妊娠後期の歯医者は胎児に影響する?麻酔や虫歯治療7つの注意点

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妊娠中は病気をした時に気軽に薬も飲めません。

治療法も限られてしまうので、妊娠中は治療できない病気もありますよね。

そのような場合は産後に改めて治療することになるでしょう。

妊娠中に治療しても良いか悩むことの一つに虫歯があります。

普段は虫歯は放っておくとどんどん悪化するので早めに歯医者に行って治療するのが望ましいです。

しかし、妊娠中は妊娠初期などはつわりで体調が悪くて歯医者に行けなかったりして、虫歯が悪化してしまうことも・・・。

なかなか歯医者に行けないまま妊娠後期になってしまった方も多いのではないでしょうか?

妊娠中の歯医者は妊娠中期の安定期に行くのが望ましいとされています。

その理由には

  • 妊娠初期はつわりなどで体調がすぐれない
  • 妊娠後期は出産が近いので体調の変化が心配
  • お腹が大きくなりすぎると歯医者での体勢が辛い

などがあります。

しかし、妊娠中期にも歯医者に行かれないまま妊娠後期になってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

妊娠後期に行ってお腹の赤ちゃんに影響がないか心配ですよね。

妊娠中の歯医者での治療はお腹の赤ちゃんにはほとんど影響のないものですので妊娠後期でも心配ありません。

しかし、妊娠後期に歯医者で治療してもらう場合、7つの注意点があります。

  • 予定日付近は避ける
  • 体調が悪くなったらすぐに言う
  • 妊娠週数を歯医者の予約時に言っておく
  • 体勢が辛くなったら言う
  • 歯の麻酔は心配いらない
  • なるべく楽な体勢で治療してもらう
  • 親知らずの抜歯は避ける

治療する?しない?妊娠後期の虫歯

妊娠後期にできた虫歯や、なかなか治療に行けなかった虫歯がある場合、産後に歯医者に行くべきか今行くべきか悩みますよね。

虫歯の状態にもよりますが、なるべく早く歯医者を受診して治療計画を立てることが大事です。

歯医者さんが、虫歯の進行止め等の処置をして産後まで様子を見ても大丈夫と言う場合もあるでしょうし、すぐにでも治療した方が良いと言う場合もあります。

また、産婦人科のかかりつけ医にも相談しましょう。

自分の妊娠の状態によっても、今治療して良いのかダメなのか変わってくるからです。

自己判断で産後に治療しようと思って先延ばしにしていると、虫歯が進行して最悪抜歯する羽目になります。

私も妊娠中の虫歯の治療を産後でいいやと放置していて、いざ産後になると赤ちゃんのお世話で忙しく歯医者に行けませんでした。

そのまま進行した虫歯は治療のしようがなくなり抜歯する羽目になりました。

そうならないようにもなるべく早く治療することが望ましいです。

産後は本当に赤ちゃんに手が取られて歯医者に行っている時間もありません。

妊娠後期に虫歯?歯医者に行く時の7つの注意点

妊娠後期に歯医者に行く場合はどのようなことに注意したら良いのでしょうか?

妊娠後期に歯医者に行く時の7つの注意点をご紹介します。

予定日付近は避ける

妊娠後期といってもあまりにも予定日の付近は避けましょう。

歯の治療中に産気づいてしまったら大変です。

予定日前1週間くらいになったら歯医者は産後にした方が良いでしょう。

体調が悪くなったらすぐに言う

歯医者では椅子の上に寝かされて長時間同じ体勢でいなくてはいけません。

妊娠後期の大きなお腹で仰向けの状態で長時間いるのは結構大変です。

もし苦しくなったり体調がすぐれなくなったらすぐに歯医者さんに言いましょう。

妊娠週数を歯医者の予約時に言っておく

歯医者に行く時は電話で予約をとることがほとんどだと思いますが、電話予約の時に「妊娠していて◯週です。」と伝えておきましょう。

歯医者によっては妊娠後期だと治療を受け付けてくれないところもありますので行く前に確認する方が確実です。

母子手帳を持っていく

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もし歯の治療中に対象が悪くなったり産気づいた場合、母子手帳がないと困ったことになります。

念のためいつも持ち歩くようにしましょう。

歯の麻酔は心配いらない

妊娠中の歯の治療で心配されるのが麻酔の胎児への影響ですが、歯の麻酔は局部麻酔で歯の神経だけに作用しますので胎児への影響はほとんどありません。

麻酔をせずに痛みを我慢する方がよくありませんので麻酔はしてもらった方が良いでしょう。

なるべく楽な体勢で治療してもらう

妊娠後期はお腹が大きくて仰向けに寝るのは辛いですよね。

しかし、歯医者の治療中はほぼ仰向けの体勢です。

歯医者さんにさ相談してできるだけ楽な体勢で治療してもらうようにしましょう。

親知らずの抜歯は避ける

妊娠後期の虫歯治療は普通のものは心配なくできますが、親知らずの抜歯は避けた方が無難です。

親知らずを抜くと腫れたり強い痛みが出たりするので産後の方が良いでしょう。

歯の治療は早い方が良い!妊娠後期の虫歯治療

妊娠後期に虫歯がある場合、治療するか産後まで待つか悩むところですよね。

虫歯の状態にもよりますが、あまりひどい虫歯を放置したままにすると手遅れになって歯がダメになってしまうこともあります。

また、虫歯があるまま出産になってしまい、陣痛を耐えている時に虫歯まで痛み出したらお産に集中できません。

出産は歯を食いしばってするので虫歯はないに越したことはありません。

本当なら妊娠中期に歯医者に行って治療しておくのが望ましいです。