三つ葉の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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日本のハーブといってもいい三つ葉は、香りと風味がよい野菜です。

茶碗蒸しやお味噌汁、お吸い物にのせるだけで、料理がワンランクアップしますよね。

添え物や薬味としてよく使われていますが、おひたしやサラダ、和え物などの料理にも使われています。

三つ葉の特徴といえば、なんといってもあの香り。

爽やかさが特徴の香りには、神経を安定させる効果があります。

また、カリウム、カロテンも豊富なので、むくみ防止、高血圧予防、動脈硬化予防の効果も期待できますね。

1年を通してスーパーに並んでいますが、春が旬。

三つ葉にも実はいくつか種類があって、根がついて売られている「根三つ葉」、茎が太くてセロリに似ている「切り三つ葉」、スポンジ状の根がついて販売されている、ハウス栽培の「糸三つ葉」の3種類があります。

旬の季節に売られているのは、糸三つ葉。

三つ葉は、乾燥に弱い野菜で、すぐにしおれて香りがなくなってしまいます。

ここでは、三つ葉の正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介しますので、参考にしてくださいね。

三つ葉はどのくらい日持ちする?賞味期限は1週間!

三つ葉は、長期間保存できる野菜ではありません。

また保存するときは、香りを逃がさないように工夫して保存することが大切です。

まずは購入するときに、時間がたっていないおいしい三つ葉を選びましょう。

購入するときは、まず香りのチェック!

三つ葉は時間がたつごとに香りが落ちるので、爽やかな香りが強いものを購入します。

葉の緑が鮮やかで、色が濃くて、葉先までピンとたっている三つ葉が新鮮。

葉と茎がみずみずしくて、ハリがあるものを選びましょう。

三つ葉は、傷んでくると葉先が黄色く変色しますので、色が変わっているものは避けたほうがいいですね。

三つ葉の保存方法!

