レモンはつわりの救世主?妊娠中のレモンの効果や影響と3つのポイント

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妊娠中はホルモンバランスの変化から、酸っぱいものを無性に食べたくなったり味覚が変化する妊婦さんが多いです。

「レモンが食べたくなった!」「つわりが酷い時期でもレモンなら食べられた!」

と口にする妊婦さんもいらっしゃいます。

逆に、「異様に酸っぱいものを欲しくなったことで妊娠に気づいた!」というママもいるのではないでしょうか?

レモンなどの柑橘系の果物は、食べる事で口の中がスッキリするのでつわり対策としてオススメです。

  • レモンを食べてつわり対策を!
  • レモンってどんな栄養があるの?
  • 過剰摂取に注意して!

今回はつわりが酷い妊婦さんの味方!レモンについてまとめています。

つわりが酷い妊婦さんだけでなく、妊娠中に嬉しい栄養もたくさん含んでいますので是非参考になさってくださいね。

つわりが酷い妊婦さんにはレモンがオススメ!

つわりで胃がムカムカしたり、ひどい時には食べ物の臭いを嗅ぐだけで吐き気がする事も。

そんな時の救世主として人気なのがレモンです。

レモンのすっきりとした酸味は、口の中をサッパリさせてくれるので気持ち悪さが軽減した、レモンを使った料理なら食べられた!という声もあるほど。

つわりが酷い時には栄養バランスを考えるよりも、とにかく何か口にできるものを探しましょう。

何も食べられなくなってしまうと、最悪の場合、点滴などで栄養を補う必要があります。

つわりはお母さんにとってとても苦しく、精神的にも参ってしまう事もありますが、お腹の赤ちゃんが元気に育っている証拠です。

お腹の赤ちゃんに会える日や楽しい事を考えて、苦しい時期を乗り越えましょう。

レモンは妊娠初期から中期、妊娠後期にかけてもすべての妊娠期間中に問題無く食べられる非常に優れた食材と言えるでしょう。

つわり中に飲みたい、レモンを使ったオススメメニュー

レモンをそのまま食べる方もいらっしゃいますが、炭酸水にレモンを搾って作るレモンソーダがオススメです。

お店にあるようなレモン水よりも、レモンの酸味に加え、炭酸水のシュワシュワっとした爽快感がつわりのムカムカを解消してくれますよ。

その際の炭酸水は無糖の物が良いです。

妊娠中の糖分の過剰摂取は妊娠糖尿病に繋がることに。

実はレモンにも、酸っぱい中に果糖が含まれているのです。

とは言っても可食部100gの中に果糖は7.6g程度。

他の食材と比べるとレモンは果糖が少ない果物ですが、念のため果糖の過剰摂取には注意しましょう。

関連記事⇒妊娠中毒症を予防する4つの方法~食べ物や運動、生活はどうしたらいい?

妊娠中のレモンの栄養素や効果・効能って?

