生揚げの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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生揚げは、見た目油揚げの厚みがあるもののようですが、中身が木綿豆腐。

厚く切った豆腐の水気を切って油で揚げたものです。

豆腐の食感と油揚げの香ばしさ、両方を味わうことができるおいしい食材です。

生揚げといってぴんとこない方も、厚揚げというとわかると思います。

生揚げと厚揚げは同じもので、地方によって呼び方が違うだけ。

生揚げは、たんぱく質、カルシウム、鉄など栄養成分がとても豊富。

色々な料理に使用することができて、食べやすいのが嬉しいですよね。

焼いてしょうがと醤油をかけるだけでも、おいしくて値段も安いので、食卓でもよく食べられるのではないでしょう?

使いやすい生揚げですが、きちんと保存しないと、カビが生える可能性があるのをご存知ですか?

ここでは生揚げの正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューなど、生揚げについて詳しく紹介します。

 生揚げはどのくらい日持ちする?賞味期限は3~4日!

生揚げは、油揚げと違って中まで火が通るまで揚げていませんので、長期間保存することはできません。

外側は油揚げのような食感と香ばしさ、中は豆腐の食感が残るように揚げ加減を調整しているのですね。

おいしく食べるには、賞味期限内で食べ切ってください。

生揚げを豆腐屋さんなどで購入するときは、見た感じに柔らかいもので、触ると弾力があるもの。

油の匂いが気になるものは、古い可能性があるので避けます。

スーパーで購入するときは、香りや弾力はわかりませんので、賞味期限が遠いものを選びましょう。

 生揚げの保存方法!

生揚げは、すぐ食べないときは冷凍して保存すると、長期間保存が可能です。

生揚げをおいしく食べるために、正しい保存方法を紹介します。

 生揚げの正しい冷凍保存方法

生揚げは冷凍保存もできる食材。

でも、冷凍保存すると、食感が変わります。

豆腐を冷凍保存したときも、凍り豆腐のようにスポンジのような食感になりますが、生揚げも中は木綿豆腐なので、スポンジのような食感になります。

もともとの生揚げの食感が好きな人は、冷凍よりも冷蔵保存したほうがいいでしょう。

生揚げを冷凍保存するときは、使いやすい大きさに切って、保存袋に重ならないように並べて保存します。

冷凍する前に、熱湯をかけて油抜きをしてキッチンペーパーで水分をふき取り保存すると、解凍したときの油くささがなくなります。

解凍するときは自然解凍して、水分を絞って煮物に使うと、味がすごくしみこんでおいしいですよ。

また、凍ったまま料理に使うこともできます。

 生揚げの正しい冷蔵保存方法

生揚げは常温保存できないので、冷蔵庫で保存します。

開封前なら購入した袋にいれて、冷蔵庫へ。

開封した後は、キッチンペーパーに包んで保存袋に入れて保存します。

冷蔵庫で3~4日保存可能ですが、切った後は、なるべく早く食べ切ってしまいましょう。

 ワンポイントアドバイス

生揚げは、油揚げと同じように、使うときは熱湯をかけて油抜きして使います。

油ぬきをする理由は、油くささを取るため、酸化した油をとるため、などの理由があります。

また表面の油をとることで、生揚げに味がしみこみやすくなります。

油抜きをすることで、カロリーがダウンしてヘルシーにもなるので、忘れずに行ってくださいね。

 冷凍しておいた生揚げを使った4つのメニュー

冷凍した生揚げは、食感がかわりますが、それにあわせたメニューを作ることができます。

冷凍した生揚げのおすすめメニューを紹介します。

 生揚げ揚げ出し豆腐

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冷凍した生揚げは、ぎゅっと絞って水分を抜くことができるので揚げだし豆腐にすると、だしがしみこんでとってもおいしいです。

