赤ちゃんの耳垢がたくさん!耳垢掃除の必要性や頻度は?耳鼻科には行くべき?

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赤ちゃんの様子を見ていると、あるとき突然ポロっと大きな耳垢が出てきて、驚いたことのあるママもいるのではないでしょうか。

でも、自分で赤ちゃんの耳垢掃除をするのは「もしも耳の中を傷つけてしまったら」と思うと少し怖くもありますよね。

また、そもそも耳垢掃除はどのくらいの頻度でする必要があるのかなど、わからないことが多いと思います。

今回は赤ちゃんの耳垢について、大きく分けて以下3点を紹介します。

  • 赤ちゃんの耳垢掃除の必要性
  • 赤ちゃんの耳垢掃除の頻度と方法
  • どんなときに耳鼻科に相談すると良いか

赤ちゃんの耳垢掃除は、誤った方法で行うと耳を傷つけてしまったり耳の病気につながる場合もあります。

耳垢掃除について正しい知識を得て、必要に応じて耳鼻科にも頼りながら、赤ちゃんの耳のトラブルに対応しましょう。

赤ちゃんの耳垢がたくさんあるけど掃除って必要?耳垢の種類と耳垢掃除の必要性

赤ちゃんの耳をふと覗くと、たくさん耳垢があるのが見えてびっくりした経験はありませんか。

あるいは、目立った耳垢はないけれど、清潔のために定期的に耳垢掃除をしたほうが良いのではと考えているママもいると思います。

赤ちゃんの耳垢にはどんな種類があるのでしょうか。

そして、それらの耳垢はそもそも掃除をする必要があるのでしょうか。

赤ちゃんの耳垢の種類

赤ちゃんに限らず一般的に耳垢には、乾燥した耳垢である「乾性耳垢」と、湿った耳垢の「湿性耳垢」の2種類があります。

また、生まれて間もない赤ちゃん特有の症状で、黒い塊のような耳垢が出ることがあります。

この全部で3種類の耳垢について簡単に解説します。

日本人に最も多いタイプのカサカサに乾いた「乾性耳垢」

日本人の約7割が、カサカサに乾燥した乾性耳垢を持つと言われています。

乾性耳垢は、日常生活を送っていると自然にポロっと出てくることが多いため、耳垢掃除はほとんど必要ないとも言われています。

耳垢腺の多い人にみられるベトベトした「湿性耳垢」

乾性耳垢の人に比べて、耳垢腺が多い人にはベトベトと湿った湿性耳垢が出る人もいます。

これは生まれつきの体質で決まるもので、湿性耳垢の場合は定期的に簡単な耳掃除が必要と言われています。

また、赤ちゃんの場合、生まれてしばらくは湿性耳垢が出ることがよくあります。

これは、赤ちゃんは新陳代謝が活発なことや、ミルクやよだれなどが耳に入り込みやすいことが原因です。

よって、赤ちゃんのときは湿性耳垢でも、幼児、児童へと成長する過程で乾性耳垢になっていく子が多いと言います。

新生児にみられる黒い塊のような耳垢

生まれて間もない赤ちゃんの耳掃除をはじめて行うと、黒い塊のような耳垢が出ることがあります。

これは、赤ちゃんが生まれる前のママのお腹の中にいた頃から溜まった耳垢が乾燥して固まって出てくるものです。

よって、頻繁にみられない限り、特に心配する必要はないと言われています。

赤ちゃんの耳垢掃除の必要性

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まず、大人の日本人の多くは、耳垢掃除をしなくても自然と耳垢が取れることが多い乾性耳垢が一般的なため、本来はあまり耳垢掃除をする必要はありません。

しかし、赤ちゃんや子どもについては、新陳代謝が活発なことや、ミルクやよだれが耳に入り込んでしまうことで湿性耳垢が出やすいため、定期的な耳垢掃除が必要と考える耳鼻科医が多いようです。

医師によっては、赤ちゃんの耳垢掃除を間違った方法で行うと耳の中を傷つけたり、耳垢を耳の奥に押し込んでしまうなどトラブルの原因にもなるため、自宅での耳垢掃除を不要と考える人もいます。

