授乳中に生ハムを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と注意点やレシピ

授乳中は母乳のために健康的な食事を意識しますよね。

嗜好品をできるだけ避けているお母さんも多いと思います。

さらに、妊娠中に良くないとされていた食べ物は、授乳中でもなかなか手が出せないと思います。

そこで今回は、リステリアなどの食中毒が気になる生ハムについて。

記事のポイントは3つです。

  • 授乳中に生ハムを食べても大丈夫?
  • 授乳中に生ハムを食べる時の注意点
  • 授乳中におすすめな生ハムを使ったレシピ

それでは解説していきます。

参考にしてみてください。

授乳中に生ハムを食べて大丈夫?

授乳中でも生ハムを食べて大丈夫です。

生ハムで気になるのは、リステリアやトキソプラズマによる食中毒だと思います。

これらは妊娠中に感染すると、流産や胎盤を通して胎児に視力障害や脳性まひなどの症状をもたらす可能性のある危険なものです。

妊娠中に避けた方が良い食べ物として、生ハムはよく挙げられていますよね。

母乳は母体にもともと蓄えられている栄養分をもとに作られており、母乳が作られる乳腺は、消化された食物が通る肝臓への血管やリンパ管と直接つながっていません。

そのため、食べたものの成分がそのまま母乳に出てくることはなく、授乳中に食品からこれらの菌で食中毒にかかったとしても、母乳を介して菌が赤ちゃんへ移行することはありません。

授乳中の食中毒で心配なのは、下痢や嘔吐により脱水傾向になると母乳の分量が減ることや、吐き気などで赤ちゃんの世話が困難になることです。

授乳中に安心して生ハムを食べるための注意点

生ハムを食べても赤ちゃんへの直接的な影響はありませんが、安心しておいしく食べるために気をつけてほしい事が2点あります。

食べ過ぎに注意する

生ハム100g中の成分をその他の肉類と比較して見てみましょう。

エネルギー たんぱく質 脂質 ナトリウム カリウム マグネシウム ナイアシン ビタミンC
単位
生ハム 247 24.0 16.6 1100 470 27 9.9 18
牛ヒレ 223 19.1 15.0 40 340 22 4.3 1
鶏もも 204 16.6 14.2 62 290 21 4.8 3

参考_日本食品標準成分表|文部科学省

薄くスライスされていて手軽に食べられますが、加工によりナトリウムがとても多く含まれており、カロリーも他の肉類と同等以上にあります。

厚生労働省は、

18歳~49歳女性のナトリウムの目標量(食塩相当量:g/日)を7 g/日としています。

参考_日本人の食事摂取基準(2015年版)|厚生労働省

食塩1gをナトリウムに換算すると、393㎎になります。

1日に取るナトリウムが生ハムからだけであったとしても、35g食べると1日分のナトリウムを摂ることになります。

ナトリウムはその他食品でも気づかぬうちに摂取していることが多いです。

ナトリウムの過剰摂取は高血圧や胃がんなどのリスクにもなるので、1食ずつから摂り過ぎには気をつけていきましょう。

食中毒に注意する

スポンサードリンク


生ハムから感染する可能性のあるリステリアやトキソプラズマは加熱により死滅する菌ですが、生ハムとして食べる時に加熱することは少ないと思います。

授乳中の場合、加熱以外でも食中毒の予防策をしっかり行えば問題なく食べられます。

  • 購入後は速やかに冷蔵庫に保管する
  • 賞味期限内に食べる
  • 開封後は賞味期限にかかわらず、速やかに食べきる

基本的なことですが、これらを徹底するだけでも効果的です。

UNICEF/WHOの『母乳育児支援ガイド』には、「母親が種々の食品を十分に食べていれば、必要なたんぱく質、ビタミン、ミネラルがとれます。

母親は母乳育児をしている時も、特別な食べ物を食べたり、特定の食べ物を避ける必要はありません」と記されています。

健やかに母乳育児を続けていくためには、神経質になり過ぎず、お母さんがおいしいと感じながら食ベることが大切だということです。

授乳中におすすめな生ハムを使ったレシピ

少し手を加えるだけで生ハムの楽しみ方が広がります。ぜひ試してみてください!

なんちゃってユッケ丼

今ではなかなか食べられなくなったユッケを生ハムで再現!

切って調味料と混ぜるだけの簡単レシピです。

丼にせず小鉢でユッケを楽しと塩分やカロリーを抑えられそうですね。

生ハムポテト包み

生ハムの塩気とジャガイモがよく合いおつまみにもバッチリ!

見た目もちょっとおしゃれで食卓が華やかになります。

じゃがいもと一緒に食べるので、満腹感を得やすく食べ過ぎ予防にもなります。

まとめ

生ハムを食べる時には、リステリアやトキソプラズマによる食中毒が気になりますが、食中毒菌が母乳を介して赤ちゃんに直接影響を及ぼすことはありません。

ただし、お母さんが食中毒になると下痢や嘔吐で水分が奪われた時に母乳の出が悪くなることがあり、吐き気や腹痛がある状態での赤ちゃんのお世話はとても大変なので、食中毒には十分気をつけましょう。

冷蔵庫での保管と、速やかに食べきることを徹底するだけでも食毒の予防になります。

生ハムには他の肉類と同等のカロリーがあり、ナトリウムは大変多く含まれています。

手軽に食べてしまいがちですが、塩分やカロリーの摂り過ぎにならないよう食べる量には気をつけましょう。

健やかな母乳育児を行うためには、神経質になりすぎず好きなものも適量取り入れながら食事を楽しんでいってください。

スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です