赤ちゃんのミルクは寝る前いつまで飲ませて大丈夫?就寝前のミルク2つの注意点

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赤ちゃんが成長してミルクをある程度の量をまとめて飲むようになる、あるいは離乳食が進みミルクの量が減ってきたりすると悩んでしまうのがミルクの量です。

特に寝る前のミルクは寝つきがよくなる、よく眠るなどの効果があることもあり、いつまで飲ませていいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、ミルクはいつまで飲ませても良いのかについて4つのポイントをお伝えします。

・月齢別赤ちゃんのミルクの量と回数
・寝る前のミルクはいつまで良いのか?と2つの注意点
・赤ちゃんの寝る前のミルクを止める3つの方法と入眠儀式
・フォローアップミルクと卒ミルクの目安

赤ちゃんの成長は喜ばしいことですが、赤ちゃんが成長によってミルクの量や回数も変わっていきます。

時にはこれでいいのかなと不安に思ったり悩むことも。

赤ちゃんのミルクについて知ることで少しでも安心して育児ができると良いですね。

月齢別の赤ちゃんのミルクの量と回数

赤ちゃんに必要なミルクの量は、赤ちゃんの成長にやって個人差があります。

成長速度、体重、食欲などは赤ちゃん一人一人違うからです。

また使用しているミルクのメーカーによっても異なることは勿論あります。

ミルク缶などのパッケージには赤ちゃんの月齢別にミルク量が記載されています。

この記載されているミルクの量はあくまでも目安なので必ず守らなくてはいけないという意味合いではないのです。

生まれてから生後1ヶ月

体重約3kg    1回量30ml~80ml  1日7~8回

体重約3.7kg   1回量120ml    1日6回

生後1ヶ月~2ヶ月

体重約4.6kg  1回量140ml    1日6回

生後2ヶ月~3ヶ月

体重約5.6kg   1回量160ml    1日6回

生後3ヶ月~4ヶ月

体重約6.4kg   1回量200ml    1日5回

生後4ヶ月~5ヶ月

体重約7.0kg  1回量200ml   1日5回

生後5ヶ月~6ヶ月

体重約7.4kg  1回量200ml   1日4回+1

生後6ヶ月~9ヶ月

体重約7.4kg~8.2Kg

1回量200~220ml         1日3回+2回

生後9ヶ月から12ヶ月

体重約8.2kg~8.8kg

1回量200~220ml        1日2回+3回

※離乳食が開始すると離乳食量によってミルクの量を増やしたり減らしたりする

寝る前のミルクはいつまで良い?

赤ちゃんの寝る前のミルクは離乳食の進み具合に関係しています。

離乳食が進み食事からしっかりと栄養が取れるようになればミルクは必要ありません。

食事がしっかりと食べられるようになったら寝る前のミルクは卒業しても良いでしょう。

離乳食がある程度進む1歳を目安に寝る前のミルクを辞める人が多くいます。

寝る前のミルク2つの注意点

寝る前のミルクには以下の注意点があります。

①虫歯になる可能性がある
②規定量以上の飲ませ方をすると肥満になる可能性がある

上記の2つの注意点は、寝る前のミルクを止めさせたい、止めようと悩むママ達が気にする事と同じではないでしょうか?

虫歯になる可能性がある

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赤ちゃんによっては生後6ヵ月頃から歯が生え始めます。

そして前歯が生え揃う10ヵ月を目安に寝る前のミルクを辞めることを考えるママ達は多くいます。

特に注意が必要なのが飲んだまま寝てしまうことです。

ミルクには乳糖が含まれているので注意しなければいけません。

離乳食が進み、歯が生えてくると、虫歯菌が歯に住みつけるようになります。

もしも寝る前のミルクで虫歯になることを気にするようであればミルクを飲んだ後に歯を磨く習慣をつけましょう。

規定量以上の飲ませ方をすると肥満になる可能性がある

赤ちゃんのミルクは飲ませ過ぎると肥満になることがあります。

これは飲む時間滞ではなく、1日で飲む総量が多すぎた場合です。

赤ちゃんの肥満の判断としては、カウプ指数が1つの目安になります。

カウプ指数とは

カウプ指数は以下の計算式で求めることができます。

体重[g]÷(身長[cm]×身長[cm]))×10

計算して出た数値によって判断することができます。

乳児(3ヵ月~)