耳垢がどうしても気になる場合は耳鼻科で掃除をしてもらうようにし、自宅では、耳垢掃除と言うよりは、耳の入口付近を簡単に拭くなどのケアを行うだけでも良いという考え方もあります。

参考

医療法人梅華会グループ / 解説 耳・鼻・のど・そのほかの耳鼻科の病気 / 耳の病気 / 耳垢

医療法人立石医院 \ 耳鼻科の耳掃除

赤ちゃんの耳垢掃除はいつから始める?頻度は?耳垢掃除を自宅で行う方法

赤ちゃんの耳垢掃除の必要性については、上の項目で説明したように専門医でも多少意見が分かれますが、簡単な耳の入り口付近のケアという意味での耳垢掃除は自宅でも行うと良いでしょう。

では、赤ちゃんの耳垢掃除は生後いつ頃から始めて、どのくらいの頻度で行えば良いのでしょうか。

あわせて、安全に耳垢掃除を行う方法についても解説します。

赤ちゃんの耳垢掃除は生後いつから行うと良いか

赤ちゃんの耳垢掃除は生後いつから必要といった決まりはありません。

耳の奥のほうの耳垢を取ろうとするのは、耳を傷つける可能性がありますし、耳垢は乾燥すれば自然と取れるため、生後間もない赤ちゃんにはおすすめできません。

耳の入り口付近の汚れを簡単に拭き取る耳掃除であれば、生後1~2週間頃から始めても問題ないでしょう。

特に新生児期の赤ちゃんは、それまで羊水の中にいたことや、新陳代謝が活発なことから、耳の入り口付近に湿った耳垢がついていることは良くあるようです。

赤ちゃんの耳垢掃除の頻度はどのくらいが適切か

耳垢掃除の頻度は、だいたい1週間に1回程度で良いと言われています。

ただし、耳垢の出る量や耳垢がたまる頻度は人によって違いますので、適切な頻度も人によって異なります。

あまり耳垢が気にならないようであれば、無理に1週間に1回も行う必要はないでしょう。

反対に、湿った耳垢が多く出たり、耳の匂いが気になる場合は、少し頻度をあげるか、一度耳鼻科でプロに診察と合わせて耳掃除をお願いしてみても良いのではないでしょうか。

赤ちゃんの耳垢掃除を自宅で行う方法

赤ちゃんの耳垢掃除は、お風呂上りなど皮膚がふやけているときが適しています。

ガーゼや赤ちゃん用の綿棒を使って、耳の周囲の汚れや、耳の入り口付近の耳垢をやさしく拭き取りましょう。

赤ちゃんの耳の奥を傷つけないように、耳の入り口から1cm以内を目安に掃除をしてください。

綿棒の先にベビーオイルなどを塗って耳掃除をするのも、汚れがとりやすくておすすめです。

赤ちゃんが急に動いて耳の奥に綿棒などを入れてしまわないように、赤ちゃんの頭はしっかりとおさえて掃除をしてください。

また、ママにとっては、少し耳掃除をしただけのつもりでも、赤ちゃんの耳を傷つけてしまっている場合もありますので、赤ちゃんの耳は十分に気をつけてやさしく触るようにしましょう。

参考 はやかわこどもクリニック / 赤ちゃんの耳掃除

赤ちゃんの耳垢について耳鼻科に相談するのはどんなときが良いの?

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耳垢について気になることがあれば耳鼻科に相談をするのが一番ですが、どの程度の症状で耳鼻科に行くべきか迷いますよね。

「耳垢が取れない…」程度のことでお医者さんに相談して良いのかと不安になる方も多いでしょう。

耳の状態が健康かどうかはとてもわかりづらいですし、赤ちゃんなど乳幼児期は耳のトラブルが多いため、基本的には、少しでも気になることがあれば耳鼻科に相談してみると良いでしょう。

