生クリームの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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ケーキやお菓子作り、料理にも使うことができる生クリーム。

ホイップすると甘くておいしい、子供が大好きなケーキの上にのせる生クリームになります。

生クリームは小さいパックでも、なかなか使いきれず残ってしまうこと多いですよね。

残ってしまった生クリームは、きちんと保存しないと、へんな匂いがしたり、変色したりしてだめになってしまいます。

おいしい生クリームですが、長持ちさせるためには、どのように保存すればいいのでしょうか?生クリームの正しい保存方法、消費期限、おすすめの生クリームのメニューを紹介します。

 生クリームはどのくらい日持ちする?賞味期限は〇日!

スーパーなどに売っているパックの生クリームは、実は2種類あるのをご存知ですか?

値段が大きく違うので、不思議に思った方も多いのではないでしょうか。

二つの違いはパッケージに記載されている、表示名を見るとわかります。

パッケージに「クリーム」とかかれたものは、乳脂肪分18%以上のもの。

「乳又は乳製品を主要原料とする食品」とかかれているものは、乳化剤、安定剤、植物性脂肪を混ぜたものです。

植物性のものは、色が白く、あっさりしていて、あわ立てに少し時間がかかります。

生クリームのほうは、コクと味わいが濃く、短時間でホイップできますが分離しやすいデメリットもあります、値段も植物性に比べると高価ですね。

実はこの2種類、保存性にも違いがあります。

植物性のほうが、添加物の関係で保存性がよく、賞味期限も長く設定されています。

クリーム表示のものは、無添加で生乳を使用しているので、賞味期限も短いです。

購入するときは、それぞれの特徴を知った上で、料理に合った生クリームを購入してください。

 生クリームの保存方法!

生クリームは傷みやすい食材なので、保存するときは傷まないように正しく保存することが大切です。

生クリームの正しい保存方法を紹介します。

 生クリームの正しい冷凍保存方法

生クリームを冷凍保存できるのは、ちょっと驚きではないですか?

でも、冷凍するときはちょっとした工夫が必要!

生クリームは液体のまま冷凍保存することはできません。

解凍したときに、分離してしまいます。

冷凍するときは、ホイップして冷凍!

ホイップしたものを、ラップを敷いた金属トレイにきれいに絞って、冷凍します。

完全に凍ったら、保存袋や容器に入れてもOK。

食べるときは凍ったまま、クッキーやプリンにそえたり、凍ったまま紅茶やコーヒーに入れてもおいしいですね。

凍った生クリームは、変わった食感がおいしいので、一度試してみてください!

