妊婦の盲腸は危険?妊娠中の急性虫垂炎の症状や影響と3つのポイント

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妊婦の盲腸は危険?妊娠中の急性虫垂炎の症状や影響と3つのポイント

よく耳にする「盲腸」、正式には「虫垂炎」と言います。

妊娠中でも盲腸になる可能性はゼロではありません。

むしろ、妊娠期間を通して起こりうる病気です。

妊娠中に盲腸になり、手術を乗り越え出産をしたというママも少なくないのです。

しかし、妊娠中に盲腸になってしまうととても厄介と言えます。

  • 妊婦は盲腸になっても気づかない事も?!
  • 特に妊婦は早期手術が必要?
  • 盲腸って予防できるの?

妊娠中の盲腸のリスクや危険性についてまとめています。

是非参考になさってください。

妊婦は盲腸に気づきにくい?

実は盲腸の症状は、妊娠中特有の症状と似ている所がありどうしても発見が遅れてしまう事があります。

盲腸の主な症状は?

盲腸の初期症状は、腹痛・吐き気・発熱・嘔吐・食欲不振。

主にこの5つです。

一般的に、急に腹痛に襲われ、続いて発熱や食欲不振などの症状が多く見られます。

盲腸は一般的な腹痛と違い、時間が経っても治まる事はほとんどありません。

妊娠特有の症状との判断が難しい

妊婦さんには特有の症状「悪阻」があります。

悪阻のひどい妊婦さんだと、盲腸の症状は悪阻と勘違いして見過ごしてしまう事も多いのです。

血液検査であれば盲腸が発症しているかどうかを調べる事ができます。

血液中の白血球の数で判断するのですが、盲腸を発症している時と同様に妊娠中も白血球が増加している為に判断が難しくなるのです。

盲腸は右下腹部が痛みますが、妊娠中は大きくなった子宮の影響で盲腸の位置も変わるため、通常よりも高い位置に痛みが現れます。

そのため、盲腸と考える妊婦さんは少ないようです。

悪化してしまうと母体への影響がある

妊娠中はどうしても盲腸の症状に気づきにくいです。

しかし、盲腸の発見が遅くなり、すでに悪化してしまっている状態だと母体への影響が心配されます。

一般的に盲腸で死亡するケースはほぼありませんが、妊婦さんが盲腸になった場合は死亡率が少し高くなります。

これは盲腸の発見が遅くなり、手術の遅れが生じてしまった事が原因と言えます。

盲腸は放置すると悪化して破れたり、腹膜炎を起こして敗血症に至ることもあるのです。

腹痛や発熱が何か少しでもいつもと違うなと感じた場合には、迷わずに病院を受診し、きちんと診断してもらうようにしましょう。

妊娠中は、妊娠前よりも自分の体の変化に敏感になりましょう。

「これくらい大丈夫かな?」と見過ごさずに、

「少しいつもと違うかも?何か違和感があるな。」

と思った時には、すぐにかかりつけの病院を受診することをオススメします。

妊娠中の盲腸は早期手術が必要

妊婦が盲腸になってしまった場合、一番大切なのは「早期発見、早期手術」です。

発見が遅れてしまうと全てに遅れがでてしまい、母体はもちろん胎児にも影響を及ぼす事も。

妊婦さんは薬での対処ができない

妊娠中は、市販の薬はもちろんですが、病院で処方される薬でも服用できない物が多くあります。

盲腸の際に使用する抗菌薬も妊婦さんは服用できない物が多く、基本的には開腹手術で虫垂切除を行う事になります。

手術が遅れると早産や流産のリスクも

盲腸の発見が遅れ、悪化して腹膜炎を起こしてしまっている場合には一大事です。

炎症が赤ちゃんを育てている子宮にまで達してしまっていた場合、流産や早産のリスクが高くなってしまいます。

そうなる事を避ける為にも「早期発見、早期手術」がとても大切なのです。

盲腸の予防方法

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盲腸は予防する事ができるのでしょうか?

少しでも何か対策があるのであれば実践しておきたいところですね。

ここでは2つの予防法を紹介します。

1.便秘改善

便秘の対策をする事は、盲腸の予防に繋がると言えます。

便秘は腸の中に便が長い間留まってしまう状態です。

その状態が続くと、「糞石」という便が固まったものができて、虫垂の入り口を塞いでしまうのです。

実際に盲腸になった方は糞石が多く見られています。

便秘対策をする事で必ず盲腸にならないという訳ではありませんが、便秘の方は盲腸になるリスクが高くなりますので要注意です。

2.生活習慣を見直す

暴飲暴食、運動不足なども便秘の原因に繋がります。

偏った食事は避けましょう。

まずは一日三食、野菜や栄養バランスの整った食事を心がけてください。

運動不足だと感じる方は、毎日の生活の中で体を動かす時間を少しずつ増やしてみましょう。

エレベーターではなく階段を使ってみたり、通勤で徒歩の時間を増やしてみたり、できるだけ毎日続けられる事が良いですね。

ただし、切迫早産の人などは運動を禁止されていることもあるので、必ず医師の指示に従って下さい。

少しずつ自分の生活習慣を見直していきましょう。

ただ、自分の体調が優れない時には無理をしないでくださいね。

妊娠中は疲れやすくなっています。無理のない程度に体を動かしましょう。

妊婦さんにおすすめの運動法は、妊娠後期の運動はどのくらいしてもいい?室内で出来る運動不足解消法3選 の記事で紹介しています。

まとめ

妊娠中はただでさえ不安な事が多いですが、そんな中、盲腸という病気になってしまうと不安も倍増です。

『手術をする事で、お腹の赤ちゃんは本当に何も影響はないの?』

『私のせいでお腹の赤ちゃんに何かあったらどうしよう・・・。』

と心配になるお母さんも多いでしょう。

しかし盲腸になっても、元気な赤ちゃんを産んだお母さんはたくさんいます。

急性虫垂炎は数ある病気の中でも比較的、怖くない病気です。

盲腸になってしまったお母さんはとても不安かと思いますが、お腹で元気に育っている赤ちゃんの為にも、手術を乗り越えましょう。

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