以下に、こんなときは耳鼻科に行ってみると良い、という例を5つ紹介します。

1. 耳垢が見えるけれど上手く取れないなど、耳鼻科で耳垢掃除をして欲しいとき

耳垢掃除だけしてもらうために耳鼻科に行っても良いのだろうか…と迷う方もいると思いますが、耳垢掃除も耳鼻科の大事な仕事の一つです。

耳垢が見えるけれど取れないというときはもちろんですし、特に耳垢が気になっていなくても、半年に一度など、定期的に耳垢掃除を耳鼻科でお願いするのも耳の健康にとっては良いことでしょう。

特に小さな赤ちゃんは自分で耳の異常を訴えることができませんが、耳鼻科のトラブルが多い時期にあたりますので、耳垢掃除ついでに定期的に耳鼻科を受診することで、トラブルの早期発見にもつながります。

2. 湿った耳垢が頻繁に出る、臭いが強いなど耳垢の状態が気になるとき

耳垢の状態が気になる場合は、一度耳鼻科を受診して外耳炎や中耳炎などにかかっていないか見てもらうと良いでしょう。

赤ちゃんは耳垢が湿っていることや、湿っているが故に多少臭いが気になることもありますが、月齢を重ねるにつれて乾燥した大人に近い耳垢になっていくことが多いです。

よって、耳垢が異常に感じても発達の過程で問題ないかもしれませんが、万が一の病気の可能性も考えて、一度診察を受けておくとママも安心でしょう。

3. 耳だれ(膿のようなものや粘り気のある液体)が出るとき

耳から湿った耳垢とはまた違う、黄色っぽい膿(うみ)のようなものや、粘り気のある液体が出る場合は、耳だれが出ている可能性があります。

耳だれは、中耳炎や外耳炎など耳が細菌に感染して炎症を起こす疾患にかかっている場合に出るものです。

耳だれがみられた場合は、早めに耳鼻科を受診すると良いでしょう。

4. 赤ちゃんが耳を頻繁に触り、かゆがったり痛がったりしているとき

耳垢の異常や耳だれなど、目に見える症状がない場合でも、赤ちゃんが耳を頻繁に触ったり、かゆがったり痛がったりしている様子が伺える場合は、一度定期健診もかねて耳鼻科に診てもらうと良いでしょう。

例えば、耳垢掃除で耳を傷つけてしまい外耳炎になっている場合、初期症状として耳のかゆみや痛みがあります。

他にも、耳垢がママには見えない耳の奥にたまってしまっており、耳が聞こえづらく異物感があって赤ちゃんが耳を触っている可能性もあります。

5. 赤ちゃんの音への反応・耳の聞こえが悪く、耳をよく触っているとき

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耳のトラブルの一つに、耳垢栓塞(じこうせんそく)と言って、耳垢が奥にたまってしまい耳が塞がれて聞こえづらくなる疾患があります。

耳垢栓塞は、耳垢掃除をせずに耳垢がたまってしまうことや、耳垢掃除をしていても、綿棒で耳垢を奥に押し込んでしまうことなどが原因で起こります。

赤ちゃんが音への反応が悪くなるなど耳が聞こえづらそうなときや、耳が気になってよく触っているときは、耳垢がたまって耳垢栓塞になっている可能性もありますので、耳鼻科の診察を受けるようにしましょう。

参考

医療法人社団いつお会 かさい駅前耳鼻咽喉科「小児の患者さんへ」

ゼクシィBaby / 妊娠情報 > 赤ちゃんの育児> 赤ちゃんの病気> 耳垢栓塞(じこうせんそく)

赤ちゃんの耳垢掃除は無理せずやさしく!耳鼻科にも上手く頼ろう!

赤ちゃんの耳垢は、大人と比べると湿った耳垢が出ることが多く、やさしく綿棒などで拭き取ってあげると良いとされています。

ただし、ほんの少しの刺激でも赤ちゃんの耳を傷つけてしまうことがありますので、自宅での耳垢掃除は無理せずやさしくできる範囲内で行うのが良いでしょう。

赤ちゃんの耳垢について気になる症状があるときや、単純に耳垢掃除をしてもらうためだけでも、定期的に耳鼻科を受診することはおすすめです。

赤ちゃんなど乳幼児期は耳に関するトラブルが発生しやすいので、上手く耳鼻科にも頼りながら赤ちゃんの耳の健康を維持してあげましょう。