カウプ指数 判定
14.5未満
14.5~16未満
16~18未満
18~20未満
20以上

満1歳~

カウプ指数 判定
14.5未満 やせすぎ
14.5~15.5未満
15.5~17.5未満 普通
17.5~19.5未満
19.5以上

満2歳

カウプ指数 判定
13.5未満
13.5~15未満
15~17未満
17~18.5未満
18.5以上

もちろん1でも数値がでたから肥満、少ないから栄養不良というわけではありません。

赤ちゃんには個人差があるからです。

カウプ指数は、身長に対する体重比です。

例えば、筋肉が多い子と脂肪の多い子では同じ体重でも見た目や健康的かどうかという観点では脂肪の多い子の方が心配ですよね。

また急激な体重増加や体重減少が問題であって、数値自体が問題ではありません。

カウプ指数だけでなく、母子手帳にも記載されているパーセンタイル曲線を確認し成長の前後も考慮する必要があるのです。

パーセンタイル曲線とは

パーセンタイル曲線とは、厚生労働省が「乳幼児身体発育調査」の結果を元に、全国の乳幼児の発育調査データからつくられた成長推移グラフです。

調査は10年ごとに行われており、最新では平成22年の調査結果に基づいています。

このパーセンタイル曲線は、「100人の赤ちゃんがいたとして小さい順に並べた時に何番目になるか」を表したものです。

パーセンタイル曲線で、こどもの身長や体重が同じ月齢の子どもの中でどの程度なのか、その成長を比べることができます。

母子手帳に記載されているので、是非記入してみてみましょう。

以下の表は身長・体重別に具体的な数値を表にしました。

月齢 男児 女児
身長(cm) 体重(kg) 身長(cm) 体重(kg)
0ヶ月 44.0~52.6 2.10~3.76 44.0~52.0 2.13~3.67
1ヶ月 48.7~57.4 3.00~5.17 48.1~56.4 2.90~4.84
2ヶ月 50.9~59.6 3.53~5.96 50.0~58.4 3.39~5.54
3ヶ月 54.5~63.2 4.41~7.18 53.3~61.7 4.19~6.67
4ヶ月 57.5~66.1 5.12~8.07 56.0~64.5 4.84~7.53
5ヶ月 59.9~68.5 5.67~8.72 58.2~66.8 5.35~8.18
6ヶ月 61.9~70.4 6.10~9.20 60.1~68.7 5.74~8.67
7ヶ月 63.6~72.1 6.44~9.57 61.7~70.4 6.06~9.05
8ヶ月 65.0~73.6 6.73~9.87 63.1~71.9 6.32~9.37
9ヶ月 66.3~75.0 6.96~10.14 64.4~73.2 6.53~9.63
10ヶ月 67.4~76.2 7.16~10.37 65.5~74.5 6.71~9.85
11ヶ月 68.4~77.4 7.34~10.59 66.5~75.6 6.86~10.06
1歳 69.4~78.5 7.51~10.82 67.4~76.7 7.02~10.27
1歳1ヶ月 70.3~79.6 7.68~11.04 68.3~77.8 7.16~10.48
1歳2ヶ月 71.2~80.6 7.85~11.28 69.3~78.9 7.31~10.69
1歳3ヶ月 72.1~81.7 8.02~11.51 70.2~79.9 7.46~10.90
1歳4ヶ月 73.0~82.8 8.19~11.75 71.2~81.0 7.61~11.12
1歳5ヶ月 73.9~83.8 8.36~11.98 72.1~82.1 7.75~11.33
1歳6ヵ月 74.8~84.8 8.53~12.23 73.0~83.2 7.90~11.55
1歳7ヶ月 75.6~85.9 8.70~12.47 73.9~84.2 8.05~11.77
1歳8ヶ月 76.5~86.9 8.86~12.71 74.8~85.3 8.20~11.99
1歳9カ月 77.3~87.9 9.03~12.96 75.7~86.3 8.34~12.21
1歳10ヶ月 78.1~88.8 9.19~13.20 6.6~87.4 8.49~12.44
1歳11ヶ月 78.9~89.8 9.36~13.45 77.5~88.4 8.64~12.67
2歳 79.7~90.7 9.52~13.69 78.3~89.4 8.78~12.90

パーセンタイル曲線では、数値内に収まっているかどうかよりも、成長の推移が重要視されます。

急激な成長の増減よりカーブを描くように成長していくことが大切なのです。

乳幼児に必要なカロリー

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乳幼児では基本的に1日に以下のカロリーが必要になります。