ビタミンCが多く含まれている事は有名ですが、実はその他にもレモンを食べる事で嬉しい効果たくさんあるのです。

・妊娠中に必要なビタミンが豊富

レモンに含まれているビタミンCは柑橘類の中でもトップクラスです。

このビタミンCは抗ウィルス作用もあり、風邪予防などにもなります。

また、妊婦さんに嬉しいポイントはビタミンCの還元作用。

ビタミンCと鉄分を一緒に摂ると、鉄分の吸収率が良くなります。

実は鉄分は、鉄分だけで摂取する場合では8~10%と吸収率が低いのです。

妊婦さんに必要な鉄分を摂取するときには、ビタミンCを含む食材と一緒に食べる事をオススメします。

・クエン酸が補えるので疲労回復にも

レモンの酸っぱい成分はクエン酸と言い、疲労回復に効果的です。

妊娠中はどうしても疲れやすくなったり、何もしていなくてもだるい事が多くなってきますね。

そんな時にはクエン酸を多く含むレモンがオススメ。

おやつとして、レモンのハチミツ漬けなどを作っておくとちょっとつまむのに最適です。

ただしうっかり食べ過ぎには注意してくださいね。

また、妊娠中には様々な栄養素が必要になります。

特に葉酸については厚生労働省も注意喚起している通り絶対に取り入れるように心がけましょう。

葉酸については下記ページで詳しく解説をしています。

葉酸サプリランキング2018~市販vs通販!妊娠中におすすめ葉酸サプリ35選

栄養が豊富でつわり中もおすすめのレモン!でも妊娠中の食べ過ぎは要注意

妊婦さんに嬉しい食材でも食べ過ぎは良くありません。

栄養が偏ってしまいますし、食べ過ぎる事で体調不良になってしまう事もあります。

・果糖の摂りすぎに注意!

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果物は手軽に食べやすく、ビタミンも多いのでたくさん食べても問題ないと思っている方も多いかもしれません。

しかし先に触れた果糖の存在を忘れてはいけません。

果糖とは、果物に多く含まれる糖の事。

果物の他にもハチミツや根菜類に多く含まれます。

果糖は天然に存在する糖類の中では最も甘いです。

この果糖はカロリーが高く、妊婦さんには体重コントロールの天敵。

一日の果物は適量にする事が大切ですが、一つの目安として「自分の手のひらに乗る位の量」に収める事を意識しましょう。

みかんであれば一日2個程度、リンゴは半分程度です。

果物は美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますので注意しましょう。

特にレモンのハチミツ漬けは要注意です。

レモンにもハチミツにも果糖が含まれています。

まさに果糖のダブルタッグ。

よって一日の摂取量はきちんと決めておきましょう。

・レモングラスは避けて!

レモンはレモンでも、ハーブのレモングラスには要注意です。

リラックス効果があるので、妊娠中にハーブティーなどを飲んでいる妊婦さんも多いでしょう。

しかし中には妊娠中に飲むと、子宮を刺激してしまう危険な物も存在します。

そのうちの一つがレモングラスなのです。

レモングラスはレモンのように爽やかなので悪阻に効果的と考える方もいるかもしれませんが、子宮を収縮させてしまう恐れがあるので妊娠中に摂取する事はやめましょう。

妊娠初期は特に注意が必要です。

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妊婦はハーブティーを飲んじゃダメ?妊娠中のおすすめ・NGハーブティー

妊娠中の妊婦は、はちみつレモンは飲んでも大丈夫?

レモンの栄養素を取りながらもはちみつの栄養も摂取する事ができる大人気ドリンク、はちみつレモン。

妊娠中のレモンは体に良い事が分かりましたが、はちみつを含むはちみつレモンは飲んでも大丈夫なのでしょうか?

赤ちゃんにはちみつはNGという事から、妊娠中にはちみつを摂取してはダメと思っているママも多いです。

結論から先にお伝えすると、妊娠中であってもはちみつレモンは飲んでも大丈夫です。

赤ちゃんがはちみつを摂取してはいけないのは、ボツリヌス菌により、乳児ボツリヌス症を発症してしまう危険性があるから。

妊娠中のママがはちみつレモンを飲んでも、体内の赤ちゃんに悪影響を及ぼす事はないと言われています。

妊娠初期であっても、つわり中であってもはちみつレモンは安心して飲む事が出来ると言えるでしょう。

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まとめ

妊娠中のレモンは、つわり対策や鉄分吸収を助けてくれる嬉しい効果がたくさんあることがわかりましたね。

「酸っぱいものがほしいな~」と思ったら、ぜひはちみつレモンやレモン水、レモンソーダなどを摂取してみてはいかがでしょうか。

しかし、妊婦さんに嬉しい食材とは言えどんな食材も摂りすぎは禁物です。

栄養バランスが偏らないように、バランスの良い食事を心がけましょう。