妊娠後期のイライラが止まらない!胎児の影響や5つのイライラ解消法

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妊娠後期に入るとお腹が大きくなり、思うように体が動かなくなります。

また迫りくる出産は楽しみだけではなく、不安でストレスを感じる妊婦さんも少なくありません。

妊娠後期ではストレスを感じやすく、イライラしてしまうことも多々あります。

そこで今回は妊娠後期のイライラについてお伝えします。

妊娠後期は出産まであと少しです。

妊娠中はできればイライラせずにゆったりした気持ちで過ごしたいですよね。

なぜイライラしてしまうのかを知り、上手にイライラを解消していきましょう。

妊娠後期のイライラ5つの原因

妊娠後期に入るとイライラを感じてしまう人がたくさんいます。

ではなぜ妊娠後期にイライラしてしまうのでしょうか?

主な原因は5つあります。

  1. お腹が大きくなり思うように動けなくなるから
  2. 出産への不安や心配を感じているから
  3. 家族への不満から
  4. ホルモン分泌の変化から
  5. 自律神経の乱れから

では、順番に詳しく説明していきますね。

1.お腹が大きくなり思うように動けないから

妊娠後期にはお腹がとても大きくなります。何かをするにも一苦労です。

また疲れやすく、動悸や息切れを起こしやすい状態でもあります。

家事などやりたいことがあるのに、思うようにできない、進まないということに対してイライラしてしまうものです。

2.出産への不安・心配から

出産が近くなると、楽しみである半面、不安に思うこともあるでしょう。

心配しすぎていることを自覚していても、していなくても、精神的なストレスとなりイライラしてしまうことがあります。

3.理解してくれない家族への不満から

夫の理解や協力が得られない、上の子のお世話や相手が大変、里帰りした実家の家族と上手くいかない、夫の家族が過干渉などの家族に対してイライラしてしまうことがあります。

パートナーや家族とよく話し合い、理解や協力を今の内からしっかりと得ておきましょう。

でないと産後はもっと大変になってしまいますよ。

男性側は言われないと分からないものです。感情的にならずに伝えるのがポイントです。

上の子は年齢にもよりますが、小さいと赤ちゃん返りなどママの体調に関わらず相手をして欲しいものです。

体調が良くない時には夫に頼む、一日の内でしっかりと上の子と向き合う時間を作る、などの工夫をしてみてくださいね。

実家や義実家とは良く話し合い、お互いの妥協点を探すようにしましょう。

どちらか一方が我慢することが無いように、些細なことでも口に出すと、それだけでスッキリしますよ。

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4.ホルモン分泌の変化から

妊娠後期には女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が上昇していきます。

このエストロゲンが分泌されると、女性はイライラしやすくなってしまうのです。

妊娠出産に必要なホルモンではありますが、イライラしやすくなるのは困りものですね。

妊婦であれば、ほぼ全員がこのホルモンに悩まされることになるので、みんな経験していることだと割り切って過ごすと良いですよ。

5.自律神経の乱れから

妊娠中はホルモンバランスや睡眠不足などからいつも以上に自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると、イライラしがちになります。

妊婦でもできる軽い運動をしたり、ゆったりと半身浴をすると、自律神経が整うようになるのでオススメです。

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妊娠後期のイライラ。3つの胎児への影響

妊娠後期はイライラしやすいことがわかりましたが、

一番心配なのは、「こんなにイライラしてお腹の赤ちゃんに影響はないのだろうか?」

ということです。

妊娠後期のイライラがお腹の赤ちゃんに及ぼす影響として考えられるのは以下の3つです。

  1. 発育不全
  2. 低体重児
  3. 出生後の情緒障害

妊娠中のイライラはストレスの一種です。

妊娠中に過度のストレスが長期的に続くと、胎児が発育不全、また低体重児になる可能性があると考えられています。

また生まれ後、子ども自身が成長した際に多動や情緒において問題を抱える可能性が高くなるとされています。

イライラが過度に続くと子宮が収縮し、お腹が張ってしまうこともあります。

お腹の張りは悪化すると流産、早産になることがあるので注意が必要です。

5つのイライラ解消法

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妊娠後期ではできるだけゆったりとした気持ちで過ごしたいものです。

お腹の赤ちゃんの影響も考えて、イライラのストレスを解消していきましょう。

おすすめのイライラ解消法は以下の5つです。

1.誰かに打ち明ける

信頼できる家族や友人に、、こんなことを感じていると話を聞いてもらうだけでOK。

解決策は見つからなくてもイライラの解消に繋がります。

2.瞑想を取り入れる

瞑想は目をつむり、心を無にし、何も考えない時間を過ごします。

人は意外にも色んなことを考えているもので、何も考えないということは難しいものです。

時には何もしない、何も考えない時間を作ることが必要です。

3.深呼吸する

イライラしてヒステリックを起こしそうになる時には、まず深呼吸してみましょう。

一呼吸おくことで感情が少し落ち着くのを感じることができるでしょう。

4.映画やドラマを見る

映画やドラマなど夢中になれるもので時間を過ごすのもいいでしょう。

時には涙が出るような映画を見るのも、ストレス解消には効果的です。

5.ティータイムにする

ティータイムを意識して作ってみましょう。

ノンカフェインのコーヒーや紅茶、をただゆっくりと飲む時間は大切です。

ホッと一息付ける時間を一日の中に作るのもおすすめです。

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まとめ

妊娠後期ではホルモン分泌の変化などによって些細なことでもイライラしがちです。

イライラは長期的または過度に続くと胎児にもいい影響を及ぼしません。

いくらホルモンのせいとはいえ、どの妊婦さんも自分自身の為にもお腹の赤ちゃんのためにも、出来るだけゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

誰かに話したり、瞑想をしたり、できるだけイライラを溜めこまないように適度に解消すると良いですよ。