赤ちゃんの離乳食でメロンパンをいつから食べて大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ

スポンサードリンク

『メロンパン』を知らない人はいないのではないでしょうか?

昔からパン屋さんやスーパーなどで売られているメロンパンは、おじいちゃんおばあちゃんから小さな子供まで人気のパンのひとつです。

メロンと名前がついていますが、実はメロンを使用していないというのは知っていましたか?

なぜメロンと名前がついているのか不思議ですよね。

メロンパンの名前の由来は諸説あり、メロンのような見た目だけではないともされています。

意外にも謎に包まれたメロンパン。

そんなメロンパンを赤ちゃんはいつから食べてもいいのでしょうか。

この記事では、メロンパンについて詳しくご紹介するとともに、離乳食への使用方法についてもお伝えします。

ポイントは6つです。

  • メロンパンってどんな食べ物?
  • メロンパンの栄養価
  • 赤ちゃんはメロンパンを何歳から食べてもいい?
  • メロンパンを食べさせる時の4つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

ぜひ、参考にしてくださいね。

メロンパンってどんな食べ物?

甘いビスケット生地のパンで、表面にメロンのような筋がついているのが特徴のパンです。

形や模様がメロンに似ているので、この名前がつけられましたが(※諸説あり)、その多くが原材料に『メロン』を使用していません。

ですが、最近では『メロン』を使った生地で作ったりと、本当の意味での『メロンパン』も出回るようになっています。

これはメロンパンの名前に後付けしたアイデアなのです。

メロンパンの栄養価

メロンパンは炭水化物、タンパク質、脂質、ナトリウムが豊富です。

食べると脳が活性化され、筋肉や臓器、神経機能の向上や改善が期待できるでしょう。

メロンパン1個で約300~500カロリーを摂取することができるので、手軽にエネルギー源を補給できる効果もあります。

赤ちゃんはメロンパンをいつから食べてもいい?

パクパク期(1歳~1歳半)から食べさせても大丈夫です。

食べさせる量は、市販のメロンパンの場合は、5分の1個までとしましょう。

手作りでもおやつとして与える場合は、20gを目安に。

主食として食べさせる場合は、80g~90gまでにしましょう。

メロンパンを食べさせる時の4つの注意点

赤ちゃんにメロンパンを食べさせる時には、以下4つの点に注意しましょう。

①アレルギーに注意が必要です!

メロンパンの生地には『小麦粉』『卵』『牛乳』が使用されています。

これらは特にアレルギーになりやすい食材なので注意が必要です。

メロンパンを初めて食べさせるときは、アレルギー症状が出ていないか様子を見ながら、少しずつ量を増やすようにしてください。

食べたあとに以下のような症状が出たらアレルギーの疑いがあります。

  • 口の周辺や舌などが赤く腫れる
  • 身体に発疹が出る
  • 目の充血や痒みがある
  • 鼻水がひどく出る

重篤な症状になると、呼吸困難などになってしまうこともあるのでくれぐれも注意してください。

たとえ緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしましょう。

②食べさせ過ぎに注意が必要です。

スポンサードリンク


メロンパンには糖分である砂糖や、脂肪分であるバターが多く使用されているので、食べさせ過ぎには注意が必要です。

パンは手づかみ食べができるので、1食分をパンにするだけで離乳食が楽になりますね。

しかし、パンだけを食べてばかりいては栄養バランスが悪くなります。

パンはすぐお腹が減る割にカロリーが高いという特徴があるので、一日の目安量を超えないように注意してください。

加えて、虫歯の心配もあるので、食べたあとはお茶などを飲んで、口の中の糖分を洗い流すようにしたほうがいいでしょう。

③窒息に注意しましょう。

焼いて作られるパンは水分量が少ないので、赤ちゃんが食べるときに喉に詰まらせてしまう可能性があります。

喉に詰まって窒息を起こさないように、小さくちぎって与えるようにしましょう。

また、より食べやすくするために、ミルクなどの飲み物を傍に用意しておくと良いですよ。

メロンパンを食べ終わるまでは、必ず大人が咀嚼の様子を見守ってあげてくださいね。

④ヤケドに注意しましょう。

メロンパンを自宅で作るときは、赤ちゃんがヤケドしないように気をつけましょう。

手を伸ばせる距離に出来上がったばかりのメロンパンをおかないように徹底し、食べさせるときは冷ましてから与えるようにしてください。

焼きたてのパンを食べさせたい気持ちもわかりますが、赤ちゃんは大人よりも肌が弱いのでヤケドをしやすくなっています。

必ず大人が温度を確認してから与えるようにしてくださいね。

関連記事⇒赤ちゃんの蒸しパンはいつから食べて大丈夫?簡単レシピと4つの注意点

離乳食におすすめ!手作りメロンパンのレシピ

パクパク期(1歳~1歳半)から安心してメロンパンの味を楽しめるように、手作りするのはいかがでしょう。

手作りであれば、砂糖の量などが調整できるのでおすすめですよ。

かぼちゃのヘルシーメロンパン

材料:ホットケーキミックス100g、豆腐75g、かぼちゃ25g、砂糖少々、オリーブオイル少々

↓作り方↓

①かぼちゃをレンジで加熱した後、種をとってフォークの背などで潰します。

②かぼちゃが滑らかになったら、ボウルにかぼちゃと豆腐、ホットケーキミックスを混ぜ合わせます。

③オーブンを180℃に予熱開始しましょう。

④オリーブオイルを塗った手で手頃な大きさに生地を気持ち平らにして丸めていきます。

⑤砂糖を全体にふりかけます。

⑥フォークや包丁の背を使って、生地にメロンパン風の筋を入れていきましょう。

⑦クッキングシートを敷き、生地を乗せていきます。

⑧180℃に予熱しておいたオーブンに入れて、15~20分ほど焼いてできあがりです。※焼き時間は様子を見て調節してください。

※生地がうまくまとまらない場合は、豆腐やかぼちゃ、ホットケーキミックスの量を加減しましょう。

メロンパンは家族で一緒に食べるのがオススメです。

赤ちゃんのおやつとして食べさせる量は5分の1程度なので、残ったメロンパンの扱い方に困ってしまいがちです。

赤ちゃんは私たちが想像するよりもずっと記憶力がいいので、「まだメロンパンはある」と食べながら記憶しています。

もっと食べたいと泣いたりしないよう、ママやパパ、周囲の大人もその場で一緒にメロンパンをおやつとして食べることがオススメです。

もちろん、主食としてみんなで食べてもオッケー。

カロリーの摂りすぎを防ぎながら、一緒にご飯やおやつを食べる楽しみを経験させてあげましょう。

食べ過ぎに注意しながら、美味しいメロンパンをお子様と共に楽しんでくださいね。