけたままでいいので基礎体温を測る習慣をつけることから始めましょう。

<基礎体温の正しいつけ方>

  1. 目覚めたらなるべく動かず体温計を手に取る
  2. 口に中に体温計を入れる
  3. 体温を確認する

基礎体温のつけ方はとってもシンプル!

誰でも簡単につけることができますね。

口の中で体温を測るのですが、これもただ加えればいいわけではありません。

体温計は舌の上ではなく、舌の下にある筋のところにしっかりつけて測ります。

体温を測っているときもなるべく動かないようにしましょう。

普通の体温計でもいいの?

基礎体温は口の中で体温を測ることが理想です。

一般的な体温計は脇の下で測るものがほとんどですが、これでは正しい基礎体温を測ることはできません。

婦人用の体温計の特徴は、

・小数点第2位まで測ることができる
・前回値の記録ができる

といったことが挙げられます。

基礎体温の高温期と低温期の差はわずか0.3度。

小数点第2位まで細かく測ることで、正しい体温を知ることができます。

『オムロン』や『テルモ』など、体温計の大手メーカーからも婦人用の体温計が販売されていますから、そういったものを使ってもいいでしょう。

私がおすすめしたいのは、

オムロン『サーモプラン』

です。サーモプランの特徴は、

・予測検温と実測検温のどちらもできる
・210日分メモリーできる
・折れ線グラフ表示

この3つです。

毎朝検温するだけで毎日の基礎体温をグラフ化してくれるので、手軽に基礎体温を測ることができますよ。

私の周りにも使っている人がいて、

「自分で記録しなくていいから続けられた」

と言っていました。基礎体温は数か月間続けるのが理想。

ぜひ使いやすい体温計を選んでくださいね。

測るのを忘れた!どうしたらいい?

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毎日のこととはいえ、基礎体温をつけ始めたばかりのころはつい測るのを忘れてしまうこともありますよね。

あわてて体温を測って記録してしまったということもあるかもしれませんが、一度体を動かした後に測った体温は基礎体温とはいえません。

基礎体温は1日くらい測り忘れたとしてもさほど問題はありません。

その日は『記録なし』とし、次の日は忘れずに測るようにしましょう。

基礎体温は継続して測ることで体温の推移を知ることができます。

できるだけ忘れないようにすることが大切です。

基礎体温のつけ方3つのポイントと成功のための5か条

基礎体温を正しくつけるためには、ちょっとしたポイントがあります。

ポイントを押さえるだけで正しいつけ方をすることができますよ!

正確につける3つのポイント

まずは基礎体温のつけ方3つのポイントから見ていきましょう。

  1. 朝起きたらすぐ測る!
  2. 毎日同じ時間に測る!
  3. 口の中で測る!

これはもう基本中の基本!

この3つをしっかり守ることで、基礎体温を正しく測ることができます。

人間の体は目が覚めたと同時に体温が上昇し始めます。

極端な話、腕を動かすだけでもわずかながら体温は上がってしまいます。

そのため、朝起きたらすぐに測ることが理想なんですね。

また、できれば毎日同じ時間に測ったほうが正確な体温を知ることができるのでおすすめです。

成功のための5か条

正しい基礎体温を知るためには、

  1. 枕元に体温計を置いておこう!
  2. 起きる時間がずれても必ず測ろう!
  3. 測ったらすぐに記録しよう!
  4. 体調や気分も記録しよう!
  5. 3ヶ月は継続しよう!

この5つのことを意識することもおすすめ。

朝起きたらあまり手を動かさなくても届く位置に体温計を置いておくことで、基礎体温を正しく測ることができますね。

起きる時間が休日と平日ではずれてしまうこともあるでしょう。

測る時間が変わったことよりも、毎日起きたらすぐに測ることのほうを意識することがおすすめです。

自分の基礎体温を知るには最低でも3ヶ月は必要です。

できれば半年くらいは継続してつけることが好ましいです。

記録するのが面倒・・・そんな時はアプリを活用!

前の項目でおすすめした体温計は、210日分のデータを自動で記録してくれますが、やはり高額。

手軽なお値段の体温計を使う場合は、自分で記録する必要があります。

しかしこれが意外と面倒。

ついつけ忘れてしまうこともありますし、グラフ化するのが面倒と感じる人もいるでしょう。

そんな人はスマホのアプリを活用してみてはいかがでしょう。

・ラルーン
・ルナルナ体温ノート
・きそ体温計Lite
・レディースカレンダー
・楽天キレイドナビ
・コウノトリ

などなど、たくさんのアプリがありますよ。

使いやすさや見た目のデザインなど、好みで選んで活用してみてくださいね。

基礎体温がガタガタ!原因は?