必要なエネルギー量は赤ちゃん個人によっては異なりますが、目安として不足し過ぎていないか、過剰になっていないかの参考にしてください。

乳幼児の推定必要エネルギー量

月齢 0~5ヵ月 6~8ヵ月 9~11ヵ月
性別 男児 女児 男児 女児 男児 女児
推定エネルギー必要量(kcal/日) 550 500 650 600 700 650

満1歳~2歳

男子 女子
推定エネルギー必要量
(kcal/日)
950 900

生後6ヵ月までは基本的に栄養のほとんどをミルクや母乳から摂取しています。

離乳食が始まると少しずつ食べ物からも栄養を摂取するようになり、ミルクや母乳の量が減っていきます。

離乳食の進み具合や日中の活動量に応じて、赤ちゃん一人一人の成長に応じて、ミルクの量を調節する必要があるのです。

欲しがっているから、過剰にあげる事が無いように注意しましょう。

寝る前のミルクを止める3つの方法

寝る前のミルクを急にやめると赤ちゃんの中には不満に思う子やストレスを感じる子もいます。

赤ちゃん一人一人によってなぜ寝る前にミルクを飲むのか理由がきっと違うはずです。

①寝る前のミルクの量を徐々に減らす
②ミルクではないものを飲む。
③ミルクを飲む時間を変える

寝る前のミルクを止めるときには上記のような工夫をしてみましょう。

寝る前のミルクの量を徐々に減らす

寝る前のミルクを急に止められないときにはミルクの量を少しずつ減らしていくようにしましょう。

少しずつ減らしていくことで最終的にはミルクの量をゼロにすることができるでしょう。

急には止められない子にオススメです。

ミルクではないものを飲む

虫歯が気になって寝る前のミルクを止めようとしている場合かつ赤ちゃん自身がミルクではなくても良い場合には、ミルクではなく麦茶など虫歯になりにくいものなどを飲むようにします。

麦茶や左右など糖分を含まないものであれば歯を磨いた後でも飲むことができますし歯磨きの習慣がまだない子であっても安心して飲むことができます。

ミルクを飲む時間を変える

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寝る前にミルクを飲む習慣ができているためミルクを飲む時間を少しずつ早めてみましょう。

寝る前のミルクの時間を少しずつずらすことで寝る前に飲むことがなくなると言う方法です。

慣れてきたらミルク自体を止めることもできるでしょう。

寝る前のミルクを止めるときには上記のような方法で徐々にでも少しずつ行うことで子供もママもストレスができるだけ少ないように変化していくことが大切です。

また変化をしていくときはママにとってストレス、子供にとってストレスでもあります。

うまくいかないときにはステップダウンして寝る前のミルクを復活させるなど臨機応変にしていきましょう

どうしても寝る前のミルクが止められない時は?

赤ちゃんによっては寝る前のミルクを欲しがって止められないことがあります。

どうしても寝る前のミルクを止めなければいけない時以外は、無理に止める必要もありません。

虫歯が不安なときには、

①飲んだ後に必ず歯磨きをする
②哺乳瓶ではなく、コップやストローなどで飲ませる

上記の2つを守ると虫歯になりにくくなります。

赤ちゃんには大切な入眠儀式

寝る前のミルクをやめると不安に思うのが、赤ちゃんがしっかりと夜眠ってくれるかどうか、ということです。

寝る前にミルクを飲むことでしっかり眠ってくれている赤ちゃんの場合はミルクの代わりに他の方法の入眠儀式を作るようにしましょう。

入眠儀式にはどのようなものがあるのでしょうか?

①絵本
②手遊び歌
③子守唄
④背中やお尻、お腹などをトントンする
⑤音楽をかける

入眠儀式とは、眠る時間だとお知らせするため、眠りに付くための習慣です。

毎日繰り返し行うことで、赤ちゃん自身が眠りに付きやすくなるのです。

入眠儀式は、毎日の習慣になります。

抱っこやおんぶ、ミルクや沿い乳など体への負担が大きいもの、ママでないといけないもの、赤ちゃんが癖になるとよくないものは避けるようにしましょう。

哺乳瓶の使用はいつまで?

