妊婦は無気力になりやすい?妊娠中の無気力の原因や影響と3つの対策

スポンサードリンク

妊娠中は普段と体調もいろいろと違いますね。

ホルモンのバランスが大きく変わって、それに伴いだるくなったり体温が上がったりと様々な体の変化が見られます。

妊娠初期はつわりで体調が優れず、中期〜後期はお腹が大きくなってきて動くのが大変になるなど、妊娠中はそれまでと比べて運動不足にもなりがち。

そういった運動不足や胎児の成長により動くのが大変になることで、無気力状態になることもあります。

つわりがひどい方では妊娠初期という早い時期に無気力状態になる妊婦さんも。

このように、無気力はいつでも誰でもなりうる症状なんです。

今回はそういった妊娠中の”無気力”について解説します。

まず妊婦が無気力になる原因を5つご紹介します。

・ホルモンの影響

・運動不足

・妊娠、出産への不安

・妊娠のストレス

・妊娠うつ

妊婦は妊娠前と比べいろいろな体の変化があるので気持ちの問題だけではなく、気力がなくなってしまうのですね。

妊娠中はやる気がありすぎて動きすぎてしまっても困るので、無気力でもゆったりとした日常を過ごせば良いでしょう。

しかしあまりにも気力がない。何もやる気にならずに困る。という妊婦さんもいるでしょう。

次に、無気力な状態をなんとかしたいという妊婦さんにお勧めの対策を3つご紹介します。

・適度な運動

・無理はしない

・気分転換をする

妊娠中の無気力は本人の罪悪感にもつながります。

やる気の出ない自分を責めてしまう前に対策をとって気分転換してみてください。

ホルモンのバランス?妊婦はどうして無気力になるの?

妊娠中は無気力になる妊婦さんが多いです。

冒頭でも述べたように、それには原因がいろいろあります。

妊婦が無気力になる原因を5つご紹介します。

・ホルモンの影響

妊娠するとホルモンのバランスが大きく変わります。

主にHCG(人絨毛生ゴナドトロピン)とプロゲステロン、エストロゲンという3つのホルモンが妊娠の時期によって大きく変化します。

ホルモンのバランスが変化すると体の状態や心の状態も変化します。

体調がすぐれなくなったり、つわりで気持ち悪くなったり、やたらと眠たくなるのもホルモンのバランスが変化したせい。

ホルモンの変化は無気力状態を引き起こすこともあります。

ホルモンのバランスが崩れることでやる気がなくなってしまうのです。

妊娠中のホルモンの変化は必要なことで避けようがありません。

ですので妊娠中の無気力も仕方のないことなのですね。

・運動不足

妊娠中はつわりやお腹が大きくなる、赤ちゃんが心配で運動できないなどの理由でどうしても運動不足になりがちです。

運動不足になるとセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの3つの神経伝達物質の分泌量が減少。

この3つの神経伝達物質が減ることで無気力状態になってしまうのです。

運動不足になる、無気力になる、ますます運動しなくなると負のループに陥ってしまいますので注意が必要です。

・妊娠、出産への不安

特に初めての妊娠だといろいろと不安なことが多いですよね。

出産も初めてでどういうものかわからないし、妊娠中はいつもと体調がも違って不安に思うことも多いでしょう。

心が不安な状態ですと、よくないことばかりを考えてどんどん不安になってしまいます。

不安な気持ちが大きいと何もやる気にならなくて無気力状態になってしまうこともあります。

家事をやりてたくても不安な気持ちが出てきてぼんやりと考え事をしてしまったり、何も手につかなかったり・・・。

あまり考えすぎて不安になるのも良くないので気分転換することが大事ですね。

・妊娠のストレス

妊娠中は体調もいつもと変わり、体も思うように動かずストレスになってしまいますよね。

ホルモンのバランスが崩れているのでいつもは気にならないようなことが気になってしまったり、ちょっとしたことがストレスに感じられたりしてしまいます。

なんてことないことでもイライラして、旦那さんに八つ当たりしてしまったり。

こんなストレスが多い状態では無気力になってしまいますよね。

不安な時と同じように考え事をしてしまったりと、何かとやる気が出ない状態になってしまいます。

妊娠中はなるべくストレスのかからないような生活を送りたいですね。

・妊娠うつ

無気力状態があまりにもひどい、なんにもやる気が起きない日が多い場合は妊娠うつになっている可能性もあります。

妊娠うつとは、涙もろく落ち込みやすくなったり無気力状態が続く、不眠や食欲不振などといった不安定な症状があります。

ストレスや不安感、周りへの不信感がつのることで発症するそう。

無気力状態があまりにも続く時には妊娠うつの可能性があるので医師に相談してみてください。

妊婦の無気力なんとかしたい!無気力状態の3つの対策

妊娠中はいろいろな理由で無気力状態になってしまう妊婦さんが多いです。

無気力状態が続くと家事もやる気にならなくて家のことが片付きませんよね。

いくら妊婦だからといってあまりにも何もしないで寝てばかりいるのも気が引けてしまいます。

でもやる気が起きない!そんな時にお勧めの対策を3つご紹介します。

・適度な運動

スポンサードリンク


運動不足が無気力の原因になることもあります。

体を動かすことで血流が良くなりやる気も出てくるはず。

妊娠中なので激しい運動はNGですが、ウォーキングやストレッチなど無理のない運動をしてみましょう。

軽い運動でも体を動かすことで気分転換にもなり無気力状態から脱することができます。

・無理はしない

何をしてもどうしてもやる気が出ないときは疲れているのかもしれません。

そんなときは無理してやる気を出そうとせずにゆっくり休んでみてください。

お子さんを出産したあとは24時間育児につきっきりになりますので、そうのんびりできる時間はありません。

これも育児への準備の1つと考えて、体の声に任せましょう。

心ゆくまで休めば次第とやる気も湧いてくるはずです。

・気分転換をする

やる気が出ないときは好きな音楽を聞いたり、映画を見るなど自分の好きなことをして気分転換をしましょう。

美味しいお茶を飲むのも良いですし、お散歩するのもお勧めです。

出かけるまでは面倒かもしれませんが、一度出かけてしまえば気分が変わって楽しくなってくるはず。

一度気分が変わればそのあともやる気が湧いてくるでしょう。

妊婦は無気力になりやすい!原因と対策を知って対処しよう

妊娠中はいろいろな原因で無気力になりやすいです。

妊婦が無気力になる原因を5つご紹介しました。

・ホルモンの影響

・運動不足

・妊娠、出産への不安

・妊娠のストレス

・妊娠うつ

妊婦は普段と比べて体が変化しているので無気力になってしまうのはある程度は仕方のないことです。

しかし、あまりにもやる気が出ないと困ってしまいますよね。

そんな時にお勧めの対策を3つご紹介します。

・適度な運動

・無理はしない

・気分転換をする

妊娠中に無気力に陥ってしまったら、この3つの対策を試してみてください。

だんだんと気力が戻ってくるはずです。

無気力状態から脱しても妊娠中はあまり無理しないようにしてくださいね。