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基礎体温が正しく吐かれていると、生理周期に合わせて低温期と高温期が一定の周期で繰り返されていることがわかります。

しかしまれに低温期と高温期が混じっていて、グラフがガタガタになってしまうこともあります。

原因はいくつかありますが、

・生理不順
・基礎体温のつけ方が間違っている
・排卵していない
・妊娠した
・ストレス
・病気

上記が主な原因だといわれています。

グラフがガタガタしているとちょっと不安になってしまいますよね。

基礎体温が安定しない原因を突き止めることも、妊活のひとつです。

基礎体温のつけ方が間違っているかも!?

生理周期は比較的安定しているのに基礎体温が安定しない場合は、基礎体温のつけ方が間違っているケースが考えられます。

・朝起きてすぐ測っていない
・体温を測る位置が間違っている
・継続して睡眠できていない

など、思い当たる節はありませんか?

まずは基本に戻って、正しい基礎体温のつけ方をもう一度確認してみてくださいね。

生理不順の場合基礎体温はガタガタに

ホルモンバランスの状態が悪い場合や無排卵の場合は、生理不順になりやすいです。

生理不順が習慣化している場合は、基礎体温も安定しにくくグラフがガタガタになることも珍しくありません。

高温期と低温期の境目がないというケースは、排卵が行われていないことがあります。

妊娠を希望する場合は早めに医療機関を受診するといいでしょう。

ストレスや病気が隠れているかも!?

ストレスや婦人系の病気でもホルモンバランスが崩れ、基礎体温が乱れやすくなります。

基礎体温が安定しないことに加え、

・生理が3か月ほどない
・不正出血が見られる

といった場合は医療機関を受診しましょう。

その月だけ安定しなかったり低温相と高温相がわかったりする場合は、しばらく基礎体温をつけ続けて様子を見ましょう。

夜勤がある場合基礎体温のつけ方は変わる?

基礎体温は『朝起きてすぐ測る』というのが基本ですよね。

そうすると、看護師さんや介護士さん、客室乗務員さんなど夜勤がある人は

「いつ測ればいいの?」

「起きる時間が不規則だけど基礎体温をつける意味はあるの?」

など、不安や疑問を感じるでしょう。

ここでは起床時間が不規則な人の基礎体温のつけ方について紹介しますね。

3~5時間熟睡した後に測ろう

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夜勤がある場合でも基礎体温を測ることは可能です。

基礎体温を測るうえで重要なのが、

『しっかり熟睡できているかどうか』

ということなのです。

朝測ることよりも、熟睡していることのほうが重要です。

そのため、夜勤でも起きる時間が不規則でも大丈夫!

しっかり熟睡できていればある程度正確な基礎体温を知ることができますよ。

・3~5時間ほどまとまった睡眠時間が取れている
・熟睡できている

この2つがポイントです。

深夜勤のときの仮眠の後でもOK?

看護師さんなどは拘束時間が長く、短い仮眠を繰り返すという日もあるかもしれません。

深夜勤の時などは夜中に1~2時間の仮眠時間があることもあるでしょう。

その仮眠時間を基礎体温を測ることに使いたいと思っている人もいるかもしれませんね。

残念ですが、1~2時間の仮眠では正しい基礎体温を測ることはできません。

そういう日は基礎体温を測ることはお休みし、しっかり眠れたあとにきちんと測るようにしたほうが正確です。

まずは毎日測る習慣をつけよう

夜勤と日勤が混ざっている働き方をしていると、つい体温を測るのを忘れてしまいがちです。

夜勤でも日勤でも、基礎体温は毎日測りつづけるということが大切です。

『寝て起きたら布団の中で体温を測る』

これを習慣化することから始めてみてください。

夜勤があると思うように把握することができないかもしれません。

しかし続けていくことで自分のリズムがわかるようになるはずですよ!

まとめ

基礎体温は寝ている間や安静にしているときの体温のことをいいます。

寝ているときの体温を測ることはなかなか難しいですから、朝起きてすぐ動く前の体温を測って基礎体温を知るわけです。

・朝起きたら動く前に布団の中で体温を測る
・口の中で検温する
・できるだけ同じ時間に測る
・婦人用の体温計を使う
・検温したらすぐに記録する

など、ちょっとしたポイントを押さえて正しく基礎体温を測りましょう。

生理周期はおよそひと月で1周します。

1ヶ月基礎体温を測ったからといって妊娠しやすい時期がはっきりとわかるわけではない、ということを頭に入れておきましょう。

最低でも3ヶ月、できれば半年検温し続けることで、より具体的に妊娠しやすい時期を知ることができますよ。

基礎体温は妊活の第一歩。

これから妊娠を目指す人は、まずは自分の妊娠しやすいタイミングを知るために基礎体温を測ってみてはいかがでしょう。