授乳中は麦茶を飲んでも大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やおすすめ飲み方

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授乳中は麦茶を飲んでも大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やおすすめ飲み方

授乳中の女性は食べ物はもちろん、飲み物にも気をつかうもの。

その最大の理由はカフェイン。

麦茶はカフェイン・ゼロ飲料なので安心して飲めます。

でも、実は注意点が2つあります。

この記事では

・授乳中でも麦茶を飲んでOKな理由(カフェインなし、手軽で安価、水分補給に最適)
・飲む時の2つの注意点(栄養価ゼロ&冷たい麦茶はNG)
・おすすめの飲み方は丸粒麦茶のお湯だし

この3点を紹介しています。では、詳しくみてみましょう。

授乳中でも麦茶を飲んでOKな理由

授乳中は、母乳の量や質が気になるもの。

食べ物・飲み物に注意し、乳腺が詰まったり母乳の出が悪くなるのを防ごうとします。

麦茶はそんな心配なし!

ゴクゴク飲んでも大丈夫な理由は次の3つです。

カフェイン、タンニン、アレルギー物質が含まれていない

麦茶の最大の特徴は、カフェインやタンニンが含まれていないこと!

カフェインやタンニンは渋みや苦味の成分で、特有の風味を生み出してくれます。

しかし、赤ちゃんの体には負担になる成分。

授乳中はできるだけ避けたいもの。

麦茶にはカフェインもタンニンも含まれていないので、授乳中でも安心!

さらに、麦茶の原料は大麦。食物アレルギー症状を引き起こす主な食品に含まれていません。

麦茶は誰でも飲める体に優しい飲み物です。

麦茶は、ノンカフェイン、ノンカロリー、ノンシュガーで、かつ、保存料、甘味料等の添加物は通常は含まれていませんので、赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲める自然飲料です。

(引用元:全国麦茶工業共同組合

ただし、ペットボトルで売られている一部には、飲みやすさや嗜好性を高めるために「混合茶」にしている商品があります。

緑茶やウーロン茶が混ぜられていると、カフェイン・ゼロではありません。

購入するときに「麦茶かどうか」必ず確認してください。

手軽で安価に飲める

麦茶はとても安価です。

<参考商品>健康ミネラル麦茶ティーバッグ16袋/伊藤園

水出し・お湯だしOKのティーバッグ(16袋入り)で260円(税別)

コストパフォーマンスが良くなければ、飲み続けることはできません。

飲み方も、

・水にティーバッグを入れて1~2時間待つ
・沸騰させたお湯にティーバッグを入れて10~15分ほど待つ
・やかんなどで、10~15分煮出す

こうした方法があります。気分や好みで飲み方を変えられます。

他にも、水やお湯に溶かして飲む粉末状の麦茶(1杯分ずつパックした商品)やペットボトルの商品など、形態も多種多様!

ライフスタイルに合ったものを安価に買えるので、麦茶は赤ちゃんの世話で忙しい授乳中の女性に嬉しい飲み物です。

水分補給に最適

授乳中の女性は母乳を出す分、水分が多く必要です。

通常時よりも水分を沢山摂るには、飽きずに飲み続けられる飲み物が欠かせません。

麦茶は、クセがなく、余計なカロリーや塩分ゼロで、ほんのり味がある。

こうした特徴があって、水分補給に最適です。

麦茶を飲む時の2つの注意点

体にもサイフにも嬉しい麦茶ですが、授乳中の女性は次の2点に注意しましょう。

栄養価はほぼゼロ

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麦茶は飲みやすいのですが、それは栄養価がほとんどゼロだから。

甘味や旨味の元になる炭水化物や脂質が含まれていないのです。

余分な糖分や塩分を摂らない安心感は「栄養源にならない」ということ。

なお、一部「ミネラル豊富!」と言われている商品があります。

これはリンやマンガン、ナトリウムをほんの少しプラスしているもの。

確かにプラスされていますが、1日に成人が摂取したい量と比較すると微々たる量。

麦茶でミネラル分をしっかり摂れる訳ではありません。

栄養素は食事でしっかり摂りましょう。

冷たい麦茶はNG

特に注意したいのは夏!

暑い夏は、ついつい、キンキンに冷えた飲み物を飲みたくなります。

ただし、冷たい飲み物は内臓を直接冷やしてしまうもの。

内臓が冷えると胃腸の消化・吸収能力が低下。

さらに、体が冷えると血行が悪くなって、母乳の出る量が減ってしまいます。

夏も常温より冷たい麦茶は極力避け、できるだけ温かい麦茶を飲むようにしましょう。

おすすめの飲み方は「丸粒麦茶のお湯だし」

麦茶といえば、ペットボトルやティーバッグを思い浮かべるでしょう。

それも手軽で便利ですが、おすすめしたいのは丸粒麦茶!

柔らかな甘味と豊かな香りが気持ちを解してくれます。麦茶の香りが楽しめますよ。

作り方は簡単!

スーパーのお茶コーナーで売られている丸粒麦茶を買い、沸騰させたお湯に入れるだけ。

お茶がビールくらいの濃さになればOK。

グツグツ煮出す必要なし。水出しより早く麦茶ができ、優しい香りを楽しみながら飲めます。

ぜひ、試してみてください。

まとめ

麦茶はカフェイン、タンニン、アレルギー物質の心配がない飲み物です。

安価で、手軽に飲める、クセがなくて飲みやすい特徴があります。

ただし、栄養価はゼロ。

また、冷たい麦茶は体を冷やし、母乳の出を悪くします。

おすすめの飲み方は、丸粒麦茶のお湯だし!

温かい麦茶でしっかり水分補給して、おいしい母乳を出しましょう。