妊娠後期の内診でぐりぐりが痛い!臨月の内診の目的と内容

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妊娠中は定期的に健診にいくことが定められています。

妊娠超初期と妊娠後期は毎週健診があり結構大変です。

特に妊娠後期の妊婦健診は大きなお腹を抱えての通院になりますので負担が大きいですね。

妊娠超初期の妊婦健診はまだ赤ちゃんが安定していないこともあり、週1くらいのペースで通います。

これで赤ちゃんの心拍が確認できれば健診の間隔も4週に1度など開いていきます。

厚生労働省の定める妊婦健診の間隔では、妊娠初期〜23週までは4週間に1回、妊娠24〜35週では2週間に1回、35週以降の妊娠後期は1週間に1回とされています。

妊娠後期は妊婦健診の間隔が短いので金銭的にも体力的にも負担が大きいですね。

そんな妊娠後期の妊婦健診で嫌なことの一つに「グリグリと痛い内診」があります。

私も5人の子供を出産している母親ですが、この妊娠後期のグリグリ内診は初めての時びっくりしたのを覚えています。

もういつ生まれてもおかしくない状態の妊婦の膣をグリグリと刺激するなんてお医者さんひどい!なんて思っていました。

しかし、痛くて嫌な妊娠後期の内診にはいくつかの目的があります。

  • 赤ちゃんの頭の位置を知る
  • 子宮口の硬さ、開き具合を知る
  • 子宮頚管の状態を知る

妊娠後期の内診で以上のことがわかれば、だいたいあとどれくらいで生まれそうかお医者さんが判断してくれますよ。

グリグリと子宮口を刺激されるのは、出産に向けて子宮口を柔らかくするためです。

ちょっと痛くてびっくりしてしまいますが、元気な赤ちゃんに会うために頑張りましょう。

妊娠後期の内診は何をしているの?

妊娠後期の内診ではお医者さんが直接膣に指を入れて触診します。

触診することによって正確に妊婦さんの体の状態を知ることができるからです。

妊娠初期にも内診は多く行われますが、妊娠中気になるとエコーでの診察が主になり内診はあまりしませんよね。

妊娠後期になり久々の内診にちょっと緊張してしまうかも?

しかし、まだ赤ちゃんが不安定な時期の妊娠初期と、もうすぐ生まれる大事な時期の妊娠後期には内診は必要なことなのできちんと受けてくださいね。

産婦人科のお医者さんは何人もの妊婦さんを内診してきていますので、触診することによって膣の異常や赤ちゃんの変化などエコーではわからないことに気づくこともあります。

子宮頚管の柔らかさによってお産が近づいているのか、早産気味なのかもわかるのですが、これはエコーではわからないことです。

触診することで直接さわって硬さを確かめるというのは重要なことなのです。

妊娠後期の内診、3つの目的とは

妊娠後期の内診を行うのには3つの目的があります。

  • 赤ちゃんの頭の位置を知る
  • 子宮口の硬さ、開き具合を知る
  • 子宮頚管の状態を知る

この3つの目的はどれもお産が近づいているサインを知るものです。

妊娠後期はいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくありません。

だいたいどのくらいお産が近いのかをお医者さんも調べてくれます。

赤ちゃんの頭の位置が下がってきていればお産は近づいていると言ってよいでしょう。

内診することでどのくらいの位置に赤ちゃんお頭があるのかわかります。

子宮口が開いてくる、柔らかくなってくればお産が近いです。

逆に硬く閉じている時は予定日過ぎていてもお産にはもう少しかかりそうです。

子宮頚管もお産が近づくと短く柔らかくなります。

妊婦さんの体はそれぞれなので一概には言えませんがお産が進んでいるかの手がかりになりますね。

妊娠後期で痛い!グリグリ内診って何?

妊娠後期の内診には妊娠初期の内診とは違った目的があります。

膣の状態や子宮口の状態から出産時期を割り出すのもその一つですが、お産がなかなか進んでいかない妊婦さんのお産を促す目的もあるのです。

出産を経験している先輩ママさんならほとんどが経験しているであろう「グリグリ内診」。

初めての妊娠中の妊婦さんはなんのことだかわからないでしょう。

妊娠後期、特に予定日過ぎてしまっていたりすると、よくやられるのがグリグリと痛いくらいにやられる内診です。

「え!?なんで痛いことするの?怖い!」と思った方、安心してください。

これも赤ちゃんに会うためには必要なことなのです。

グリグリ内診とは、子宮を卵膜の一部をはがしてやることで子宮口を開きやすくし、出産を早めようとする行為です。

普通は予定日を過ぎてもなかなか生まれてこない時にお医者さんがやります。

間違っても自分でグリグリしてはいけませんよ!

子宮と卵膜の剥離によって子宮収縮が促され、「あ!出産に向けて準備しなきゃ!」と子宮口がだんだん柔らかく開いてきてお産が進んでいくのです。

これも個人差がありますのでグリグリしたから絶対にお産が進むとも言い切れませんが、グリグリがきっかけで赤ちゃんが生まれることもあります。

このグリグリが妊婦さん結構涙が出るくらい痛かったと言われていますが、私はそこまで痛くはありませんでした。

グリグリ内診が痛くならないコツは、内診の時に脱力してリラックスすること。

体に余計な力が入っていると内診は痛く感じてしまいます。

先生を信頼してリラックスして内診に臨みましょう。

妊娠後期の内診は出産準備に欠かせない!

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妊娠後期の内診には出産の進み具合を知るための3つの目的がありましたね。

内診することによって妊婦の体の状態を詳しく知り、お産が正常に進んでいるか判断する材料になります。

また、内診で刺激を与えることによってお産を誘発する効果も期待できます、

妊娠後期の内診は妊娠最後の仕上げには欠かせないことです。

痛いとか、恥ずかしいとかネガティブなことばかりに目を向けず、もうすぐ赤ちゃんに会えるんだ!と楽しみにしながら受けてくださいね。

内診が痛いと思ったらリラックスして力を抜くのがオススメですよ!