【材料】

冷凍生揚げ 2枚

大根1/4

しょうが ひとかけ

★ だし汁 1カップ

★ しょうゆ 大さじ2

★ みりん 大さじ2

★ 塩 少々

なめこ 1袋

① 生揚げは自然解凍して、水気を絞り、半分に切ります。

② 大根としょうがはすりおろします。

③ 鍋に★の材料を入れて暖め、さっと洗ったなめこを加えてひと煮たちさせます。

④ 生揚げに大根としょうがのすりおろしをのせて、③をかけてできあがり。

 生揚げのニラ炒め

水切りした生揚げは炒め物にも相性がいいです。手早くできるのでおすすめ。

【材料】

冷凍生揚げ 2枚

にら 1束

酒 大さじ2

オイスターソース 大さじ1

① 生揚げは冷蔵庫で自然解凍、手で絞って水気を切ります。

② 生揚げを一口大に切り、ニラは4cmくらいに切ります。

③ フライパンにサラダ油を入れて、生揚げとニラをいため、オイスターソースと酒で味付けして出来上がり。

 生揚げのうま煮

冷凍した生揚げは煮物に最適。味がしみこんでおいしく仕上がります。覚えておきたいレシピですね。

【材料】

冷凍生揚げ 1枚

にんにくの茎 1束

ねぎ 1本

うずらの卵水煮 8個

★ 中華スープ1カップ

★ 醤油 大さじ2

★ 酒 大さじ1

★ 砂糖 大さじ1

★ ごま油 小さじ2

片栗粉 適量

① 生揚げは自然解凍し、水気を絞っておきます。

② にんにくの芽は4~5cmの長さに切ります。ねぎは斜め切り。

③ ★の材料を合わせておきます。

④ フライパンに油を熱し、ねぎを炒め香りがたったら、生揚げ→にんにくの茎の順番に炒めます。③の煮汁をフライパンに入れます。

⑤ うずらの卵をくわえて煮ます。

⑥ 水溶き片栗粉を入れてとろみがついたら出来上がり。

 生揚げのあんかけ

きのこを大量に使ったきのこあんかけ。値段もやすくヘルシーメニューです。

【材料】

冷凍生揚げ 2枚

なましいたけ 6個

えのき 1袋

★ スープ 1.5カップ

★ 酒 大さじ1

★ オイスターソース 大さじ1

★ 砂糖 小さじ1

★ しょうゆ 小さじ1

★ ごま油 大さじ1/2

片栗粉適量

① 生揚げは自然解凍して8つに切ります。

② しいたけは軸を切って薄切りに、えのきは根元を切り半分に切ってほぐします。

③ ★の材料を耐熱容器に入れて、生揚げを加えて、電子レンジで4分加熱。生揚げだけを取り出してお皿に盛ります。

④ 煮汁にきのこを入れてさらに3分加熱。水溶き片栗粉を入れて1分加熱。

⑤ 4をよく混ぜて、生揚げにかけて出来上がり。

 生揚げの作り置きメニュー

生揚げは色々なメニューに使うことができて、作り置きメニューも多数。

おすすめの生揚げのメニューを紹介します。

 生揚げのピカタ

【材料】

生揚げ 2枚

卵 2個

にら 1/4束

小麦粉 適量

片栗粉 小さじ1

① 生揚げは半分に切って、さらに厚さも半分にします。小麦粉を全体にまぶします。

② ニラはみじん切りにして、ほぐした卵の中に入れ混ぜます。水溶き片栗粉を入れます。

③ フライパンにサラダ油を熱して、衣に生揚げをくぐらせて、並べて両面焼きます。

お好みのソースで食べる、お弁当にもおすすめの常備菜です。

 生揚げのピリ辛炒め

【材料】

生揚げ 3枚

しょうが 15g

にんにく 1かけ

サラダ油 大さじ3

豚ひき肉 150g

豆板醤 小さじ1

ねぎ 少々

★ 水 150ml

★ 砂糖 大さじ3

★ 酒 大さじ5

★ しょうゆ 大さじ5

① 生揚げは1cmの熱さに切って、しょうがとにんにくは千切り。

② オーブントースターで生揚げをカリッと焼きます。

③ 鍋にサラダ油を足して、みじん切りにしたしょうがとにんにくを入れて炒め、香りが出たらひき肉を加えてばらばらになるまで炒めます。豆板醤を加えます。

④ ★の調味料を入れて、焼いた生揚げをいれ、汁気がなくなるまで煮ます。お皿にもってねぎのみじん切りを散らして出来上がり。

 まとめ

生揚げの正しい保存方法、消費期限、おすすめの冷凍生揚げのメニューを紹介しました。

冷凍した生揚げは、違った食感になるので、煮物にすると味がしみこんでおいしいですね。

食べるときは油抜きすると、おいしさもアップします。

正しい保存方法で、おいしい生揚げを食べてくださいね!