生クリームの冷凍での保存期間は1ヶ月です。

 生クリームの正しい冷蔵保存方法

生クリームは、傷みやすく開封後は冷蔵保存で、1~2日しか持ちません。

劣化すると、へんな匂いがして色も黄色っぽくなり、水分が出てきます。

こうなったら、完全に傷んでいますので、捨ててしまったほうがいいですね。

中途半端に残ってしまったら、迷わず冷凍してください。

生クリームを冷蔵庫で保存する場合は、5℃前後の温度で保存し、振動があるドアポケットには入れないようにします。

ドアポケットの振動を受けていると、ホイップできなくなってしまう可能性があります。

開け口をクリップでしっかりととめて、保存します。

開封すると、劣化しやすくなりますので、傷まないうちに使って下さい。

使う前には、匂いを確認するといいですね。

 ワンポイントアドバイス

生クリームは、冷凍すると分離してしまいます。

液体のものはもちろん、ホイップして冷凍しても解けたときに分離する可能性が高くなります。

お菓子作りに使うのは、むいていないので、料理に使ったほうがいいですね。

またコーヒーや紅茶に入れるのもおすすめです。

 冷凍しておいた生クリームを使った3つのメニュー

冷凍した生クリームは、ホイップされた状態で冷凍されています。

おすすめの冷凍した生クリームのメニューを紹介します。

 ティラミス

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市販のカステラを使うので、簡単おいしいティラミスです。

【材料】

カステラ 2袋

冷凍生クリーム 600g

クリームチーズ 1箱

コーヒーシロップ 大さじ3

砂糖 大さじ6

水 200cc

オレンジキュラソー 少々

ココアパウダー 適量

① 市販のカステラは1cm幅に切ります。

② 生クリームは冷蔵で解凍しておきます。

③ クリームチーズはレンジで加熱して柔らかくしておきます。

④ クリームチーズと、生クリームをボールの中でよく混ぜておく。

⑤ 容器にカステラを敷き詰め、コーヒーシロップ、オレンジキュラソーをハケで塗ります。

⑥ ④をカステラの上にのせます。

⑦ クリームチーズの上にさらにカステラを敷き詰めて、再びコーヒーシロップを塗ります。

⑧ ④をカステラに上にさらにのせます。

⑨ 冷やして出来上がり。食べるときはココアパウダーを振ってください。

 クリーム大福

凍らせた生クリームを使うことで、簡単にできるクリーム大福です。

【材料】

冷凍生クリーム 100cc

こしあん 200g

砂糖 大さじ1

求肥

片栗粉 適量

① 生クリームは3~4gに絞ったものをたくさん冷凍しておきます。

② こしあんは10等分します。

③ ラップの上にこしあんを広げて伸ばし、凍らせた生クリームをのせ、あんこで生クリームを包みます。

④ ③の状態を10個作り、2時間冷凍します

⑤ 求肥に④を包んでできあがり。

生クリームの代わりにイチゴを入れるとイチゴ大福になります。

 枝豆のポタージュ

暖めても冷やしてもおいしいポタージュスープ。

【材料】

枝豆 400g

冷凍生クリーム200ml

たまねぎ 1/2個

じゃがいも 1個

コンソメ 1個

塩 小さじ1

粗挽きこしょう 適量

① 枝豆は皮をとります。たまねぎは薄切り、じゃがいもは小さくカットします。

② たまねぎとじゃがいもはゆで、枝豆も入れてゆでます。

③ 豆が柔らかくなったら火を止めて、ミキサーに入れられるまで冷ましてください。

④ 煮汁ごとミキサーにかけて、粒粒になるまで攪拌して鍋に戻します。

⑤ 冷凍した生クリームを入れて火にかけます。

⑥ コンソメと塩で味を調えて出来上がり。

 生クリームの作り置きメニュー

おやつや料理に幅広く使える生クリーム。

生クリームを使った作り置きメニューを紹介します。

 簡単キッシュ

生クリームはコクのある動物性のものを使います。

【材料】

じゃがいも 3個

ベーコン 3枚

枝豆 ひとつかみ

★ 卵 3個

★ 牛乳 ①カップ

★ 生クリーム(動物性) 1/2カップ

コンソメ 小さじ2

ナツメグ 少々

塩 少々

こしょう 少々

細切りチーズ 100g

① じゃがいもは5mmくらいの千切りにします。

② ベーコンも同じように切ります。

③ ふたつきの耐熱容器にじゃがいもを入れて、蓋をしてレンジで2分加熱します。

④ じゃがいもの上にベーコンを入れて、さらに1分加熱。

⑤ コンソメ、ナツメグ、塩コショウを加えて混ぜます。

⑥ 耐熱皿に移し、枝豆を散らします。

⑦ 卵を溶かし、生クリームと牛乳を加えて卵液を作ります。

⑧ ⑥の具に卵液をかけて、チーズは円をかくようにふちからかけて、全体にかけます。

⑨ あらかじめ200度に暖めておいたオーブンで20分焼きます。

焼きあがったら、竹串をさしてついてこなければ大丈夫。暖かくてもおいしいですが冷やしたほうがとりわけ安いです。

 冷凍生クリームとアイスのパフェ

冷凍生クリームがおいしい冷たいパフェです。

【材料】

生クリーム 100cc

砂糖 適量

アイス各種 お好み 200cc

コーンフレーク 適量

ヨーグルト 適量

① 生クリームは砂糖を入れてホイップします。

② 大き目のグラスに生クリームを詰めて、冷凍庫で凍らせます。

③ 食べるときは、アイス、コーンフレーク、ヨーグルトをかけて食べます。

 まとめ

生クリームの正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。

市販品であけていない生クリームの賞味期限は3ヶ月と長いですが、一度あけてしまうと1~2日でだめになってしまう生クリーム。

でも、つい中途半端に残ってしまいますよね。

そんなときは、ホイップして冷凍して、料理に使うのがおすすめです。

おすすめのメニューも紹介しましたので、参考にしてくださいね!