ミルクと同様に哺乳瓶の使用は何歳まで良いのかと言う点でもママ達は悩むことが多いかと思います。

哺乳瓶の使用は子供にもよりますが1歳~1歳半までの使用が良いとされています。

その理由としては

①哺乳瓶の使用は虫歯になる可能性がある
②哺乳瓶を長期的に使用すると習慣として定着してしまう
③長期的な哺乳瓶の使用が歯並びに影響する可能性がある

が挙げられます。

哺乳瓶の使用は虫歯になる可能性がある

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乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすいものです。

哺乳瓶でミルクを飲むとミルクが口の中に留まりやすいためコップやストローで飲むよりも虫歯になる可能性が高くなってしまうのです。

特に前歯に溜まりやすく、睡眠中は唾液の分泌が減るため、前歯に溜まったミルクを流すことが出来ません。

寝かしつけ時に哺乳瓶でミルクを与えていると前歯を中心に虫歯になり、この虫歯を「哺乳瓶う蝕(うしょく)」と呼びます。

哺乳瓶を長期的に使用すると習慣として定着してしまう

哺乳瓶を長期的に使用する事は習慣としての定着になります。

毎日続けていることが習慣となるのは赤ちゃんも同じです。

赤ちゃんがある程度成長してくると学習し、習慣として定着してしまうのです。

長期的な哺乳瓶の使用が歯並びに影響する可能性がある

哺乳瓶と母乳を飲む時の大きな違いは、赤ちゃんの舌の動きです。

哺乳瓶から飲む時は、赤ちゃんは舌を下あごに付けるようにして動かして飲みます。

母乳を飲む時には赤ちゃんは舌を上あごに付けるように動かして飲みます。

正常な舌の位置は上あごにつく状態です。

ですが、哺乳瓶を使用している赤ちゃんは下あごに舌を付ける動作が多いので自然と舌の位置もそのようになっていきます。

すると上あごの発育に影響がでるために、歯並びに影響がでることがあるのです。

必ずしも影響がでるわけではありませんが、可能性があるということを知っておきましょう。

フォローアップミルクとは?

フォローアップミルクは離乳食などの食事からでは不足する分の栄養を補うための粉ミルクです。

開始月齢は各メーカーによって異なるので、赤ちゃんに合ったものを選ぶようにしましょう。

フォローアップミルクを飲ませる必要性

フォローアップミルクは、不足する栄養を補うためなので赤ちゃんに必ず飲ませなくてはいけないものではありません。

①離乳食の進みが遅い
②離乳食は食べるが、母乳やミルクの量が足りない
③離乳食での好き嫌いが多く、栄養が不足している、偏っている

上記にあてはまるようであれば、ミルクからフォローアップミルクに切り替えたり、母乳以外にたして利用するのも良いでしょう。

卒ミルクの目安

赤ちゃん自身がしっかりと食事ができていると考え始めるのがミルクを止めることです。

ですがミルクを止めると栄養は足りているのかなど不安に思うこともあるでしょう。

ミルクをやめても良い目安を参考にしてみてください。

①離乳食を朝・昼・晩しっかりと食べられるようになった
②哺乳瓶以外で水分の補給ができるようになった
③成長が順調である

反対に、離乳食をしっかい食べられない、哺乳瓶でしか飲み物が飲めない内は止めておきましょう。

成長に関しては、パーセンタイル曲線やカウプ指数を見ながら、体重増加が好ましくないときにはミルクをやめるべきではないことがあります。

成長には個人差があり、ママだけで判断するのが難しい場合には、掛かり付けの小児科や保健師と相談してからにしましょう。

まとめ

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赤ちゃんの寝る前のミルクは、1歳前後に止めるママ達が多くいます。

その理由としては、歯が生え揃い虫歯になる可能性があること、ある程度しっかり食事から栄養を取れるようになるためミルクは栄養的にみて必要ではなくなるからです。

とはいえ今まで寝る前にミルクを飲んでいたのを急にやめると赤ちゃんによっては泣いたり嫌がったりすることもあります。

ミルクの量を少しずつに減らしたり、飲むものを白湯や麦茶などに変えたりして少しずつ変えていくようにするのが良いでしょう。

またどうしても止められない時には、歯磨きを徹底するようにしましょう。

またそれと同時に赤ちゃんのミルクの止め時についても、1歳を目安にしているようです。

赤ちゃんのミルクの量や止め時は、赤ちゃん自身がしっかり食事をとれているか、水分補給ができているか、成長が順調かなどを目安に考えるようしましょう。

赤ちゃんは一人一人違います。

この月齢になったから、ではなく、赤ちゃん自身をみて判断していきましょう。