三つ葉は乾燥すると香りが落ちます。

保存するときは、乾燥させないように保存することが大切。

三つ葉の正しい保存方法を紹介します。

三つ葉の正しい冷凍保存方法

葉の色が変わりやすい三つ葉は、新鮮なうちに冷凍しておくと使うときに便利。

冷凍するときはざく切り、もしくはみじん切りなど使いやすい大きさに切って、冷凍用の保存袋にいれ、空気を抜いて保存します。

また茎の部分だけを、軽くゆでて保存袋に入れて冷凍保存も可能。

使うときは、スープや茶碗蒸しなど、凍ったまま使います。

三つ葉の冷凍保存での保存期間は1ヶ月です。

三つ葉の正しい冷蔵保存方法

三つ葉は購入して食べきれないときは、冷蔵庫で保存します。

本当は、購入してその日に使い切ると香りも味も新鮮なまま楽しむことができるのですが、添え物として使うことが多い三つ葉は、大量に使えないですよね。

そのまま野菜室に入れると、乾燥してすぐにだめになってしまうので、乾燥しないように保存するのが大切。

新聞紙やキッチンペーパーに包んで、ポリ袋に入れると乾燥を防ぐことができます。

温度が低くなりすぎない野菜室に保存するのがいいですね。

また、三つ葉に限らず葉野菜は、立てて保存すると新鮮さを保つことができます。

三つ葉の根元を濡れたキッチンペーパーで包み、上からポリ袋をかぶせて、あいたペットボトルなどに立てて保存すると、葉がしおれることなくみずみずしいまま保存が可能。

工夫して保存すると、冷蔵庫で1週間くらいは保存することができます。

しおれる前に使い切るか、冷凍保存、作り置きおかずに使ってもいいですね。

ワンポイントアドバイス

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三つ葉の命といえば、なんといっても爽やかな香り。

この香りが料理に彩りを与えてくれます。

乾燥すると、この香りがなくなってしまうので、保存するときは乾燥しないように新聞紙の上からポリ袋で包んで、保存してください。

このケアをすることで、そのまま入れた場合とでは、まったく新鮮さが違います。

また、立てて保存すると長持ちするのでおすすめ

すぐに使わない場合は、三つ葉の色が鮮やかなうちに冷凍保存してください。

冷凍しておいた三つ葉を使った3つのメニュー

冷凍した三つ葉は、解凍せずに凍ったまま使います。

その点では、サラダなどではなくスープや加熱調理に使ったほうがいいですね。

冷凍三つ葉のおすすめメニューを、紹介します。

茶碗蒸し

茶碗蒸しは色々な具を自分好みで入れることができるので、アレンジがきくメニューですね。

茶碗蒸しには三つ葉が欠かせません。

【材料】

卵 3個
鶏のささみ 3本
干ししいたけ 4個
ぎんなん 15個
三つ葉 適量
かまぼこ 適量
梅麩 適量
だし540cc

① ささみは筋を取って薄いそぎ切りにしてください。

しいたけはもどして2mmの厚さに切って、しょうゆ小さじ1で下味をつけます。

ぎんなんは鬼皮をとってゆでて甘皮をむきます。

かまぼこは10cmの長さに細切りして結びます。

三つ葉はざく切りにして冷凍したものを凍ったまま使います。

② ボールに卵を入れてほぐし、酒大さじ1/2、塩小さじ1、しょうゆ小さじ1で調味します。さましただしをまぜて滑らかにこします。

③ 茶碗蒸し用の茶碗に、ささみ、しいたけを入れて②を八分目まで注ぎます。

蒸し器に並べて、布巾をかけ蓋をして、最初の1分は強火、弱火で10分蒸します。

④ 固まり始めたら、かまぼこ、銀杏、梅麩を乗せて卵汁を注いで2~3分蒸します。

火を止め三つ葉をいれ出来上がり。

親子丼

どんぶりものには欠かせない三つ葉。

みんなに人気のメニューです。

【材料】

ごはん 4人分
鶏もも肉 1枚
卵 4個
たまねぎ 2個
生しいたけ 4個
にんじん 1/2個
三つ葉 1束

★ だし4カップ
★ 醤油 大さじ5
★ みりん 大さじ4
★ 砂糖大さじ1.5

① 鶏肉は脂肪を取り除いて、一口大のそぎ切り煮します。

たまねぎとしいたけは薄切りにします。

にんじんは千切り、三つ葉はざく切りにして冷凍したものを使います。

② 鍋にたまねぎを敷いて、鶏肉としいたけ、にんじんを入れて★をあわせた煮汁をかけて火にかけます。

③ 鶏肉に火が通ったら、卵を割りほぐしてまわしいれて蓋をしてさっと煮ます。

半熟状態になったら、三つ葉を散らして火からおろして蒸らして、ごはんにのせて出来上がり。

しいたけとささみのすまし汁

上品に仕上がった、おいしいすまし汁です。

【材料】

鶏ささみ 4本
生しいたけ 4個
だし 3カップ
冷凍三つ葉 1/3パック分

① ささみは筋を取り除いてそぎ切りにして、塩少々、酒小さじ1を絡めて下味をつけます。

片栗粉少々をまぶして熱湯に入れて1~2分湯がきます。

湯がいたら水にとります。

② しいたけは石づきをとってさっと湯がきます。

三つ葉は冷凍したものを使います。

③ 鍋にだしを暖めて、ささみとしいたけを入れて暖める程度に煮ます。

④ ③の実だけ取り出しておわんに入れます。

汁は塩と醤油、小さじ3/4で調味してすぐに火を止めます。

お椀に汁を入れて三つ葉をのせて出来上がり。

三つ葉の作り置きメニュー

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三つ葉は傷みやすいので、色鮮やかで香りがある新鮮なうちに、作り置きメニューを作って保存するのもいいですね。

おすすめの三つ葉の作り置きメニューを紹介します。

三つ葉の和え物

胃にもやさしいおいしくさっぱりと食べられる、三つ葉の和え物です。

【材料】

三つ葉 1束
かまぼこ 半分
ポン酢 大さじ2

① 三つ葉は2~3cmにざく切り煮します。

かまぼこはいちょう切りにします。

② 三つ葉はさっと湯がきます。

③ 三つ葉とかまぼこ、ぽんずをあえて出来上がり。

三つ葉のサラダ

混ぜるだけで簡単に出炒るサラダです。

【材料】

三つ葉 2束
ツナ缶 1缶
めんつゆ 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2

のり 適量

① 三つ葉は洗って、食べやすい大きさに切ります。

② ツナ缶は汁を切って使います。

③ のり以外の全部の材料を入れて、のりを手で握ってぱらぱらかけて出来上がり。

まとめ

三つ葉の正しい保存方法と、消費期限、おすすめのメニューを紹介しました。

香りが特徴的な食材なので、香りを逃さずに保存するのが大切。

また、傷みだすと黄色く変色するので、変色する前に冷凍保存するのもいいですね。

三つ葉は、添え物なので料理のレパートリーに悩むことが多いのではないでしょうか?

作り置きメニューも紹介したので、作ってみてくださいね。